Mリーグ2020レギュラーシーズンは11日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はコナミ麻雀格闘倶楽部が勝利。
前原選手、佐々木寿人選手がそれぞれ逆転トップを勝ち取りました。
それではMリーグ11日目の結果です。
Mリーグ結果 11日目(10月22日)
Mリーグ11日目の結果です。実況・解説は次のとおり。
赤坂ドリブンズの村上淳選手がプレイヤー解説。
固い守りを支える洞察力と「選手みんながんばれ」のあたたかい解説が楽しみです。
実況 : 日吉辰哉
解説 : 村上淳
第1試合 東場
東場は、ユーネクストパイレーツの瑞原選手がまずは先行。
そこへセガサミーフェニックスの近藤選手が並んでいきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | 風林火 | パイレ | フェニ |
- | 選手名 | 高宮 まり | 二階堂 亜樹 | 瑞原 明奈 | 近藤 誠一 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | ▲2600 | 5200 1000 ▲1000 | ▲1300 | ▲1300 |
東2 | ロン 供託 リーチ | ▲1300 | 1300 1000 ▲1000 | ||
東3 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | ▲4000 | 12000 1000 ▲1000 | ▲4000 |
東3-1 | ロン 本場 | ▲12000 ▲300 | 12000 300 | ||
東3-2 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東4-3 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
東4-4 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲6000 ▲400 | ▲6000 ▲400 | ▲6000 ▲400 | 18000 1200 3000 ▲1000 |
東4-5 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲500 ▲500 | 2000 1500 2000 ▲1000 | ▲500 ▲500 | ▲1000 ▲500 ▲1000 |
南入 | 持ち点 | ▲1600 | 22300 | 39900 | 39400 |
東1局、EX風林火山の二階堂亜樹選手がリーチでこの試合の第一声をあげる。
一方、コナミ麻雀格闘倶楽部の高宮選手がひとつ鳴いてチンイツをテンパイ。
この勝負は亜樹選手のツモアガリ、1300・2600の先取点。
東3局、親の瑞原選手が先制リーチ、赤1のみで見た目は3900点の平凡な手配。
これを一発ツモで4000オールに仕上げる。まずは瑞原選手が抜け出します。
東3局1本場、親の瑞原選手がバラバラの配牌から必要牌をどんどんツモる。
みるみるうちに、ダブ東ドラ1赤1のチャンス手のテンパイに育つ。
この手に高宮選手がとびこんで、瑞原選手が連続で満貫のアガリをきめる。
東4局3本場、セガサミーフェニックスの近藤選手がこの試合の初リーチ。
親リーチに他の3選手は受け気味に打つ。
近藤選手のアガリは出ず、流局になるも近藤選手は親の連荘に成功。
東4局4本場、親の近藤選手がドラ2のチートイツで先制リーチ。
これをビシッとツモって6000オール、ワンパンチでトップにたちます。
東4局5本場、親の近藤選手が配牌で暗刻が3つのすごい配牌。
しかし先手をとったのは亜樹選手、リーチを打つ。そこへ近藤選手も追っかけリーチ。
ここは亜樹選手がツモアガリ、500・1000ながら近藤選手のチャンス手をつぶします。
第1試合 南場
南場は、瑞原選手と近藤選手のマッチレースでスタート。
そこから近藤選手が抜け出して、試合の終盤を迎えます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | 風林火 | パイレ | フェニ |
- | 選手名 | 高宮 まり | 二階堂 亜樹 | 瑞原 明奈 | 近藤 誠一 |
- | 持ち点 | ▲1600 | 22300 | 39900 | 39400 |
南1 | ロン 供託 リーチ | ▲3900 | 3900 1000 ▲1000 | ||
南2 | ツモ 供託 リーチ | ▲1300 | ▲2600 | ▲1300 | 5200 1000 ▲1000 |
南3 | 流局 | 0 | 0 | 0 | 0 |
南4-1 | 流局 供託 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 1000 |
終了 | 持ち点 | ▲7800 | 18700 | 40600 | 48500 |
南1局、近藤選手がテンパイ一番のりで、先制リーチ。
ハコ下でさいごの親の高宮選手、放銃の危険があっても攻めるしかない。
結果は高宮選手が放銃して、近藤選手の3900のアガリに。
南2局、この局も近藤選手が先手をとってリーチ。
サッとツモって1300・2600のアガリ、リードを広げて局も進めます。
南3局、ここまでとはうって変わって、誰にもテンパイが入らない。
お互いに警戒しつつ、全員ノーテンで流局に。
この親流れで、近藤選手のトップが大きく近づきます。
南4局1本場、流局でトップがきまる近藤選手が慎重に進める。
2着目の瑞原選手が逆転には裏ドラが必要なリーチを打つ。
ツモる牌に力が入るが瑞原選手はアガリに至らず。流局で近藤選手がトップを獲得しています。
第1試合 結果
第1試合は、瑞原選手がスタートダッシュで試合をひっぱる。
それを近藤選手が追い抜いて、そのまま逃げ切り、トップ獲得の展開でした。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | セガサミー フェニックス | 近藤誠一 | +68.5 | +59.9 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 瑞原明奈 | +20.6 | ▲94.6 |
3着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | ▲21.3 | +51.5 |
4着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 高宮まり | ▲67.8 | ▲135.5 |
第2試合 東場
東場は、ユーネクストパイレーツの朝倉選手が軽快に先行。
他の3選手はなかなか手が入らず、受けにまわる展開に。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | 麻雀格 | フェニ | パイレ |
- | 選手名 | 勝又 健志 | 藤崎 智 | 和久津 晶 | 朝倉 康心 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | ▲1500 | 1500 |
東1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲4000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | 8000 300 2000 ▲1000 |
東2 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
東3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 1000 300 2000 | ▲1000 ▲300 ▲1000 | ||
東4 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | ▲4000 | ▲4000 | 12000 1000 ▲1000 |
東4-1 | ロン 本場 | 3900 300 | ▲3900 ▲300 | ||
南入 | 持ち点 | 23900 | 12200 | 14100 | 49800 |
東1局、EX風林火山の勝又選手がカンチャンまちで先制リーチ。他を抑えつけにいく。
ユーネクストパイレーツの朝倉選手が鳴いて粘ってテンパイいれる。
勝又選手と朝倉選手のふたりテンパイで流局。まずは静かなスタートです。
東1局1本場、朝倉選手が先手をとってリーチ。
これをすぐにツモってドラ1赤1で満貫のアガリ。朝倉選手が好調な出だし。
東3局1本場、勝又選手が鳴いてテンパイ。
そこへセガサミーフェニックスの和久津選手がリーチを打つ。
結果は和久津選手が当たり牌をつかむ。勝又選手が1000のアガリで親リーチをかわします。
東4局、親の朝倉選手が11巡目で先手のリーチ。
まわりが受けにまわっているうちに、スッとツモって満貫の4000オール。
まだ東場ながら、朝倉選手が独走体制に入ります。
東4局1本場、勝又選手が役牌をポンしてしかける。
この勝又選手のしかけに、コナミ麻雀格闘倶楽部の藤崎選手が放銃。
勝又選手は3900のアガリで加点して、南場の親を迎えます。
第2試合 南場
朝倉選手のトップを勝又選手が追いかける展開。
終盤は藤崎選手と和久津選手が激しい3着争いを繰り広げます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | 麻雀格 | フェニ | パイレ |
- | 選手名 | 勝又 健志 | 藤崎 智 | 和久津 晶 | 朝倉 康心 |
- | 持ち点 | 23900 | 12200 | 14100 | 49800 |
南1 | ツモ | 6000 | ▲2000 | ▲2000 | ▲2000 |
南1-1 | ツモ 本場 | ▲1600 ▲100 | ▲800 ▲100 | ▲800 ▲100 | 3200 300 |
南2 | ツモ 供託 リーチ | 8000 1000 ▲1000 | ▲4000 | ▲2000 | ▲2000 |
南3 | ツモ | ▲2000 | 8000 | ▲4000 | ▲2000 |
南4 | ツモ 供託 リーチ | ▲3000 | ▲3000 | 12000 1000 ▲1000 | ▲6000 |
終了 | 持ち点 | 31200 | 10300 | 17200 | 41300 |
南1局、親の勝又選手と朝倉選手が鳴いてしかける。
テンパイした勝又選手がシャンポンまちをツモアガる。
役牌ドラ2の2000オールで勝又選手がトップをじわりと追いかけます。
南1局1本場、ラス目の藤崎選手がホンイツで鳴いてしかける。
一方、朝倉選手はチートイツのテンパイを慎重にダマテン。
このチートイツをツモアガリ、2着目の勝又選手の親を流します。
南2局、親の藤崎選手が役牌をポンしてしかけていく。
そこへ勝又選手が満貫手のリーチを打つ、トップ狙いの強い意志が伺える。
このカンチャンまちをツモって満貫のアガリ、勝又選手がトップとの差を縮めます。
南3局、勝又選手、藤崎選手、朝倉選手とつぎつぎにテンパイが入る。
誰がアガるか考える間もなく、すぐに藤崎選手がツモアガリ。
2000・4000のアガリで藤崎選手がラス目を脱出。
南4局、ここまでアガリがない和久津選手がドラ2赤1のチャンス手でリーチ。
勝又選手、藤崎選手もそれぞれの都合で攻めていく。
さいごは和久津選手がツモアガリ。裏1がのって3000・6000で、3着逆転に成功してます。
このアガリで試合が決着、朝倉選手がトップを獲得しています。
第2試合 結果
第2試合は、朝倉選手が先制、中押しから逃げ切ってトップを獲得。
終盤の激しい3着争いは逆転で和久津選手が制しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | ユーネクスト パイレーツ | 朝倉康心 | +61.3 | ▲33.3 |
2着 | EX風林火山 | 勝又健志 | +11.2 | +62.7 |
3着 | セガサミー フェニックス | 和久津晶 | ▲22.8 | +37.1 |
4着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 藤崎智 | ▲49.7 | ▲185.2 |
Mリーグ成績 11日目(10月22日)
Mリーグ11日目、10月22日のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | カドカワ サクラナイツ | +95.5 | - | 10 |
2位 | 赤坂ドリブンズ | +72.9 | - | 10 |
3位 | EX風林火山 | +62.7 | ▲10.1 | 12 |
4位 | 渋谷アベマズ | +52.3 | - | 10 |
5位 | セガサミー フェニックス | +37.1 | 45.7 | 12 |
6位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲33.3 | 81.9 | 12 |
7位 | チーム雷電 | ▲102.0 | - | 10 |
8位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲185.2 | ▲117.5 | 12 |
本日はユーネクストパイレーツが勝利。
朝倉選手がスキのない試合運びでトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。