Mリーグ2020レギュラーシーズンは4日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
昨日はセガサミーフェニックスの活躍が目立ちました。
それでは、Mリーグ4日目の結果です。
Mリーグ結果 4日目(10月9日)
Mリーグ4日目の結果です。実況・解説は次のとおり。
セガサミーフェニックスの近藤選手がプレイヤー解説。
鋭い解説と、たまにはさむ「ゆるいトーク」に期待です。
実況 : 小林未沙
解説 : 近藤誠一
第1試合 東場
第1試合、東場はチーム雷電の黒沢選手が見せ場をつくります。
東2局の3人リーチから、ダブロンで黒沢選手がアガリをさらったシーンは圧巻。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | パイレ | アベマ | 雷電 |
- | 選手名 | 堀 慎吾 | 朝倉 康心 | 日向 藍子 | 黒沢 咲 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲5200 | 5200 1000 ▲1000 | ||
東2 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | ▲3200 ▲1000 | 3200 3000 ▲1000 | |
東3 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲4000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | 12000 300 1000 ▲1000 |
東4-2 | ツモ 本場 | ▲1000 ▲200 | ▲1000 ▲200 | 4000 600 | ▲2000 ▲200 |
南入 | 持ち点 | 13500 | 25900 | 20300 | 40300 |
東2局、まずはユーネクストパイレーツの朝倉選手が親リーチ。
そこに黒沢選手、渋谷アベマズの日向選手が追っかけリーチをかぶせる。
3人のめくり合い、日向選手が切った「五筒」に朝倉選手と黒沢選手から「ロン!」の声。
頭ハネで黒沢選手の3200のアガリに。朝倉選手は親の満貫が実らず。
この東2局が後の展開の分岐点になったかもしれません。
東4局1本場、親の黒沢選手が先制リーチ。
これを悠々とツモアガリ、赤ドラ2枚の4000オールで暫定トップにたちました。
黒沢選手トップで南場に入ります。
第1試合 南場
第1試合、南場は日向選手と黒沢選手のデッドヒート。
両選手で激しくトップを奪い合います。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | パイレ | アベマ | 雷電 |
- | 選手名 | 堀 慎吾 | 朝倉 康心 | 日向 藍子 | 黒沢 咲 |
- | 持ち点 | 13500 | 25900 | 20300 | 40300 |
南1 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 |
南2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | 8000 300 1000 ▲1000 | ▲4000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 |
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 ▲1000 | ▲2000 | 6000 1000 | ▲2000 |
南3-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲4000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | 12000 300 1000 ▲1000 | ▲4000 ▲100 |
南3-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | 8000 600 1000 ▲1000 | ▲2000 ▲200 | ▲4000 ▲200 | ▲2000 ▲200 |
南4 | ツモ 供託 リーチ | ▲6000 | ▲6000 | ▲6000 | 18000 1000 ▲1000 |
南4-1 | ロン | ▲2000 ▲300 | 2000 300 | ||
南4-2 | ロン | 1300 600 | ▲1300 ▲600 | ||
終了 | 持ち点 | 16800 | 9000 | 27400 | 46800 |
南2局1本場、ここまで沈黙のカドカワサクラナイツの堀選手がリーチを打つ。
しばらくツモ切りのあと、高めの「發」をツモアガリ。
満貫のアガリで反撃ののろしをあげます。
南3局、南3局1本場と親の日向選手が連続のツモアガリ。
2000オール、4000オールと約18000点を加点。
トップ目の黒沢選手をまくり、自らがトップにたちました。
南3局2本場、堀選手が6巡目の先制リーチ。
ペン三萬の待ちをきっちりツモって満貫のアガリ。
堀選手はこれで当面のラス目を脱出しました。
南4局オーラス、親の黒沢選手がピンフドラ2のチャンス手をリーチ。
これを一発ツモで6000オール、ひとアガリでトップを奪還。
このアガリでトップを決定づけた黒沢選手が勝利しています。
第1試合 結果
第1試合は赤五筒の単騎まちリーチなど、力強い麻雀を見せた黒沢選手がトップを獲得。
今季から加入して、Mリーグデビュー戦の堀選手は3着の結果でした。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | チーム雷電 | 黒沢咲 | +66.8 | +10.5 |
2着 | 渋谷アベマズ | 日向藍子 | +7.4 | ▲10.2 |
3着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | ▲23.2 | ▲8.6 |
4着 | ユーネクスト パイレーツ | 朝倉康心 | ▲51.0 | ▲149.6 |
第2試合 東場
第2試合、東場はすべてアガリで決着。しかもロンアガリが4回。
リーチに向かって勝負していく、見応えある展開で試合が進みます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | アベマ | パイレ | サクラ |
- | 選手名 | 萩原 聖人 | 松本 吉弘 | 小林 剛 | 沢崎 誠 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲6400 | 6400 1000 ▲1000 | ||
東2 | ロン 供託 リーチ | 12000 1000 ▲1000 | ▲12000 | ||
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲3000 ▲100 | ▲6000 ▲100 ▲1000 | 12000 300 1000 | ▲3000 ▲100 |
東3 | ロン 供託 リーチ | ▲3200 | 3200 1000 ▲1000 | ||
東4 | ロン | ▲6400 | 6400 | ||
南入 | 持ち点 | 15500 | 20300 | 39100 | 25100 |
東1局、ユーネクストパイレーツの小林選手が地獄の「東」単騎まちでリーチ。
これを渋谷アベマズの松本選手がつかんで放銃。
チートイツ赤1で6400のアガリで試合が動き出します。
東2局、親の松本選手が高め三色の先制リーチ。
小林選手もテンパイで追いついたもの、出ていくのが当たり牌の「四索」。
松本選手がピンフ、三色、ドラ1で満貫のアガリに。
東2局1本場、親の松本選手がフリテンながらリーチを打つ。
そこへ小林選手が勝負に行く。鳴きをひとつ入れてテンパイ。
結果は小林選手がツモアガリ、トイトイ三暗刻ドラ2で前局の放銃をすぐに取り返します。
東3局はカドカワサクラナイツの沢崎選手、東4局は小林選手がそれぞれチートイツの出アガリ。
東場はトイツ手のアガリが多い展開、小林選手がトップで南入です。
第2試合 南場
第2試合、南場は小林選手と沢崎選手がトップを争う展開。
流局は南4局の2回だけ、アガリ合いの激しい乱打戦です。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | アベマ | パイレ | サクラ |
- | 選手名 | 萩原 聖人 | 松本 吉弘 | 小林 剛 | 沢崎 誠 |
- | 持ち点 | 15500 | 20300 | 39100 | 25100 |
南1 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 ▲1000 | 8000 2000 ▲1000 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | 3900 1000 ▲1000 | ▲3900 | ||
南2-1 | ロン 本場 | ▲8000 ▲300 | 8000 300 | ||
南3 | ロン 供託 リーチ | ▲12000 | 12000 1000 ▲1000 | ||
南3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲300 ▲1000 | 8000 300 2000 ▲1000 | ||
南4 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
南4-1 | 流局 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 |
南4-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲12000 ▲600 | 12000 600 2000 ▲1000 | ||
南4-3 | ロン 本場 | ▲1000 ▲900 | 1000 900 | ||
終了 | 持ち点 | ▲13100 | 8300 | 38400 | 66400 |
南1局、チーム雷電の萩原選手がツモリ三暗刻の先制リーチ。
しかし終盤、沢崎選手に三色のテンパイが入り、決断の追っかけリーチ。
結果は萩原選手が当たり牌をつかみ、沢崎選手に軍配。満貫のアガリでトップが見えてきました。
南3局、親の小林選手が先制リーチ。
これにまっすぐ向かっていったのが松本選手、しかし結果は12000の放銃に。
松本選手のトップにこだわる姿勢がみえる1局でした。
南3局1本場、沢崎選手と萩原選手のリーチがぶつかる。
萩原選手が当たり牌をつかみ、沢崎選手の満貫に放銃。
萩原選手はめくり合いに負ける厳しい展開が続きます。
オーラスは親の沢崎選手が2局連続ひとりテンパイでトップ。
これでトップの小林選手をまくって逆転に成功。
沢崎選手、あとはどのように逃げ切るか、です。
南4局2本場、トップで親の沢崎選手が三色でリーチ。
そして終盤、安牌がなくなった小林選手が手詰まって放銃。
このアガリで勝負あり、沢崎選手がトップを獲得しました。
第2試合 結果
小林選手が先行し、沢崎選手が追いかける展開の試合。
南場で満貫4回きめた沢崎選手がトップを獲得しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 沢崎誠 | +86.4 | +77.8 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 小林剛 | +18.4 | ▲131.2 |
3着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | ▲31.7 | ▲41.9 |
4着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | ▲73.1 | ▲62.6 |
Mリーグ成績 4日目(10月9日)
Mリーグ4日目、10月9日のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +100.1 | - | 4 |
2位 | 赤坂ドリブンズ | +83.8 | - | 4 |
3位 | カドカワ サクラナイツ | +77.8 | +63.2 | 4 |
4位 | セガサミー フェニックス | +30.5 | - | 4 |
5位 | 渋谷アベマズ | ▲-41.9 | ▲24.3 | 4 |
6位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲56.5 | - | 4 |
7位 | チーム雷電 | ▲62.6 | ▲6.3 | 4 |
8位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲131.2 | ▲32.6 | 4 |
本日はカドカワサクラナイツの勝利。沢崎選手が力強い麻雀をみせました。
第1試合、第2試合ともオーラスに親のアガリで勝負をきめた1日でした。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。