Mリーグ2020レギュラーシーズンは47日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回は渋谷アベマズが勝利。
日向藍子選手がオーラス1局で厳しい条件をクリアすることに成功。
見事に逆転のアガリをきめてトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 47日目(12月24日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
コナミ麻雀格闘倶楽部 | +54.8 | 3位 |
赤坂ドリブンズ | ▲85.6 | 4位 |
チーム雷電 | ▲135.2 | 6位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲190.5 | 7位 |
そして実況・解説はこちらのおふたりです。
実況 : 小林未沙
解説 : 渋川難波
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、赤坂ドリブンズの村上淳選手がアガリを重ねる。
コナミ麻雀格闘倶楽部の高宮選手も負けじと跳満ツモで反撃します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | ドリブ | 麻雀格 | パイレ |
- | 選手名 | 黒沢 咲 | 村上 淳 | 高宮 まり | 石橋 伸洋 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 | 8000 1000 ▲1000 | ||
東2 | ロン 供託 リーチ | ▲7700 | 7700 1000 ▲1000 | ||
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲500 ▲100 | 1500 300 2000 | ▲500 ▲100 ▲1000 | ▲500 ▲100 ▲1000 |
東2-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2600 ▲200 ▲1000 | 7800 600 2000 ▲1000 | ▲2600 ▲200 | ▲2600 ▲200 |
東2-3 | ロン 本場 供託 リーチ | 2600 900 1000 ▲1000 | ▲2600 ▲900 | ||
東3 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 |
東4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲1500 ▲300 ▲1000 | 1500 300 2000 | ||
東4-2 | 12000 600 1000 ▲1000 | ||||
南入 | 持ち点 | 900 | 52200 | 31700 | 15200 |
【東1局】
赤坂ドリブンズの村上淳選手が中盤に先制リーチ。
そこにユーネクストパイレーツの石橋伸洋選手がふたつ鳴いてテンパイ。
結果はチーム雷電の黒沢咲選手が放銃、村上選手が満貫のアガリで先取点。
(黒沢選手、親番と安牌の少なさから放銃もやむなし)
【東2局】
親の村上選手が終盤に先制リーチでプレッシャーをかける。
このリーチに黒沢選手がテンパイ打牌で放銃、村上選手が7700の追加点。
(黒沢選手らしい強気の押し。大トップもあるけど、こういうこともある)
【東2局1本場】
コナミ麻雀格闘倶楽部の高宮まり選手が終盤に先制リーチ。
そこに親の村上選手選手がチーしてテンパイ。さらに石橋選手が追っかけリーチを打つ。
この勝負は村上選手に軍配、500オールで二軒リーチをかわして、さらに連荘。
(高宮選手の摸打のリズムがいいけど、村上選手も充実している)
【東2局2本場】
親の村上選手が7巡目に先制リーチ。同巡、黒沢選手が追っかけリーチにいく。
この勝負は村上選手がツモアガリ、2600オールで4局連続のアガリ。
(村上選手が無双状態に入ってきてる)
【東2局3本場】
黒沢選手が中盤に先手をとってリーチを打つ。
結果は押した石橋選手が放銃、黒沢選手が2600のアガリで親を流す。
(苦しい状況の黒沢選手にアガリが出て、反撃開始なるか)
【東4局1本場】
流局の親流れをはさんで東4局1本場。
石橋選手がふたつ鳴いて中盤にテンパイ。そこに黒沢選手がリーチを打つ。
結果は黒沢選手が放銃、石橋選手が1500のアガリで親の連荘。
(石橋選手らしい、小回りの効いたアガリ)
【東4局2本場】
高宮選手が5巡目に先制リーチ。そしてこれをこれを一発でツモアガリ。
高宮選手がメンタンピンに裏ドラ1枚の3000・6000をきめて南場にむかう。
(腕が振れてる様子の高宮選手がここで高打点をきめた)
第1試合 南場
南場は、高宮選手が親の満貫などアガリを重ねる。
最終盤には親番で石橋選手が追い上げをみせます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | ドリブ | 麻雀格 | パイレ |
- | 選手名 | 黒沢 咲 | 村上 淳 | 高宮 まり | 石橋 伸洋 |
- | 持ち点 | 900 | 52200 | 31700 | 15200 |
南1 | ツモ | ▲2000 | ▲1000 | 4000 | ▲1000 |
南2 | ツモ | ▲500 | ▲1000 | ▲500 | 2000 |
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | ▲4000 | 12000 1000 ▲1000 | ▲4000 |
南3-1 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 | ▲1500 |
南3-2 | 流局 | 1000 | ▲3000 | 1000 | 1000 |
南3-3 | ツモ 本場 供託 | ▲2000 ▲300 | ▲2000 ▲300 | ▲4000 ▲300 | 8000 900 1000 |
南4 | 流局 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 |
南4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲7700 ▲300 | 7700 300 1000 ▲1000 | ||
南4-2 | ロン 本場 | ▲2600 ▲600 | 2600 600 | ||
終了 | 持ち点 | ▲10600 | 30400 | 47600 | 32600 |
【南1局】
石橋選手が終盤に4つポンして裸単騎のテンパイ。
そこに親の黒沢選手がひとつ鳴いてテンパイ、さらに村上選手もひとつ鳴いてテンパイ。
最後方から高宮選手もチーしてテンパイ追いついた。
この勝負は高宮選手に軍配、1000・2000のアガリで追加点。
(4選手とも鳴いて4人テンパイのレアな局面を高宮選手が制した)
【南2局】
石橋選手が終盤にひとつポンして先制テンパイ。
これを流局まぎわにツモアガリ、石橋選手が500・1000で南3局へ。
(石橋選手はオーラスの親番が勝負どころ。ここはその準備)
【南3局】
親の高宮選手が中盤に先制リーチにいく。
これをスッとツモアガリ、高宮選手が4000オールでトップ逆転に成功。
(高宮選手、この試合メンゼン志向で打ちまわしてきた結果がここで出た!)
【南3局3本場】
流局を2回はさんで親の連荘となる3本場。
石橋選手が7巡目に満貫テンパイ、ダマテンで静かに狙っていく。
これをすぐにツモアガリ、石橋選手が満貫のアガリでオーラスの親番へ。
(石橋選手らしい、3着確保へ確実にアガるためのダマテン)
【南4局1本場】
流局してひとりテンパイで親の連荘の1本場。
高宮選手が中盤のチーしてテンパイ。そこに親の石橋選手がリーチを打つ。
結果はテンパイした村上選手が放銃、石橋選手が7700のアガリで2着に浮上。
(石橋選手が粘りをみせる。2着逆転した!)
【南4局2本場】
トップ目の高宮選手がふたつポンしてテンパイ。
すぐに黒沢選手が放銃、高宮選手が2600のアガリで試合に決着。
自らのアガリで高宮選手がトップ獲得をきめる。
(高宮選手がこの試合、常に充実した雰囲気で摸打をしていたのが印象的)
第1試合 結果
第1試合は、高宮選手が終盤に逆転してトップを獲得。
石橋選手がオーラスの親で連荘して2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 高宮まり | +67.6 | +122.4 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 石橋伸洋 | +12.6 | ▲177.9 |
3着 | 赤坂ドリブンズ | 村上淳 | ▲9.6 | ▲95.2 |
4着 | チーム雷電 | 黒沢咲 | ▲70.6 | ▲205.8 |
第2試合 東場
東場は、チーム雷電の萩原聖人選手が跳満をきめてトップにたつ。
連荘はなく、4局だけでスピーディに南場にむかいます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | 雷電 | ドリブ | 麻雀格 |
- | 選手名 | 小林 剛 | 萩原 聖人 | 園田 賢 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | 6400 1000 | ▲6400 | |
東2 | 流局 | 1000 | ▲3000 | 1000 | 1000 |
東3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 12000 300 1000 ▲1000 | ▲12000 ▲300 | ||
東4 | ツモ 供託 リーチ | ▲400 | ▲400 | 1500 1000 | ▲700 ▲1000 |
南入 | 持ち点 | 24600 | 33900 | 23600 | 17900 |
【東1局】
赤坂ドリブンズの園田賢選手が中盤に先制テンパイ、ダマテンで狙う。
ユーネクストパイレーツの小林剛選手が終盤にリーチにいく。
結果はコナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手が放銃、園田選手が6400のアガリ。
(園田選手が静かにしっかりアガリきって、好スタート)
【東2局】
園田選手が終盤にチーして先手のテンパイ。寿人選手もふたつ鳴いてテンパイ。
さらに小林選手がチーしてテンパイをいれる。
結果はアガリは出ず流局、3人テンパイで親流れ。
【東3局1本場】
親の園田選手がひとつ鳴いて中盤にテンパイ。
そこにチーム雷電の萩原聖人選手が勝負のリーチを打つ。
結果は園田選手が一発で放銃、萩原選手が跳満のアガリをきめる。
(園田選手、あたり牌を切らないと自分のアガリがほぼないので、放銃やむなし)
【東4局】
小林選手が中盤にチーしてテンパイ。そこに親の寿人選手がリーチを打つ。
さらに園田選手がひとつ鳴いて、終盤にテンパイ追いつく。
この勝負は園田選手に軍配、400・700のツモアガリで親リーチをかわす。
(園田選手ができることをして最後方からアガリきった。打点以上に価値あり)
第2試合 南場
南場は、萩原選手が高打点のアガリで2着とのリードを広げる。
終盤戦では萩原選手の初トップの行方に注目が集まります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | 雷電 | ドリブ | 麻雀格 |
- | 選手名 | 小林 剛 | 萩原 聖人 | 園田 賢 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 24600 | 33900 | 23600 | 17900 |
南1 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | ▲2000 | 8000 1000 ▲1000 | ▲2000 |
南2 | ロン | 12000 | ▲12000 | ||
南2-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲300 | 8000 300 1000 ▲1000 | ||
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲1300 | 5200 1000 ▲1000 | ▲2600 | ▲1300 |
南4 | 流局 | ▲1500 | ▲1500 | 1500 | 1500 |
南4-1 | ロン 本場 | 5200 300 | ▲5200 ▲300 | ||
終了 | 持ち点 | 23300 | 39300 | 30500 | 6900 |
【南1局】
園田選手が中盤に先制リーチを打つ。
結果は終盤に園田選手がツモアガリ、2000・4000でトップは目前。
(園田選手、リーチのみが暗槓と裏ドラ1枚で嬉しい満貫に)
【南2局】
終盤に小林選手がポンして先制テンパイ。
そこに親の萩原選手が満貫テンパイ、ダマテンでアガリを狙う。
結果は寿人選手が放銃、萩原選手が満貫のアガリでリードを広げる。
(寿人選手、ラス目からアガリを求めた結果で放銃やむなし)
【南2局1本場】
寿人選手が中盤に先制リーチにいく。
このリーチに萩原選手が放銃、寿人選手が満貫のアガリで失点を回復。
(萩原選手、トップにあとひとアガリを求めての放銃、やむなし)
【南3局】
トップ目の萩原選手が中盤に先手をとってリーチを打つ。
そこに親の園田選手がふたつ鳴いてから、テンパイ追いつく。
この勝負は萩原選手が勝利、1300・2600のツモアガリでオーラスへ。
(親の園田選手が跳満だったので、萩原選手が勝負所を制したのはすごく大きい!)
【南4局】
園田選手がふたつ鳴いて終盤にテンパイをいれる。
そこに寿人選手がふたつ鳴いてから、跳満テンパイで追いつく。
結果はアガリは出ず流局、ふたりテンパイで親の連荘。
(園田選手がこわい親に押し切ってテンパイ確保、次局トップ狙いへ)
【南4局1本場】
小林選手が5巡目に先制テンパイ、ダマテンで変化を見つつ、狙っていく。
すぐに寿人選手が放銃、小林選手が5200のアガリで3着維持で試合を終わらせる。
この結果、萩原選手が待望の今シーズン初のトップ獲得をきめる。
(萩原選手、南3局に魂のカン五筒ツモアガリが大きかった。祝初トップ!)
第2試合 結果
第2試合は、萩原選手が念願の今季初トップを獲得。
終盤まで攻めの姿勢を貫いて、見せ場を多く作りました。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | +59.3 | ▲146.5 |
2着 | 赤坂ドリブンズ | 園田賢 | +10.5 | ▲84.7 |
3着 | ユーネクスト パイレーツ | 小林剛 | ▲16.7 | ▲194.6 |
4着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | ▲53.1 | +69.3 |
Mリーグ成績 47日目(12月24日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +376.8 | - | 46 |
2位 | 渋谷アベマズ | +337.9 | - | 46 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +69.3 | +14.5 | 48 |
4位 | 赤坂ドリブンズ | ▲84.7 | +0.9 | 48 |
5位 | カドカワ サクラナイツ | ▲96.3 | - | 46 |
6位 | チーム雷電 | ▲146.5 | ▲11.3 | 48 |
7位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲194.6 | ▲4.1 | 48 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲261.9 | - | 46 |
本日はコナミ麻雀格闘倶楽部が勝利。
高宮まり選手が大きく美しいモーションの摸打から、高打点をきめる。
試合後半に得意の攻撃力で競り合いを制して、トップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。