Mリーグ2020レギュラーシーズンは40日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はカドカワサクラナイツが勝利。
内川幸太郎選手が高打点を連発。半荘最高得点を達成してトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 40日目(12月11日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +364.2 | 1位 |
渋谷アベマズ | +315.2 | 2位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲67.4 | 5位 |
チーム雷電 | ▲295.2 | 7位 |
そして実況・解説はこちらのおふたりです。
実況 : 日吉辰哉
解説 : 渋川難波
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、アガリ2回と流局の親流れが2回で進む、はやい展開。
東1局のEX風林火山の滝沢和典選手の5200が一番目立つアガリでした。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | アベマ | 風林火 | パイレ |
- | 選手名 | 黒沢 咲 | 松本 吉弘 | 滝沢 和典 | 小林 剛 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲5200 | 5200 1000 ▲1000 | ||
東2 | ロン 供託 放銃 | ▲3200 | ▲1000 | 3200 2000 ▲1000 | |
東3 | 流局 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東4-1 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
南入 | 持ち点 | 18800 | 20800 | 31200 | 28200 |
東1局、EX風林火山の滝沢和典選手が先制のリーチ。
そこにチーム雷電の黒沢咲選手がリーチ宣言牌で一発放銃。
滝沢選手が5200のアガリで幸先いいスタートをきる。
(黒沢選手、ドラを暗刻にしてテンパイは放銃やむなし)
東2局、ユーネクストパイレーツの小林剛選手が4巡目に先制リーチ。
中盤に入って、滝沢選手が追っかけリーチを打つ。
結果は渋谷アベマズの松本吉弘選手が放銃、小林選手が3200のアガリ。
(松本選手、単騎しかあたらない一筒では放銃やむなし)
流局はさんで東4局1本場、滝沢選手が5巡目に愚形まちで先制リーチにいく。
他の3選手は手が入らず、アガリは出ずに流局。小林選手の親流れで南場へ。
(滝沢選手の足止めリーチがきれいにきまった形になった)
第1試合 南場
南場は、黒沢選手が親の跳満でラス目からトップ目に躍り出る。
一方、滝沢選手も親の満貫ツモで反撃をみせます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | アベマ | 風林火 | パイレ |
- | 選手名 | 黒沢 咲 | 松本 吉弘 | 滝沢 和典 | 小林 剛 |
- | 持ち点 | 18800 | 20800 | 31200 | 28200 |
南1-2 | ロン 本場 供託 リーチ | 18000 600 3000 ▲1000 | ▲18000 ▲600 ▲1000 | ||
南1-3 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2600 ▲300 | ▲1300 ▲300 ▲1000 | 5200 900 2000 ▲1000 | ▲1300 ▲300 |
南2 | ロン | 2600 | ▲2600 | ||
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | ▲4000 | 12000 1000 ▲1000 | ▲4000 |
南3-1 | ロン 本場 | ▲1000 ▲300 | 1000 300 | ||
南4 | ロン | 5200 | ▲5200 | ||
終了 | 持ち点 | 40300 | 12900 | 25500 | 21300 |
南1局2本場、滝沢選手が中盤に先手をとってリーチ。
そこに黒沢選手が追っかけリーチにいく。松本選手もチーしてテンパイいれる。
結果は滝沢選手が放銃、黒沢選手が裏ドラ3枚の跳満でトップラスが入れかわる。
(黒沢選手がきた!滝沢選手は裏3が激痛すぎる)
南1局3本場、松本選手が5巡目に先制テンパイ、ダマテンで様子をみる。
そこに滝沢選手がリーチを打つ。同巡、松本選手がツモ切りリーチにいく。
このめくり合いは滝沢選手がツモアガリ、1300・2600で3着浮上。
(ここから滝沢選手の復活があるか)
南2局、トップ目の黒沢選手が先制テンパイ、ダマテンで静かに狙う。
そこにひとつ鳴いた滝沢選手がテンパイ、小林選手もチーしてテンパイ。
結果は小林選手が放銃、黒沢選手が2600のアガリで局消化をすすめる。
(黒沢選手ならリーチもありそうだけど、ダマテンでしっかり討ちとった)
南3局、親の滝沢選手が先手をとってリーチ。
これを一発でツモアガリ、裏ドラ1枚の4000オールでトップは目前。
(今シーズンの滝沢選手、タダでは終わらない怖さが感じられる)
南3局1本場、小林選手が中盤にピンフのテンパイ、ダマテンで様子をみる。
すぐに松本選手が放銃、小林選手が1000のアガリでオーラスの親をむかえる。
(小林選手らしい、リーチせずにアガるスタイル)
南4局、トップ目の黒沢選手が先制のテンパイ、ダマテンで照準を定める。
この手に滝沢選手が放銃、黒沢選手が自らのアガリで試合に決着、トップをきめる。
(黒沢選手、トップ目で役牌鳴かずにメンゼンテンパイがすごすぎる)
第1試合 結果
第1試合は、黒沢選手が高打点を一発きめてトップを獲得。
この試合も簡単には鳴かない麻雀で大いに魅せてくれました。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | チーム雷電 | 黒沢咲 | +60.3 | ▲234.9 |
2着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | +5.5 | +369.7 |
3着 | ユーネクスト パイレーツ | 小林剛 | ▲18.7 | ▲86.1 |
4着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | ▲47.1 | +268.1 |
第2試合 東場
東場は、ユーネクストパイレーツの朝倉康心選手が親の満貫で先行。
その後は3人テンパイなど、選手の手と手がぶつかる激しい展開に。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | パイレ | アベマ | 雷電 |
- | 選手名 | 滝沢 和典 | 朝倉 康心 | 白鳥 翔 | 瀬戸熊 直樹 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン | ▲2000 | 2000 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲2600 ▲1000 | 7800 3000 ▲1000 | ▲2600 | ▲2600 ▲1000 |
東2-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 12000 300 1000 ▲1000 | ▲12000 ▲300 | ||
東2-2 | ロン 本場 供託 リーチ | 2000 600 2000 ▲1000 | ▲2000 ▲600 ▲1000 | ||
東3 | ツモ 供託 リーチ | ▲400 | 1500 1000 | ▲700 ▲1000 | ▲400 |
東4 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲2000 | ▲2000 ▲1000 | 6000 1000 |
東4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲12000 ▲300 ▲1000 | 12000 300 2000 ▲1000 | ||
東4-2 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 ▲1000 | ▲1500 |
南入 | 持ち点 | 19100 | 36800 | 2300 | 39800 |
東1局、ユーネクストパイレーツの朝倉康心選手がふたつチーして先制テンパイ。
中盤にEX風林火山の滝沢和典選手が放銃、朝倉選手が2000のアガリしっかりきめる。
(朝倉選手、ドラのシャンポンにせず、両面まち続行は朝倉選手らしいアガリ)
東2局、渋谷アベマズの白鳥翔選手が6巡目に發をポンして先制テンパイ。
そこにチーム雷電の瀬戸熊直樹選手がテンパイ、ダマテンで変化をまつ。
そこに滝沢選手がリーチ、さらに朝倉選手もリーチにいく。
瀬戸熊選手も追っかけリーチで、3軒リーチの全員テンパイでガチンコ勝負。
この勝負は朝倉選手に軍配、2600オールのツモアガリで朝倉選手が先行していく。
(この全員テンパイは誰がアガっても大きなアガリ)
東2局1本場、親の朝倉選手が6巡目に先制リーチ。
この手に安牌がない白鳥選手が放銃、朝倉選手が満貫のアガリでリードを広げる。
(白鳥選手、早いリーチに手詰まりで放銃もやむなし)
東2局2本場、親の朝倉選手がふたつ鳴いてテンパイ。
そこに滝沢選手がリーチをかける。さらに白鳥選手も追っかけリーチにいく。
結果は白鳥選手が放銃、滝沢選手が2000のアガリ。
(滝沢選手、打点は安くてもリーチ棒と親のチャンス手をかわして十分)
東3局、親の白鳥選手が中盤に先手をとってリーチ。
そこに朝倉選手がテンパイ追いつく、ダマテンで静かに狙っていく。
これを朝倉選手がすぐにツモ、親リーチをかわす400・700の嬉しいアガリ。
(白鳥選手、プレッシャーかけにいったリーチがかわされて痛い)
東4局、白鳥選手が終盤に先制リーチを打つ。そこに朝倉選手がテンパイしてダマテンに。
さらに瀬戸熊選手も鳴いてテンパイをいれる。
結果は瀬戸熊選手がハイテイでツモアガリ、2000オールでさらに連荘。
(瀬戸熊選手、500オールがドラとハイテイで2000オールに。これは嬉しい)
東4局1本場、朝倉選手が中盤に先手をとってリーチ。
そこに親の瀬戸熊選手が追っかけリーチを打つ。
この勝負は朝倉選手が一発で放銃、瀬戸熊選手が満貫のアガリでトップ逆転。
(朝倉選手、ラス牌で一発放銃は激痛すぎる)
東4局2本場、朝倉選手が中盤に先制リーチ。そこに白鳥選手が追っかけリーチ。
結果はアガリが出ず流局、ふたりテンパイの親流れで南場へ。
第2試合 南場
南場は、瀬戸熊選手が先手をとってリードを広げる。
終盤はトップ争いと3着争いが激しさを増します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | パイレ | アベマ | 雷電 |
- | 選手名 | 滝沢 和典 | 朝倉 康心 | 白鳥 翔 | 瀬戸熊 直樹 |
- | 持ち点 | 19100 | 36800 | 2300 | 39800 |
南1-3 | ロン 本場 供託 | ▲5200 ▲900 | 5200 900 2000 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 | ▲1000 | 8000 2000 ▲1000 | |
南3 | ロン | ▲1000 | 1000 | ||
南4 | ロン | 1000 | ▲1000 | ||
終了 | 持ち点 | 3000 | 34800 | 12300 | 47900 |
南1局、親の滝沢選手がふたつ鳴いて先制テンパイ。
そこに瀬戸熊選手がテンパイ、ダマテンで様子を見ながら静かに狙う。
結果は滝沢選手が放銃、瀬戸熊選手が5200のアガリでリードを広げる。
(瀬戸熊選手がドラで打点アップして、すぐアガリの嬉しい展開に)
南2局、親の朝倉選手が先制リーチ。同巡、滝沢選手がふたつ鳴いてテンパイ。
そこに白鳥選手が追っかけリーチをうっていく。
この勝負は滝沢選手が放銃、白鳥選手が満貫のアガリで3着浮上。
(この試合、テンパイのぶつかり合いが多くて見ごたえある)
南3局、瀬戸熊選手が7巡目に先制のテンパイ、ダマテンで狙っていく。
すぐに朝倉選手が放銃、瀬戸熊選手が1000のアガリでオーラスへ。
(瀬戸熊選手、相当有利な状況をつくってオーラスの親だ)
南4局、白鳥選手が序盤でふたつ鳴いて、はやばやとテンパイ。
すぐに瀬戸熊選手が放銃して試合に決着、白鳥選手が1000のアガリで3着確保。
そして瀬戸熊選手がチーム1日2勝となるトップ獲得をきめる。
(今日1日でチーム雷電に勢いが出てきた、これは大きい)
第2試合 結果
第2試合は、瀬戸熊選手が中盤に逆転から逃げ切ってトップを獲得。
チーム雷電が1日2勝で大きくポイントを伸ばしました。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | +67.9 | ▲167.0 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 朝倉康心 | +14.8 | ▲71.3 |
3着 | 渋谷アベマズ | 白鳥翔 | ▲27.7 | +240.4 |
4着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | ▲55.0 | +314.7 |
Mリーグ成績 40日目(12月11日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +314.7 | ▲49.5 | 40 |
2位 | 渋谷アベマズ | +240.4 | ▲74.8 | 40 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +222.6 | - | 40 |
4位 | 赤坂ドリブンズ | +25.6 | - | 40 |
5位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲71.3 | ▲3.9 | 40 |
6位 | チーム雷電 | ▲167.0 | - | 40 |
7位 | カドカワ サクラナイツ | ▲188.9 | +128.2 | 40 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲376.1 | - | 40 |
本日はチーム雷電が勝利。
黒沢咲選手が親の跳満をきめてトップを獲得。
瀬戸熊直樹選手は中盤に抜け出して、逃げ切りをきめてトップを獲得しました。
チーム雷電が1日2勝で大きく躍進しています。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。