Mリーグ2020レギュラーシーズンは48日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はコナミ麻雀格闘倶楽部が勝利。
高宮まり選手が東場でリードを許すものの、南場に高打点をきめて逆転。
終盤の押し引きもしっかりと見極めて、トップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 48日目(12月25日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +376.8 | 1位 |
渋谷アベマズ | +337.9 | 2位 |
カドカワサクラナイツ | ▲96.3 | 5位 |
セガサミーフェニックス | ▲261.9 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
土田浩翔プロのクリスマスカラーのスーツ姿にも注目です。
実況 : 松嶋桃
解説 : 土田浩翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、EX風林火山の滝沢和典選手が開始早々に満貫の好スタート。
一方、セガサミーフェニックスの近藤誠一選手は跳満のアガリで反撃します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | アベマ | 風林火 | フェニ |
- | 選手名 | 岡田 紗佳 | 多井 隆晴 | 滝沢 和典 | 近藤 誠一 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン | 8000 | ▲8000 | ||
東2 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
東3-1 | ツモ 本場 | ▲3000 ▲100 | ▲3000 ▲100 | ▲6000 ▲100 | 12000 300 |
東4 | ロン | 2600 | ▲2600 | ||
南入 | 持ち点 | 20900 | 20900 | 28500 | 29700 |
【東1局】
EX風林火山の滝沢和典選手が6巡目にテンパイ、ダマテンで静かに狙う。
このテンパイにセガサミーフェニックスの近藤誠一選手が放銃。
滝沢選手が満貫のアガリで先制点をあげる好スタート。
(滝沢選手、配牌から必要牌だけ引いてあっという間にメンホンになった)
【東3局1本場】
流局の親流れをはさんで東3局1本場。
カドカワサクラナイツの岡田紗佳選手が先制テンパイ、ダマテンで変化をまつ。
そこに近藤選手がふたつ鳴いてからテンパイ追いつく。
すぐに近藤選手がツモアガリ、3000・6000の高打点をきめる。
(近藤選手が大きく打って、大きくアガってきた)
【東4局】
渋谷アベマズの多井隆晴選手が中盤にポンして満貫テンパイ。
そこに滝沢選手がふたつ鳴いてから、テンパイ追いつく。
結果は近藤選手が放銃、滝沢選手が2600のアガリで南場へ。
(滝沢選手が早いしかけで、きれいにかわした)
第1試合 南場
南場は、滝沢選手が満貫、跳満とアガって突き抜ける。
終盤戦では2着争いが激しさを増します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | アベマ | 風林火 | フェニ |
- | 選手名 | 岡田 紗佳 | 多井 隆晴 | 滝沢 和典 | 近藤 誠一 |
- | 持ち点 | 20900 | 20900 | 28500 | 29700 |
南1 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 | 8000 1000 ▲1000 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | 12000 2000 ▲1000 | ▲12000 ▲1000 | ||
南3 | ツモ | ▲1300 | 5200 1000 | ▲2600 | ▲1300 ▲1000 |
南4 | ロン 供託 リーチ | 2600 2000 ▲1000 | ▲2600 ▲1000 | ||
終了 | 持ち点 | 11600 | 30700 | 46900 | 10800 |
【南1局】
多井選手が中盤に先制テンパイ、ダマテンで様子を見る。
そこに同巡、滝沢選手が3面まちのリーチを打つ。
結果は岡田選手が放銃、滝沢選手が満貫のアガリ。
(岡田選手、親でラス目は勝負して放銃もやむなし)
【南2局】
近藤選手が中盤に先手をとってリーチ。滝沢選手も追っかけリーチを打つ。
この勝負は近藤選手が一発で放銃、滝沢選手が跳満のアガリでリードを広げていく。
(滝沢選手に手が入って、ジャストタイミングで他家がつかむ)
【南3局】
親の滝沢選手が5巡目にチーしてテンパイ。多井選手もテンパイ、ダマテンで様子見。
さらに近藤選手がリーチを打っていく。
この勝負は多井選手に軍配、1300・2600のツモアガリで2着キープ。
(岡田選手、ここまでほぼ手が入らずラス目。何もできない展開で厳しい)
【南4局】
多井選手が5巡目に先制リーチ。すぐに親の近藤選手も追っかけリーチ。
このめくり合いは近藤選手が放銃、多井選手が2600のアガリで試合終了。
このアガリで滝沢選手がトップ獲得をきめる。
(岡田選手、この展開から横移動で3着浮上は悪くない決着)
第1試合 結果
第1試合は、序盤中盤に高打点3発でトップを獲得。
放銃を避けて終盤に加点した多井選手が2着を確保しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | +66.9 | +443.7 |
2着 | 渋谷アベマズ | 多井隆晴 | +10.7 | +348.6 |
3着 | カドカワ サクラナイツ | 岡田紗佳 | ▲28.4 | ▲124.7 |
4着 | セガサミー フェニックス | 近藤誠一 | ▲49.2 | ▲311.1 |
第2試合 東場
東場は、カドカワサクラナイツの内川幸太郎選手が軽いアガリを重ねる。
そこにセガサミーフェニックスの和久津晶選手が満貫をきめます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | 風林火 | アベマ | サクラ |
- | 選手名 | 和久津 晶 | 滝沢 和典 | 白鳥 翔 | 内川 幸太郎 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ | ▲1000 | ▲500 | ▲500 | 2000 |
東2 | ツモ | ▲300 | ▲500 | ▲300 | 1100 |
東3 | ロン | ▲3900 | 3900 | ||
東4 | ロン | 8000 2000 ▲1000 | ▲8000 ▲1000 | ||
南入 | 持ち点 | 32700 | 24000 | 11300 | 32000 |
【東1局】
カドカワサクラナイツの内川幸太郎選手が6巡目にポンしてテンパイ。
この手をすぐにツモアガリ、500・1000で静かなスタート。
(内川幸太郎、發のいち鳴きで確実にアガリをきめた)
【東2局】
内川選手が終盤に白をポンして先制テンパイ。
ほどなく内川選手がツモアガリ、300・500でここも静かに流していく。
(内川選手、軽いアガリでテンポをつかみにいく)
【東3局】
内川選手が7巡目にチーして先手のテンパイ。
結果は白鳥選手が放銃、内川選手が3900のアガリで親番をむかえる。
(内川選手、3連続アガリで地味に7000点稼いで親番どうなるか)
【東4局】
渋谷アベマズの白鳥翔選手が5巡目に先制リーチ。
そこにセガサミーフェニックスの和久津晶選手が追っかけリーチを打つ。
このめくり合いは白鳥選手が放銃、和久津選手が満貫のアガリをきめて南場へ。
(お互い勝負手の結果は和久津選手に軍配。内川選手、親被りがなくてよかった)
第2試合 南場
南場は、滝沢選手が親でアガって3選手が並ぶトップ争いに。
終盤戦では高打点のアガリが着順に影響していきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | 風林火 | アベマ | サクラ |
- | 選手名 | 和久津 晶 | 滝沢 和典 | 白鳥 翔 | 内川 幸太郎 |
- | 持ち点 | 32700 | 24000 | 11300 | 32000 |
南1 | ツモ 供託 リーチ | ▲1000 ▲1000 | ▲500 | ▲500 | 2000 2000 ▲1000 |
南2 | ロン 供託 リーチ | 7700 1000 ▲1000 | ▲7700 | ||
南2-1 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 ▲1000 | ▲1500 |
南2-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲600 | 8000 600 3000 ▲1000 | ||
南3 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
南3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲300 ▲1000 | 8000 300 2000 | ||
南4 | ツモ | 8000 | ▲2000 | ▲2000 | ▲4000 |
終了 | 持ち点 | 36200 | 28700 | ▲14300 | 49400 |
【南1局】
内川選手が中盤に先制リーチを打つ。そこに親の和久津選手が追っかけリーチにいく。
この勝負は内川選手に軍配、500・1000のアガリで親リーチをかわす。
(内川選手はこの試合、ここまで速さで守備力をカバーする試合運び)
【南2局】
EX風林火山の滝沢和典選手が先制の親リーチ。
そこに和久津選手がひとつ鳴いてからテンパイ追いつく。
結果は勝負にいった白鳥選手が放銃、滝沢選手が7700のアガリでトップ争いに参戦。
(白鳥選手、ひとり沈みのラス目はひとアガリ欲しくなる状況、放銃やむなし)
【南2局1本場】
親の滝沢選手が中盤に3面まちのリーチ。そこに内川選手が鳴いてテンパイ追いつく。
さらに終盤、白鳥選手がチートイツで追っかけリーチにいく。
結果はアガリが出ず流局、ふたりテンパイで親の連荘。
(内川選手、選択をピタリと当てて放銃回避。これは大きい!)
【南2局2本場】
内川選手が7巡目に先手をとってリーチ。
結果は白鳥選手が放銃、内川選手が満貫のアガリでリードを広げる。
(内川選手がリーチで局面を制圧した展開に。裏ドラ1枚も嬉しい!)
【南3局1本場】
ひとりテンパイの流局で親の連荘となる南3局1本場。
内川選手が終盤に先手のテンパイ、ダマテンで様子をみていく。
そこに滝沢選手がテンパイ、こちらもダマテン。さらに親の白鳥選手がリーチを打つ。
結果は白鳥選手が放銃、内川選手が満貫をきめてトップ目でオーラスへ。
(内川選手、トップ目の選択の広さを生かして、試合を有利に進めてる)
【南4局】
和久津選手が中盤に2着逆転のテンパイ、ダマテンで確実に狙っていく。
そこに親の内川選手がふたつ鳴いてテンパイをいれる。
この勝負は和久津選手がツモアガリ。2000・4000で2着逆転に成功。
このアガリで内川選手がトップ獲得をきめる。
(内川選手がトップ獲得!ファンにも嬉しいクリスマスプレゼント!!)
第2試合 結果
第2試合は、アガリを重ねてリズムをつかんだ内川選手がトップを獲得。
オーラスに満貫をきめた和久津選手が2着逆転に成功しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 内川幸太郎 | +69.4 | ▲55.3 |
2着 | セガサミー フェニックス | 和久津晶 | +16.2 | ▲294.9 |
3着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | ▲11.3 | +432.4 |
4着 | 渋谷アベマズ | 白鳥翔 | ▲74.3 | +274.3 |
Mリーグ成績 48日目(12月25日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +432.4 | +55.6 | 48 |
2位 | 渋谷アベマズ | +274.3 | ▲63.6 | 48 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +69.3 | - | 48 |
4位 | カドカワ サクラナイツ | ▲55.3 | +41.0 | 48 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲84.7 | - | 48 |
6位 | チーム雷電 | ▲146.5 | - | 48 |
7位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲194.6 | - | 48 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲294.9 | ▲33.0 | 48 |
本日はEX風林火山が勝利。
滝沢和典選手が高打点を連発、守備もしっかりでバランスも抜群。
威風堂々の麻雀でトップを獲得しました。
年内の試合はこれで終了、来年も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。