
Mリーグ2020レギュラーシーズンは62日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回は渋谷アベマズが1日2勝を達成して勝利。
日向藍子選手が守備を意識した打ちまわしでトップを獲得。
多井隆晴選手が前半の先行から、抜群の安定感で逃げ切ってトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 62日目(1月22日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
コナミ麻雀格闘倶楽部 | +63.8 | 3位 |
カドカワサクラナイツ | ▲129.9 | 6位 |
セガサミーフェニックス | ▲267.9 | 7位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲355.0 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたりです。
実況 : 小林未沙
解説 : 土田浩翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、セガサミーフェニックスの茅森早香選手が跳満のアガリで先行。
そこに小林選手がアガリ返して、茅森選手と並走していきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | 麻雀格 | サクラ | パイレ |
- | 選手名 | 茅森 早香 | 高宮 まり | 堀 慎吾 | 小林 剛 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | ▲2600 ▲1000 | 2600 3000 ▲1000 | |
東2 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | 12000 300 1000 ▲1000 | ▲6000 ▲100 | ▲3000 ▲100 | ▲3000 ▲100 |
東3 | ロン 供託 リーチ | ▲6400 | 6400 1000 ▲1000 | ||
東4 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南入 | 持ち点 | 28900 | 19300 | 19900 | 30900 |
- | 選手名 | 茅森 早香 | 高宮 まり | 堀 慎吾 | 小林 剛 |
【東1局】
コナミ麻雀格闘倶楽部の高宮まり選手が中盤に暗槓から先制リーチ。
そこにユーネクストパイレーツの小林剛が追っかけリーチを打つ。
さらにセガサミーフェニックスの茅森早香選手が3軒目のリーチにいく。
このめくり合いはすぐに高宮選手が放銃、小林選手が2600のアガリで供託を総取り。
(開始早々、3人リーチの激アツ局面が発生も、裏ドラのらず軽めの打点)
【東2局1本場】
流局をはさんで親の連荘の東2局1本場。
茅森選手が中盤に先手をとってリーチ。
これを一発でツモアガリ、茅森選手が3000・6000で大きく先行。
(茅森選手、赤をひいて一発ツモで裏1枚と大満足のアガリ)
【東3局】
小林選手が7巡目にチートイツの先制リーチ。
茅森選手が押して放銃、小林選手が6400のアガリで微差のトップ目に。
(結果は放銃だったものの、茅森選手らしい攻めの姿勢)
【東4局】
高宮選手が中盤に先手をとってリーチ。
結果はアガリが出ず流局、ひとりテンパイで親が流れて南場へ。
第1試合 南場
南場は、じりじりとした展開からの流局が続く。
そこに堀慎吾が満貫のアガリをきめて終盤戦にむかいます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | 麻雀格 | サクラ | パイレ |
- | 選手名 | 茅森 早香 | 高宮 まり | 堀 慎吾 | 小林 剛 |
- | 持ち点 | 28900 | 19300 | 19900 | 30900 |
南1-1 | 流局 リーチ | 1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 | ▲1500 |
南1-2 | ロン 本場 供託 | 5200 600 2000 | ▲5200 ▲600 | ||
南2 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | 8000 300 2000 ▲1000 | ▲2000 ▲100 |
南3 | ロン 供託 リーチ | ▲2600 | 2600 1000 ▲1000 | ||
南 | 流局 供託 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 1000 | ▲1000 |
終了 | 持ち点 | 23700 | 19700 | 34500 | 22100 |
- | 選手名 | 茅森 早香 | 高宮 まり | 堀 慎吾 | 小林 剛 |
【南1局2本場】
流局をはさんで親の連荘の南1局2本場。
小林選手が序盤にふたつ鳴いて先制テンパイ。
そこにカドカワサクラナイツの堀慎吾選手がふたつ鳴いてからテンパイ追いつく。
結果は手詰まった小林選手が放銃、堀選手が5200のアガリで2着に浮上。
(ここまで出番がなかった堀選手、ようやくこの試合の初アガリがでた)
【南2局1本場】
流局をはさんで親の連荘の南2局1本場。
堀選手が終盤に先手のリーチにいく。
流局まぎわに堀選手がツモアガリ、2000・4000でトップに躍り出る。
(堀選手、苦しい配牌からテンパイして、赤ドラのツモの嬉しいアガリに)
【南3局】
3着目の小林選手が4巡目に3面まちの先制リーチ。
すぐに茅森選手が放銃、小林選手が2600のアガリでオーラスへ。
(小林選手、終盤戦でも淡々とリーチして淡々とアガる)
【南4局】
2着目の茅森選手がふたつ鳴いて先制テンパイ。そこに小林選手がひとつ鳴いてテンパイ追いつく。
そして終盤、ラス目の高宮選手がリーチを打つ。
結果はアガリが出ず流局。小林選手と茅森選手はオリて、ひとりテンパイの親流れで決着。
この結果、堀選手が逃げ切ってトップ獲得をきめる。
(堀選手、東場の我慢が実って南場で逆転に成功。チーム久しぶりのトップ獲得!)
第1試合 結果
第1試合は、流局と軽めのアガリが多い展開。
その中で、南場で満貫をきめた堀選手がトップを獲得しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | +54.5 | -75.4 |
2着 | セガサミー フェニックス | 茅森早香 | +3.7 | -264.2 |
3着 | ユーネクスト パイレーツ | 小林剛 | ▲17.9 | -372.9 |
4着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 高宮まり | ▲40.3 | 23.5 |
第2試合 東場
東場は、魚谷選手が満貫2回で順調に加点していく。
東場は4局で終了、テンポよく南場へと進んでいきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | フェニ | 麻雀格 | サクラ |
- | 選手名 | 朝倉 康心 | 魚谷 侑未 | 藤崎 智 | 岡田 紗佳 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン | ▲8000 | 8000 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | 4000 1000 ▲1000 | ▲2000 | ▲1000 | ▲1000 |
東3 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 |
東4 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | 8000 1000 ▲1000 | ▲2000 | ▲4000 |
南入 | 持ち点 | 17400 | 40800 | 20400 | 21400 |
- | 選手名 | 朝倉 康心 | 魚谷 侑未 | 藤崎 智 | 岡田 紗佳 |
【東1局】
セガサミーフェニックスの魚谷侑未選手が中盤にテンパイ、ダマテンで静かに狙う。
この手にユーネクストパイレーツの朝倉康心選手が放銃。
魚谷選手が満貫のアガリで好スタートをきる。
(魚谷選手、高め跳満の手をダマテンでしっかりアガリきった)
【東2局】
朝倉選手が7巡目に先手をとってリーチ。
この手をスッとツモアガリ、朝倉選手が1000・2000のアガリ。
(朝倉選手、放銃した分の半分をすぐに取り返した)
【東3局】
魚谷選手が中盤にチートイツの先制リーチ。
終盤にカドカワサクラナイツの岡田紗佳選手がテンパイしてダマテン。
結果はアガリが出ず流局、ふたりテンパイで親流れ。
【東4局】
魚谷選手が5巡目に先手をとってリーチ。
しばらくしてからツモアガリ、魚谷選手が2000・4000でリードを広げる。
(魚谷選手、選択とツモの効きがかみ合っている印象)
第2試合 南場
南場は、軽いアガリで局が進み、持ち点の小さく移動していく。
東場でリードを広げた魚谷選手が有利に試合を進めていきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | フェニ | 麻雀格 | サクラ |
- | 選手名 | 朝倉 康心 | 魚谷 侑未 | 藤崎 智 | 岡田 紗佳 |
- | 持ち点 | 17400 | 40800 | 20400 | 21400 |
南1 | ロン 供託 リーチ | ▲2600 ▲1000 | 2600 2000 ▲1000 | ||
南2 | ツモ 供託 リーチ | ▲1300 | ▲2600 | 5200 1000 ▲1000 | ▲1300 |
南3 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
南3-1 | 流局 リーチ | ▲1500 | ▲1500 | 1500 | 1500 ▲1000 |
南3-2 | ロン 本場 供託 | 1600 600 2000 | ▲1600 ▲600 | ||
南4 | ロン 供託 リーチ | 8000 2000 ▲1000 | ▲8000 ▲1000 | ||
終了 | 持ち点 | 22600 | 39900 | 25500 | 12000 |
- | 選手名 | 朝倉 康心 | 魚谷 侑未 | 藤崎 智 | 岡田 紗佳 |
【南1局】
コナミ麻雀格闘倶楽部の藤崎智選手が6巡目にテンパイ、役なし愚形はダマテン。
そこに中盤、岡田選手がリーチを打つ。藤崎選手も追っかけリーチにいく。
このめくり合いは藤崎選手が放銃、岡田選手が2600のアガリ。
(岡田選手、この試合の初アガリ。ここから弾みをつけていきたい)
【南2局】
藤崎選手が3巡目に早い先制リーチを打つ。
この手をスッと赤ドラでツモアガリ、藤崎選手が1300・2600で2着にせまる。
(藤崎選手、ここは忍ばず打点重視でアガリきった)
【南3局】
親の藤崎選手が6巡目に先手をとってリーチ。
結果はアガリが出ず流局、ひとりテンパイで親の連荘。
(藤崎選手、高め6000オールがツモれず)
【南3局2本場】
流局をはさんで親の連荘の南3局2本場。
魚谷選手が7巡目にテンパイ、ダマテンで狙う。そこに藤崎選手がポンしてテンパイ。
結果は岡田選手が放銃、魚谷選手が1600のアガリでトップをキープしてオーラスへ。
(ここは魚谷選手が確実に局を進めるアガリ)
【南4局】
魚谷選手が中盤にチーしてテンパイ。そこにラス目の朝倉選手がリーチを打つ。
さらに親の岡田選手が追っかけリーチにいく。
この勝負は岡田選手が放銃、朝倉選手が満貫のアガリで3着逆転。
このアガリで魚谷選手がトップ獲得をきめる。
(岡田選手、めくり合いで3枚のアガリ牌より、あたりのラス牌つかむは放銃やむなし)
第2試合 結果
第2試合は、満貫2回きめて放銃なしの魚谷選手がトップを獲得。
オーラスに満貫をきめた朝倉選手が逆転で3着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | セガサミー フェニックス | 魚谷侑未 | +59.9 | ▲204.3 |
2着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 藤崎智 | +5.5 | +29.0 |
3着 | ユーネクスト パイレーツ | 朝倉康心 | ▲17.4 | ▲390.3 |
4着 | カドカワ サクラナイツ | 岡田紗佳 | ▲48.0 | ▲123.4 |
Mリーグ成績 62日目(1月22日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +589.2 | - | 62 |
2位 | EX風林火山 | +261.4 | - | 62 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +29.0 | ▲34.8 | 62 |
4位 | チーム雷電 | ▲52.5 | - | 62 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲109.1 | - | 62 |
6位 | カドカワ サクラナイツ | ▲123.4 | +6.5 | 62 |
7位 | セガサミー フェニックス | ▲204.3 | +63.6 | 62 |
8位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲390.3 | ▲35.3 | 62 |
本日はセガサミーフェニックスが勝利。
魚谷侑未選手が東場でリードを広げ、終盤戦は押し切ってトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。