Mリーグ2020レギュラーシーズンは69日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回は赤坂ドリブンズが勝利。
丸山奏子選手が親の跳満を含む高打点2発で試合を制して、トップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 69日目(2月4日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
コナミ麻雀格闘倶楽部 | ▲3.7 | 3位 |
カドカワサクラナイツ | ▲41.8 | 5位 |
赤坂ドリブンズ | ▲167.9 | 6位 |
セガサミーフェニックス | ▲209.4 | 7位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
チーム雷電の萩原聖人選手がプレイヤーズ解説、雷電カラーの眼鏡を装着しての登場です。
実況 : 日吉辰哉
解説 : 萩原聖人
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、カドカワサクラナイツの堀慎吾選手が満貫のアガリをきめる。
そこにセガサミーフェニックスの和久津晶選手も満貫をきめて追いかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | サクラ | 麻雀格 | フェニ |
- | 選手名 | 園田 賢 | 堀 慎吾 | 藤崎 智 | 和久津 晶 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン | 8000 | ▲8000 | ||
東2 | 流局 | ▲1000 | 3000 | ▲1000 | ▲1000 |
東2-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲1000 | ▲8000 ▲300 | 8000 300 1000 | |
東3 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
東3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 3900 300 3000 ▲1000 | ▲3900 ▲300 | ▲1000 | |
東4 | ロン | 2000 | ▲2000 | ||
南入 | 持ち点 | 31200 | 34000 | 5500 | 29300 |
- | 選手名 | 園田 賢 | 堀 慎吾 | 藤崎 智 | 和久津 晶 |
【東1局】
カドカワサクラナイツの堀慎吾選手が5巡目にチーして先制テンパイ。
すぐにコナミ麻雀格闘倶楽部の藤崎智選手が放銃。
堀選手が満貫のアガリでスタートダッシュをきめる。
(堀選手、安め3900のしかけを満貫でのアガリは好感触か)
【東2局】
赤坂ドリブンズの園田賢選手がふたつ鳴いて5巡目にテンパイ。
そこに親の堀選手が3つ鳴いて中盤にチンイツのテンパイ。
結果はアガリが出ず流局。園田選手がオリて、ひとりテンパイで親の連荘。
【東2局1本場】
親の堀選手が5巡目に先手をとってリーチ。
そこにセガサミーフェニックスの和久津晶選手が7巡目にテンパイ、ダマテンで狙う。
結果は藤崎選手が親リーチの現物で放銃、和久津選手が満貫のアガリで親リーチに反撃。
(和久津選手が親リーチに押して、現物狙いでアガリきった)
【東3局1本場】
流局をはさんで親の連荘の東3局1本場。
和久津選手が6巡目に赤ドラを切って先制リーチ。そこに園田選手が追っかけリーチを打つ。
結果は勝負にいった親の藤崎選手が一発で放銃、園田選手が3900のアガリでトップ争い参戦。
(園田選手、ピンフのみの追っかけリーチが功を奏する結果に)
【東4局】
親の和久津選手が終盤にテンパイ、ダマテンで狙う。同巡に園田選手もテンパイしてダマテン。
すぐに和久津選手が放銃、園田選手が2000のアガリで親を流して南場へ。
(和久津選手は威圧リーチにいかず、園田選手も打点上げリーチにいかず)
第1試合 南場
南場は、堀選手と和久津選手がアガリをきめて、ふたりが先行する展開に。
終盤戦では園田選手が満貫をきめて、トップ争いがますます激しくなります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | サクラ | 麻雀格 | フェニ |
- | 選手名 | 園田 賢 | 堀 慎吾 | 藤崎 智 | 和久津 晶 |
- | 持ち点 | 31200 | 34000 | 5500 | 29300 |
南1 | ロン 供託 リーチ | 1300 1000 ▲1000 | ▲1300 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | ▲2900 ▲1000 | 2900 1000 | ||
南2-1 | ロン 本場 | ▲8000 ▲300 | 8000 300 | ||
南3 | 流局 リーチ | ▲1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 |
南3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 8000 300 2000 ▲1000 | ▲8000 ▲300 | ||
南4 | ツモ 供託 リーチ | 8000 1000 ▲1000 | ▲2000 | ▲2000 | ▲4000 |
終了 | 持ち点 | 43100 | 35700 | ▲13900 | 35100 |
- | 選手名 | 園田 賢 | 堀 慎吾 | 藤崎 智 | 和久津 晶 |
【南1局】
堀選手が3巡目に先制テンパイ、ダマテンから7巡目に3面まちでリーチにいく。
そこにひとつ鳴いてから藤崎選手が満貫テンパイ。
この勝負は藤崎選手が放銃、堀選手が1300のアガリでチャンス手をつぶす。
(堀選手らしい、ラス目のしかけに対する強気のリーチでアガリきった)
【南2局】
園田選手が6巡目にチートイツで先制リーチ。そこに終盤、堀選手がふたつ鳴いてテンパイ。
この勝負は園田選手が放銃、堀選手が2900のアガリで親の連荘。
(堀選手が後手から押して鳴いて、リーチをはね返した!)
【南2局1本場】
和久津選手がふたつポンして7巡目にテンパイ。
この手に藤崎選手がリーチ宣言牌で放銃、和久津選手が満貫のアガリでトップにせまる。
(藤崎選手、あたり牌で出るように出るように、手が進んでいくので厳しい)
【南3局】
ラス目の藤崎選手が中盤に先制の親リーチ。そこに和久津選手がひとつ鳴いてテンパイ。
結果はアガリが出ず流局、ふたりテンパイで親の連荘。
【南3局1本場】
2着目の堀選手が終盤にチーして先制テンパイ。そこに3着目の園田選手がリーチに行く。
結果はラス目の藤崎選手が一発でつかんで放銃、園田選手が満貫のアガリでオーラスへ。
(園田選手、満貫アガリで3着ながらトップまで4000点差につめた)
【南4局】
3着目の園田選手が終盤にテンパイ、逆転のリーチにいく。
この手を園田選手が力強くツモアガリ、2000・4000でトップ逆転に成功。
園田選手が自らのアガリでトップ獲得をきめる。
(園田選手がアガリ牌をツモる姿が印象的。堀選手はぎりぎり2着残った)
第1試合 結果
第1試合は、終盤戦で2連続の満貫をきめた園田選手が逆転でトップ獲得。
オーラスのアガリの結果、僅差で堀選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 赤坂ドリブンズ | 園田賢 | +63.1 | ▲104.8 |
2着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | +15.7 | ▲26.1 |
3着 | セガサミー フェニックス | 和久津晶 | ▲4.9 | ▲214.3 |
4着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 藤崎智 | ▲73.9 | ▲77.6 |
第2試合 東場
東場は、軽いアガリで局が進んで横並びの展開。
そこに赤坂ドリブンズの鈴木たろう選手が満貫をきめて南場にむかいます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | フェニ | ドリブ | サクラ |
- | 選手名 | 高宮 まり | 近藤 誠一 | 鈴木 たろう | 内川 幸太郎 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン | ▲2000 | 2000 | ||
東2 | ロン | 2400 | ▲2400 | ||
東2-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲3900 ▲300 ▲1000 | 3900 300 1000 | ||
東3 | ツモ 供託 リーチ | ▲300 | 1100 1000 | ▲500 | ▲300 ▲1000 |
東4 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 ▲1000 | 8000 1000 | ||
南入 | 持ち点 | 19500 | 20500 | 31500 | 28500 |
- | 選手名 | 高宮 まり | 近藤 誠一 | 鈴木 たろう | 内川 幸太郎 |
【東1局】
カドカワサクラナイツの内川幸太郎選手が中盤にポンして先制テンパイ。
この手に赤阪ドリブンズの鈴木たろう選手が放銃。
内川選手が2000のアガリで静かなスタート。
(内川選手、役牌いち鳴きで打点を見切って早アガリ)
【東2局】
セガサミーフェニックスの近藤誠一選手が中盤にテンパイ、ダマテンで静かに狙う。
すぐに内川選手が放銃、近藤選手が2400のアガリで親の連荘。
(近藤選手が親ながらダマテンで確実にアガリを拾いにいった)
【東2局1本場】
たろう選手が3つ鳴いて中盤にテンパイ。
そこにコナミ麻雀格闘倶楽部の高宮まり選手がリーチを打つ。
さらに終盤、内川選手がチーしてテンパイ。
この勝負は高宮選手が放銃、内川選手が3900のアガリでリーチをかわす。
(ここは内川選手の積極策が功を奏して、半歩先行)
【東3局】
内川選手が7巡目にチートイツのテンパイ、ダマテンで様子をみる。
そこに近藤選手がテンパイ、フリテン役なしをダマテンで様子をみる。
さらに内川選手が赤ドラを切ってリーチに打って出る。
結果は近藤選手がツモアガリ、300・500でチャンス手をかわす。
(内川選手、チャンス手が実らず残念。ここは近藤選手の冷静さと粘りが勝った)
【東4局】
たろう選手がふたつポンして中盤にテンパイ。
そこに終盤、近藤選手がテンパイしてダマテンからリーチにいく。
この勝負は近藤選手が放銃、たろう選手が満貫のアガリでトップにたって南場へ。
(たろう選手と近藤選手の一騎打ちは、ラス牌のたろう選手に軍配)
第2試合 南場
南場は、近藤選手が跳満、高宮選手が満貫をきめて終盤戦は大混戦。
オーラスは4選手が2万点台の持ち点、全員がトップを狙える点数状況になります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | フェニ | ドリブ | サクラ |
- | 選手名 | 高宮 まり | 近藤 誠一 | 鈴木 たろう | 内川 幸太郎 |
- | 持ち点 | 19500 | 20500 | 31500 | 28500 |
南1 | ツモ | ▲6000 | 12000 | ▲3000 | ▲3000 |
南2 | ロン | ▲5200 | 5200 | ||
南3 | ロン | 8000 | ▲8000 | ||
南4 | ロン | ▲5800 | 5800 | ||
南4-1 | ツモ | ▲2000 ▲100 | 8000 300 | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 |
終了 | 持ち点 | 18400 | 30800 | 26400 | 24400 |
- | 選手名 | 高宮 まり | 近藤 誠一 | 鈴木 たろう | 内川 幸太郎 |
【南1局】
近藤選手が中盤にふたつ鳴いてチンイツテンパイ。そこに終盤、親の高宮選手がリーチを打つ。
この勝負は近藤選手に軍配、3000・6000のツモアガリで親リーチを大きくはね返す。
(近藤選手らしい、大きな手作り。押すときは高打点のアガリ)
【南2局】
内川選手がふたつ鳴いてから終盤にテンパイ。
この手に親の近藤選手が放銃、内川選手が5200のアガリで微差のトップに。
(内川選手、テンパイは遅かったがそこからアガリまでは早かった)
【南3局】
ラス目の高宮選手が4巡目に満貫テンパイ、ダマテンで静かに狙う。
すぐに内川選手が放銃、高宮選手が満貫のアガリで全員2万点台でオーラスへ。
(高宮選手、ラス目からのダマテン。序盤では内川選手の放銃やむなし)
【南4局】
親の内川選手が中盤にひとつポンしてテンパイ。
すぐに近藤選手が放銃、内川選手が5800のアガリで親の連荘。
(内川選手、まずは同点トップで連荘。もうひとアガリほしい)
【南4局1本場】
3着目の近藤選手が中盤にトップ逆転のテンパイ、ダマテンで狙っていく。
勝負は終盤、近藤選手がツモアガリ、2000・4000でトップ逆転に成功。
自らのアガリで近藤選手がトップ獲得をきめる。
(近藤選手が勝負にいってトップ獲得。内川選手が親かぶりで苦しい3着に)
第2試合 結果
第2試合は、オーラスで逆転の満貫をきめた近藤選手がトップ獲得。
オーラス全員が持ち点2万点台で、白熱した終盤戦でした。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | セガサミー フェニックス | 近藤誠一 | +50.8 | ▲163.5 |
2着 | 赤坂ドリブンズ | 鈴木たろう | +6.4 | ▲98.4 |
3着 | カドカワ サクラナイツ | 内川幸太郎 | ▲15.6 | ▲41.7 |
4着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 高宮まり | ▲41.6 | ▲119.2 |
Mリーグ成績 69日目(2月4日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +636.3 | - | 68 |
2位 | EX風林火山 | +103.7 | - | 68 |
3位 | チーム雷電 | ▲14.6 | - | 68 |
4位 | カドカワ サクラナイツ | ▲41.7 | +0.1 | 70 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲98.4 | +69.5 | 70 |
6位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲119.2 | ▲115.5 | 70 |
7位 | セガサミー フェニックス | ▲163.5 | +45.9 | 70 |
8位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲302.6 | - | 68 |
本日は赤坂ドリブンズが勝利。
園田賢選手が3番手から終盤戦を連続アガリで制してトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。