Mリーグ2020レギュラーシーズンは43日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はEX風林火山が勝利。
勝又健志選手が序盤・中盤・終盤とスキがない麻雀でトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 43日目(12月17日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +385.2 | 1位 |
渋谷アベマズ | +218.4 | 2位 |
チーム雷電 | ▲48.9 | 5位 |
セガサミーフェニックス | ▲353.2 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
解説の土田浩翔プロはオレンジ色のネクタイで登場。
セガサミーフェニックスカラーのネクタイで、チームを後押しします。
実況 : 小林未沙
解説 : 土田浩翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、満貫のアガリ3回でテンポよく進んでいく。
3選手が横並びで南場へと突入します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | フェニ | アベマ | 雷電 |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 和久津 晶 | 多井 隆晴 | 黒沢 咲 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | 8000 1000 ▲1000 | ▲2000 | ▲2000 |
東2 | ツモ 供託 リーチ | 8000 2000 ▲1000 | ▲4000 ▲1000 | ▲2000 | ▲2000 |
東3 | ツモ | 1500 | ▲400 | ▲700 | ▲400 |
東4 | ロン 供託 リーチ | 8000 1000 ▲1000 | ▲8000 | ||
南入 | 持ち点 | 31500 | 27600 | 28300 | 12600 |
【東1局】セガサミーフェニックスの和久津晶選手が5巡目に先制リーチ。
ほどなく和久津選手が赤ドラをツモアガリ。裏ドラ1枚の2000・4000をきめる。
(和久津選手、リーチのみが裏ドラの五索を赤でツモって満貫に化けた)
【東2局】渋谷アベマズの多井隆晴がテンパイ、ダマテンで様子をみる。
そこにEX風林火山の二階堂亜樹選手がリーチを打つ。
同巡、和久津選手も追っかけリーチにいく。
この勝負は亜樹選手に軍配、2000・4000のツモアガリで失点を取り返す。
(ここは亜樹選手が和久津選手を止めて、互角の形勢)
【東3局】亜樹選手が中盤に先制テンパイ、ダマテンで様子見。
これをスッとツモアガリ、亜樹選手が400・700で安全に局を進めていく。
【東4局】多井選手が先手をとって7巡目にリーチ。
結果は親につき押していった、チーム雷電の黒沢咲選手が放銃。
多井選手が満貫のアガリをきめて南場へ。
(黒沢選手は親につき、アガるには苦しい選択もやむなしだった)
第1試合 南場
南場は、流局が3局続き、親が2回流れる重たい展開に。
点棒の動きが小さく、終盤はトップ争いが激しさを増します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | フェニ | アベマ | 雷電 |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 和久津 晶 | 多井 隆晴 | 黒沢 咲 |
- | 持ち点 | 31500 | 27600 | 28300 | 12600 |
南1 | ロン 供託 リーチ | 3900 2000 ▲1000 | ▲3900 | ▲1000 | |
南1-1 | 流局 | ▲1000 | 3000 | ▲1000 | ▲1000 |
南2-2 | 流局 | ▲1000 | 3000 | ▲1000 | ▲1000 |
南2-3 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
南3-4 | ツモ 本場 供託 | ▲500 ▲400 | 2000 1200 1000 | ▲1000 ▲400 | ▲500 ▲400 |
南4 | ツモ | 5200 | |||
終了 | 持ち点 | 31200 | 38100 | 21600 | 9100 |
【南1局1本場】多井選手が7巡目に満貫のリーチを打つ。
そこに親の亜樹選手が追っかけリーチにいく。
結果は手詰まった和久津選手が放銃、亜樹選手が3900のアガリで親の連荘。
(和久津選手、2軒リーチに苦しい選択。でも安い方への放銃ですんだ)
【南3局4本場】流局を3局はさんで南3局4本場。
和久津選手が先制テンパイ、役なし愚形まちをダマテンで変化をまつ。
そこに亜樹選手がテンパイ追いつく、ピンフをダマテンで狙う。
結果は和久津選手がツモアガリ、500・1000で400点差でトップ逆転。
(静かにダマテン対決は和久津選手に軍配、地味に大きなアガリ)
【南4局】和久津選手が中盤にテンパイ、ダマテンでアガリトップを狙う。
この手をスパッとツモアガリ、和久津選手が1300・2600のアガリで試合に決着。
自らのアガリで和久津選手がトップ獲得をきめる。
(和久津選手の切れ味の鋭い麻雀がみられた!)
第1試合 結果
第1試合は、終盤の競り合いを制した、和久津選手がトップ獲得。
東場に先行した亜樹選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | セガサミー フェニックス | 和久津晶 | +58.1 | ▲295.1 |
2着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | +11.2 | +396.4 |
3着 | 渋谷アベマズ | 多井隆晴 | ▲18.4 | +200.0 |
4着 | チーム雷電 | 黒沢咲 | ▲50.9 | ▲99.8 |
第2試合 東場
東場は、チーム雷電の萩原聖人選手が序盤にアガリを重ねる。
高打点の親被りが多い親番も無難にこなして、南場にむかいます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | 雷電 | フェニ | 風林火 |
- | 選手名 | 松本 吉弘 | 萩原 聖人 | 茅森 早香 | 勝又 健志 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | 8000 1000 ▲1000 | ▲2000 | ▲2000 |
東2 | ロン | 3900 | ▲3900 | ||
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | 4000 300 1000 ▲1000 | ▲2000 ▲100 | ▲1000 ▲100 | ▲1000 ▲100 |
東3 | ロン 供託 リーチ | 5200 1000 ▲1000 | ▲5200 | ||
東4 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南入 | 持ち点 | 29500 | 36800 | 11800 | 20900 |
【東1局】チーム雷電の萩原聖人選手が中盤に先制リーチ。
これを数巡でツモアガリ、萩原選手が2000・4000で好スタートをきる。
(萩原選手、自然な選択で満貫のアガリ。これは好感触)
【東2局】親の萩原選手が中盤に先手をとってテンパイ、ダマテンで変化をまつ。
すぐにセガサミーフェニックスの茅森早香選手が放銃。
萩原選手が3900のアガリで追加点と連荘をゲット。
(萩原選手が鬼門の親を、うまく乗り越えられるか)
【東2局1本場】渋谷アベマズの松本選手が6巡目に先制リーチ。
そこに茅森選手がふたつ鳴いて満貫テンパイ。
この勝負は松本選手に軍配、1000・2000のツモアガリで失点を取り戻す。
(萩原選手、トップのままで親をのりこえられた。このままいけるか)
【東3局】松本選手が中盤に先手をとってリーチにいく。
終盤にテンパイした親の茅森選手が放銃、松本選手が5200のアガリ。
(茅森選手、親でテンパイしたら勝負して放銃もやむなし)
【東4局】萩原選手が終盤に先制リーチを打つ。
結果はアガリが出ず流局。萩原選手のひとりテンパイで親が流れて南場へ。
(萩原選手、順調に加点してトップ目で折り返す。トップ獲得に期待!)
第2試合 南場
南場は、松本選手が親の満貫2回で試合を有利に運ぶ。
オーラスは勝又選手が連荘で粘りをみせます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | 雷電 | フェニ | 風林火 |
- | 選手名 | 松本 吉弘 | 萩原 聖人 | 茅森 早香 | 勝又 健志 |
- | 持ち点 | 29500 | 36800 | 11800 | 20900 |
南1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 12000 300 2000 | ▲12000 ▲300 ▲1000 | ||
南1-2 | 流局 | 1500 | 1500 | ▲1500 | ▲1500 |
南1-3 | ロン 本場 供託 リーチ | 12000 900 1000 ▲1000 | ▲12000 ▲900 | ||
南1-4 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1300 ▲400 | 2700 1200 2000 ▲1000 | ▲700 ▲400 | ▲700 ▲400 ▲1000 |
南2 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 |
南2-1 | ロン 本場 供託 | 8000 300 1000 | ▲8000 ▲300 | ||
南3 | ロン 供託 リーチ | 5200 2000 ▲1000 | ▲5200 ▲1000 | ||
南4 | 流局 | 0 | 0 | 0 | 0 |
南4-1 | 流局 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 |
南4-2 | ツモ 本場 | ▲2600 ▲200 | ▲2600 ▲200 | ▲2600 ▲200 | 7800 600 |
南4-3 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
南4-4 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲400 | 8000 1200 2000 ▲1000 | ▲2000 ▲400 | ▲4000 ▲400 |
終了 | 持ち点 | 47800 | 42400 | 9800 | 0 |
【南1局1本場】EX風林火山の勝又健志選手が先制テンパイ、ダマテンで変化まちに。
そこに親の松本選手がチーしてテンパイ。そのチーをみて、勝又選手がリーチ。
さらに茅森選手がふたつ鳴いて、テンパイ追いつく。
この勝負は勝又選手が放銃、松本選手が満貫のアガリでトップに躍り出る。
(勝又選手の技のリーチを、松本選手が押し切った)
【南1局3本場】流局をはさんで南1局3本場。
親の松本選手が4巡目の先制リーチで他の選手にプレッシャーをかける。
手詰まった萩原選手が放銃、松本選手が満貫のアガリでリードを広げる。
(松本選手の先切りが効いていたので、萩原選手の放銃もやむなし)
【南1局4本場】萩原選手が中盤に先手をとってリーチ。
そこに勝又選手が追っかけリーチを打つ。
この勝負は萩原選手がツモアガリ、700・1300で親番をむかえる。
(萩原選手、トップ獲得には次局の親番でなんとしてもアガリたい)
【南2局1本場】流局をはさんで南2局1本場。
茅森選手がひとつ鳴いてホンイツのテンパイ。
この手に勝又選手が放銃。茅森選手が満貫のアガリで親番をむかえる。
(このアガリで松本選手がかなり有利になった)
【南3局】萩原選手が中盤に先制リーチ。同巡に勝又選手が追っかけリーチ。
このめくり合いは勝又選手が放銃、萩原選手が5200のアガリでオーラスへ。
(萩原選手、アガリをきめてオーラスは倍満ツモ条件)
【南4局2本場】流局を2回はさんで2本場。
親の勝又選手が3つ鳴いて先制テンパイ。
これをすぐにツモアガリ。2600オールでハコ下から復帰。
(勝又選手の連荘がだんだんと怖さを増してくる)
【南4局4本場】流局をはさんで4本場。
松本選手がひとつ鳴いて先制テンパイ。そこに萩原選手がリーチにいく。
結果は萩原選手がツモアガリ、2着キープとなる2000・4000のアガリ。
そして松本選手がトップ獲得をきめる。
(萩原選手、裏ドラ2枚でトップのチャンスがあったか)
第2試合 結果
第2試合は、中盤に高打点をきめた松本選手が逃げ切りトップ獲得。
序盤で先行した萩原選手が最後にトップに少し及ばず、2着になっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | +67.8 | +267.8 |
2着 | チーム雷電 | 萩原選手 | +22.4 | ▲77.4 |
3着 | セガサミー フェニックス | 茅森早香 | ▲30.2 | ▲325.3 |
4着 | EX風林火山 | 勝又健志 | ▲60.0 | +336.4 |
Mリーグ成績 43日目(12月17日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +336.4 | ▲48.8 | 44 |
2位 | 渋谷アベマズ | +267.8 | +49.4 | 44 |
3位 | コナミ麻雀格闘倶楽部 | +132.9 | - | 42 |
4位 | 赤坂ドリブンズ | ▲45.8 | - | 42 |
5位 | チーム雷電 | ▲77.4 | ▲28.5 | 44 |
6位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲106.1 | - | 42 |
7位 | カドカワ サクラナイツ | ▲182.5 | - | 42 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲325.3 | +27.9 | 44 |
本日は渋谷アベマズが勝利。
松本吉弘選手が親番での攻めを実らせて、トップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。