Mリーグ2020成績 89日目結果(3月11日) 黒沢咲選手が激戦を逆転トップで制して望みをつなぐ!

Mリーグ2020成績89日目画像

Mリーグ2020レギュラーシーズンは89日目。

今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。

前回は渋谷アベマズが勝利。

多井隆晴選手が守備をしっかり固めて、少ないチャンスをものにしてトップを獲得しました。

それでは、今回の結果です。

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Mリーグ結果 89日目(3月11日) 黒沢咲選手が激戦を逆転トップで制して望みをつなぐ!

Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。

セミファイナル進出を占う各チームの最終日、3~6位の4チームでの争い。

特に6位のチーム雷電はセミファイナル進出への正念場の1日です。

チーム名チームpt順位
赤坂ドリブンズ▲22.93位
EX風林火山▲76.94位
コナミ麻雀格闘倶楽部▲166.15位
チーム雷電▲225.16位

そして実況・解説はこちらのおふたり。

「この倍満、世が世なら1600ですよ」の渋川難波プロが解説です。

実況 : 日吉辰哉

解説 : 渋川難波

 

(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)

第1試合 東場

東場は、流局が多くじりじりとした展開で進んでいく。

EX風林火山の勝又健志選手が2600オールでトップにたちます。

局-本場備考東家南家西家北家
チーム麻雀格雷電ドリブ風林火
選手名佐々木
 寿人
瀬戸熊
 直樹
園田 
  賢
勝又 
 健志
持ち点25000250002500025000
東1流局
リーチ
▲1000
 
▲1000
 
3000
▲1000
▲1000
 
東2-1流局
リーチ
1000
▲1000
1000
 
1000
 
▲3000
 
東2-2ツモ
本場
供託
リーチ
▲400
▲200
 
▲1000
▲700
▲200
 
 
1500
600
4000
 
▲400
▲200
 
▲1000
東3流局
リーチ
▲1000
 
▲1000
 
▲1000
 
3000
▲1000
東4-1ロン
本場
▲2900
▲300
2900
300
東4-2ツモ
本場
供託
リーチ
▲2600
▲200
 
 
▲2600
▲200
 
 
▲2600
▲200
 
 
7800
600
1000
▲1000
東4-3ツモ
本場
▲1000
▲100
▲1000
▲100
▲1000
▲100
3000
300
東4-4ツモ
本場
1100
1200
▲300
▲400
▲300
▲400
▲500
▲400
南入持ち点16400183002830037000
選手名佐々木
 寿人
瀬戸熊
 直樹
園田 
  賢
勝又 
 健志

【東1局】

赤坂ドリブンズの園田賢選手が中盤に先制リーチを打つ。

他3選手は手が入らず守備にまわる。そのまま流局、園田選手のひとりテンパイで親流れ。

(園田選手、チーム3位の状況で、まずは攻めの姿勢をみせる)

 

【東2局1本場】

コナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手が中盤に先制リーチを打つ。

そこに終盤、チーム雷電の瀬戸熊直樹選手がテンパイ、役なし愚形をダマテン様子見。

さらに園田選手がチーして、役牌バックのテンパイで追いつく。

結果はアガリが出ず流局、3人テンパイで瀬戸熊選手が親の連荘。

(園田選手、リーチにぐいぐい押していく。瀬戸熊選手も親番はある程度は押していく)

 

【東2局2本場】

園田選手が中盤にテンパイ、ピンフのみをダマテンで静かにいく。

そこにEX風林火山の勝又選手がリーチを打つ。さらに終盤、寿人選手が追っかけリーチにいく。

この勝負は園田選手に軍配、400・700のツモアガリで供託4本を回収。

(園田選手、いったんテンパイ崩すも、打点が見えて復活。しっかりアガリきった)

 

【東3局】

勝又選手が中盤にチートイツのテンパイ、ダマテンからまちごろの牌に変えてリーチを打つ。

他3選手は手が入らず、そのまま流局。勝又選手のひとりテンパイで親流れ。

(勝又選手、場況に絶好の牌でまつも、脇と王牌でアガリに届かず)

 

【東4局1本場】

寿人選手が6巡目にテンパイ、役なしをダマテンで変化をみる。

そこに中盤、勝又選手がポンしてテンパイ。寿人選手も変化してイッツーがついた。

結果は寿人選手が放銃、勝又選手が2900のアガリで親の連荘。

(勝又選手、機敏に動いて連荘。次のチャンスを狙っていく)

 

【東4局2本場】

親の勝又選手が5巡目に先制リーチでプレッシャーをかける。

そこに中盤、寿人選手がフリテンのテンパイ、ダマテンでひょっこりツモまち。

さらに終盤、瀬戸熊選手が満貫テンパイで追いつく。

この勝負は勝又選手に軍配、2600オールでトップにたってさらに連荘。

(勝又選手、これでセミファイナルへだいぶ道筋が見えてきた)

 

【東4局3本場】

親の勝又選手が中盤にチーしてテンパイ。

ほどなくスッとツモアガリ、1000オールで他とのリードを広げていく。

(勝又選手、優位からさらにラスにならないような展開へともっていく)

 

【東4局4本場】

寿人選手が中盤にふたつチーして先制テンパイ。

すぐに寿人選手がツモアガリ、300・500で南場の親をむかえる。

(寿人選手、ここはさらっと流して親番のチャンスをまつ)

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第1試合 南場

南場は、東場から一転、高打点の乱打戦。

親の満貫、跳満、倍満と乱打戦のまま、勝負を決する終盤戦に突入します。

局-本場備考東家南家西家北家
チーム麻雀格雷電ドリブ風林火
選手名佐々木
 寿人
瀬戸熊
 直樹
園田 
  賢
勝又 
 健志
持ち点16400183002830037000
南1ツモ
供託
リーチ
12000
1000
▲1000
▲4000
 
 
▲4000
 
 
▲4000
 
 
南1-1ロン
本場
▲12000
▲300
12000
300
南2ツモ
供託
リーチ
▲3000
 
 
▲6000
 
 
12000
1000
▲1000
▲3000
 
 
南3ツモ
供託
リーチ
16000
1000
▲1000
▲4000
 
 
▲8000
 
 
▲4000
 
 
南4ツモ2000▲500▲500▲1000
終了持ち点31100161002780025000
選手名佐々木
 寿人
瀬戸熊
 直樹
園田 
  賢
勝又 
 健志

【南1局】

親の寿人選手が6巡目に満貫からの先制リーチ。

すぐにパッとツモアガリ、4000オールで2着浮上で親の連荘。

(寿人選手らしい、親の役ありチャンス手を堂々リーチからのツモアガリ)

 

【南1局1本場】

瀬戸熊選手が終盤にチートイツで先手の跳満テンパイ、赤ドラ単騎をダマテンに。

この手に親の寿人選手が放銃、瀬戸熊選手が跳満のアガリで2着浮上。

(瀬戸熊選手、ここで跳満をものにしたのは6位のチームにものすごく大きい)

 

【南2局】

園田選手が暗槓をいれて、中盤に先制リーチを打つ。

すぐに園田選手がツモアガリ、裏2枚の3000・6000でトップにたつ。

(園田選手、暗槓で全員の打点が上がるリスクを負って、そこから高打点でアガリきった)

 

【南3局】

ラス目の寿人選手が6巡目にツモリ三暗刻のリーチを打つ。

この手を一発でツモアガリ、さらに裏3枚の4000・8000で一気にトップに駆け上がる。

(寿人選手、ここでこの一発ツモウラ3をきめるのは「人にあらず、魔王なり」)

 

【南4局】

トップ目の寿人選手が中盤に先制テンパイ、役なしをダマテンで守りを意識する。

ほどなく寿人選手がツモアガリ、300・500で乱打戦に決着をつける。

寿人選手が自らアガって、セミファイナル進出に大きく近づくトップ獲得をきめる。

(寿人選手、跳満放銃で折れそうなところ、驚異の倍満から大復活トップ獲得!)

 

第1試合 結果

第1試合は、ラス目から倍満ツモをきめた寿人選手が大逆転でトップ獲得。

このトップでチームのセミファイナル進出に大きくはずみをつけました。

着順チーム名選手名獲得ptチームpt
1着コナミ
 麻雀格闘倶楽部
佐々木寿人+51.1▲115.0
2着赤坂ドリブンズ
 
園田賢+7.8▲15.1
3着EX風林火山
 
勝又健志▲15.0▲91.9
4着チーム雷電
 
瀬戸熊直樹▲43.9▲269.0

 

第2試合 東場

東場は、チーム雷電の黒沢咲選手が満貫などで主導権を握る。

そこに前原選手が技を活かしたアガリをきめて、追走していきます。

局-本場備考東家南家西家北家
チーム雷電麻雀格風林火ドリブ
選手名黒沢 
  咲
前原 
 雄大
二階堂
 亜樹
園田 
  賢
持ち点25000250002500025000
東1ツモ
供託
リーチ
4800
1000
 
▲1600
 
 
▲1600
 
 
▲1600
 
▲1000
東1-1ツモ
本場
▲500
▲100
1100
300
▲300
▲100
▲300
▲100
東2ロン
供託
リーチ
8000
1000
▲1000
▲8000
 
 
東3ロン
供託
リーチ
6400
1000
▲1000
▲6400
 
 
東4ツモ
供託
リーチ
▲3000
 
 
▲3000
 
 
12000
1000
▲1000
▲6000
 
 
南入持ち点35200282002060016000
選手名黒沢 
  咲
前原 
 雄大
二階堂
 亜樹
園田 
  賢

【東1局】

赤坂ドリブンズの園田賢選手が3巡目に3面まちのリーチを打つ。

そこにチーム雷電の黒沢咲選手がチートイツのテンパイ、ダマテンで静かに狙う。

この勝負は黒沢選手に軍配、1600オールのツモアガリで先制リーチを押し返す。

(黒沢選手、圧倒的な後手から選択を間違えずにアガリきった。開始直後からすごすぎる)

 

【東1局1本場】

コナミ麻雀格闘倶楽部の前原雄大選手がひとつ鳴いて6巡目にテンパイ。

この手をすぐにツモアガリ、前原選手が300・500でスッと親をながす。

(前原選手、チーム状況を見すえた早アガリはベテランの味)

 

【東2局】

黒沢選手が5巡目に先手をとってリーチを打つ。

そこに中盤、EX風林火山の二階堂亜樹選手が跳満テンパイ、ダマテンで静かに狙う。

この勝負は亜樹選手が放銃、黒沢選手が満貫のアガリでリードを広げる。

(亜樹選手、高めツモ倍満のテンパイではリーチに放銃もやむなし)

 

【東3局】

前原選手が中盤にチートイツのリーチを打つ。

この手に一発で掴んだ亜樹選手が放銃、前原選手が6400のアガリで2着の好位置をキープ。

(亜樹選手、親番のドラ3の手では放銃やむなし。前原選手のまち取りが絶好だった)

 

【東4局】

亜樹選手が終盤にドラ2赤2のリーチを打つ。

この手を一発でツモアガリ、3000・6000で失点を大きく回復して南場へ。

(亜樹選手、苦しい形の手をドラを使い切ってツモアガリ。ラス牌2枚続けて引く力強さ!)

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第2試合 南場

南場は、亜樹選手が電光石火の跳満をきめてトップにせまる。

終盤戦では園田選手が追い上げて、三つ巴の激しいトップ争いになります。

局-本場備考東家南家西家北家
チーム雷電麻雀格風林火ドリブ
選手名黒沢 
  咲
前原 
 雄大
二階堂
 亜樹
園田 
  賢
持ち点35200282002060016000
南1ロン
供託
リーチ
▲12000
 
 
12000
1000
▲1000
南2ロン
供託
リーチ
1300
2000
▲1000
▲1300
 
▲1000
南3流局
リーチ
▲1000
 
▲1000
 
3000
▲1000
▲1000
 
南3-1流局
リーチ
▲1000
 
▲1000
 
▲1000
 
3000
▲1000
南4-2ツモ
本場
供託
▲4000
▲200
 
▲4000
▲200
 
▲4000
▲200
 
12000
600
2000
南4-3流局
リーチ
▲1000
 
▲1000
 
▲1000
 
3000
▲1000
南4-4ロン
本場
供託
▲2900
▲1200
 
2900
1200
1000
南4-5ツモ
本場
供託
リーチ
8000
1500
1000
 
▲2000
▲500
 
 
▲2000
▲500
 
▲1000
▲4000
▲500
 
 
終了持ち点3850065002310031900
選手名黒沢 
  咲
前原 
 雄大
二階堂
 亜樹
園田 
  賢

【南1局】

亜樹選手が3巡目に早すぎる跳満のリーチを打つ。

このリーチに前原選手が放銃、亜樹選手が跳満のアガリで2着浮上、トップに迫る。

(前原選手、早いリーチに手詰まりは放銃やむなし)

 

【南2局】

亜樹選手が4巡目に先手をとってリーチを打つ。そこに中盤、園田選手が追っかけリーチにいく。

この勝負は園田選手が放銃、亜樹選手が1300で3連続のアガリをきめる。

(亜樹選手、無双状態でスターをとった無敵状態のよう。身体が光って見える)

 

【南3局】

親の亜樹選手が3巡目に早い早いチートイツ、しかもドラ2赤1のリーチを打つ。白単騎まち。

他3選手は必死に受けにまわる。そのままアガリが出ず流局、ひとりテンパイで親の連荘。

(亜樹選手、超ド級のリーチはきまらず。黒沢選手はまだトップのチャンスが残った)

 

【南3局1本場】

ラス目の園田選手が中盤に先手をとってリーチを打つ。

他3選手は手が入らず、守りに入る。結果はアガリが出ず流局、ひとりテンパイで親流れ。

(黒沢選手、2着目で次局アガリトップのオーラスへ。チームの命運を背負ってむかう)

 

【南4局2本場】

3着目の園田選手が終盤にふたつ鳴いて先手のテンパイ。

そこに黒沢選手がテンパイ追いつく、役なし単騎まちの苦しい形をダマテンで耐える。

この勝負は園田選手に軍配、4000オールで2着に浮上してさらに連荘。

(黒沢選手、好配牌もキー牌を食い流され続けて苦しい展開に、次局どうなる?)

 

【南4局3本場】

2着目の園田選手が中盤に親リーチを打つ。

他3選手が懸命に受けながら、反撃の機会を伺う。

そのままアガリが出ずに流局、園田選手がひとりテンパイでトップにたって、親の連荘。

(園田選手のアガリならかなり試合がきまっていた。黒沢選手の望みが残った)

 

【南4局4本場】

トップ目の園田選手が中盤にテンパイ、ダマテンで様子を伺う。

そこに亜樹選手がポンしてテンパイを入れる。

結果は亜樹選手が放銃、園田選手が2900のアガリでさらに連荘。

(園田選手、ダマテンで打点よりアガリ優先。黒沢選手はこれで一旦2着に)

 

【南4局5本場】

3着目の亜樹選手が中盤に先手のリーチの打ってでる。

そこに2着目の黒沢選手がフリテンのテンパイ、ダマテンでツモるのをまつ。

この勝負は黒沢選手に軍配、2000・4000のツモアガリで見事にトップ逆転。

黒沢選手が自らのアガリで試合に決着、明日の試合結果にセミファイナル進出の望みをかける。

(黒沢選手、逆境を乗り越えて、難しい選択を乗り越えて、トップの頂きにたどり着いた!)

 

第2試合 結果

第2試合は、オーラスさいごに渾身のアガリをきめた黒沢選手がチームにトップを持ち帰る。

このトップで明日試合の下位2チームに、セミファイナル進出の高いハードルをつきつけます。

着順チーム名選手名獲得ptチームpt
1着チーム雷電
 
黒沢咲+58.5▲210.5
2着赤坂ドリブンズ
 
園田賢+11.9▲3.2
3着EX風林火山
 
二階堂亜樹▲16.9▲108.8
4着コナミ
 麻雀格闘倶楽部
前原雄大▲53.5▲168.5

 

Mリーグ成績 89日目(3月11日)

今回の試合後のチーム成績です。

順位チーム名チームpt前回比試合数
1位渋谷アベマズ
 
+626.388
2位カドカワ
 サクラナイツ
+457.988
3位赤坂ドリブンズ
 
▲3.2+19.790
4位EX風林火山
 
▲108.8▲31.990
5位コナミ
 麻雀格闘倶楽部
▲168.5▲2.490
6位チーム雷電
 
▲210.5+14.690
7位ユーネクスト
 パイレーツ
▲281.188
8位セガサミー
 フェニックス
▲312.188

 

本日は赤坂ドリブンズが勝利。

園田賢選手が2試合とも親被りで苦しい展開も、反撃して2着2回をキープしました。

またコナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人はその豪腕で倍満をツモってトップを獲得。

 

そしてチーム雷電の黒沢咲選手はチームに望みを大きく残す、貴重なトップを獲得しました。

次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。

ここまで見ていただき、ありがとうございました。

 

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