Mリーグ2020レギュラーシーズンは35日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回は渋谷アベマズが勝利。
白鳥選手がチンイツに2回を含む4回の高打点でトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 35日目(12月3日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
渋谷アベマズ | +364.5 | 1位 |
赤坂ドリブンズ | +74.7 | 4位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲126.1 | 5位 |
チーム雷電 | ▲250.0 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
「テンパイしたら感謝してリーチ」の渋川難波プロが解説です。
実況 : 日吉辰哉
解説 : 渋川難波
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、ユーネクストパイレーツの朝倉康心選手が先制点をあげる。
一方、渋谷アベマズの日向藍子選手が3連続のアガリでトップにたちます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | ドリブ | 雷電 | アベマ |
- | 選手名 | 朝倉 康心 | 村上 淳 | 黒沢 咲 | 日向 藍子 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | 6000 1000 ▲1000 | ▲2000 | ▲2000 | ▲2000 |
東1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲4000 ▲100 | ▲2000 ▲100 ▲1000 | 8000 300 2000 ▲1000 | ▲2000 ▲100 |
東2 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 | 8000 1000 ▲1000 | ||
東3 | ロン | ▲2000 | 2000 | ||
東4 | ロン | ▲7700 | 7700 | ||
東4-1 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 |
南入 | 持ち点 | 27400 | 10400 | 23100 | 37100 |
東1局、ユーネクストパイレーツの朝倉康心選手が7巡目に先制リーチ。
これをスッとツモアガリ、朝倉選手が2000オールで好スタートをきめる。
(ここ最近の試合で結果がでてない朝倉選手、がんばれっ!)
東1局1本場、赤坂ドリブンズの村上淳選手が先制リーチ。
同巡、チーム雷電の黒沢咲選手も追っかけリーチにいく。
このめくり合いは黒沢選手に軍配、2000・4000のツモアガリで先行する。
(黒沢選手が攻撃力をみごとに発揮)
東2局、朝倉選手がひとつ鳴いてテンパイをいれる。
そこに渋谷アベマズの日向藍子選手がチャンス手でリーチを打つ。
結果はテンパイした村上選手が放銃、日向選手が満貫のアガリ。
(村上選手、あたり牌がでる形でテンパイしてしまった)
東3局、日向選手が發をポンして先制テンパイ。
間もなく黒沢選手が放銃、日向選手が2000のアガリで相手のチャンスをかわす。
(日向選手、牌を中央の穴に落とす&サイコロを押す仕草が、多井選手に似てきた)
東4局、親の日向選手が先制リーチでプレッシャーをかけていく。
手詰まった黒沢選手が放銃、日向選手が7700のアガリで加点して連荘。
(日向選手が3連続ロンアガリでいいリズム)
東4局1本場、朝倉選手が終盤にリーチ。同巡、黒沢選手が追っかけリーチを打つ。
結果は流局、ふたりテンパイで親が流れて南場にむかいます。
第1試合 南場
南場は、朝倉選手が連続でアガリをきめてトップ目に。
オーラスにはそれぞれの選手が上を目指して激しく争います。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | ドリブ | 雷電 | アベマ |
- | 選手名 | 朝倉 康心 | 村上 淳 | 黒沢 咲 | 日向 藍子 |
- | 持ち点 | 27400 | 10400 | 23100 | 37100 |
南1-2 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 |
南2-3 | ロン 本場 供託 リーチ | 8000 900 5000 ▲1000 | ▲8000 ▲900 ▲1000 | ||
南3 | ロン 供託 リーチ | 5200 1000 ▲1000 | ▲5200 | ||
南4 | 流局 | 1500 | 1500 | ▲1500 | ▲1500 |
終了 | 持ち点 | 45500 | 2500 | 20100 | 31900 |
南1局、日向選手が先制テンパイ。朝倉選手もチーしてテンパイ追いつく。
さらに村上選手がリーチを打つ。一巡のうちに3人テンパイの激戦区に。
結果はアガリは出ずに流局、ふたりテンパイで親流れ。
(スローペースから終盤に一気にテンパイが殺到した)
南2局、親の村上選手が先制リーチ。朝倉選手が追っかけリーチにいく。
すぐに村上選手が一発で放銃、朝倉選手が満貫のアガリでトップ逆転。
(朝倉選手は躍進のアガリ、村上選手は激痛の放銃)
南3局、朝倉選手がトップを目指して先制リーチにいく。
終盤に手詰まった日向選手が放銃、朝倉選手が5200のアガリをきめてオーラスへ。
(朝倉選手、2着から直撃のアガリでトップ獲得は目前)
南4局、終盤に朝倉選手が先制テンパイ。トップ目の役ありでダマテンに。
さいごに村上選手がテンパイをいれる。そのまま流局、親のノーテンで試合終了。
この結果、朝倉選手がトップ獲得をきめる。
(朝倉選手以外の3選手の意地の張り合い(鳴かない)がすごかった)
第1試合 結果
第1試合は、アガリを重ねて守備も効いた朝倉選手がトップを獲得。
序盤に3連続のアガリをきめた日向選手が2着に入っています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | ユーネクスト パイレーツ | 朝倉康心 | +65.5 | ▲60.6 |
2着 | 渋谷アベマズ | 村上淳 | +11.9 | +376.4 |
3着 | チーム雷電 | 黒沢咲 | ▲19.9 | ▲269.9 |
4着 | 赤坂ドリブンズ | 日向藍子 | ▲57.5 | +17.2 |
第2試合 東場
東場は、チーム雷電の瀬戸熊直樹選手が親の満貫で先行。
それを赤坂ドリブンズの園田賢選手が追走します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | アベマ | ドリブ | パイレ |
- | 選手名 | 瀬戸熊 直樹 | 多井 隆晴 | 園田 賢 | 石橋 伸洋 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ | 12000 | ▲4000 | ▲4000 | ▲4000 |
東1-1 | 流局 | ▲1500 | 1500 | ▲1500 | 1500 |
東2-2 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 |
東2-3 | ロン 本場 供託 | ▲2000 ▲900 | 2000 900 1000 | ||
東3 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 5200 300 2000 ▲1000 | ▲5200 ▲300 | ||
南入 | 持ち点 | 33100 | 23000 | 29400 | 14500 |
東1局、終盤にチーム雷電の瀬戸熊直樹選手がテンパイしてダマテン。
これをスパッとツモアガリ。瀬戸熊選手が4000オールのスタートダッシュをきめる。
(瀬戸熊選手、終盤に親の形式テンパイには目もくれずツモアガリ、すごすぎ)
流局はさんで東2局2本場、渋谷アベマズの多井隆晴選手がふたつ鳴いてテンパイ。
そこにユーネクストパイレーツの石橋選手がひとつ鳴いてテンパイ追いつく。
さらに赤坂ドリブンズの園田賢選手がリーチを打つ。
アガリは出ずに流局、ふたりテンパイで多井選手が親の連荘。
(親の多井選手が積極的に押していった)
東2局3本場、園田選手がふたつ鳴いて先制テンパイ。
そこに石橋選手が3つ鳴いてテンパイ追いつく。
結果は瀬戸熊選手が放銃、園田選手が2000のアガリで局を進める。
(園田選手と石橋選手が同卓だと鳴きが飛び交うな)
流局はさんで東4局1本場、瀬戸熊選手が先制テンパイ、ダマテンで変化をまつ。
そこに園田選手が赤五筒を切って四筒まちでリーチをかける。
結果はテンパイした石橋選手が放銃、園田選手が5200のアガリをきめて南場へ。
(実況・解説が赤切りリーチで盛りあがってなにより)
第2試合 南場
南場は、園田選手が親の満貫で頭ひとつ抜け出す。
オーラスには4選手の全員テンパイの激しい攻め合いとなります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | アベマ | ドリブ | パイレ |
- | 選手名 | 瀬戸熊 直樹 | 多井 隆晴 | 園田 賢 | 石橋 伸洋 |
- | 持ち点 | 33100 | 23000 | 29400 | 14500 |
南1 | ツモ 供託 リーチ | ▲6000 | ▲3000 | ▲3000 ▲1000 | 12000 2000 ▲1000 |
南2 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南3-1 | 流局 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 | ▲1000 |
南3-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲12000 ▲600 ▲1000 | 12000 600 3000 ▲1000 | ||
南3-3 | ロン 本場 | ▲1000 ▲900 | 1000 900 | ||
南4 | ツモ | ▲1000 ▲1000 | ▲1000 | 4000 2000 | ▲2000 ▲1000 |
終了 | 持ち点 | 24200 | 3400 | 48000 | 24400 |
南1局、親の瀬戸熊選手がふたつ鳴いて満貫テンパイ。
そこに石橋選手がリーチを打つ。さらに園田選手が追っかけリーチにいく。
このめくり合いは石橋選手が一発でツモアガリ、3000・6000で微差のトップに。
(石橋選手が力強いのはめずらしい気がする)
流局はさんで南3局1本場、親の園田選手がひとつチーして先制テンパイ。
結果はアガリが出ずに流局、ひとりテンパイで親の園田選手が連荘。
(ラス目の多井選手がテンパイでもあたり牌を切らなかった、すごい守備だ)
南3局2本場、瀬戸熊選手がひとつ鳴いてテンパイをいれる。
そこに親の園田選手がリーチにいく。さらに多井選手も追っかけリーチを打つ。
この勝負は多井選手が放銃、園田選手が満貫のアガリでトップ逆転。
(この勝負どころを園田選手が制したのは大きい)
南3局3本場、親の園田選手が7巡目にテンパイ、ダマテンで静かに狙う。
そこに石橋選手がふたつ鳴いてテンパイ追いつく。
結果は瀬戸熊選手が放銃、石橋選手が1000のアガリでオーラスの親にかける。
(石橋選手、親のテンパイをかわした、いいアガリ)
南4局、瀬戸熊選手が6巡目の先制リーチ。そこに石橋選手が追っかけリーチ。
多井選手も勝負手のテンパイが入る。園田選手はチーしてテンパイ。
全員テンパイの大激戦は園田選手がツモアガリで勝負あり。
園田選手が自らのアガリでトップ獲得をきめる。
(園田選手ができることを全部やってアガリにこぎつけた。すごい)
第2試合 結果
第2試合は、園田選手が力と技をみせてトップを獲得。
オーラスの全員テンパイの局面も、自らのアガリで決着をつけました。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 赤坂ドリブンズ | 園田賢 | +68.0 | +85.2 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 石橋伸洋 | +4.4 | ▲56.2 |
3着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | ▲15.8 | ▲285.7 |
4着 | 渋谷アベマズ | 多井隆晴 | ▲56.6 | ▲319.8 |
Mリーグ成績 35日目(12月3日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +319.8 | ▲44.7 | 36 |
2位 | EX風林火山 | +272.6 | - | 34 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +151.7 | - | 34 |
4位 | 赤坂ドリブンズ | +85.2 | +10.5 | 36 |
5位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲56.2 | +69.9 | 36 |
6位 | セガサミー フェニックス | ▲238.3 | - | 34 |
7位 | カドカワ サクラナイツ | ▲249.1 | - | 34 |
8位 | チーム雷電 | ▲285.7 | ▲35.7 | 36 |
本日はユーネクストパイレーツが勝利。
朝倉康心選手が自分のペースでアガリを重ねてトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。