Mリーグ2020レギュラーシーズンは37日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はEX風林火山が勝利。
滝沢和典選手が攻守に安定した強さをみせてトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 37日目(12月7日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +350.4 | 1位 |
赤坂ドリブンズ | +85.2 | 4位 |
チーム雷電 | ▲285.7 | 6位 |
カドカワサクラナイツ | ▲297.7 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたりです。
解説の土田浩翔プロはサクラナイツカラーの桜色のシャツとネクタイで登場です。
実況 : 小林未沙
解説 : 土田浩翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、チーム雷電の萩原聖人選手が先手をとっていく。
そこにカドカワサクラナイツの沢崎誠選手が高打点のアガリをかぶせます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | 風林火 | 雷電 | サクラ |
- | 選手名 | 村上 淳 | 勝又 健志 | 萩原 聖人 | 沢崎 誠 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン | ▲2000 | 2000 | ||
東2 | ロン 供託 リーチ | ▲5200 | 5200 1000 ▲1000 | ||
東3 | ツモ | ▲2000 | ▲2000 | ▲4000 | 8000 |
東4 | ロン 供託 リーチ | ▲9600 | 9600 1000 ▲1000 | ||
東4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | 4000 300 2000 ▲1000 | ▲1000 ▲100 | ▲1000 ▲100 ▲1000 | ▲2000 ▲100 |
南入 | 持ち点 | 16700 | 16700 | 26100 | 40500 |
東1局、チーム雷電の萩原聖人選手がふたつ鳴いて先制のテンパイ。
すぐに赤坂ドリブンズの村上淳選手がまっすぐ勝負して放銃。
萩原選手が2000のアガリでスムーズに試合に入っていく。
(萩原選手にはめずらしい軽いしかけ。勝利への執念を感じる)
東2局、萩原選手が終盤に3面まちの先制リーチを打つ。
そこにEX風林火山の勝又健志選手が勝負にでて、一発で放銃。
萩原選手が裏ドラ1枚のって5200のアガリ。
(親の勝又選手が勝負にいきたい手牌だから、放銃もやむなし)
東3局、カドカワサクラナイツの沢崎誠選手が先制テンパイ、ダマテンで静かに狙う。
これをすぐにツモアガリ、沢崎選手が2000・4000で存在感をみせる。
(ここ最近あまりみられなかった、沢崎選手のスムーズな高打点!)
東4局、親の沢崎選手が5巡目の先制リーチでプレシャーをかける。
安牌がない村上選手が一発で放銃、沢崎選手が9600のアガリで頭ひとつ抜け出す。
(沢崎選手、一発で9600は嬉しいアガリ)
東4局1本場、萩原選手が先制リーチ。同巡、村上選手が追っかけリーチにいく。
そこに勝又選手がドラ4のテンパイ、ダマテンで狙っていく。
この勝負は村上選手に軍配、1000・2000のツモアガリで南場へ。
(3人テンパイは村上選手が勝利、沢崎選手は小ダメージですんだ)
第1試合 南場
南場は、萩原選手が跳満のアガリでトップを追いかける。
一方、沢崎選手も負けじと満貫をアガリ返します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | 風林火 | 雷電 | サクラ |
- | 選手名 | 村上 淳 | 勝又 健志 | 萩原 聖人 | 沢崎 誠 |
- | 持ち点 | 16700 | 16700 | 26100 | 40500 |
南1 | ロン | ▲3900 | 3900 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | 3900 1000 ▲1000 | ▲3900 | ||
南2-1 | 流局 リーチ | 1000 ▲1000 | 1000 | 1000 | ▲3000 |
南2-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲12000 ▲600 ▲1000 | 12000 600 3000 ▲1000 | ||
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲2000 | ▲4000 | 8000 1000 ▲1000 |
南4 | ロン | 1000 | ▲1000 | ||
終了 | 持ち点 | 15700 | 5000 | 29900 | 49400 |
南1局、沢崎選手が高めリャンペーコーのテンパイ、ダマテンで狙う。
すぐに萩原選手が放銃、沢崎選手が安めの3900ながら、リードを広げていく。
(高めなら跳満だけど、トップ目だから十分なアガリ)
南2局、親の勝又選手が6巡目の先制リーチを打つ。
まっすぐ押した萩原選手が放銃、勝又選手が3900のアガリで2着浮上。
(萩原選手が押していったが、ぴったり捕まってしまった)
流局はさんで南2局2本場、萩原選手が7巡目にチャンス手をリーチにいく。
そこに沢崎選手がテンパイ追いつく。さらに勝又選手が追っかけリーチにを打つ。
終盤、村上選手もテンパイが入って、全員テンパイの勝負どころに。
この勝負は勝又選手が放銃、萩原選手が跳満のアガリでトップを追う。
(沢崎選手もダブロンだったが、萩原選手の頭ハネで決着)
南3局、沢崎選手が7巡目に3面まちのドラ切りリーチ。
終盤に沢崎選手がツモアガリ、2000・4000でリードを広げてオーラスへ。
(よし、これで沢崎選手がかなりトップに近づいた)
南4局、村上選手がひとつ鳴いてテンパイ。
そこに勝又選手がリーチ宣言牌で放銃、村上選手が1000のアガリで3着確保。
そして沢崎選手がトップ獲得をきめる。
(やった、沢崎選手が久しぶりのトップ獲得!!)
第1試合 結果
第1試合は、アガリを重ねた沢崎選手がトップを獲得。
跳満を2回きめた、萩原選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 沢崎誠 | +69.4 | ▲228.3 |
2着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | +9.9 | ▲275.8 |
3着 | 赤坂ドリブンズ | 村上淳 | ▲24.3 | +60.9 |
4着 | EX風林火山 | 勝又健志 | ▲55.0 | +295.4 |
第2試合 東場
東場は、赤坂ドリブンズの鈴木たろう選手が満貫で先制点。
それをEX風林火山の二階堂亜樹選手が満貫ツモ2回でかわしていきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | 雷電 | ドリブ | 風林火 |
- | 選手名 | 堀 慎吾 | 萩原 聖人 | 鈴木 たろう | 二階堂 亜樹 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 | 8000 1000 ▲1000 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲4000 | ▲2000 | 8000 1000 ▲1000 |
東3 | ツモ | ▲2000 | ▲2000 | ▲4000 | 8000 |
東4 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
南入 | 持ち点 | 12000 | 18000 | 29000 | 40000 |
東1局、赤坂ドリブンズの鈴木たろう選手が5巡目にリーチ。
そこのカドカワサクラナイツの堀慎吾選手がテンパイ、ダマテンで変化をまつ。
結果は堀選手がツモ切りで放銃、たろう選手が満貫のアガリ。
(堀選手、親のテンパイでつかんだら放銃もやむなし)
東2局、EX風林火山の二階堂亜樹選手が先手をとってリーチ。
これをスムーズにツモアガリ。亜樹選手が2000・4000のアガリで先行する。
(亜樹選手が順調にツモアガリ、好調さを感じる)
東3局、二階堂亜樹選手がひとつチーして満貫のテンパイ。
そこに堀選手がひとつポンしてトイトイのテンパイで追いつく。
結果は亜樹選手がツモアガリ、2000・4000でリードを広げる。
(堀選手も攻守バランスいい選択だったが、亜樹選手に軍配か)
東4局、チーム雷電の萩原聖人選手が中をポンしてテンパイをいれる。
そこにたろう選手がリーチをうっていく。
結果はアガリは出ず流局、たろう選手のひとりテンパイで親流れ。
第2試合 南場
南場は、流局と小さなアガリでジリジリした展開。
そして終盤にトップ争いが激しさを増します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | 雷電 | ドリブ | 風林火 |
- | 選手名 | 堀 慎吾 | 萩原 聖人 | 鈴木 たろう | 二階堂 亜樹 |
- | 持ち点 | 12000 | 18000 | 29000 | 40000 |
南1-1 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南2-2 | ツモ 本場 供託 | ▲700 ▲200 | 2100 600 2000 | ▲700 ▲200 | ▲700 ▲200 |
南2-3 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲300 | ▲4000 ▲300 | 8000 900 1000 ▲1000 | ▲2000 ▲300 |
南3 | ロン 供託 リーチ | ▲5200 | 5200 1000 ▲1000 | ||
南4 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 ▲1000 | ▲4000 | ▲4000 | 12000 2000 ▲1000 |
南4-1 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 1000 |
終了 | 持ち点 | ▲400 | 20600 | 31000 | 47800 |
南1局1本場、萩原選手が中盤に先制リーチにいく。
国士無双気配の亜樹選手が押していって、他の選手に緊張が走る。
結果はアガリは出ず流局、堀選手は親流れ。
(堀選手、配牌もツモも効かなくて、親流れもしかたない)
南2局2本場、たろう選手がひとつチーしてタンヤオのテンパイ。
同巡に萩原選手もひとつポンしてテンパイ。ふたつ鳴いた亜樹選手もテンパイする。
結果は萩原選手がツモアガリ、700オールで供託2本を回収。
(堀選手が亜樹選手への放銃を回避した結果、萩原選手にアガリがきた)
南2局3本場、たろう選手が中盤に先制のリーチ。
終盤になってたろう選手がツモアガリ、2000・4000で200点差のトップにたつ。
(たろう選手が丁寧な手順でアガリきった。萩原選手はまた親被りでつらい)
南3局、萩原選手が先手をとってリーチを打つ。
勝負にいった堀選手が一発で放銃、萩原選手が5200のアガリでトップを追う。
(堀選手、ここまで全局失点で勝負にいくしかない状況)
南4局、親の亜樹選手が先制リーチでプレッシャーをかける。
そこに堀選手が追っかけリーチを打つ。
このめくり合いは亜樹選手に軍配、4000オールでトップ逆転、リードも広げる。
(堀選手、勝負手のリーチでワクワクするもアガリ牌が純カラか・・)
南4局1本場、逆転トップを目指すたろう選手がテンパイ外して跳満狙う。
堀選手は終盤に素点回復のリーチにいく。しかしアガリは出ず。
流局で試合が決着。親流れで亜樹選手がトップ獲得をきめる。
(堀選手がこの試合初めての加点。終始、展開が厳しすぎた)
第2試合 結果
第2試合は、序盤と終盤で高打点をきめた亜樹選手がトップを獲得。
さいごまでトップを狙ったたろう選手が2着になっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | +68.8 | +364.2 |
2着 | 赤坂ドリブンズ | 鈴木たろう | +11.0 | +71.9 |
3着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | ▲19.4 | ▲295.2 |
4着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | ▲60.4 | ▲288.7 |
Mリーグ成績 37日目(12月7日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +364.2 | +13.8 | 38 |
2位 | 渋谷アベマズ | +319.8 | - | 36 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +179.7 | - | 36 |
4位 | 赤坂ドリブンズ | +71.9 | ▲13.3 | 38 |
5位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲56.2 | - | 36 |
6位 | カドカワ サクラナイツ | ▲288.7 | +9.0 | 38 |
7位 | チーム雷電 | ▲295.2 | ▲9.5 | 38 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲295.5 | - | 36 |
本日はEX風林火山が勝利。
二階堂亜樹選手が終盤の競り合いを制してトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。