Mリーグ2020レギュラーシーズンは54日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回は渋谷アベマズが勝利。
松本吉弘選手があわや1日2連勝の活躍で、1着2着を獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 54日目(1月8日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +340.9 | 2位 |
コナミ麻雀格闘倶楽部 | +75.3 | 3位 |
チーム雷電 | ▲62.4 | 5位 |
赤坂ドリブンズ | ▲174.0 | 6位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
渋谷アベマズの松本吉弘選手がプレイヤーズ解説です。
実況 : 小林未沙
解説 : 松本吉弘
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、黒沢選手が得意の高打点のアガリをきめてトップにたつ。
それを村上選手が満貫のアガリで追いかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | 雷電 | 風林火 | 麻雀格 |
- | 選手名 | 村上 淳 | 黒沢 咲 | 滝沢 和典 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲1000 | 4000 1000 ▲1000 | ▲1000 |
東2 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
東3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 12000 300 2000 | ▲12000 ▲300 ▲1000 | ||
東4 | 流局 リーチ | 1500 | ▲1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 |
東4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 8000 300 3000 ▲1000 | ▲8000 ▲300 | ▲1000 | |
南入 | 持ち点 | 33800 | 35800 | 21200 | 9200 |
【東1局】
EX風林火山の滝沢和典選手が6巡目に先制リーチ。
この手をすぐにツモアガリ、滝沢和典が1000・2000で穏やかなスタート。
(滝沢和典、ペンカン七筒が入って両面まちリーチは好感触)
【東3局1本場】
流局の親流れをはさんで東3局1本場。
チーム雷電の黒沢咲選手がひとつポンして
そこにコナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手がリーチを打つ。
この勝負は寿人選手が放銃、黒沢選手が跳満のアガリをきめる。
(黒沢選手、鳴いても跳満はさすが信頼の黒沢ブランド)
【東4局】
黒沢選手が終盤にテンパイ、ダマテンで様子をみていく。
そこに寿人選手がリーチにいく。さらに村上選手も最後にテンパイ。
結果はアガリが出ず流局、ふたりテンパイで親の連荘。
【東4局1本場】
赤坂ドリブンズの村上淳選手が中盤に先手をとってリーチ。
そこに親の寿人選手が追っかけリーチにいく。
結果はテンパイした滝沢選手が放銃、村上選手が満貫のアガリで南場へ。
(滝沢選手、3着から満貫でオリていたら麻雀にならない。放銃やむなし)
第1試合 南場
南場は、村上選手と黒沢選手がそれぞれアガってトップ争い。
終盤戦では僅差のトップ争いが激しさを増します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | 雷電 | 風林火 | 麻雀格 |
- | 選手名 | 村上 淳 | 黒沢 咲 | 滝沢 和典 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 33800 | 35800 | 21200 | 9200 |
南1 | ロン 供託 リーチ | 5800 2000 ▲1000 | ▲5800 ▲1000 | ||
南1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 8000 300 1000 ▲1000 | ▲8000 ▲300 | ||
南2 | ツモ | ▲300 | ▲500 | 1100 | ▲300 |
南3 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 2600 300 2000 ▲1000 | ▲2600 ▲300 | ||
終了 | 持ち点 | 46200 | 42600 | 21300 | ▲10100 |
【南1局】
親の村上選手が中盤に先制リーチ。同巡、寿人選手が追っかけリーチにいく。
このめくり合いは寿人選手が放銃、村上選手が5800のアガリでトップにたつ。
(寿人選手、チートイツでリーチにいったが、ここは実らず)
【南1局1本場】
黒沢選手が7巡目に戦手をとってリーチを打つ。
このリーチに寿人選手が一発で放銃、黒沢選手が満貫のアガリでトップ逆転。
(黒沢選手が一巡まわしてリーチで、一発がついた)
【南2局】
滝沢選手が終盤にチーしてテンパイ。そこに黒沢選手がドラをポンしてテンパイ。
結果は滝沢選手がツモアガリ。300・500で親の満貫をかわす。
(滝沢選手、アガれたのでドラを切ったかいがあった)
【南3局】
村上選手が5巡目に先制リーチを打つ。他の3選手は手が入らず守備にまわる。
結果はアガリが出ず流局。ひとりテンパイの親流れでオーラスへ。
【南4局1本場】
2着目の村上選手が6巡目に3面まち先制リーチにいく。
ラス目で勝負の寿人選手がすぐ放銃、村上選手が2600のアガリでトップ逆転。
自らのアガリで試合をきめて、村上選手がトップ獲得をきめる。
(寿人選手、この状況ではもう勝負にいくしかない。放銃やむなし)
第1試合 結果
第1試合は、オーラスで逆転をきめた村上選手がトップ獲得。
高打点を2回きめた黒沢選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 赤坂ドリブンズ | 村上淳 | +66.2 | ▲107.8 |
2着 | チーム雷電 | 黒沢咲 | +22.6 | ▲39.8 |
3着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | ▲18.7 | +322.2 |
4着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | ▲70.1 | +5.2 |
第2試合 東場
東場は、軽いアガリが先行してチャンス手がかわされる展開に。
それぞれの選手がアガって、全員が持ち点2万点台で南場にむかいます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | 麻雀格 | ドリブ | 風林火 |
- | 選手名 | 萩原 聖人 | 佐々木 寿人 | 鈴木 たろう | 滝沢 和典 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | 5200 2000 ▲1000 | ▲5200 ▲1000 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | 3900 1000 | ▲3900 ▲1000 | ||
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲500 ▲100 | 1500 300 1000 | ▲500 ▲100 ▲1000 | ▲500 ▲100 |
東2-2 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
東3-3 | ロン 本場 供託 | ▲5200 ▲900 | 5200 900 1000 | ||
東4 | ロン | ▲3900 | 3900 | ||
東4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | 8000 300 1000 ▲1000 | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 |
南入 | 持ち点 | 27800 | 23500 | 21600 | 27100 |
【東1局】
EX風林火山の滝沢和典選手が7巡目に先制リーチ。
そこに赤坂ドリブンズの鈴木たろう選手が追っかけリーチにいく。
このめくり合いは滝沢選手が放銃、たろう選手が5200のアガリで好スタート。
(たろう選手、追っかけリーチからのアガリは好感触)
【東2局】
コナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手が先制テンパイ、ダマテンで変化をみる。
そこにたろう選手が中盤にリーチを打つ。さらに滝沢選手がテンパイしてダマテン。
結果はたろう選手が放銃、寿人選手が3900のアガリで親の連荘。
(寿人選手、テンパイのまちどりに苦労するも、アガリきった)
【東2局1本場】
たろう選手がドラの暗槓から6巡目に先制リーチをかける。
そこに寿人選手がひとつポンからテンパイ、ダマテンでかわしにいく。
結果は寿人選手がツモアガリ、500オールで高打点リーチをかわす。
(寿人選手、跳満倍満がみえるリーチをかわす。点数以上に大きなアガリ)
【東3局3本場】
親流れの流局をはさんで東3局3本場。
滝沢選手が中盤に先制テンパイ、ダマテンで変化をみる。
すぐに寿人選手が放銃、滝沢選手が5200のアガリで親番をむかえる。
(滝沢選手が慎重にアガリきった。これで4選手の持ち点が横並びに)
【東4局】
たろう選手が3つ鳴いて中盤にチンイツのテンパイ。
そこに親の滝沢選手がテンパイ追いつく、ダマテンで変化をみる。
さらにチーム雷電の萩原聖人選手がテンパイ追いつく、こちらもダマテン。
結果は萩原選手が放銃、滝沢選手が3900のアガリで親の連荘。
(萩原選手、チートイツで滝沢選手とたろう選手のあたり牌つかんだ。放銃やむなし)
【東4局1本場】
寿人選手がひとつ鳴いてから中盤にテンパイ。そこに萩原選手がリーチを打つ。
この勝負は萩原選手に軍配、2000・4000のツモアガリで南場へ。
(ここまで沈黙の萩原選手がアガって4選手が横並び。接戦で面白い)
第2試合 南場
南場は、引き続き4選手が横並びの接戦が続く。
そこにたろう選手が満貫をきめて、ひとり抜け出し終盤戦へ。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | 麻雀格 | ドリブ | 風林火 |
- | 選手名 | 萩原 聖人 | 佐々木 寿人 | 鈴木 たろう | 滝沢 和典 |
- | 持ち点 | 27800 | 23500 | 21600 | 27100 |
南1 | ツモ 供託 リーチ | ▲2600 | ▲1300 | 5200 1000 ▲1000 | ▲1300 |
南2 | ツモ | ▲2000 | ▲4000 | 8000 | ▲2000 |
南3 | ツモ | 1100 | ▲300 | ▲500 | ▲300 |
南4 | ロン | ▲16000 | 16000 | ||
終了 | 持ち点 | 8300 | 33900 | 34300 | 23500 |
【南1局】
たろう選手が7巡目に先手をとってリーチ。
これをスッとツモアガリ、1300・2600のアガリでますます混戦に。
(トップからラスまで5千点以内。ここからヨーイドンの短期決戦)
【南2局】
たろう選手がひとつ鳴いてから終盤に先制テンパイ。
すぐにたろう選手がツモアガリ、2000・4000で混戦から一歩抜け出す。
(たろう選手がこの試合初の高打点。これでかなり優位にたった)
【南3局】
萩原選手が中盤に先制テンパイ、役なしをダマテンで変化をまつ。
すぐにこれをツモアガリ、萩原選手が300・500で2着浮上してオーラスへ。
(萩原選手、場況が煮詰まっていたのでフリテンリーチは難しいところ)
【南4局】
たろう選手がひとつポンして中盤にテンパイ。親の滝沢選手にもテンパイが入る。
さらに寿人選手がチンイツのテンパイをダマテンで静かに狙う。
この勝負は萩原選手がリーチ宣言牌で放銃、寿人選手が倍満で2着逆転に成功。
このアガリでたろう選手が僅差でのトップ獲得をきめる。
(萩原選手、トップが目の前に見えているので放銃やむなし)
第2試合 結果
第2試合は、中盤戦でたろう選手が抜け出して逃げ切り、トップ獲得。
オーラスに倍満をきめた寿人選手がラス目から2着逆転に成功しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 赤坂ドリブンズ | 鈴木たろう | +54.3 | ▲53.5 |
2着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | +13.9 | +19.1 |
3着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | ▲16.5 | +305.7 |
4着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | ▲51.7 | ▲91.5 |
Mリーグ成績 54日目(1月8日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +371.4 | - | 54 |
2位 | EX風林火山 | +305.7 | ▲35.2 | 54 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +19.1 | ▲56.2 | 54 |
4位 | カドカワ サクラナイツ | ▲6.0 | - | 54 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲53.5 | +120.5 | 54 |
6位 | チーム雷電 | ▲91.5 | ▲29.1 | 54 |
7位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲203.4 | - | 54 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲341.8 | - | 54 |
本日は赤坂ドリブンズが1日2勝を達成して勝利。
村上淳選手が中盤戦からのトップ争いを逆転で制してトップを獲得。
また鈴木たろう選手が混戦から力強く抜け出してトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。