Mリーグ2020レギュラーシーズンは75日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はカドカワサクラナイツが勝利。
堀慎吾選手がオーラスに逆転のトイトイ三暗刻をきめてトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 75日目(2月15日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +8.5 | 3位 |
チーム雷電 | ▲40.9 | 4位 |
赤坂ドリブンズ | ▲72.2 | 5位 |
コナミ麻雀格闘倶楽部 | ▲140.8 | 6位 |
そして実況・解説はこちらのおふたりです。
実況 : 松嶋桃
解説 : 土田浩翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、赤坂ドリブンズの村上淳選手が跳満のアガリでトップにたつ。
それをチーム雷電の萩原聖人選手が満貫をきめて追いかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | 風林火 | 雷電 | 麻雀格 |
- | 選手名 | 村上 淳 | 二階堂 亜樹 | 萩原 聖人 | 高宮 まり |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | 7800 1000 ▲1000 | ▲2600 | ▲2600 | ▲2600 |
東1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲6400 ▲300 | 6400 300 1000 ▲1000 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲1300 | 3900 1000 ▲1000 | ▲1300 | ▲1300 |
東2-1 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
東3-2 | ツモ 本場 供託 | 12000 600 1000 | ▲3000 ▲200 | ▲3000 ▲200 | ▲6000 ▲200 |
東4 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | 8000 2000 ▲1000 | ▲8000 | |
南入 | 持ち点 | 37400 | 22100 | 29600 | 10900 |
- | 選手名 | 村上 淳 | 二階堂 亜樹 | 萩原 聖人 | 高宮 まり |
【東1局】
EX風林火山の二階堂亜樹選手が6巡目にテンパイ、役なし愚形まちをダマテンで変化をみる。
そして中盤、赤坂ドリブンズの村上淳選手が親リーチを打つ。
このリーチを村上選手が一発でツモアガリ、2600オールで先制点をあげる。
(村上選手が順調に手が進んでしかも一発ツモのおまけつき)
【東1局1本場】
チーム雷電の萩原聖人選手が中盤にチートイツのテンパイ、ダマテンで様子をみる。
そこに親の村上選手がチーしてテンパイ。それをみた萩原選手がリーチを打つ。
結果は村上選手が放銃、萩原選手が6400のアガリで親を流す。
(萩原選手、リーチのタイミングがバッチリ。しっかりアガリきった)
【東2局】
親の亜樹選手が中盤に先手をとってリーチ。
そこにコナミ麻雀格闘倶楽部の高宮まり選手が追っかけリーチにいく。
このめくり合いは亜樹選手に軍配、1300オールのツモアガリで親の連荘。
(亜樹選手、高めなら跳満まであったものの、1300オールでリーチをかわせればまずまず)
【東3局2本場】
流局して親流れをはさんでの東3局2本場。
村上選手が7巡目に跳満確定のテンパイ、ダマテンで確実に狙っていく。
そこに高宮選手がチートイツのテンパイ、ダマテンで様子をみる。
すぐに村上選手がツモアガリ、3000・6000の大きなアガリでトップにたつ。
(村上選手、大きなチャンス手を確実にものにして優位にたった)
【東4局】
亜樹選手が6巡目にテンパイ、役なしをダマテンで様子見。
そこに中盤、親の高宮選手がふたつ鳴いてテンパイ。そして亜樹選手が手がわりしてリーチ。
さらに萩原選手が追っかけリーチに打って出る。
この勝負は高宮選手が一発で放銃、萩原選手が満貫のアガリで2着浮上して南場へ。
(萩原選手、後手からリーチにいって結果がついてきた)
第1試合 南場
南場は、萩原選手が跳満のアガリをきめてトップにたつ。
その後も軽快にアガリをきめて、萩原選手が有利に試合を進めます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | 風林火 | 雷電 | 麻雀格 |
- | 選手名 | 村上 淳 | 二階堂 亜樹 | 萩原 聖人 | 高宮 まり |
- | 持ち点 | 37400 | 22100 | 29600 | 10900 |
南1 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲12000 ▲300 ▲1000 | 12000 300 3000 ▲1000 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | ▲7700 | 7700 1000 ▲1000 | ||
南2-1 | 流局 リーチ | 1000 ▲1000 | 1000 | 1000 ▲1000 | ▲3000 |
南2-2 | ロン 本場 供託 | ▲3900 ▲600 | 3900 600 2000 | ||
南3 | 流局 | 1500 | ▲1500 | 1500 | ▲1500 |
南3-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | 8000 300 1000 ▲1000 |
南4 | ロン | 3900 | ▲3900 | ||
終了 | 持ち点 | 30500 | 12900 | 46800 | 9800 |
- | 選手名 | 村上 淳 | 二階堂 亜樹 | 萩原 聖人 | 高宮 まり |
【南1局1本場】
流局をはさんで親の連荘の南1局1本場。
萩原選手が7巡目に先手をとってリーチを打つ。そこに亜樹選手が追っかけリーチにいく。
このめくり合いは亜樹選手が河底で放銃、萩原選手が跳満のアガリでトップにたつ。
(高宮選手が暗槓せずに亜樹選手に河底をまわしたことで生まれるドラマ)
【南2局】
ラス目の亜樹選手が5巡目に親リーチ。
結果は手詰まった村上選手が放銃、亜樹選手が7700のアガリで3着浮上。
(村上選手、親の早いリーチに安牌が増えなかった、放銃もやむなし)
【南2局1本場】
村上選手が中盤にメンチンの倍満テンパイ。そこに終盤、亜樹選手がチーしてテンパイ。
さらに萩原選手がツモリ四暗刻でリーチにいく。村上選手もツモ切りリーチ。
結果はアガリが出ず流局、3人テンパイで親の連荘。
(高め3倍満vsツモリ役満の対決は決着つかず、手に汗にぎる一局)
【南2局2本場】
萩原選手が6巡目に先手のテンパイ、ダマテンで静かに狙う。
そこに親の亜樹選手がふたつ鳴いてテンパイ追いつく。
結果は村上選手がリーチ宣言牌で放銃、萩原選手が3900のアガリでリードを広げる。
(萩原選手、2着目の村上選手から直撃でかなりトップに近づいた)
【南3局1本場】
流局をはさんで親の連荘の南1局1本場。
高宮選手が4巡目に早い先制リーチを打つ。
すぐに高宮選手がツモアガリ、2000・4000でわずかの差で3着逆転に成功。
(高宮選手、この試合の初上がりで親の連荘にかける。萩原選手がトップがほぼ手中か)
【南4局】
2着目の村上選手が中盤にテンパイ、上との差が大きいので静かにダマテン。
結果は高宮選手が放銃、村上選手が3900のアガリで2着キープ。
このアガリで萩原選手がトップ獲得をきめる。
(高宮選手、オーラスの親では4着落ちが見えていても放銃やむなし)
第1試合 結果
第1試合は、跳満と満貫をふくむ4回のアガリで萩原選手がトップを獲得。
オーラスの村上選手のアガリで3着と4着が入れかわる結果となりました。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | +66.8 | +25.9 |
2着 | 赤坂ドリブンズ | 村上淳 | +10.5 | ▲61.7 |
3着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | ▲27.1 | ▲18.6 |
4着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 高宮まり | ▲-50.2 | ▲191.0 |
第2試合 東場
東場は、チーム雷電の瀬戸熊選手が出親の満貫で大きな先制点。
そこからは軽いアガリが頻発して、小場に様子をみせていきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | 麻雀格 | ドリブ | 風林火 |
- | 選手名 | 瀬戸 熊直樹 | 藤崎 智 | 鈴木 たろう | 勝又 健志 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ | 12000 | ▲4000 | ▲4000 | ▲4000 |
東1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲2600 ▲300 ▲1000 | 2600 300 2000 ▲1000 | ||
東2 | ロン | ▲1300 | 1300 | ||
東3 | ロン 供託 リーチ | ▲3200 | 3200 2000 ▲1000 | ▲1000 | |
東4 | ロン | 5200 | ▲5200 | ||
南入 | 持ち点 | 32500 | 26500 | 16100 | 24900 |
- | 選手名 | 瀬戸 熊直樹 | 藤崎 智 | 鈴木 たろう | 勝又 健志 |
【東1局】
チーム雷電の瀬戸熊直樹選手が5巡目にポンして先制テンパイ。
そこに中盤、コナミ麻雀格闘倶楽部の藤崎智選手がテンパイ、ダマテンで様子見。
結果は瀬戸熊選手がツモアガリ、4000オールでスタートダッシュをきめる。
(瀬戸熊選手、鳴くだけの価値がある打点とまちで、しっかりとアガリきる)
【東1局1本場】
EX風林火山の勝又健志選手が中盤にテンパイ、まちの悪さでダマテン様子見。
そこに藤崎選手がリーチを打つ。同巡d、勝又選手が手がわりして追っかけリーチにいく。
このめくり合いは藤崎選手が放銃、勝又選手が2600のアガリでリーチ対決を制する。
(勝又選手、裏ドラはのらなくとも、リーチのぶつかり合いに勝利は好感触か)
【東2局】
赤坂ドリブンズの鈴木たろう選手が中盤にテンパイ、ダマテンで好形変化をまつ。
ほどなく瀬戸熊選手が放銃、たろう選手が1300のアガリで局を進める。
(たろう選手、まずはひとアガリといったところ)
【東3局】
藤崎選手が中盤に先手をとってリーチ。そこに親のたろう選手がテンパイしてダマテン。
そして終盤、たろう選手が手がわりしてリーチを打つ。
結果は二軒リーチ囲まれた瀬戸熊選手が放銃、藤崎選手が3200のアガリで失点を回復。
(藤崎選手、ヤマにアガリ牌なかったが、二軒リーチで字牌が押し出されてのアガリ)
【東4局】
瀬戸熊選手が中盤にチーして先制テンパイ。そこに藤崎選手がテンパイしてダマテンで忍ぶ。
結果はたろう選手が放銃、藤崎選手が5200のアガリで2着浮上して南場へ。
(藤崎選手、連続アガリでペースをつかんで南場の親につなげるか)
第2試合 南場
南場は、3人の親がノーテンで流れるじりじりとした展開に。
終盤戦は全員にトップがみえる、接戦になります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | 麻雀格 | ドリブ | 風林火 |
- | 選手名 | 瀬戸 熊直樹 | 藤崎 智 | 鈴木 たろう | 勝又 健志 |
- | 持ち点 | 32500 | 26500 | 16100 | 24900 |
南1 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南1-1 | ツモ 本場 供託 | ▲2000 ▲100 | 4000 300 1000 | ▲1000 ▲100 | ▲1000 ▲100 |
南2 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
南3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲3900 ▲300 ▲1000 | 3900 300 3000 ▲1000 | ||
南4 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
南4-1 | 流局 供託 | ▲1000 1000 | ▲1000 | 3000 | ▲1000 |
終了 | 持ち点 | 30400 | 22600 | 18000 | 29000 |
- | 選手名 | 瀬戸 熊直樹 | 藤崎 智 | 鈴木 たろう | 勝又 健志 |
【南1局1本場】
流局をはさんで親の連荘の南1局1本場。
藤崎選手がひとつ鳴いてから終盤にテンパイ。そこに親の瀬戸熊選手もテンパイしてダマテン。
すぐに藤崎選手がツモアガリ、1000・2000でトップにせまる。
(藤崎選手が少しずつ盛り返して、トップ目前まできた)
【南3局1本場】
流局の親流れをはさんで南3局1本場。
藤崎選手が中盤に先制テンパイ、ダマテンで静かに狙う。そこに勝又選手がリーチにいく。
そして藤崎選手が追っかけリーチを打つ。
このめくり合いは藤崎選手が放銃、勝又選手が3900のアガリで2着浮上。
(勝又選手も藤崎選手もトップを狙うためのリーチ。放銃やむなし)
【南4局】
2着目の勝又選手が6巡目に先手をとって3面まちの親リーチ。
他3選手は守備にまわる。そのままアガリが出ず流局、ひとりテンパイで親の連荘。
【南4局1本場】
ラス目のたろう選手が終盤にトップまでみえる跳満のテンパイ。
しかしそのままアガリには至らず流局、親の勝又選手がノーテンで試合終了。
この結果、瀬戸熊選手がトップ獲得をきめる。
(たろう選手が最後に全員に肉薄するも、その刃は届かず。勝又選手は無念のノーテン)
第2試合 結果
第2試合は、親の満貫をきめて逃げ切りに成功した瀬戸熊選手がトップ獲得。
終盤に追い上げた勝又選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | +50.4 | +76.3 |
2着 | EX風林火山 | 勝又健志 | +9.0 | ▲9.6 |
3着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 藤崎智 | ▲17.4 | ▲208.4 |
4着 | 赤坂ドリブンズ | 鈴木たろう | ▲42.0 | ▲103.7 |
Mリーグ成績 75日目(2月15日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +599.0 | - | 74 |
2位 | カドカワ サクラナイツ | +139.4 | - | 74 |
3位 | チーム雷電 | +76.3 | +117.2 | 76 |
4位 | EX風林火山 | ▲9.6 | ▲18.1 | 76 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲103.7 | ▲31.5 | 76 |
6位 | セガサミー フェニックス | ▲189.7 | - | 74 |
7位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲208.4 | ▲67.6 | 76 |
8位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲303.3 | - | 74 |
本日はチーム雷電が1日2勝を達成して勝利。
萩原聖人選手が四暗刻は届かなかったものの、跳満・満貫ときめてトップを獲得。
瀬戸熊直樹選手は親の満貫を一発きめて、あとは逃げ切ってトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。