Mリーグ2020レギュラーシーズンは79日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はセガサミーフェニックスが勝利。
魚谷侑未選手が終盤戦の勝負どころをアガリと逃げ切りで制して、トップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 79日目(2月22日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
カドカワサクラナイツ | +54.1 | 2位 |
チーム雷電 | ▲25.4 | 4位 |
赤坂ドリブンズ | ▲179.7 | 7位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲272.9 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたりです。
実況 : 小林未沙
解説 : 土田浩翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、ユーネクストパイレーツの石橋伸洋選手が満貫2回で順調に先行。
カドカワサクラナイツの岡田紗佳選手はチャンス手が入るもアガリが遠い展開に。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | ドリブ | サクラ | パイレ |
- | 選手名 | 瀬戸熊 直樹 | 鈴木 たろう | 岡田 紗佳 | 石橋 伸洋 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | ▲500 ▲1000 | ▲300 | ▲300 | 1100 1000 |
東2 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 | 8000 1000 ▲1000 | ||
東3 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 | ▲1500 |
東3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲300 | 8000 1000 ▲1000 | ||
東4 | 流局 リーチ | 1000 | 1000 | 3000 ▲1000 | 1000 |
南入 | 持ち点 | 23000 | 14200 | 19900 | 41900 |
- | 選手名 | 瀬戸熊 直樹 | 鈴木 たろう | 岡田 紗佳 | 石橋 伸洋 |
【東1局】
ユーネクストパイレーツの石橋伸洋選手が中盤にポンして先制テンパイ。
そこにチーム雷電の瀬戸熊直樹選手が親リーチを打つ。
この勝負は石橋選手に軍配、300・500のツモアガリで親リーチをサラリとかわす。
(石橋選手らしい、先手を取るしかけからのアガリ)
【東2局】
石橋選手が中盤に満貫3面まちの先制リーチを打つ。
結果は押していった赤坂ドリブンズの鈴木たろう選手が放銃。
石橋選手が満貫のアガリで、序盤戦は一歩リード。
(石橋選手、絶好の入り目からチャンス手を見事にものにした)
【東3局】
瀬戸熊直樹が中盤にドラを切り出してリーチにいく。
そこにカドカワサクラナイツの岡田紗佳選手がドラをポンしてのテンパイをいれる。
そのままアガリが出ず流局、ふたりテンパイで親の連荘。
(岡田選手、単騎まちが王牌に3枚も、満貫の放銃を回避しての連荘は十分)
【東3局1本場】
石橋選手が中盤に先手をとってリーチ。そこの親の岡田選手がひとつポンしてテンパイ。
この勝負は岡田選手が放銃、石橋選手が満貫のアガリでリードを広げる。
(岡田選手、親の満貫テンパイは放銃やむなし)
【東4局1本場】
岡田選手が中盤に先制リーチにいく。
他3選手は手が入らず、そのままアガリが出ず流局。
岡田選手のひとりテンパイで親流れして南場へ。
(岡田選手、今度は王牌にアガリ牌が4枚。今日のライバルは王牌か)
第1試合 南場
南場は、流局の親流れで局が進んでいく。
そこに岡田選手が跳満をツモってトップ争いの終盤戦に入ります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | ドリブ | サクラ | パイレ |
- | 選手名 | 瀬戸熊 直樹 | 鈴木 たろう | 岡田 紗佳 | 石橋 伸洋 |
- | 持ち点 | 23000 | 14200 | 19900 | 41900 |
南1-1 | 流局 | 3000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南1-2 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
南2-3 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲3000 ▲300 | ▲6000 ▲300 | 12000 900 3000 ▲1000 | ▲3000 ▲300 |
南3 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南4-1 | ロン 本場 供託 | ▲2000 ▲300 | 2000 300 1000 | ||
南4-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲7700 ▲600 | 7700 600 1000 ▲1000 | ||
南4-3 | 流局 | 0 | 0 | 0 | 0 |
終了 | 持ち点 | 13100 | 4900 | 34800 | 47200 |
- | 選手名 | 瀬戸熊 直樹 | 鈴木 たろう | 岡田 紗佳 | 石橋 伸洋 |
【南1局2本場】
流局をはさんで親の連荘の南1局2本場。
岡田選手が6巡目に先制リーチを打つ。そこに終盤、たろう選手がテンパイしてダマテン。
そのままアガリが出ず流局、たろう選手がオリて、岡田選手がひとりテンパイで親流れ。
(岡田選手、たびたびのリーチとテンパイもアガリ牌が遠い)
【南2局3本場】
石橋選手がドラをポンして中盤に形式テンパイ、ここから役をつけにいく。
そこに岡田選手がチャンス手のリーチを打つ。
終盤に岡田選手がツモアガリ、3000・6000で2着浮上してトップにせまる。
(岡田選手、ようやくアガリ牌にめぐり会えた!しかも高めの跳満)
【南3局】
3着目の瀬戸熊選手が中盤にドラのカンチャンまちの先制リーチにいく。
他3選手は手が入らず受けにまわる。さいごに石橋選手の海底ずらしのチーをする。
そのチーでアガリ牌が喰い下がる劇的な展開で流局に。ひとりテンパイで親流れ。
(石橋選手がキレッキレの鳴きで瀬戸熊選手のアガリを喰い流した)
【南4局1本場】
トップ目の石橋選手が5巡目にテンパイ、ダマテンで静かに様子をみる。
ほどなく瀬戸熊選手が放銃、石橋選手が2000のアガリで連荘続行。
(石橋選手、供託回収して次局ノーテン終了が可能に)
【南4局1本場】
親の石橋選手が中盤にテンパイ、トップゆえにダマテンで静かにいく。
そこに岡田選手がトップ逆転のテンパイ、条件クリアなのでダマテンで狙う。
そして石橋選手が3面まちに変化してリーチにいく。
結果は押した瀬戸熊選手が放銃、石橋選手が7700のアガリでリードを広げる。
(石橋選手と瀬戸熊選手、勝負どころでお互いに踏み込んでいったのが印象的)
【南4局1本場】
石橋選手がふたつポンして中盤に満貫テンパイ。
他の選手は手が入らずそのまま流局、石橋選手も手を崩して全員ノーテンで試合終了。
序盤から終盤まで、終始切れ味をみせた石橋選手がトップ獲得をきめる。
(石橋選手が要所を押さえてトップ獲得。岡田選手は2着キープでチーム2位キープ)
第1試合 結果
第1試合は、序盤から主導権を握った石橋選手が盤石の展開でトップを獲得。
南場で追い上げた岡田選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | ユーネクスト パイレーツ | 石橋伸洋 | +67.2 | ▲205.7 |
2着 | カドカワ サクラナイツ | 岡田紗佳 | +14.8 | +68.9 |
3着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | ▲26.9 | ▲52.3 |
4着 | 赤坂ドリブンズ | 鈴木たろう | ▲55.1 | ▲234.8 |
第2試合 東場
東場は、ユーネクストパイレーツの小林剛選手が満貫をきめてまずはリード。
そこにカドカワサクラナイツの堀慎吾選手が満貫をアガって並んでいきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | サクラ | 雷電 | ドリブ |
- | 選手名 | 小林 剛 | 堀 慎吾 | 萩原 聖人 | 村上 淳 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東2-1 | ロン 本場 | 8000 300 | ▲8000 ▲300 | ||
東3 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | 8000 1000 ▲1000 | ▲4000 | ▲2000 |
東4 | 流局 リーチ | ▲1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 ▲1000 |
東4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 3900 300 4000 ▲1000 | ▲3900 ▲300 ▲1000 | ||
南入 | 持ち点 | 37000 | 31500 | 8000 | 23500 |
- | 選手名 | 小林 剛 | 堀 慎吾 | 萩原 聖人 | 村上 淳 |
【東1局】
小林選手がひとつポンしてしかけていく。
その後、4選手とも手が伸びずそのまま流局。全員ノーテンで親流れの静かなスタート。
【東2局1本場】
ユーネクストパイレーツの小林剛選手が終盤にチーして満貫テンパイ。
そこにチーム雷電の萩原聖人選手がリーチ宣言牌で放銃。
小林選手が満貫のアガリで序盤の先行争いは一歩リード。
(小林選手、終盤までもつれたのでテンパイが間に合ってアガリきった)
【東3局】
カドカワサクラナイツの堀慎吾選手が中盤にチートイツのリーチを打つ。
終盤に堀選手がそっとツモアガリ、2000・4000でトップをかわして前にでる。
(堀選手、チートイツの単騎の選択がしっかりときまった!)
【東4局】
萩原選手が中盤にテンパイ、ダマテンで打点アップを見ていく。
そこに赤坂ドリブンズの村上淳選手がテンパイ、ダマテンで好形変化をみる。
そして村上選手が残りツモ1回でリーチを打つ。萩原選手もリーチを打つ。
結果はアガリが出ず流局、ふたりテンパイで親の連荘。
(村上選手と萩原選手、放銃の危険が少なくなってからリーチの選択をした)
【東4局1本場】
堀選手がふたつ鳴いて7巡目にテンパイ。そこに小林選手がリーチを打つ。
さらに萩原選手が追っかけリーチにいく。
この勝負は萩原選手が放銃、小林選手が3900のアガリでトップで南場へ。
(萩原選手、渾身のリーチもあと1牌が届かず、厳しい展開)
第2試合 南場
南場は、じりじりとしたせめぎ合いの中、萩原選手が追い上げを見せる。
終盤戦では堀選手が満貫をきめてリードを広げて有利に進めます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | サクラ | 雷電 | ドリブ |
- | 選手名 | 小林 剛 | 堀 慎吾 | 萩原 聖人 | 村上 淳 |
- | 持ち点 | 37000 | 31500 | 8000 | 23500 |
南1 | 流局 | 0 | 0 | 0 | 0 |
南2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1000 ▲100 | 3000 300 1000 ▲1000 | ▲1000 ▲100 | ▲1000 ▲100 |
南2-2 | ロン 本場 | ▲5200 ▲600 | 5200 600 | ||
南3 | ロン 供託 リーチ | ▲3900 | ▲1000 | 3900 2000 ▲1000 | |
南3-1 | ロン 本場 供託 | ▲1000 | 8000 300 | ▲8000 ▲300 | |
南4 | ロン | 1000 | ▲1000 | ||
終了 | 持ち点 | 25200 | 44100 | 9300 | 21400 |
- | 選手名 | 小林 剛 | 堀 慎吾 | 萩原 聖人 | 村上 淳 |
【南1局】
親の小林選手が5巡目にテンパイ、カンチャンまちをダマテンに。
そのままアガリが出ず流局、小林選手も守備で手を崩して全員ノーテンで親流れ。
(堀選手の鳴きしかけに小林選手が対応した結果、全員ノーテンの結果に)
【南2局1本場】
親の堀選手が中盤に先制リーチでプレッシャーをかける。
しばらくして堀選手がスッとツモアガリ、1000オールでトップに近づきさらに連荘。
(堀選手、ツモアガリを重ねてトップにせまっていく)
【南2局2本場】
萩原選手が終盤にポンしてテンパイをいれる。
そこにテンパイした小林選手が放銃、萩原選手が5200のアガリで親番をむかえる。
(萩原選手、この試合の初アガリで反撃ののろしとなるか)
【南3局】
トップ目の堀選手が中盤にドラ2赤1の先制リーチ。
そこに終盤、親の萩原選手が追っかけリーチを打つ。
結果は手詰まった小林選手が放銃、萩原選手が3900のアガリで親の連荘。
(萩原選手、連続アガリで上の着順が見えてきた)
【南3局1本場】
2着目の小林選手が中盤に先手をとってリーチ。
そこに終盤、堀選手がテンパイしてダマテンで様子をうかがう。
結果は萩原選手が放銃、堀選手が満貫のアガリでリードを広げてオーラスへ。
(萩原選手、最後の親番で数巡目にリーチにとおった現物では放銃やむなし)
【南4局】
トップ目の堀選手がひとつポンしてテンパイ。
そこに村上選手がリーチ宣言牌で放銃、堀選手が1000のアガリで試合をきめる。
堀選手が自らのアガリでトップ獲得をきめる。
(堀選手が盤石の試合運びでトップ獲得。今日の結果でセミファイナルがかなり手中に!)
第2試合 結果
第2試合は、攻めと守りにスキのなさをみせた堀選手がトップを獲得。
東場で先行した小林選手が有利をいかして2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | +64.1 | +133.0 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 小林剛 | +5.2 | ▲200.5 |
3着 | 赤坂ドリブンズ | 村上淳 | ▲18.6 | ▲253.4 |
4着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | ▲50.7 | ▲103.0 |
Mリーグ成績 79日目(2月22日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +557.4 | - | 78 |
2位 | カドカワ サクラナイツ | +133.0 | +78.9 | 80 |
3位 | EX風林火山 | +43.0 | - | 78 |
4位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲39.2 | - | 78 |
5位 | チーム雷電 | ▲103.0 | ▲77.6 | 80 |
6位 | セガサミー フェニックス | ▲137.3 | - | 78 |
7位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲200.5 | +72.4 | 80 |
8位 | 赤坂ドリブンズ | ▲253.4 | ▲73.7 | 80 |
本日はカドカワサクラナイツが勝利。
堀慎吾選手が序盤に先行、中盤に抜け出し、終盤に逃げ切る万全の展開でトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。