Mリーグ2020レギュラーシーズンは61日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回は赤坂ドリブンズが勝利。
園田賢選手が機敏に動く麻雀で、中押しもきめてトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 61日目(1月21日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
渋谷アベマズ | +465.7 | 1位 |
EX風林火山 | +304.1 | 2位 |
チーム雷電 | ▲19.5 | 4位 |
赤坂ドリブンズ | ▲61.3 | 5位 |
そして実況・解説はこちらのおふたりです。
実況 : 松嶋桃
解説 : 渋川難波
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、チーム雷電の黒沢咲選手が跳満のアガリで先手をとる。
それをEX風林火山の滝沢和典選手が親の満貫を直撃してかわしていきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | ドリブ | 雷電 | 風林火 |
- | 選手名 | 日向 藍子 | 村上 淳 | 黒沢 咲 | 滝沢 和典 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲12000 | 12000 1000 ▲1000 | ||
東2 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東3-1 | 流局 | 3000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東4-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲12000 ▲600 ▲1000 | 12000 600 2000 | ||
東4-3 | ロン 本場 | 2000 900 | ▲2000 ▲900 | ||
南入 | 持ち点 | 32900 | 11000 | 21400 | 34700 |
- | 選手名 | 日向 藍子 | 村上 淳 | 黒沢 咲 | 滝沢 和典 |
【東1局】
チーム雷電の黒沢咲咲選手が中盤に地獄まちの先制リーチを打つ。
すぐに赤坂ドリブンズの村上淳選手が放銃、黒沢選手が跳満のアガリで大きな先制点。
(村上選手、地獄まちのチートイツへの放銃はやむなし)
【東2局】
渋谷アベマズの日向藍子選手が終盤にリーチを打つ。
結果はアガリが出ず流局、ひとりテンパイで親流れ。
【東3局1本場】
黒沢選手が中盤にメンホンをテンパイ、ダマテンで静かに狙う。
そこに日向選手がひとつ鳴いてから終盤に勝負手でテンパイ追いつく。
結果はアガリが出ず流局。黒沢選手がオリて、ひとりテンパイで親流れ。
(2局連続親流れ、手がぶつかりにくい展開か。日向選手がコツコツ加点)
【東4局2本場】
EX風林火山の滝沢和典選手がひとつポンして中盤に先制テンパイ。
そこに終盤、黒沢選手がリーチにいく。
この勝負は黒沢選手が放銃、滝沢選手が満貫のアガリで一気にトップに。
(滝沢選手、リーチに一発で赤ドラ勝負したのが見事に実った)
【東4局3本場】
日向選手が中盤にひとつ鳴いてテンパイ。
すぐに滝沢選手が放銃、日向選手が2000のアガリでトップに迫る。
(日向選手、この早いアガリでペースをつかめるか)
第1試合 南場
南場は、日向選手がトップ目から満貫のアガリでリードを広げる。
終盤戦は滝沢選手と黒沢選手が追い上げをみせます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | ドリブ | 雷電 | 風林火 |
- | 選手名 | 日向 藍子 | 村上 淳 | 黒沢 咲 | 滝沢 和典 |
- | 持ち点 | 32900 | 11000 | 21400 | 34700 |
南1 | ロン | 3200 | ▲3200 | ||
南2 | ツモ 供託 リーチ | 8000 2000 ▲1000 | ▲4000 ▲1000 | ▲2000 | ▲2000 |
南3 | ロン | ▲2600 | 2600 | ||
南4 | ロン | ▲1500 | 1500 | ||
南4-1 | ロン | 3900 300 1000 ▲1000 | ▲3900 ▲300 | ||
終了 | 持ち点 | 39300 | 6000 | 25300 | 29400 |
- | 選手名 | 日向 藍子 | 村上 淳 | 黒沢 咲 | 滝沢 和典 |
【南1局】
黒沢選手が6巡目に先制テンパイ、ダマテンで様子を見ていく。
すぐに滝沢選手がつかんで放銃、黒沢選手が3200のアガリ。
(黒沢選手、タンヤオチートイツはまちの選択が悩ましい)
【南2局】
日向選手が6巡目に3面まちの先制リーチ。そこに村上選手が追っかけリーチにいく。
このめくり合いは日向選手に軍配、2000・4000のツモアガリでリードを広げる。
(日向選手、嬉しい3面まちから嬉しいツモアガリ)
【南3局】
2着目の滝沢選手が5巡目にひとつ鳴いて先手のテンパイ。
すぐに日向選手が放銃、滝沢選手が2600のアガリでオーラスの親番へ。
(滝沢選手、ここは打点を見切ってオーラスの親で勝負をかける)
【南4局】
トップ目の日向選手が5巡目に發をポンしてテンパイ。
そこに中盤、親の滝沢選手がポンしてテンパイ追いつく。
結果は黒沢選手がリーチ宣言牌で放銃、滝沢選手が1500のアガリで親の連荘。
(滝沢選手、日向選手のあたり牌をおさえてのアガリで、次局に望みをつなぐ)
【南4局1本場】
3着目の黒沢選手が中盤にテンパイ、ダマテンで様子をうかがう。
そこに滝沢選手が放銃も黒沢選手は見逃し。次巡、打点アップして黒沢選手がリーチを打つ。
結果は滝沢選手が放銃、黒沢選手が3900のアガリで3着キープ。
このアガリで試合に決着、日向選手がトップ獲得をきめる。
(黒沢選手、2着直撃するも裏1枚の条件がクリアできずで2着逆転ならず)
第1試合 結果
第1試合は、日向選手が流局テンパイでの加点から高打点のアガリでトップ獲得。
オーラス放銃した滝沢選手が裏ドラ1枚の差で2着をキープしています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 日向藍子 | +59.3 | +525.0 |
2着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | +9.4 | +313.5 |
3着 | チーム雷電 | 黒沢咲 | ▲14.7 | ▲34.2 |
4着 | 赤坂ドリブンズ | 村上淳 | ▲54.0 | ▲115.3 |
第2試合 東場
東場は、渋谷アベマズの多井隆晴選手が満貫のアガリで試合開始。
そこに赤坂ドリブンズの園田選手が満貫をアガってならびかけていきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | アベマ | ドリブ | 雷電 |
- | 選手名 | 滝沢 和典 | 多井 隆晴 | 園田 賢 | 萩原 聖人 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 ▲1000 | 8000 3000 ▲1000 | ▲1000 | |
東2 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | 8000 1000 | ▲8000 | |
東3 | ツモ 供託 リーチ | ▲1300 | 5200 1000 ▲1000 | ▲2600 | ▲1300 |
東4 | ツモ | ▲1000 | 4000 | ▲1000 | ▲2000 |
南入 | 持ち点 | 12700 | 44200 | 30400 | 12700 |
- | 選手名 | 滝沢 和典 | 多井 隆晴 | 園田 賢 | 萩原 聖人 |
【東1局】
渋谷アベマズの多井隆晴選手が6巡目に先制リーチ。
そこに中盤、チーム雷電の萩原聖人選手が追っかけリーチにいく。
さらにEX風林火山の滝沢和典選手も追っかけリーチを打つ。
このめくり合いは滝沢選手が放銃、多井選手が満貫のアガリでスタートダッシュ。
(東1局から3軒リーチのバチバチな展開は多井選手が勝利)
【東2局】
滝沢選手が6巡目に先手をとってリーチ。そこに中盤、多井隆晴がテンパイしてダマテン。
さらに赤坂ドリブンズの園田選手がチーしてテンパイ追いつく。
結果は萩原選手が放銃、園田選手が満貫のアガリでトップを追う。
(園田選手が後手から追いついて、先制リーチを追い越すアガリ)
【東3局】
多井選手が中盤に先制テンパイ、まずはダマテン。そこから好形変化して終盤にリーチにいく。
この手をスッとツモアガリ、多井選手が1300・2600のアガリでリードを広げる。
(多井選手、先手から押し切ってツモアガる良い展開)
【東4局】
多井選手がふたつ鳴いて中盤に先手のテンパイ。
この手をすぐにツモアガリ、多井選手が1000・2000のアガリで南場へむかう。
(多井選手が東場4局のうち、3回アガリで東場を制圧!)
第2試合 南場
南場は、園田選手が軽快にアガリを重ねてトップを追う。
終盤戦では萩原選手が高打点のアガリで追い上げをみせます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | アベマ | ドリブ | 雷電 |
- | 選手名 | 滝沢 和典 | 多井 隆晴 | 園田 賢 | 萩原 聖人 |
- | 持ち点 | 12700 | 44200 | 30400 | 12700 |
南1 | ロン 供託 リーチ | 3900 1000 ▲1000 | ▲3900 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | 3900 2000 ▲1000 | ▲3900 ▲1000 | ||
南3 | ロン 供託 リーチ | ▲12000 | 12000 1000 ▲1000 | ||
南4 | ロン 供託 リーチ | ▲5800 ▲1000 | 5800 2000 ▲1000 | ||
南4-1 | 流局 供託 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 1000 | ▲1000 | ▲1000 |
終了 | 持ち点 | 7900 | 43200 | 26200 | 21700 |
- | 選手名 | 滝沢 和典 | 多井 隆晴 | 園田 賢 | 萩原 聖人 |
【南1局】
園田選手が7巡目に先手をとってリーチ。
結果は押していった萩原選手が放銃、園田選手が3900のアガリでトップまで約1万点差。
(園田選手、2巡目先切りのアガリ牌をつり出すテクニカルなリーチ)
【南2局】
萩原選手が中盤に先制リーチを打つ。そこに園田選手が追っかけリーチにいく。
さらに滝沢選手がテンパイ、ダマテンで様子をうかがう。
この勝負は萩原選手が放銃、園田選手が3900のアガリでトップにせまる。
(園田選手、リーチ対決を制していよいよトップに照準を合わせる)
【南3局】
萩原選手が中盤に先制リーチ。そこに終盤、親の園田選手がテンパイしてダマテンに。
結果は押していった園田選手が放銃、萩原選手が裏3枚の跳満のアガリで3着逆転。
(萩原選手、ここでまさかの裏ドラ3枚。嬉しいラス目脱出に)
【南4局】
親の萩原選手が4巡目の早いリーチでプレッシャーをかける。しかも3面まち。
そこに終盤、ラス目の滝沢選手が3着逆転の追っかけリーチを打つ。
このめくり合いは滝沢選手が放銃、萩原選手が5800のアガリで親の連荘。
(萩原選手、このアガリで2着からトップも目指せる位置にきた!)
【南4局1本場】
ラス目の滝沢選手が終盤にドラ単騎のチートイツでリーチを打つ。
結果はアガリが出ず流局、ひとりテンパイの親流れで試合に決着。
この流局で多井選手がトップ獲得をきめる。
(滝沢選手はまちが純カラ。萩原選手はテンパイ牌が王牌にごっそりで厳しい)
第2試合 結果
第2試合は、多井選手が東場でリードを広げ、逃げ切ってトップ獲得。
終盤戦で追い上げた萩原選手が3着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 多井隆晴 | +64.2 | +589.2 |
2着 | 赤坂ドリブンズ | 園田賢 | +6.2 | ▲109.1 |
3着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | ▲18.3 | ▲52.5 |
4着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | ▲52.1 | +261.4 |
Mリーグ成績 61日目(1月21日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +589.2 | +123.5 | 62 |
2位 | EX風林火山 | +261.4 | ▲42.7 | 62 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +63.8 | - | 60 |
4位 | チーム雷電 | ▲52.5 | ▲33.0 | 62 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲109.1 | ▲47.8 | 62 |
6位 | カドカワ サクラナイツ | ▲129.9 | - | 60 |
7位 | セガサミー フェニックス | ▲267.9 | - | 60 |
8位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲355.0 | - | 60 |
本日は渋谷アベマズが1日2勝を達成して勝利。
日向藍子選手が地道な加点と守りを固めてトップを獲得。
多井隆晴選手は前半戦で優勢にたち、後半戦は鉄壁の守りで逃げ切りトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。