Mリーグ2020レギュラーシーズンは53日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はユーネクストパイレーツが勝利。
瑞原明奈選手が倍満をはじめ、高打点のアガリを重ねてトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 53日目(1月7日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
渋谷アベマズ | +270.7 | 2位 |
カドカワサクラナイツ | +9.6 | 4位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲110.1 | 6位 |
セガサミーフェニックス | ▲350.0 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたりです。
実況 : 松嶋桃
解説 : 土田浩翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、渋谷アベマズの松本吉弘選手が軽快にアガって主導権を握る。
カドカワサクラナイツの沢崎誠選手が満貫をきめて追いかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | サクラ | アベマ | パイレ |
- | 選手名 | 和久津 晶 | 沢崎 誠 | 松本 吉弘 | 朝倉 康心 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 | ▲1500 |
東1-1 | ロン 本場 供託 | 8000 300 1000 | ▲8000 ▲300 | ||
東2 | ロン 供託 リーチ | ▲2600 | 2600 1000 ▲1000 | ||
東3 | ロン 供託 リーチ | ▲5200 | 5200 1000 ▲1000 | ||
東4 | ロン | 8000 | ▲8000 | ||
南入 | 持ち点 | 20300 | 28900 | 38400 | 12400 |
【東1局】
セガサミーフェニックスの和久津晶選手が6巡目に親リーチ。
終盤に渋谷アベマズの松本吉弘選手がテンパイしてダマテン。
結果はアガリが出ず流局、ふたりテンパイで親の連荘。
【東1局1本場】
松本選手が中盤に満貫テンパイ、ダマテンで確実に狙う。
この手にユーネクストパイレーツの朝倉康心選手が放銃。
松本選手が満貫のアガリでまずは一歩リード。
(松本選手、好調ぶりをしめすドラ1赤2のアガリ)
【東2局】
松本選手が6巡目に先手をとってリーチを打つ。
結果はカドカワサクラナイツの沢崎誠選手がリーチ宣言牌で放銃。
松本選手が2600のアガリで親リーチを防ぐ。
(沢崎選手が追いついたけど、あと一歩届かず残念)
【東3局】
朝倉選手が中盤に愚形まちの先制リーチにいく。
すぐに和久津選手選手が放銃、朝倉選手が5200のアガリで失点回復。
(朝倉選手、愚形まちをアガれてひと安心か)
【東4局】
松本選手が中盤に先手のテンパイ、フリテン3面まちをダマテン。
そこにふたつ鳴いてから沢崎選手がテンパイ追いつく。
結果は朝倉選手が放銃、沢崎選手が満貫のアガリでトップ争いに参戦。
(沢崎選手、この手をアガリきれたのは嬉しい)
第1試合 南場
南場は、沢崎選手が跳満をきめてトップたつ。
一方、松本選手も親の跳満をきめて、トップの席はゆずりません。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | サクラ | アベマ | パイレ |
- | 選手名 | 和久津 晶 | 沢崎 誠 | 松本 吉弘 | 朝倉 康心 |
- | 持ち点 | 20300 | 28900 | 38400 | 12400 |
南1 | ロン 供託 リーチ | ▲12000 | 12000 1000 ▲1000 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | ▲2900 | 2900 1000 | ▲1000 | |
南2-1 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南3-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲18000 ▲600 ▲1000 | 18000 600 3000 ▲1000 | ||
南3-3 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲900 | 8000 900 1000 ▲1000 | ||
南4 | ツモ 供託 リーチ | 12000 1000 ▲1000 | ▲3000 | ▲3000 | ▲3000 |
終了 | 持ち点 | ▲200 | 31900 | 55000 | 13300 |
【南1局】
親の和久津選手が3つ鳴いて中盤にテンパイ。そこに沢崎選手がリーチにいく。
この勝負は和久津選手が一発で放銃、沢崎選手が跳満のアガリでトップにたつ。
(沢崎選手、高打点に組み替えて、狙いどおりにアガリきった!)
【南2局】
朝倉選手が3巡目に先制リーチ。そこに沢崎選手がふたつ鳴いてテンパイ。
結果は和久津選手がリーチ現物で放銃、沢崎選手が2900のアガリでリーチをかわす。
(沢崎選手、ここはうまくリーチ現物を狙いうった)
【南3局2本場】
流局の親流れをはさんで南3局2本場。
ラス目の和久津選手が6巡目にドラ単騎まちのリーチにいく。
そこに松本選手が終盤に追っかけリーチを打つ。
このめくり合いは和久津選手が放銃、松本選手が跳満のアガリでトップ逆転。
(ここは充実している松本選手が、大きなホームランをきめた)
【南3局3本場】
朝倉選手が7巡目に先手をとってリーチ。
勝負にいった沢崎選手が一発で放銃、朝倉選手が満貫のアガリでオーラスへ。
(沢崎選手、トップ狙いの結果なので放銃やむなし)
【南4局】
ラス目の和久津選手が終盤にリーチを打つ。
これを一発でツモアガリ、3000・6000のアガリで素点回復。
このアガリで松本選手がトップ獲得をきめる。
(和久津選手が最後に一矢報いた形。次回の試合につながるか)
第1試合 結果
第1試合は、今シーズン好調の松本選手がこの試合も高打点をきめてトップ獲得。
このトップ獲得で松本選手が個人成績1位になっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | +75.0 | +345.7 |
2着 | カドカワ サクラナイツ | 沢崎誠 | +11.9 | +21.5 |
3着 | ユーネクスト パイレーツ | 朝倉康心 | ▲26.7 | ▲136.8 |
4着 | セガサミー フェニックス | 和久津晶 | ▲60.2 | ▲410.2 |
第2試合 東場
東場は、テンポよくアガリが出て、早い進行。
アガリ回数で勝る茅森選手がトップで南場へ。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | パイレ | フェニ | アベマ |
- | 選手名 | 沢崎 誠 | 石橋 伸洋 | 茅森 早香 | 松本 吉弘 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲1000 ▲1000 | 4000 1000 | ▲1000 |
東2 | ロン 供託 リーチ | 7700 1000 ▲1000 | ▲7700 | ||
東2-1 | ロン 本場 | ▲1000 ▲300 | 1000 300 | ||
東3 | ロン 供託 リーチ | 2600 1000 ▲1000 | ▲2600 | ||
東4 | ロン 供託 リーチ | 5200 1000 ▲1000 | ▲5200 | ||
南入 | 持ち点 | 25600 | 29400 | 36500 | 8500 |
【東1局】
ユーネクストパイレーツの石橋伸洋選手が7巡目に先制リーチ。
そこにセガサミーフェニックスの茅森早香選手がチーしてテンパイ追いつく。
この勝負は茅森選手に軍配、1000・2000のツモアガリでリーチをかわす。
(茅森選手らしい、淡々としたアガリで試合がスタート)
【東2局】
親の石橋選手が7巡目に先制リーチを打つ。
そこに渋谷アベマズの松本吉弘選手がポンしてテンパイ追いつく。
結果は松本吉弘が放銃、石橋選手が7700のアガリで親の連荘。
(石橋選手らしい赤ドラ切りリーチは、三色の手役つき)
【東2局1本場】
茅森選手が中盤に先手のテンパイ、ダマテンで様子見。
すぐに石橋選手が放銃、1000のアガリで親番をむかえる。
(茅森選手、淡々とピンフのみをアガる)
【東3局】
カドカワサクラナイツの沢崎誠選手が先制リーチ。
勝負にいった松本選手が放銃、沢崎選手が2600のアガリ。
(沢崎選手、ここは声出しのひとアガリで始動開始)
【東4局】
茅森選手が5巡目に先制リーチにいく。
結果はテンパイした松本選手が放銃、茅森選手が5200のアガリで南場へ。
(茅森選手が淡々と裏ドラ1枚のせる)
第2試合 南場
南場は、茅森選手が倍満をきめてリードを広げる。
そして松本選手が終盤戦で追い上げをみせます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | パイレ | フェニ | アベマ |
- | 選手名 | 沢崎 誠 | 石橋 伸洋 | 茅森 早香 | 松本 吉弘 |
- | 持ち点 | 25600 | 29400 | 36500 | 8500 |
南1 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 | 8000 1000 ▲1000 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | ▲16000 | 16000 1000 ▲1000 | ||
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲500 | 2000 1000 | ▲1000 ▲1000 | ▲500 |
南4 | ツモ 供託 リーチ | ▲2600 | ▲2600 | ▲2600 | 7800 1000 ▲1000 |
南4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲12000 ▲300 ▲1000 | 12000 300 1000 | ||
南4-2 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 |
南4-3 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 ▲1000 |
南4-4 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲2900 ▲1200 ▲1000 | 2900 1200 5000 | ||
南4-5 | ツモ 本場 | ▲500 ▲500 | ▲500 ▲500 | 2000 500 | ▲1000 ▲500 |
終了 | 持ち点 | 12500 | ▲6600 | 48400 | 45700 |
【南1局】
茅森選手が中盤に先制テンパイ、ダマテンで狙う。そこに松本選手がリーチにいく。
結果はテンパイした沢崎選手が放銃、松本選手が満貫のアガリ。
(沢崎選手、南場の親でテンパイは放銃やむなし)
【南2局】
茅森選手が中盤に先制テンパイ、ダマテンで静かに狙っていく。
このテンパイに石橋選手が放銃、茅森選手が倍満のアガリでリードを広げる。
(茅森選手が淡々とリャンペーコーをアガる、しかも倍満)
【南3局】
石橋選手が中盤にひとつポンしてテンパイ。
そこに終盤、親の茅森選手がリーチを打つ。
この勝負は石橋選手が勝利、500・1000のアガリで親リーチをかわす。
(石橋選手、打点を我慢してラス牌を見事に引きアガった)
【南4局】
親の松本選手が中盤に先制リーチ。同巡、沢崎選手が鳴いてテンパイ。
この勝負は松本選手に軍配、2600オールのツモアガリで2着浮上。
(松本選手が枚数差をひっくり返してアガリきった)
【南4局1本場】
ラス目の石橋選手が中盤に先制リーチ。そこに松本選手がテンパイでダマテンに。
すぐに石橋選手が放銃、松本選手が満貫のアガリでトップに迫る。
(松本選手、一気に追い上げてトップ争いがわからなくなってきた)
【南4局4本場】
流局を2局はさんで南4局4本場。
石橋選手が5巡目に先制リーチ。そこに親の松本選手がふたつ鳴いてテンパイ。
結果は石橋選手が放銃、松本選手が2900のアガリ&供託5本でトップ逆転。
(石橋選手、3着逆転のリーチなので放銃やむなし)
【南4局5本場】
茅森選手が終盤にチーしてテンパイ。そこに松本選手がふたつ鳴いてテンパイ。
この勝負は茅森選手が勝利、500・1000のツモアガリでトップ再逆転。
自らのアガリで試合に決着をつけ、茅森選手がトップ獲得をきめる。
(茅森選手が最後も淡々とアガリをきめた!)
第2試合 結果
第2試合は、オーラスのトップ争いを制した茅森選手がトップを獲得。
終盤戦で追い上げた松本選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | セガサミー フェニックス | 茅森早香 | +68.4 | ▲341.8 |
2着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | +25.7 | +371.4 |
3着 | カドカワ サクラナイツ | 沢崎誠 | ▲27.5 | ▲6.0 |
4着 | ユーネクスト パイレーツ | 石橋伸洋 | ▲66.6 | ▲203.4 |
Mリーグ成績 53日目(1月7日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +371.4 | +100.7 | 54 |
2位 | EX風林火山 | +340.9 | - | 52 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +75.3 | - | 52 |
4位 | カドカワ サクラナイツ | ▲6.0 | ▲15.6 | 54 |
5位 | チーム雷電 | ▲62.4 | - | 52 |
6位 | 赤坂ドリブンズ | ▲174.0 | - | 52 |
7位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲203.4 | ▲93.3 | 54 |
8位 | セガサミーフェニックス | ▲341.8 | +8.2 | 54 |
本日は渋谷アベマズが勝利。
連闘の松本吉弘選手が果敢な攻撃で1着・2着を獲得。
1日で合わせて約100ポイントを叩き出しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。