Mリーグ2020レギュラーシーズンは41日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はチーム雷電が勝利。
黒沢咲選手、瀬戸熊直樹選手がともにトップを獲得。
チームで1日2勝を達成して、勢いをつけています。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 41日目(12月14日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
コナミ麻雀格闘倶楽部 | +222.6 | 3位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲71.3 | 5位 |
チーム雷電 | ▲167.0 | 6位 |
カドカワサクラナイツ | ▲188.9 | 7位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
渋谷アベマズの白鳥翔選手がプレイヤー解説です。
実況 : 小林未沙
解説 : 白鳥翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、カドカワサクラナイツの岡田紗佳がスタートダッシュをきめる。
それをチーム雷電の瀬戸熊直樹選手が追いかけていきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | パイレ | 麻雀格 | サクラ |
- | 選手名 | 瀬戸熊 直樹 | 石橋 伸洋 | 高宮 まり | 岡田 紗佳 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲5200 | 5200 1000 ▲1000 | ||
東2 | ロン 供託 リーチ | ▲12000 ▲1000 | 12000 2000 ▲1000 | ||
東3 | ロン | 8000 | ▲8000 | ||
東4 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | 1300 2000 | ▲1300 ▲1000 | |
南入 | 持ち点 | 26800 | 15300 | 17000 | 40900 |
【東1局】カドカワサクラナイツの岡田紗佳選手が6巡目に先制リーチ。
結果はチーム雷電の瀬戸熊直樹選手がまっすぐ押して放銃。
岡田選手が5200のアガリで先取点をあげる。
(岡田選手、まっすぐリーチからアガリでいいスタートきった)
【東2局】ユーネクストパイレーツの石橋伸洋選手が中盤に先制の親リーチ。
そこに岡田選手が押しに押しまくって追っかけリーチを打つ。
この勝負は石橋選手が一発で放銃、岡田選手が裏2枚の跳満で
(親リーチに無スジ3枚以上押してこのアガリはすごすぎる!)
【東3局】瀬戸熊選手がひとつ鳴いて6巡目に満貫テンパイ。
この手にコナミ麻雀格闘倶楽部の高宮まり選手が放銃。
瀬戸熊選手が満貫のアガリで失点を回復して2着に浮上。
(瀬戸熊選手が白の一鳴きすると迫力がある)
【東4局】瀬戸熊選手が中盤に先手をとってリーチ。
そこに親の岡田選手が追っかけリーチ。さらに石橋選手もテンパイしてダマテン。
結果は岡田選手が放銃、石橋選手が1300のアガリで二軒リーチをかわす。
(岡田選手、放銃は痛いけど安かったから次善の結果)
第1試合 南場 高宮まり選手の大三元は!?
南場は、瀬戸熊選手、石橋選手が上の順位を狙って追い上げる。
高宮選手は高打点を狙う打ち筋で何度も見せ場をつくります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | パイレ | 麻雀格 | サクラ |
- | 選手名 | 瀬戸熊 直樹 | 石橋 伸洋 | 高宮 まり | 岡田 紗佳 |
- | 持ち点 | 26800 | 15300 | 17000 | 40900 |
南1 | 流局 リーチ | 1000 | ▲3000 | 1000 ▲1000 | 1000 |
南1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 2000 300 4000 ▲1000 | ▲2000 ▲300 ▲1000 | ▲1000 | |
南1-2 | 流局 | ▲1500 | ▲1500 | 1500 | 1500 |
南2-3 | ロン 本場 供託 リーチ | 7700 900 1000 ▲1000 | ▲7700 ▲900 | ||
南2-4 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 | ▲1500 |
南2-5 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南2-6 | ロン 本場 供託 リーチ | 3900 1800 3000 | ▲3900 ▲1800 ▲1000 | ||
南3 | ロン | ▲8000 | 8000 | ||
南4 | 流局 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 | ▲1000 |
終了 | 持ち点 | 36800 | 9600 | 5700 | 47900 |
【南1局1本場】南1局は3人テンパイの流局でむかえた1本場。
中盤に石橋選手が先制リーチ。同巡に高宮選手が追っかけリーチにいく。
さらに親の瀬戸熊選手から3人目のリーチが入る。
この勝負は石橋選手が放銃、瀬戸熊選手が2000のアガリで親の連荘。
(怖い瀬戸熊選手の親番が続く、岡田選手は早くかわしたい)
【南2局3本場】南1局2本場はふたりテンパイの流局で親流れで南2局。
高宮選手がふたつ鳴いて満貫テンパイ。そこに石橋選手が親リーチを打つ。
結果は高宮選手が放銃、石橋選手が7700のアガリで3着に浮上。
(石橋選手が苦しい配牌からアガリをものにした)
【南2局4本場】高宮選手が白、中と鳴いて2000のテンパイ。場には緊張が走る。
その後で一度テンパイ崩した高宮選手が、大三元でテンパイしなおす。
そこに終盤、親の石橋選手が大三元放銃のリスクを負ってリーチを打つ。
結果はアガリは出ずに流局、ふたりテンパイの手が開かれて次局へ。
(終盤の大三元と親リーチの叩き合いはすさまじいものがあった・・)
【南2局6本場】全局は流局の親の連荘でむかえた6本場。
高宮選手が6巡目に先制リーチ。瀬戸熊選手がふたつ鳴いてテンパイが入る。
この勝負は高宮選手が放銃、瀬戸熊選手が3900のアガリでトップにせまる。
(こわい瀬戸熊選手が追ってきた、本場と供託で4800点がでかい)
【南3局】岡田選手が中盤に満貫のテンパイ、ダマテンで静かに狙う。
すぐに石橋選手が放銃、岡田選手が満貫のアガリでリードを広げてオーラスへ。
(岡田選手、ここで満貫のアガリは、局消化も含めてすごく嬉しい)
【南4局】終盤にラス目の高宮選手が3着逆転のテンパイ、静かにダマテン。
そのままアガリは出ず流局、岡田選手が手を伏せて試合に決着。
岡田選手が逃げ切ってトップ獲得をきめる。
(岡田選手、2回目のトップ獲得おめでとう!チームも上り調子!)
第1試合 結果
第1試合は、岡田選手が東場に猛攻をみせてトップを獲得。
高宮選手もテンパイ崩しから大三元のテンパイで見せ場を作りました。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 岡田紗佳 | +67.9 | ▲121.0 |
2着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | +16.8 | ▲150.2 |
3着 | ユーネクスト パイレーツ | 石橋伸洋 | ▲30.4 | ▲101.7 |
4着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 高宮まり | ▲54.3 | +168.3 |
第2試合 東場
東場は、早い巡目でアガリが出てサクサク進む展開。
黒沢選手が満貫と跳満のアガリでトップにたちます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | 麻雀格 | 雷電 | パイレ |
- | 選手名 | 沢崎 誠 | 佐々木 寿人 | 黒沢 咲 | 小林 剛 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲2600 ▲1000 | 2600 1000 | ||
東2 | ロン | ▲8000 | 8000 | ||
東3 | ロン 供託 リーチ | ▲2600 | 2600 1000 ▲1000 | ||
東4 | ロン 供託 リーチ | ▲12000 | 12000 1000 ▲1000 | ||
南入 | 持ち点 | 25000 | 1400 | 46000 | 27600 |
【東1局】チーム雷電の黒沢咲選手が3巡目テンパイ、ダマテンで変化をまつ。
そこにコナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手が5巡目に先制リーチ。
すぐに寿人選手が放銃、黒沢選手が2600のアガリで静かなスタート。
(こわい寿人選手のリーチを黒沢選手がかわして、ひと安心)
【東2局】黒沢選手が中盤に満貫テンパイ、ダマテンで狙っていく。
この手にチンイツ一向聴の寿人選手が放銃、黒沢選手が満貫のアガリ。
(寿人選手らしい「スパァン」と音がしそうな躊躇ないツモ切りで放銃)
【東3局】ユーネクストパイレーツの小林剛選手が2巡目の先制リーチ。
結果はまっすぐ押した黒沢選手が放銃、小林選手が2600のアガリ。
(あっという間に1局おわった、まだ卓が牌を混ぜてる)
【東4局】黒沢選手が5巡目にチートイツのテンパイをダマテンで変化まち。
そこから9巡目に發まちでリーチを打つ。
このリーチに寿人選手が一発で放銃、黒沢選手が跳満のアガリでリードを広げる。
(1枚切れの字牌はチートイツで狙い目)
第2試合 南場 佐々木寿人選手の四暗刻単騎は!?
南場は、黒沢選手が親の倍満をきめてぶっちぎりのトップに。
寿人選手が四暗刻単騎テンパイの見せ場もありました。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | 麻雀格 | 雷電 | パイレ |
- | 選手名 | 沢崎 誠 | 佐々木 寿人 | 黒沢 咲 | 小林 剛 |
- | 持ち点 | 25000 | 1400 | 46000 | 27600 |
南1 | ロン 供託 リーチ | 1500 1000 | ▲1000 | ▲1500 | |
南1-1 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南2-2 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | 1500 | ▲1500 | ▲1500 |
南2-3 | ツモ 本場 供託 | ▲1000 ▲300 | 3000 900 2000 | ▲1000 ▲300 | ▲1000 ▲300 |
南2-4 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲7700 ▲1200 | 7700 1200 2000 ▲1000 | ||
南2-5 | ロン 本場 | ▲8000 ▲1500 | 8000 1500 | ||
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲8000 | ▲8000 | 24000 1000 ▲1000 | ▲8000 |
南3-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1300 ▲100 | 5200 300 1000 ▲1000 | ▲2600 ▲100 | ▲1300 ▲100 |
南4 | ロン 供託 リーチ | ▲5800 | ▲1000 | 5800 1000 | |
南4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | 8000 300 1000 ▲1000 | ▲4000 ▲100 |
終了 | 持ち点 | ▲1500 | 4600 | 81300 | 15600 |
【南1局】寿人選手が中盤にチートイツで先制リーチを打つ。
そこに親の沢崎選手がひとつポンしてテンパイ。小林選手もテンパイでダマテン。
結果は小林選手が放銃、沢崎選手が1500のアガリでリーチをかわす。
(沢崎選手、この試合の初アガリで連荘だ)
【南2局2本場】流局の親流れでむかえた南2局。
親の寿人選手が中盤に三暗刻のテンパイ、四暗刻をにらんでダマテンに。
そこに沢崎選手がテンパイをダマテンから、終盤にリーチ。小林選手も鳴いてテンパイ。
さらに寿人選手は三暗刻から四暗刻単騎の役満に変化、緊張感はピークに。
結果はアガリは出ず、小林選手がオリてふたりテンパイで流局。
(1日に2回も役満テンパイが出るとは、格闘倶楽部おそるべし)
【南2局3本場】親の寿人選手が中をポンして先制テンパイ。
これをすぐにツモアガリ。1000オールのアガリでさらに連荘。
(寿人選手が周りのスピードに合わせて早アガリきめた)
【南2局4本場】終盤に沢崎選手がリーチ。寿人選手も同巡に追っかけリーチ。
結果は沢崎選手が放銃、寿人選手7700のアガリで3着浮上。
(沢崎選手、まだまだここから巻き返していきたい)
【南2局5本場】黒沢選手が白をポンして満貫テンパイ。
寿人選手が3つ鳴いてテンパイ追いつく。
この勝負は寿人選手が放銃、黒沢選手が満貫のアガリで独走体制に。
(黒沢選手が字牌にまち変えして、しっかりアガリきった)
【南3局】親の黒沢選手がピンフドラ2赤3の手でリーチを打つ。
これをすぐにツモアガリ。8000オールで持ち点は7万点超え。
(黒沢選手らしい豪快すぎる親倍のアガリ、まいりました)
【南3局1本場】寿人選手が中盤に先制リーチ。
しばらくしてから寿人選手がツモアガリ、1300・2600でオーラスへ。
(沢崎選手、オーラスにラス目から脱出したい)
【南4局】寿人選手が中盤に先制リーチ。親の小林選手がテンパイしてダマテン。
結果は沢崎選手がリーチの現物で放銃、小林選手が2900のアガリで連荘。
(沢崎選手、この試合でアガリ番がまわってこない。これはしんどい)
【南4局1本場】ダントツトップの黒沢選手が先制リーチ。
これをツモアガリ、黒沢選手が2000・4000のツモアガリで試合に決着。
そして黒沢選手が最高得点記録を更新してトップ獲得をきめる。
(黒沢選手無双な試合だった、すごい)
第2試合 結果
第2試合は、黒沢選手が最高得点記録を更新してトップ獲得。
寿人選手も四暗刻単騎をテンパイしてみどころを作りました。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | チーム雷電 | 黒沢咲 | +101.3 | ▲48.9 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 小林剛 | +4.4 | ▲106.1 |
3着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | ▲35.4 | +132.9 |
4着 | カドカワ サクラナイツ | 沢崎誠 | ▲61.5 | ▲182.5 |
Mリーグ成績 41日目(12月14日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +314.7 | - | 40 |
2位 | 渋谷アベマズ | +240.4 | - | 40 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +132.9 | ▲89.7 | 42 |
4位 | 赤坂ドリブンズ | +25.6 | - | 40 |
5位 | チーム雷電 | ▲48.9 | +118.1 | 42 |
6位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲106.1 | ▲34.8 | 42 |
7位 | カドカワ サクラナイツ | ▲182.5 | +6.4 | 42 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲376.1 | - | 40 |
本日はチーム雷電が勝利。
黒沢咲選手が親倍をはじめ、豪快な麻雀でトップを獲得。
さらに半荘最高得点の記録も更新しました。
また高宮まり選手、佐々木寿人選手が役満テンパイで見どころも十分でした。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。