
Mリーグ2020レギュラーシーズンは7日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はカドカワサクラナイツが勝利。
今年から参戦の堀選手が「ガチ枠」の面目躍如の強さをみせました。
それではMリーグ7日目の結果です。
Mリーグ結果 7日目(10月15日)
Mリーグ7日目の結果です。実況・解説は次のとおり。
解説はおなじみの土田浩翔プロ。理論と経験にもとづいた解説に期待です。
実況 : 松嶋桃
解説 : 土田浩翔
第1試合 東場
東場は瀬戸熊選手が気迫みなぎる攻めをみせる。
他の3選手も負けずに反撃、激しい乱打戦がくりひろげられます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | アベマ | 雷電 | 麻雀格 |
- | 選手名 | 石橋 伸洋 | 松本 吉弘 | 瀬戸熊 直樹 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 | 1000 | 1000 | 1000 | ▲3000 |
東1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 8000 300 1000 ▲1000 | ▲8000 ▲300 | ||
東2 | ロン 供託 リーチ | 12000 1000 | ▲12000 ▲1000 | ||
東3 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
東3-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲500 ▲100 | 1500 300 2000 | ▲500 ▲100 | ▲500 ▲100 ▲1000 |
東3-2 | 流局 リーチ | 1000 | ▲3000 | 1000 | 1000 ▲1000 |
東3-3 | ロン 本場 供託 リーチ | 8000 900 2000 ▲1000 | ▲8000 ▲900 | ||
東4 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | ▲12000 | 12000 1000 | |
東4-1 | ロン 本場 | 2000 300 | ▲2000 ▲300 | ||
南入 | 持ち点 | 39700 | 16000 | 20200 | 24100 |
東1局1本場、コナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手とチーム雷電の瀬戸熊選手の対決。
ドラをポンしてテンパイの寿人選手、それを見てリーチの瀬戸熊選手。
激しいぶつかり合いは瀬戸熊選手に軍配。寿人選手は放銃で苦しいスタート。
東2局、渋谷アベマズの松本選手がチートイツで親リーチ。
ユーネクストパイレーツの石橋選手は跳満テンパイ、さらに瀬戸熊選手もテンパイする。
めくり合いは石橋選手の勝ち、松本選手は痛い跳満の放銃です。
東3局1本場、寿人選手が満貫テンパイを堂々とリーチして跳満に。
アガリたい寿人選手、しかしこの手はアガリに届かず。
瀬戸熊選手がタンヤオのみで、寿人選手のリーチをかわします。
東3局3本場、ラス目の松本選手が苦しいカンチャンまちでリーチを打つ。
それに対して、親の瀬戸熊選手がまっすぐ勝負、しかし結果は放銃に。
松本選手は裏1のって満貫、これは嬉しいアガリになりました。
東4局、この局はリーチの石橋選手と、鳴いた瀬戸熊選手、寿人選手の3人の勝負に。
テンパイからまっすぐ押した瀬戸熊選手が放銃。
親の寿人選手が満貫のアガリ、これで一気に2着浮上です。
第1試合 南場
南場の序盤はそれぞれの選手が他の選手の攻めをかわす展開に。
そして後半は瀬戸熊選手が猛チャージ、親で連荘して一気につき抜けます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | アベマ | 雷電 | 麻雀格 |
- | 選手名 | 石橋 伸洋 | 松本 吉弘 | 瀬戸熊 直樹 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 39700 | 16000 | 20200 | 24100 |
南1 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南1-1 | ツモ 本場 供託 | ▲1000 ▲100 | ▲500 ▲100 | ▲500 ▲100 | 2000 300 1000 |
南2 | ツモ | ▲1300 | 3900 | ▲1300 | ▲1300 |
南2-1 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
南3-2 | ロン 本場 供託 リーチ | 5800 600 2000 | ▲5800 ▲600 ▲1000 | ||
南3-3 | ロン 本場 供託 リーチ | 18000 900 1000 ▲1000 | ▲18000 ▲900 | ||
南3-4 | ロン 本場 供託 リーチ | 12000 1200 2000 ▲1000 | ▲12000 ▲1200 ▲1000 | ||
南3-5 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲5200 ▲1500 | ▲1000 | 5200 1500 2000 ▲1000 | |
南4 | ツモ | ▲300 | ▲300 | 1100 | ▲500 |
終了 | 持ち点 | 31300 | 17000 | 60900 | ▲9200 |
南1局1本場、石橋選手が萬子、松本選手が索子、寿人選手が筒子のホンイツへ。
3つの色のホンイツに囲まれて、受けにまわる瀬戸熊選手が苦しい。
互いに警戒し合った結果、ホンイツからまわった寿人選手がお値段以上のツモアガリに。
南2局、寿人選手がホンイツコンサルタントの異名のとおり、ホンイツをテンパイ。
親の松本選手も愚形まちながらテンパイで勝負にいく。
松本選手がアガリをきめて、1300オールでひと息つきます。
南3局2本場、親の瀬戸熊選手が3つ鳴いて5800テンパイ。
一方、寿人選手はツモリ三暗刻のシャンポンまちで果敢にリーチ。
それぞれアガリ牌はヤマに1枚ずつの勝負、結果は寿人選手がつかんで放銃に。
南3局3本場、親の瀬戸熊選手がドラ3のリーチ。
このリーチに寿人選手が攻めダルマの猛プッシュ。
しかし一発放銃で痛い連続失点。瀬戸熊選手は跳満で再びトップにたちました。
南3局4本場も瀬戸熊選手と寿人選手がリーチでぶつかる。
またしても寿人選手から瀬戸熊選手に点棒が流れる展開に。
瀬戸熊選手は満貫のアガリで持ち点が60000点を超えました。
オーラスは瀬戸熊選手に速い手が入る、發をいち鳴きで3面まちのテンパイ。
速攻でアガりをきめて、瀬戸熊選手がトップを獲得しています。
第1試合 結果
瀬戸熊選手VS寿人選手のぶつかり合いが印象的だったこの試合。
南3局の親で高打点の連荘に成功した、瀬戸熊選手がトップを獲得しました。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | +80.9 | ▲21.9 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 石橋伸洋 | +11.3 | ▲105.3 |
3着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | ▲23.0 | ▲25.5 |
4着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | ▲69.2 | ▲178.0 |
第2試合 東場
東場は早いテンポで進む展開。
前原選手と日向選手が高打点のアガリをきめて先行します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | 雷電 | パイレ | アベマ |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 瀬戸熊 直樹 | 朝倉 康心 | 日向 藍子 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン | 1600 | ▲1600 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | 12000 1000 ▲1000 | ▲6000 | ▲3000 | ▲3000 |
東3 | ロン | ▲8000 | 8000 | ||
東4 | ロン 供託 リーチ | ▲12000 ▲1000 | 12000 2000 ▲1000 | ||
東4-1 | ツモ 本場 | 1500 300 | ▲400 ▲100 | ▲400 ▲100 | ▲700 ▲100 |
南入 | 持ち点 | 38800 | 12100 | 8500 | 40600 |
東2局、コナミ麻雀格闘倶楽部の前原選手がピンフドラ1赤2のテンパイ。
ダマテンでも満貫のところ、思いっきりリーチにいく。
これをしっかりツモって跳満に仕上げる、まずは前原選手が抜け出します。
東3局、今度は渋谷アベマズの日向選手にメンホンチートイツのチャンス手。
ユーネクストパイレーツの朝倉選手も親の満貫をテンパイ。
この勝負はダマテンに構えた日向選手が瀬戸熊選手からうちとって、満貫のアガリに。
東4局、朝倉選手の先制リーチと日向選手の親リーチがぶつかる。
先手をとった朝倉選手、親の追っかけリーチで一転して厳しい状況に。
朝倉選手が当たり牌をつかんで放銃、日向選手は満貫のアガリでトップにたちました。
東4局1本場、朝倉選手がドラ3赤1の高め跳満をテンパイ。
しかしこのチャンス手を前原選手のピンフツモで流される。
朝倉選手、テンパイからアガリまでのあと1枚が遠い、苦しい展開です。
第2試合 南場
南場は瀬戸熊選手、朝倉選手が追い上げる展開。
オーラスは3人が2000点差の激戦に。ひとり抜き出た日向選手、試合を有利に進めます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | 雷電 | パイレ | アベマ |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 瀬戸熊 直樹 | 朝倉 康心 | 日向 藍子 |
- | 持ち点 | 38800 | 12100 | 8500 | 40600 |
南1 | ロン | ▲8000 | 8000 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | 2000 2000 | ▲1000 | ▲2000 ▲1000 | |
南2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1000 ▲100 | 3000 300 1000 ▲1000 | ▲1000 ▲100 | ▲1000 ▲100 |
南2-2 | 流局 リーチ | ▲3000 | 1000 ▲1000 | 1000 ▲1000 | 1000 |
南2-3 | 流局 リーチ | ▲1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 |
南3-4 | ツモ 本場 供託 | 12000 1200 3000 | |||
南3-5 | ツモ 本場 | ▲400 ▲500 | ▲400 ▲500 | ▲700 ▲500 | 1500 1500 |
南4 | ロン 供託 リーチ | 1300 1000 ▲1000 | ▲1300 | ||
終了 | 持ち点 | 21200 | 19300 | 21900 | 37600 |
南1局、今度は瀬戸熊選手にチャンス手、發の暗刻にドラがトイツ。
展開も味方して、ドラをポンのひと鳴きでテンパイ。
前原選手がこれに放銃、瀬戸熊選手が満貫のアガリで2着がみえてきました。
南2局、親の瀬戸熊選手が2軒リーチをかわしてアガリをきめる。
その次局には、先制リーチからスムーズにツモアガリで瀬戸熊選手が追加点。
南2局2本場は流局まぎわにテンパイして瀬戸熊選手がさらに連荘します。
南2局3本場、朝倉選手が5巡目の先制リーチ、両面まちでこれは有利。
しかしツモれないまま終盤へ。日向選手がメンホンテンパイで勝負にいく。
結果はアガリ牌が王牌に吸収されて流局、朝倉選手のアガリはここでもおあずけ。
南3局4本場、親の朝倉選手がふたつ鳴いてホンイツテンパイ、今度こそアガれるか。
今度はサクッとツモアガリに成功、朝倉選手がようやくこの半荘の初アガリです。
満貫のアガリに供託などで、ラス目から一気に2着に浮上しました。
南4局、2着から4着までが僅差の競り合い。トップで親の日向選手は好都合の状況。
前原選手が先手をとってリーチ。これに攻めるしかない瀬戸熊選手が勝負の放銃。
前原選手は裏が1枚でものれば2着でしたが、のらずで3着までとなりました。
東場のリードを守りきった、日向選手がトップを獲得してます。
第2試合 結果
日向選手が東場にトップにたち、先行から逃げ切り。
2着争いは僅差で朝倉選手が守りきりました。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 日向藍子 | +57.6 | +32.1 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 朝倉康心 | +1.9 | ▲103.4 |
3着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 前原雄大 | ▲-18.8 | ▲196.8 |
4着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | ▲-40.7 | ▲62.6 |
Mリーグ成績 7日目(10月15日)
Mリーグ7日目、10月15日のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 赤坂ドリブンズ | +170.9 | - | 6 |
2位 | カドカワ サクラナイツ | +159.6 | - | 6 |
3位 | EX風林火山 | +43.9 | - | 6 |
4位 | 渋谷アベマズ | +32.1 | +34.6 | 8 |
5位 | セガサミー フェニックス | ▲43.7 | - | 6 |
6位 | チーム雷電 | ▲62.6 | +40.2 | 8 |
7位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲103.4 | +13.2 | 8 |
8位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲196.8 | ▲88.0 | 8 |
本日はチーム雷電の勝利。
瀬戸熊選手が気迫あふれる闘牌で大きなトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。