Mリーグ2020レギュラーシーズンは74日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回は渋谷アベマズが勝利。
多井隆晴選手と松本吉弘選手がともに2着のトップなしで前回に続いて勝利。
チーム4人で4試合連続2着。さらに2日連続勝利という、珍記録を達成しています。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 74日目(2月12日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
カドカワサクラナイツ | +92.5 | 2位 |
EX風林火山 | +9.8 | 3位 |
コナミ麻雀格闘倶楽部 | ▲125.6 | 6位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲272.9 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
渋谷アベマズの松本吉弘選手がプレイヤーズ解説です。
実況 : 日吉辰哉
解説 : 松本吉弘
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、満貫高打点が6回飛び出す乱打戦。
親の跳満ツモも2回飛び出し、点棒の動きが激しい展開に。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | パイレ | 麻雀格 | サクラ |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 瑞原 明奈 | 佐々木 寿人 | 沢崎 誠 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | 9600 1000 ▲1000 | ▲9600 | ||
東1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲4000 ▲100 | 8000 300 2000 ▲1000 | ▲2000 ▲100 ▲1000 | ▲2000 ▲100 |
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲4000 | ▲2000 ▲1000 | 8000 2000 ▲1000 |
東3 | 流局 リーチ | ▲1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 |
東3-1 | ツモ 本場 供託 | ▲1000 ▲100 | ▲1000 ▲100 | 3000 300 1000 | ▲1000 ▲100 |
東3-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲6000 ▲200 ▲1000 | ▲6000 ▲200 | 18000 600 2000 ▲1000 | ▲6000 ▲200 |
東3-3 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲900 | 8000 900 1000 ▲1000 | ||
東4 | ツモ 供託 リーチ | ▲6000 ▲1000 | ▲6000 | ▲6000 | 18000 2000 ▲1000 |
東4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 ▲1000 | 4000 300 1000 | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 |
南入 | 持ち点 | 700 | 29700 | 36200 | 33400 |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 瑞原 明奈 | 佐々木 寿人 | 沢崎 誠 |
【東1局】
カドカワサクラナイツの沢崎誠選手が中盤にテンパイ、ダマテンで静かに狙う。
そこにEX風林火山の二階堂亜樹選手が親リーチを打つ。
結果は沢崎選手がツモ切りで一発放銃、亜樹選手が9600のアガリで好スタート。
(沢崎選手、テンパイから親に強気で押すも、あたり牌を一発キャッチで厳しい展開)
【東1局1本場】
ユーネクストパイレーツの瑞原明奈選手が5巡目に先制リーチ。
そこに中盤、コナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手が追っかけリーチにいく。
この勝負は瑞原選手に軍配、2000・4000のツモアガリでこちらも好調なすべりだし。
(瑞原選手、残り1枚のアガリ牌をツモアガリで好感触)
【東2局】
沢崎が中盤に先手をとってリーチを打つ。そこに終盤、寿人選手が追っかけリーチにいく。
すぐに沢崎選手がツモアガリ、2000・4000で序盤の失点を回復して上を目指す。
(沢崎選手、追っかけリーチで一瞬ヒヤリもすぐに嬉しいツモアガリ)
【東3局】
沢崎選手が終盤にテンパイ、役なし愚形まちをダマテン。
そこに亜樹選手がポンしてテンパイ、さらに寿人選手がリーチを打つ。
そのままアガリが出ず流局、亜樹選手がオリてふたりテンパイで親の連荘。
【東3局1本場】
瑞原選手が中盤に先制テンパイ、ダマテンで様子見。そこに親の寿人選手がチーしてテンパイ。
結果は寿人選手がツモアガリ、1000オールで親の連荘。
(寿人選手、ここは連荘で次局にチャンスをうかがう)
【東3局2本場】
親の寿人選手が中盤に先手をとってリーチ。同巡に亜樹選手が追っかけリーチにいく。
この勝負は寿人選手に軍配、一発ツモの6000オールで一気にトップにたつ。
(寿人選手、前局にアガリが効いて一発と裏1枚の跳満)
【東3局3本場】
亜樹選手がふたつ鳴いて、終盤に満貫テンパイ。そこに瑞原選手がリーチを打つ。
結果は亜樹選手が一発で放銃、瑞原選手が満貫のアガリでトップを追う。
(亜樹選手、満貫テンパイでは一発でも放銃やむなし)
【東4局】
亜樹選手が中盤に先制リーチにいく。そこに親の沢崎選手が追っかけリーチを打つ。
このめくり合いは沢崎選手に軍配、一発ツモの3000・6000でトップに肉薄する。
(沢崎選手、序盤のテンパイ外しから後手をふんだが、大きくなって返ってきた!)
【東4局1本場】
亜樹選手が6巡目に先制リーチを打つ。そこに中盤、瑞原選手がテンパイ、ダマテンで様子見。
結果は瑞原選手がドラの単騎をツモアガリ、1000・2000でリーチをかわす。
(亜樹選手、十分な枚数のめくり合いに負けて厳しい展開)
第1試合 南場
南場は、ラス目の亜樹選手が追い上げを見せる展開に。
終盤戦では全員が2万点台のトップ争いに突入します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | パイレ | 麻雀格 | サクラ |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 瑞原 明奈 | 佐々木 寿人 | 沢崎 誠 |
- | 持ち点 | 700 | 29700 | 36200 | 33400 |
南1 | ロン | 1500 | ▲1500 | ||
南1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | 7800 300 2000 ▲1000 | ▲2600 ▲100 | ▲2600 ▲100 | ▲2600 ▲100 ▲1000 |
南1-2 | ロン 本場 | 3900 600 | ▲3900 ▲600 | ||
南2 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
南3 | ツモ 供託 リーチ | 12000 1000 ▲1000 | ▲3000 | ▲6000 | ▲3000 |
南4 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
南4-1 | ロン 本場 供託 | 8000 300 1000 | ▲8000 ▲300 | ||
終了 | 持ち点 | 31900 | 13600 | 29900 | 24600 |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 瑞原 明奈 | 佐々木 寿人 | 沢崎 誠 |
【南1局】
親の亜樹選手が中盤にポンしてテンパイ。
すぐに沢崎選手が放銃、亜樹選手が1500のアガリで親の連荘。
(亜樹選手、まずはひとアガリでチャンス手が入るのを待つ)
【南1局1本場】
沢崎選手が中盤に先手のリーチ。すぐに親の亜樹選手が追っかけリーチを打つ。
この勝負は亜樹選手に軍配、2600オールで失点を取り戻していく。
(亜樹選手、ここはめくり合いに勝利で望みをつなぐ)
【南1局2本場】
寿人選手がひとつ鳴いて中盤にテンパイ。
ほどなく沢崎選手が放銃、寿人選手が3900のアガリでリードを広げる。
(寿人選手がスピード重視の選択でアガリきった)
【南2局】
沢崎選手が終盤にドラ2赤3のリーチを打つ。
他3選手は守りを固める。そのままアガリが出ず流局、ひとりテンパイで親流れ。
(沢崎選手、倍満まで見えるリーチながらアガリ牌がヤマに1枚だけだった。次に期待)
【南3局1本場】
流局の親流れをはさんで南3局1本場。
沢崎選手が終盤にチーしてテンパイ。そこにラス目の亜樹選手がリーチにいく。
この勝負は亜樹選手が一発でツモアガリ、裏2枚の3000・6000で2着に浮上。
(亜樹選手、地獄まちを一発ツモで裏2枚。ここまでの借りを返すようなアガリ)
【南4局】
ラス目の沢崎選手が中盤に親リーチを打つ。
他3選手は守備にまわり、そのままがアガリが出ず流局。ひとりテンパイで親の連荘。
(沢崎選手、テンパイ料で2着浮上。さらに上を目指す)
【南4局1本場】
3着目の亜樹選手がふたつ鳴いてトップ逆転のテンパイ。
このテンパイにチャンス手の瑞原選手が放銃、亜樹選手が満貫のアガリでトップ逆転。
亜樹選手が自らのアガリでトップ獲得をきめる。
(亜樹選手、南入時の持ち点たった700点から大まくりのトップ獲得!)
第1試合 結果
第1試合は、南場で高打点を3回アガった亜樹選手が逆転のトップ獲得。
東場で先行した寿人選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | +51.9 | +61.7 |
2着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | +9.9 | ▲115.7 |
3着 | カドカワ サクラナイツ | 沢崎誠 | ▲15.4 | +77.1 |
4着 | ユーネクスト パイレーツ | 瑞原明奈 | ▲46.4 | ▲319.3 |
第2試合 東場
東場は、軽いアガリが先行する小場な展開。
そこにカドカワサクラナイツの堀慎吾選手が満貫をアガって先行します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | サクラ | 風林火 | パイレ |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 堀 慎吾 | 勝又 健志 | 小林 剛 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 | 4000 300 2000 ▲1000 | ▲1000 ▲100 | ▲1000 ▲100 |
東2 | ロン 供託 リーチ | 1300 1000 ▲1000 | ▲1300 | ||
東3 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | ▲5200 | 5200 1000 | |
東4 | ツモ | ▲2000 | 8000 | ▲2000 | ▲2000 |
南入 | 持ち点 | 21900 | 37300 | 17000 | 23800 |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 堀 慎吾 | 勝又 健志 | 小林 剛 |
【東1局】
コナミ麻雀格闘倶楽部の前原雄大選手が7巡目に先制の親リーチ。
他3選手はだんだんと守り気味に。結果はアガリが出ず流局、ひとりテンパイで親の連荘。
【東1局1本場】
カドカワサクラナイツの堀慎吾が6巡目に先手をとってリーチ。
そこにユーネクストパイレーツの小林剛選手がテンパイ追いつく。
この勝負は堀選手に軍配、1000・2000のツモアガリで先制点。
(堀選手、素直な手順で素直なアガリをものにできた。好感触か)
【東2局】
EX風林火山の勝又健志選手が中盤に先手をとってリーチ。
終盤になり、手詰まり気味の小林選手が放銃、勝又選手が1300のアガリ。
(小林選手、放銃も失点は最小限ですんだ)
【東3局】
前原選手が4巡目に先制リーチを打つ。そこに終盤、親の勝又選手がテンパイしてダマテン。
さらに小林選手がふたつ鳴いてテンパイ。
この勝負は勝又選手がリーチ宣言牌で放銃、小林選手が5200のアガリをきめる。
(小林選手、後手をひいた終盤からふたつ鳴いてアガリきった。打点以上に大きなアガリ)
【東4局】
堀選手がふたつ鳴いて中盤にホンイツトイトイのテンパイ。
この手をスッとツモアガリ、堀選手が2000・4000でリードを広げて南場へ。
(堀選手、)
第2試合 南場
南場は、小林選手が連続アガリでトップにたつ。
終盤戦は1着争いと3着争いの二分戦の模様となります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | サクラ | 風林火 | パイレ |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 堀 慎吾 | 勝又 健志 | 小林 剛 |
- | 持ち点 | 21900 | 37300 | 17000 | 23800 |
南1 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | ▲2000 | ▲2000 | 8000 1000 ▲1000 |
南2 | ロン 供託 リーチ | ▲5200 | 5200 1000 ▲1000 | ||
南3 | ロン 供託 リーチ | ▲2000 | 2000 1000 | ||
南4 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | 8000 1000 | ▲2000 ▲1000 | ▲4000 |
終了 | 持ち点 | 14900 | 42300 | 6800 | 36000 |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 堀 慎吾 | 勝又 健志 | 小林 剛 |
【南1局】
小林選手が6巡目に先手をとってリーチ。そこに中盤、親の前原選手がドラポンしてテンパイ。
この勝負は小林選手に軍配、2000・4000のツモアガリでトップにせまる。
(小林選手、親のドラポンでヒヤッとしたものの、ペンチャンまちを嬉しいツモアガリ)
【南2局】
小林選手が開始早々に發単騎まちのダブルリーチ。
結果は中盤に勝又選手が放銃、小林選手が5200のアガリでトップ逆転。
(小林選手、これは選択の余地がほとんどない一本道)
【南3局】
小林選手が7巡目にポンして先制テンパイ。そこに中盤、前原選手がリーチにいく。
この勝負は堀選手が放銃、小林選手が2000のアガリでリードを広げてオーラスへ。
(堀選手、放銃は痛いが2着以上はかなり確保しやすくなった。オーラス勝負!)
【南4局】
ラス目の勝又選手がテンパイ、ダマテンで打点上昇の変化をまつ。
そこに勝又選手がひょっこりツモアガリも、拒否してフリテンリーチを打つ。
さらにひとつ鳴いた堀選手がツモ直撃条件でトップ逆転のテンパイ。
結果は堀選手がスパッとツモアガリ、2000・4000でトップ逆転。
堀選手が自らのアガリでトップ獲得を決める。
(堀選手、トイトイでツモり三暗刻の条件を見事にクリアしてトップ獲得!)
第2試合 結果
第2試合は、オーラスで逆転の満貫をきめた堀選手がトップ獲得。
南場で3連続アガリの小林選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | +62.3 | +139.4 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 小林剛 | +16.0 | ▲303.3 |
3着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 前原雄大 | ▲25.1 | ▲140.8 |
4着 | EX風林火山 | 勝又健志 | ▲53.2 | +8.5 |
Mリーグ成績 74日目(2月12日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +599.0 | - | 74 |
2位 | カドカワ サクラナイツ | +139.4 | +46.9 | 74 |
3位 | EX風林火山 | +8.5 | +1.3 | 74 |
4位 | チーム雷電 | ▲40.9 | - | 74 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲72.2 | - | 74 |
6位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲140.8 | ▲15.2 | 74 |
7位 | セガサミー フェニックス | ▲189.7 | - | 74 |
8位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲303.3 | ▲30.4 | 74 |
本日はカドカワサクラナイツが勝利。
堀慎吾選手がオーラスに逆転のトイトイ三暗刻の細い糸をたぐりよせてトップ獲得。
ツモまたは高め直撃条件という、厳しい条件をクリアしてのアガリをきめています。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。