
Mリーグ2020レギュラーシーズンは59日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はチーム雷電が1日2勝を達成して勝利。
萩原聖人選手と黒沢咲選手がトップ獲得の揃い踏みで勝利しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 59日目(1月18日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
渋谷アベマズ | +394.2 | 1位 |
チーム雷電 | +93.2 | 3位 |
コナミ麻雀格闘倶楽部 | ▲16.4 | 4位 |
カドカワサクラナイツ | ▲90.9 | 6位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
赤坂ドリブンズの村上淳選手がプレイヤーズ解説です。
実況 : 松嶋桃
解説 : 村上淳
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、渋谷アベマズの白鳥翔選手が満貫のアガリで試合の口火をきる。
そこにカドカワサクラナイツの沢崎誠選手が跳満をアガって先行争いに。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | アベマ | サクラ | 雷電 |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 白鳥 翔 | 沢崎 誠 | 黒沢 咲 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | 8000 1000 ▲1000 | ▲8000 | ||
東2 | ロン 供託 リーチ | ▲12000 | 12000 1000 ▲1000 | ||
東3 | ロン | ▲2900 | 2900 | ||
東3-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1000 ▲100 | ▲1000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | 4000 300 1000 ▲1000 |
東4 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | 8000 2000 ▲1000 | ▲8000 | |
南入 | 持ち点 | 10900 | 38000 | 29800 | 21300 |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 白鳥 翔 | 沢崎 誠 | 黒沢 咲 |
【東1局】
渋谷アベマズの白鳥翔選手が終盤に先制リーチ。
結果はチーム雷電の黒沢咲選手がリーチ宣言牌で放銃。
白鳥選手が満貫のアガリで試合がスタート。
(黒沢選手、開始早々の平場でテンパイしたら放銃やむなし)
【東2局】
カドカワサクラナイツの沢崎誠選手が中盤に先手をとってリーチ。
結果はコナミ麻雀格闘倶楽部の前原雄大選手が放銃。
沢崎選手が跳満のアガリをきめて、親番をむかえる。
(沢崎選手、満貫から裏2枚で跳満は嬉しい、この試合はいけそうか)
【東3局】
親の沢崎選手がひとつ鳴いてから中盤にテンパイ。
すぐに白鳥選手が放銃、沢崎選手が2900のアガリで親の連荘。
(沢崎選手、2着目の白鳥選手から直撃で打点以上に嬉しいか)
【東3局1本場】
黒沢選手が7巡目に先制リーチ。そこに白鳥選手がテンパイしてダマテンに。
この勝負は黒沢選手がツモアガリ、1000・2000で上位をめざす。
(黒沢選手が安めながら、上位を伺える位置をキープするアガリ)
【東4局】
白鳥選手が中盤に先手をとってリーチ。そこに前原選手が追っかけリーチにいく。
さらに沢崎選手がチーしてテンパイ追いつく。
この勝負は沢崎選手が放銃、白鳥選手が満貫のアガリで南場へ。
(沢崎選手、鳴いたゆえにあたり牌をつかんでしまった。次に期待!)
第1試合 南場
南場は、前原選手が親の連荘でトップ争いに参戦。
そこにトップ目の白鳥選手がアガリをきめて、終盤戦にむかいます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | アベマ | サクラ | 雷電 |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 白鳥 翔 | 沢崎 誠 | 黒沢 咲 |
- | 持ち点 | 10900 | 38000 | 29800 | 21300 |
南1 | ロン | 2900 | ▲2900 | ||
南1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 7700 300 2000 ▲1000 | ▲7700 ▲300 | ▲1000 | |
南1-2 | ロン 本場 供託 リーチ | 7700 600 2000 ▲1000 | ▲1000 | ▲7700 ▲600 | |
南1-3 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1300 ▲300 | 5200 900 1000 ▲1000 | ▲1300 ▲300 | ▲1300 ▲300 |
南2 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
南3-1 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 | ▲1500 |
南3-2 | ロン 本場 供託 | 1000 600 2000 | ▲1000 ▲600 | ||
南4 | 流局 | 3000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
終了 | 持ち点 | 36300 | 40600 | 16200 | 6900 |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 白鳥 翔 | 沢崎 誠 | 黒沢 咲 |
【南1局】
親の前原選手がひとつ鳴いて中盤にテンパイ。そこに白鳥選手がテンパイしてダマテンで様子見。
結果は沢崎選手が放銃、前原選手が2900のアガリで親の連荘。
(ここは他の選手は前原選手の親を早く流したいところ)
【南1局1本場】
チーム雷電の黒沢先選手が中盤に先制リーチ。すぐに前原選手が追っかけリーチ。
結果は勝負にいった沢崎選手が放銃、前原選手が7700のアガリでさらに連荘。
(沢崎選手、ラス目の親への放銃は痛いところ)
【南1局2本場】
親の前原選手が6巡目に先制リーチ。同巡に沢崎選手が追っかけリーチにいく。
結果は黒沢選手が放銃、前原選手が7700のアガリで3連続の加点。
(前原選手がいいペースでアガリを重ねている印象)
【南1局3本場】
白鳥選手が7巡目に先制テンパイ、ダマテンで様子をみる。
そこに親の前原選手がひとつ鳴いてテンパイ。さらに黒沢選手がテンパイしてダマテン。
終盤に白鳥選手がリーチにうって出る。
この勝負は白鳥選手に軍配、1300・2600のツモアガリでリードを広げる。
(白鳥選手、ダマテンから打点と好形変化を待ってからのアガリは好感触)
【南3局1本場】
流局の親流れをはさんで南3局1本場。
親の沢崎選手が終盤にテンパイ、ダマテンで変化をまつ。そこに前原選手がリーチを打つ。
結果はアガリが出ず流局、ふたりテンパイで親の連荘。
【南3局2本場】
前原選手がふたつ鳴いて序盤にテンパイ。そこに中盤、親の沢崎選手がリーチを打つ。
この勝負は沢崎選手が放銃、前原選手が1000のアガリでリーチをかわす。
(沢崎選手、この勝負手をアガれなかったのはめちゃ厳しい)
【南4局】
4選手、手が進まずに前原選手が終盤にようやくテンパイ。
そのままアガリが出ず流局、ひとりテンパイの親流れで試合に決着。
白鳥選手が逃げ切って、トップ獲得をきめる。
(沢崎選手、この試合は裏目が多くて厳しかった)
第1試合 結果
第1試合は、白鳥選手が序盤から有利に試合を進め、逃げ切ってトップを獲得。
南場の親で3連続アガリの前原選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 白鳥翔 | +60.6 | +454.8 |
2着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 前原雄大 | +16.3 | ▲0.1 |
3着 | カドカワ サクラナイツ | 沢崎誠 | ▲23.8 | ▲114.7 |
4着 | チーム雷電 | 黒沢咲 | ▲53.1 | +40.1 |
第2試合 東場
東場は、コナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手が軽快にアガリをきめる。
試合はテンポよくすすんでアガリ4局で南場へ。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | 麻雀格 | 雷電 | アベマ |
- | 選手名 | 内川 幸太郎 | 佐々木 寿人 | 瀬戸熊 直樹 | 多井 隆晴 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ | ▲4000 ▲1000 | 8000 2000 ▲1000 | ▲2000 | ▲2000 |
東2 | ツモ 供託 リーチ | 5200 2000 ▲1000 | ▲2600 ▲1000 | ▲1300 | ▲1300 |
東3 | ロン | 1000 | ▲1000 | ||
東4 | ツモ 供託 リーチ | ▲1300 | 5200 1000 ▲1000 | ▲1300 | ▲2600 |
南入 | 持ち点 | 25900 | 35600 | 20400 | 18100 |
- | 選手名 | 内川 幸太郎 | 佐々木 寿人 | 瀬戸熊 直樹 | 多井 隆晴 |
【東1局】
カドカワサクラナイツの内川幸太郎選手が中盤に先制リーチ。
そこにコナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手が同巡に追っかけリーチを打つ。
このめくり合いは寿人選手に軍配、2000・4000のツモアガリで先制点をきめる。
(内川選手、両面まちのいいリーチだったけどここは残念)
【東2局】
チーム雷電の瀬戸熊直樹選手が先制テンパイ、ダマテンで様子を見る。
そこに親の寿人選手がリーチを打つ。さらに内川選手が追っかけリーチにいく。
この勝負は内川選手に軍配、1300・2600のツモアガリ。
(内川選手、親リーチに勝ったこのアガリは嬉しい!)
【東3局】
内川選手が中盤にテンパイ、ダマテンで静かに狙う。
結果は多井選手が放銃、内川選手が1000のアガリで試合をまわす。
(内川選手、高めなら満貫あったけど安めでも見逃しはしない)
【東4局】
寿人選手が5巡目に先手をとってリーチにいく。
このリーチをすぐにツモアガリ、寿人選手が1300・2600のアガリで南場へ。
(寿人選手、裏1枚が大きい。4局でテンポよく南入)
第2試合 南場
南場は、渋谷アベマズの多井隆晴選手が満貫で反撃。
そこに寿人選手が親の跳満で一気に優勢で終盤戦へ。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | 麻雀格 | 雷電 | アベマ |
- | 選手名 | 内川 幸太郎 | 佐々木 寿人 | 瀬戸熊 直樹 | 多井 隆晴 |
- | 持ち点 | 25900 | 35600 | 20400 | 18100 |
南1 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 ▲1000 | 8000 1000 | ||
南2 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 ▲1000 | ▲1500 |
南2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲6000 ▲100 | 18000 300 3000 ▲1000 | ▲6000 ▲100 | ▲6000 ▲100 |
南2-2 | 流局 リーチ | ▲1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 |
南3-3 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲12000 ▲900 | 12000 900 2000 ▲1000 | ||
南4 | ツモ 供託 リーチ | 8000 1000 ▲1000 | ▲2000 | ▲2000 | ▲4000 |
終了 | 持ち点 | 24800 | 43900 | 400 | 30900 |
- | 選手名 | 内川 幸太郎 | 佐々木 寿人 | 瀬戸熊 直樹 | 多井 隆晴 |
【南1局】
渋谷アベマズの多井隆晴選手がひとつ鳴いて中盤にテンパイ。
そこに寿人選手がリーチを打っていく。
結果は寿人選手が放銃、多井選手が満貫のアガリで4選手の持ち点が横並びに。
(多井選手、この試合はじめてのチャンスをきっちりきめた)
【南2局1本場】
流局をはさんで親の連荘の南2局1本場。
親の寿人選手が中盤に先制リーチを打つ。
これを一発でツモアガリ、6000オールで横並びの混戦から一気に抜ける。
(薄いところを引き入れて一発ツモ、これはかなわない。あと裏ドラ申告速い!)
【南3局3本場】
流局の親流れをはさんで南3局3本場。
終盤に多井選手が先制のリーチを打つ。
結果は勝負にいった瀬戸熊選手が放銃、多井選手が跳満のアガリでトップを追う。
(瀬戸熊選手、ラス目の親番は勝負して放銃やむなし)
【南4局】
内川選手が終盤にテンパイ、ダマテンで様子見。
そこに寿人選手がテンパイ、役ありはダマテン。さいごに内川選手がリーチにいく。
このリーチを内川選手が流局まぎわにツモアガリ、3着キープのまま失点回復。
このアガリで寿人選手がトップ獲得をきめる。
(内川選手の親に放銃の確率が減ってからのリーチ&ツモアガリは参考になります)
第2試合 結果
第2試合は、親の跳満が決め手で寿人選手がトップを獲得。
守備をしっかり固めた多井選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | +63.9 | +63.8 |
2着 | 渋谷アベマズ | 多井隆晴 | +10.9 | +465.7 |
3着 | カドカワ サクラナイツ | 内川幸太郎 | ▲15.2 | ▲129.9 |
4着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | ▲59.6 | ▲19.5 |
Mリーグ成績 59日目(1月18日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +465.7 | +71.5 | 60 |
2位 | EX風林火山 | +308.9 | - | 58 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +63.8 | +80.2 | 60 |
4位 | チーム雷電 | ▲19.5 | ▲112.7 | 60 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲88.4 | - | 58 |
6位 | カドカワ サクラナイツ | ▲129.9 | ▲39.0 | 60 |
7位 | セガサミー フェニックス | ▲252.3 | - | 58 |
8位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲348.3 | - | 58 |
本日はコナミ麻雀格闘倶楽部が勝利。
佐々木寿人選手が南場の親で、展開も摸打も速攻の跳満をきめる。
その後もしっかりしめて、トップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。