Mリーグ2020レギュラーシーズンは45日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はカドカワサクラナイツが勝利。
堀慎吾選手が接戦を制してトップを獲得。
そして内川幸太郎選手がアガリ回数で圧倒してトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 45日目(12月21日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +336.4 | 1位 |
カドカワサクラナイツ | ▲65.3 | 4位 |
赤坂ドリブンズ | ▲82.5 | 6位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲184.2 | 7位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
渋谷アベマズの多井隆晴選手がプレイヤーズ解説です。
実況 : 小林未沙
解説 : 多井隆晴
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、EX風林火山の滝沢和典選手がアガリを重ねてペースを握る。
カドカワサクラナイツの堀慎吾選手も親でアガって反撃します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | サクラ | パイレ | 風林火 |
- | 選手名 | 園田 賢 | 堀 慎吾 | 瑞原 明奈 | 滝沢 和典 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン | ▲8000 | 8000 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | 12000 1000 | ▲4000 ▲1000 | ▲4000 |
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | 8000 300 1000 ▲1000 | ▲2000 ▲100 |
東3 | ツモ | ▲1000 | ▲1000 | ▲2000 | 4000 |
東4 | ツモ | ▲2000 | ▲2000 | 8000 | ▲4000 |
南入 | 持ち点 | 7900 | 30900 | 23900 | 37300 |
【東1局】
EX風林火山の滝沢和典選手がふたつ鳴いて満貫テンパイ。
そこに赤坂ドリブンズの園田賢選手がふたつ鳴いてテンパイ追いつく。
結果は園田選手が放銃、滝沢選手が満貫のアガリで試合が動き出す。
(園田選手、最近は勝負にいく手牌すらこないからテンパイ放銃はやむなし)
【東2局】
カドカワサクラナイツの堀慎吾選手がひとつ鳴いて先制テンパイ。
そこにユーネクストパイレーツの瑞原明奈選手がリーチを打つ。
この勝負は堀選手に軍配、4000オールでまずは大きく先行。
(堀選手、高めダブ東のほうをツモアガリは嬉しい!)
【東2局1本場】
滝沢選手が中盤に先制リーチにいく。
これをすぐにツモアガリ、滝沢選手が2000・4000で前に出ていく。
(滝沢選手が好調ぶりを発揮、よく手がはいる)
【東3局】
親の滝沢選手が4巡目に約なしテンパイ、ダマテンで変化をまつ。
これをそのままツモアガリ、滝沢選手が1000・2000で追加点。
(滝沢選手、慎重な打ちまわしでも先手でアガリきった)
【東4局】
親の滝沢選手が白をポンして先制テンパイ。
そこに瑞原選手が3つ鳴いてテンパイ。さらに堀選手も鳴いてテンパイ。
結果は瑞原選手がツモアガリ、2000・4000で失点を回復して南場へ。
(堀選手、九蓮宝燈の一向聴でアツい手牌だった)
第1試合 南場
南場は、トップ目の滝沢選手が有利に試合をすすめる。
他の3選手がそれぞれアガって終盤戦に入っていきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | サクラ | パイレ | 風林火 |
- | 選手名 | 園田 賢 | 堀 慎吾 | 瑞原 明奈 | 滝沢 和典 |
- | 持ち点 | 7900 | 30900 | 23900 | 37300 |
南1 | ロン | 2000 | ▲2000 | ||
南1-1 | ロン 本場 | 5800 300 | ▲5800 ▲300 | ||
南1-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲700 ▲200 ▲1000 | ▲400 ▲200 | ▲400 ▲200 | 1500 600 1000 |
南2 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | 12000 1000 ▲1000 | ▲4000 | ▲4000 |
南2-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲300 ▲1000 | 8000 300 1000 | ||
南3 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 | ▲1500 |
南3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲1000 ▲300 ▲1000 | 1000 300 3000 | ▲1000 | |
南4 | 流局 | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 2000 |
終了 | 持ち点 | 6800 | 30200 | 27600 | 35400 |
【南1局】
親の園田選手がふたつ鳴いてテンパイ。
すぐに瑞原選手が放銃、園田選手が2000アガリで親の連荘。
(園田選手がこの試合初アガリ、ここからどうなるか)
【南1局1本場】
親の園田選手がひとつ鳴いてテンパイ。
同巡に堀選手もチートイツのテンパイ、ダマテンで様子をみる。
さらに瑞原選手も役なしテンパイ、こちらもダマテン様子見。
結果は堀選手が放銃、園田選手が5800のアガリで加点を重ねる。
(堀選手らしい、強気の選択で放銃。5800なら、まだまだこれから)
【南1局2本場】
滝沢選手が6巡目にテンパイ、ダマテンで変化をまつ。
そこに親の園田選手がリーチを打っていく。
結果は再テンパイした滝沢選手がツモアガリ、400・700で親リーチをかわす。
(堀選手、親リーチに放銃の分岐もあったから、ここはとても助かった)
【南2局】
親の堀選手が4巡目の先制リーチでプレッシャーをかける。
そこの瑞原選手がひとつチーしてテンパイ追いつく。
この勝負は堀選手に軍配、4000オールでトップとは200点差に。
(堀選手、配牌からペンチャン・ペンチャン・カンチャンをひいてリーチ!)
【南2局1本場】
親の堀選手が中盤に先手をとってリーチ。
そこに瑞原選手が満貫テンパイ、ダマテンで攻守に備える。
この勝負は堀選手が放銃、瑞原選手が満貫のアガリで2着にせまる。
(堀選手、勝負手が実らず。ここからもうひと勝負だ)
【南3局1本場】
流局で親の連荘の1本場。
堀選手がふたつ鳴いて中盤にテンパイ。そこに親の瑞原選手がリーチを打つ。
さらにラス目の園田選手がチートイツでリーチにいく。
このめくり合いは園田選手が放銃、堀選手が1000のアガリでオーラスへ。
(堀選手、1000点のアガリだけど、3人テンパイを制したのは大きい)
【南4局】
ラス目の園田選手が中盤にフリテンリーチを打つ。
そこに親の滝沢選手がテンパイしてダマテン。さらに瑞原選手がリーチにいく。
結果はアガリは出ず流局、親のノーテンで試合に決着。
滝沢選手が最終盤の接戦を制してトップ獲得をきめる。
(滝沢選手が前半の貯金をいかして、しっかりと逃げ切りをきめた)
第1試合 結果
第1試合は、前半に優位を築いた滝沢選手が逃げ切ってトップ獲得。
終盤の勝負どころでアガリをきめた堀選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | +55.4 | +391.8 |
2着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | +10.2 | ▲55.1 |
3着 | ユーネクスト パイレーツ | 瑞原明奈 | ▲12.4 | ▲196.6 |
4着 | 赤坂ドリブンズ | 園田賢 | ▲53.2 | ▲135.7 |
第2試合 東場
東場は、4選手それぞれが主張をみせる、ぶつかり合い。
EX風林火山の二階堂亜樹選手が一歩リードして南場にむかいます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | パイレ | サクラ | ドリブ |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 小林 剛 | 内川 幸太郎 | 鈴木 たろう |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | 12000 2000 ▲1000 | ▲12000 ▲1000 | ||
東1-1 | ロン 本場 | ▲1000 ▲300 | 1000 300 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲4000 | ▲2000 | 8000 1000 ▲1000 |
東3 | ツモ 供託 リーチ | ▲1000 | 4000 1000 ▲1000 | ▲2000 | ▲1000 |
東4 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 ▲1000 | ▲2000 | 8000 2000 ▲1000 | ▲4000 |
南入 | 持ち点 | 30700 | 23000 | 18300 | 28000 |
【東1局】
カドカワサクラナイツの内川幸太郎選手が先制リーチ。
そこにEX風林火山の二階堂亜樹選手が追っかけリーチにいく。
結果は内川選手が放銃、亜樹選手が満貫のアガリで好スタート。
(内川選手、難しい選択からの先制リーチ。放銃やむなし)
【東1局1本場】
内川選手がふたつ鳴いてテンパイ。
ほどなく亜樹選手が放銃、内川選手が1000のアガリで親を流す。
(内川選手、ここは欲張らずに早いアガリ)
【東2局】
赤坂ドリブンズの鈴木たろう選手が終盤にリーチ。
そこにユーネクストパイレーツの小林剛選手がひとつ鳴きからテンパイ。
結果はたろう選手がツモアガリ、2000・4000でトップ争いに参戦。
(たろう選手らしい、攻める姿勢のリーチでツモアガリ)
【東3局】
小林選手が5巡目の先制リーチ。
そこに親の内川選手が發をポンしてテンパイ追いつく。
この勝負は小林選手に軍配、1000・2000ツモアガリで失点を回復。
(内川選手にアガリの分岐あったけど、これは明らかに難しい選択)
【東4局】
ラス目の内川選手が中盤に先制リーチ。
そこに亜樹選手が追っかけリーチを打つ。さらにたろう選手が鳴いてテンパイ。
結果は内川選手がツモアガリ、2000・4000でひとり沈みから戦線に復帰。
(内川選手、ここは勝利の女神が微笑んだ。裏ドラ1枚も嬉しい)
第2試合 南場
南場は、高打点が出ずに流局で試合が進む展開に。
オーラスには4選手それぞれが目的に向かって気力をふりしぼります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | パイレ | サクラ | ドリブ |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 小林 剛 | 内川 幸太郎 | 鈴木 たろう |
- | 持ち点 | 30700 | 23000 | 18300 | 28000 |
南1 | ロン 供託 リーチ | ▲5200 | 5200 1000 ▲1000 | ||
南2 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
南3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 1300 300 2000 ▲1000 | ▲1300 ▲300 | ||
南4 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | 1500 | ▲1500 | ▲1500 1000 |
終了 | 持ち点 | 25000 | 26100 | 18800 | 29100 |
【南1局】
たろう選手が7巡目に先制リーチ。
すぐに亜樹選手が放銃、たろう選手が5200のアガリでトップ逆転。
(たろう選手がドラ2のチャンス手をまっすぐアガった)
【南2局】
小林選手が中盤にふたつ鳴いて先制テンパイ。
そこにたろう選手がチーしてテンパイ。さらに内川選手がリーチを打つ。
亜樹選手が跳満見えるテンパイから守備にまわる。
結果はアガリが出ず流局、ひとりテンパイで親流れ。
(内川選手、アガれなかったけどリーチで全員の足を止めた)
【南3局】
小林選手が7巡目に先手をとってリーチ。
結果はたろう選手が放銃、小林選手が1300のアガリで2着浮上でオーラスへ。
(小林選手らしい、欲張らないドライなアガリ)
【南4局】
3着目の亜樹選手が7巡目に逆転狙いのリーチを打つ。
そこに小林選手がチートイツでテンパイ追いつく。
結果はアガリが出ず流局、親が流れで試合が決着。
この結果、たろう選手がトップ獲得をきめる。
(内川選手、試合序盤での出遅れが響いた結果だけど、見せ場は作った)
第2試合 結果
第2試合は、たろう選手が先制、中押しから逃げ切ってトップを獲得。
そしてオーラスの追撃をしのぎ切った小林選手が2着に入っています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 赤坂ドリブンズ | 鈴木たろう | +50.1 | ▲85.6 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 小林剛 | +6.1 | ▲190.5 |
3着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | ▲15.0 | +376.8 |
4着 | カドカワ サクラナイツ | 内川幸太郎 | ▲41.2 | ▲96.3 |
Mリーグ成績 45日目(12月21日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +376.8 | +40.4 | 46 |
2位 | 渋谷アベマズ | +267.8 | - | 44 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +130.5 | - | 44 |
4位 | チーム雷電 | ▲77.4 | - | 44 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲85.6 | ▲3.1 | 46 |
6位 | カドカワ サクラナイツ | ▲96.3 | ▲31.0 | 46 |
7位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲190.5 | ▲6.3 | 46 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲325.3 | - | 44 |
本日はEX風林火山が勝利。
滝沢和典選手が前半のチャンスを生かしてトップを獲得。
後半の守りを見すえた慎重な打ちまわしも印象的でした。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。