Mリーグ2020レギュラーシーズンは46日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はEX風林火山が勝利。
滝沢選手が攻めと守りをバランスよく使い分けてトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 46日目(12月22日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
渋谷アベマズ | +267.8 | 2位 |
コナミ麻雀格闘倶楽部 | +130.5 | 3位 |
チーム雷電 | ▲77.4 | 4位 |
セガサミーフェニックス | ▲325.3 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
赤坂ドリブンズの鈴木たろう選手がプレイヤーズ解説です。
実況 : 松嶋桃
解説 : 鈴木たろう
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、セガサミーフェニックスの魚谷侑未選手が満貫で先制点。
さらに親番でも加点して、魚谷選手が有利に試合を進めます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | 麻雀格 | フェニ | 雷電 |
- | 選手名 | 日向 藍子 | 前原 雄大 | 魚谷 侑未 | 萩原 聖人 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | 8000 1000 ▲1000 | ▲8000 | ||
東2 | ロン | 1000 | ▲1000 | ||
東3 | ツモ | ▲500 | ▲500 | 1500 | ▲500 |
東3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲5800 ▲300 | 5800 300 1000 ▲1000 | ||
東3-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1300 ▲200 | ▲1300 ▲200 | ▲2600 ▲200 | 5200 600 1000 ▲1000 |
東4 | ロン 供託 リーチ | 5200 1000 ▲1000 | ▲5200 | ||
南入 | 持ち点 | 23100 | 17800 | 37800 | 21300 |
【東1局】
コナミ麻雀格闘倶楽部の前原雄大選手が中盤にチーして先制テンパイ。
そこにセガサミーフェニックスの魚谷侑未選手が終盤にリーチにいく。
結果はチーム雷電の萩原選手が放銃、裏ドラ2枚で魚谷選手が満貫のアガリ。
(萩原選手、メンピン裏ドラ2枚の満貫放銃はハードラックすぎる)
【東2局】
渋谷アベマズの日向藍子選手が中盤に先制テンパイ、ダマテンで様子見。
すぐに萩原選手が放銃、日向選手が1000のアガリで親を流す。
(この局は穏やかな進行)
【東3局】
親の魚谷選手が7巡目にひとつポンして先制テンパイ。
すぐに魚谷選手がツモアガリ、500オールで親の連荘。
(魚谷選手が打点を見切って連荘狙いにいった)
【東3局1本場】
親の魚谷選手が終盤に先制リーチ。そこに前原選手がふたつ鳴いてテンパイ。
結果は手詰まった日向選手が放銃、魚谷選手が5800のアガリ。
(魚谷選手、メンピンからの裏ドラ1枚が大きい)
【東3局1本場】
親の魚谷選手がひとつ鳴いて中盤にテンパイ。そこに萩原選手がリーチを打つ。
ここは萩原選手がツモアガリ、1300・2600で親番をむかえる。
(萩原選手、反撃ののろし。親番で連荘なるか)
【東4局】日向選手が中盤に先制リーチ。そこに前原選手が3つ鳴いてテンパイ。
この勝負は前原選手が放銃、日向選手が5200のアガリで南場へ。
(前原選手がリーチに対して一発でドラ五筒を勝負、アツい局だった)
第1試合 南場
南場は、萩原選手が満貫のアガリで反撃をみせる。
終盤戦はトップ争いが激しい展開になります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | 麻雀格 | フェニ | 雷電 |
- | 選手名 | 日向 藍子 | 前原 雄大 | 魚谷 侑未 | 萩原 聖人 |
- | 持ち点 | 23100 | 17800 | 37800 | 21300 |
南1 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 | 8000 1000 ▲1000 | ||
南2 | 流局 | 1500 | ▲1500 | ▲1500 | 1500 |
南3-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | 8000 300 1000 ▲1000 |
南4 | ツモ 供託 リーチ | 12000 2000 ▲1000 | ▲3000 ▲1000 | ▲3000 | ▲6000 |
終了 | 持ち点 | 35500 | 2200 | 29200 | 33100 |
【南1局】
親の日向選手がふたつ鳴いて先制テンパイ。そこに萩原選手がリーチにいく。
結果は勝負にいった前原選手が一発で放銃、萩原選手が満貫のアガリでトップを追う。
(萩原選手、ここはいいアガリになった。トップを目指す!)
【南2局】
日向選手が中盤にメンホンのテンパイ、ダマテンで狙っていく。
そこに萩原選手が白をポンしてテンパイ追いつく。
結果はアガリが出ず流局、ふたりテンパイで親流れ。
(日向選手、萩原選手ともに満貫のぶつかり合いで見ごたえあった)
【南3局1本場】
萩原選手が3巡目に先制リーチで先手をとる。
これを一発でツモアガリ、萩原選手が2000・4000でトップ逆転してオーラスへ。
(萩原選手、ここで一本道の満貫ゲット。トップへの道が開けた!)
【南4局】
3着目の日向選手が終盤にトップ逆転がみえるリーチを打つ。
同巡、ラス目の前原選手が追っかけリーチにいく。
結果は日向選手が一発でツモアガリ、3000・6000でトップ逆転をきめる。
(日向選手がラス牌を一発でツモアガリ、萩原選手はこの親被りが痛すぎる)
第1試合 結果
第1試合は、オーラスで逆転をきめた日向選手がトップを獲得。
オーラス開始時にトップだった萩原選手の初トップは次回以降となりました。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 日向藍子 | +55.5 | +323.3 |
2着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | +13.1 | ▲64.3 |
3着 | セガサミー フェニックス | 魚谷侑未 | ▲10.8 | ▲336.1 |
4着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 前原雄大 | ▲57.8 | +72.7 |
第2試合 東場
東場は、セガサミーフェニックスの茅森早香選手の独壇場。
親の倍満をはじめとして、アガリを重ねて2着との差を大きく広げます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | フェニ | 雷電 | アベマ |
- | 選手名 | 藤崎 智 | 茅森 早香 | 瀬戸熊 直樹 | 松本 吉弘 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | 5200 1000 ▲1000 | ▲5200 | ||
東2 | ロン 供託 リーチ | 24000 2000 ▲1000 | ▲24000 ▲1000 | ||
東2-1 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | 1500 ▲1000 | ▲1500 | ▲1500 |
東2-2 | ロン 本場 供託 | 12000 600 2000 | ▲12000 ▲600 | ||
東2-3 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
東3-4 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
東3-5 | ロン 本場 供託 | ▲3900 ▲1500 | 3900 1500 2000 | ||
東4 | ツモ | ▲2000 | ▲2000 | ▲2000 | 6000 |
東4-1 | ロン 本場 | ▲2900 ▲300 | 2900 300 | ||
東4-2 | ロン 本場 | 3200 600 | ▲3200 ▲600 | ||
南入 | 持ち点 | 16700 | 66300 | ▲18900 | 35900 |
【東1局】
セガサミーフェニックスの茅森早香選手が中盤に先制リーチ。
そこに渋谷アベマズの松本吉弘選手がリーチ宣言牌で放銃。
茅森早香が5200のアガリで先制点をあげる。
(試合開始の1局目に4選手みんなに良い手牌が入った)
【東2局】
親の茅森選手が中盤に先制リーチを打つ。
そこにチーム雷電の瀬戸熊直樹選手が追っかけリーチで勝負にいく。
結果は瀬戸熊選手が放銃、茅森選手が裏ドラ3枚で親倍のホームランをきめる。
(瀬戸熊選手、親リーに歯向かったら、めちゃ厳しいとがめられ方した)
【東2局2本場】
ふたりテンパイの流局をはさんでの2本場。
親の茅森選手が6巡目に發をポンして満貫テンパイ。
すぐに瀬戸熊選手が放銃、茅森選手が満貫のアガリで独走体制に。
(今シーズン好調の瀬戸熊選手が東2局でハコ下。麻雀はこわいこわい)
【東3局5本場】
流局を2局はさんで東3局5本場。
松本選手が中盤にひとつ鳴いてテンパイ。
そこに藤崎選手がテンパイして放銃、松本選手が3900のアガリで供託を回収。
(松本選手が白鳥選手のような供託回収っぷりをみせた)
【東4局】
親の松本選手がひとつチーしてテンパイ。
これをすぐにツモアガリ、松本選手が2000オールで親の連荘。
(松本選手が茅森選手をつかまえることができるか)
【東4局1本場】
親の松本選手が發をポンして早いテンパイをいれる。
この手に藤崎選手が放銃、松本選手が2900のアガリで追加点をあげる。
(トップの茅森選手までこれで約3万点差、ここからどうなるか)
【東4局2本場】
藤崎選手が6巡目に先手をとってテンパイ、ダマテンで忍ぶ。
すぐに瀬戸熊選手が放銃、藤崎選手が3200のアガリで南場へ。
(ここは藤崎選手が忍者らしさをみせた)
第2試合 南場
南場は、大量リードの茅森選手が有利に試合を進める展開。
他の3選手もそれぞれアガって失点を回復します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | フェニ | 雷電 | アベマ |
- | 選手名 | 藤崎 智 | 茅森 早香 | 瀬戸熊 直樹 | 松本 吉弘 |
- | 持ち点 | 16700 | 66300 | ▲18900 | 35900 |
南1 | ロン | 8000 | ▲8000 | ||
南2 | ロン | ▲2900 | 2900 | ||
南2-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲6400 ▲300 | 6400 300 1000 ▲1000 | ||
南3 | 流局 | 0 | 0 | 0 | 0 |
南4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 8000 300 1000 ▲1000 | ▲8000 ▲300 | ||
終了 | 持ち点 | 22100 | 54200 | ▲10900 | 34600 |
【南1局】
瀬戸熊選手が7巡目に先制テンパイ、ダマテンで確実に狙う。
すぐに松本選手が放銃、瀬戸熊選手が満貫のアガリ。
(瀬戸熊選手、ハコ下から確実に加点して親番に勝負をかける)
【南2局】
親の茅森選手がひとつポンして先制テンパイ。
この手に藤崎選手が放銃、茅森選手が2900のアガリで親の連荘。
(茅森選手がダントツから盤石の試合運びだ)
【南2局1本場】
松本選手が5巡目にチートイツのリーチにいく。
結果は茅森選手が放銃、松本選手が6400のアガリでトップとの点差を縮める。
(茅森選手、早いリーチに西のトイツ落としでの放銃はやむなし)
【南3局】
親の瀬戸熊選手がふたつ鳴いてホンイツへ。それをみて他3選手は守備を固める。
瀬戸熊選手が中盤から一向聴も、手が進まずにノーテンで流局。親が流れてオーラスへ。
(瀬戸熊選手、中盤からツモ切り続きで無念のノーテン親流れ)
【南4局】
親の松本選手がふたつ鳴いてテンパイ。そこに藤崎選手がリーチを打つ。
結果は茅森選手が放銃、藤崎選手が満貫のアガリで試合に決着。
この結果、茅森選手がトップ獲得をきめる。
(茅森選手がリーチにズバッと差し込んで試合を終わらせた!)
第2試合 結果
第2試合は、茅森選手が東場に高打点を連発して2着以下を突き放す。
そのまま逃げ切って茅森選手がトップを獲得しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | セガサミー フェニックス | 茅森早香 | +74.2 | ▲261.9 |
2着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | +14.6 | +337.9 |
3着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 藤崎智 | ▲17.9 | +54.8 |
4着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | ▲70.9 | ▲135.2 |
Mリーグ成績 46日目(12月22日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +376.8 | - | 46 |
2位 | 渋谷アベマズ | +337.9 | +70.1 | 46 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +54.8 | ▲75.7 | 46 |
4位 | 赤坂ドリブンズ | ▲85.6 | - | 46 |
5位 | カドカワ サクラナイツ | ▲96.3 | - | 46 |
6位 | チーム雷電 | ▲135.2 | ▲57.8 | 46 |
7位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲190.5 | - | 46 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲261.9 | +63.4 | 46 |
本日は渋谷アベマズが勝利。
日向藍子選手がオーラスにあっと驚く逆転をきめて、トップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。