Mリーグ2020レギュラーシーズンは36日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はユーネクストパイレーツが勝利。
小林選手が鳴きを駆使してペースをつかみ、トップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 36日目(12月4日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +272.6 | 2位 |
コナミ麻雀格闘倶楽部 | +151.7 | 3位 |
セガサミーフェニックス | ▲238.3 | 6位 |
カドカワサクラナイツ | ▲249.1 | 7位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
ユーネクストパイレーツの小林剛選手がプレイヤーズ解説です。
実況 : 小林未沙
解説 : 小林剛
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、カドカワサクラナイツの岡田選手が好スタートをきる。
一方、EX風林火山の滝沢選手は高打点のアガリをきめていきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | 風林火 | 麻雀格 | フェニ |
- | 選手名 | 岡田 紗佳 | 滝沢 和典 | 高宮 まり | 魚谷 侑未 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東1-1 | ツモ 本場 供託 | 6000 300 1000 | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 |
東1-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲6000 ▲200 ▲1000 | 12000 600 2000 ▲1000 | ▲3000 ▲200 | ▲3000 ▲200 |
東2 | ツモ | 4000 | ▲2000 | ▲1000 | ▲1000 |
東3 | 流局 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 | ▲1000 |
東3-1 | ツモ | 2000 300 1000 | ▲500 ▲100 | ▲1000 ▲100 ▲1000 | ▲500 ▲100 |
東4 | ロン 供託 リーチ | 8000 1000 ▲1000 | ▲8000 | ||
南入 | 持ち点 | 33400 | 39900 | 10600 | 16100 |
東1局、カドカワサクラナイツの岡田紗佳選手が3巡目の先制リーチ。
他3選手は手が入らず、アガリは出ずに流局。親の岡田選手がテンパイ連荘。
(岡田選手、ドラのペンチャンまちでひとりテンパイ流局ならまずまずの結果)
東1局1本場、親の岡田選手が1巡目に發をポンしてホンイツのテンパイ。
これをすぐにツモアガリ。岡田選手が2000オールでまずは先行。
(岡田選手にすごい配牌がきて、アガリ牌もすぐにきた!)
東1局2本場、親の岡田選手が2巡目の先制リーチ。
そこにEX風林火山の滝沢和典選手が追っかけリーチにいく。
このめくり合いは滝沢選手が一発でツモアガリ、3000・6000の高打点をきめる。
(滝沢選手も負けずにすごい引きをみせた)
東2局、岡田選手が先制テンパイ。ダマテンで変化をまつ。
これをスッとツモアガリ。1000・2000のアガリでトップは目前。
(岡田選手、今シーズンで一番よく手が入ってる気がする)
流局はさんで東3局1本場、岡田選手がひとつポンしてテンパイ。
そこにコナミ麻雀格闘倶楽部の高宮まり選手がリーチを打つ。
この勝負は岡田選手に軍配。500・1000のツモアガリで親リーチをかわす。
(岡田選手、親リーチに一発で強く押したのが功を奏した!)
東4局、滝沢選手が終盤に先制リーチ。高宮選手がひとつ鳴いてテンパイ追いつく。
結果は高宮選手が放銃、滝沢選手が満貫のアガリでトップで南場へ。
(滝沢選手が強い、岡田選手トップまくられた)
第1試合 南場
南場は、滝沢選手と岡田選手がアガリを重ねる。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | 風林火 | 麻雀格 | フェニ |
- | 選手名 | 岡田 紗佳 | 滝沢 和典 | 高宮 まり | 魚谷 侑未 |
- | 持ち点 | 33400 | 39900 | 10600 | 16100 |
南1 | ロン | 2600 | ▲2600 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | 6400 1000 ▲1000 | ▲6400 | ||
南3 | ロン 供託 リーチ | 8000 1000 ▲1000 | ▲8000 | ||
南4 | ツモ | ▲300 | 1100 | ▲300 | ▲500 |
終了 | 持ち点 | 39500 | 51600 | ▲4100 | 13000 |
南1局、滝沢選手が先制テンパイ、ダマテンで様子をみる。
すぐにセガサミーフェニックスの魚谷侑未選手が放銃、滝沢選手が2600のアガリ。
(トップ目の滝沢選手が静かにきめた)
南2局、岡田選手が3巡目の先制リーチ。
まっすぐ押した高宮選手が放銃、岡田選手が6400のアガリでトップを追う。
(岡田選手、6400の速攻がきまって嬉しいアガリ)
南3局、滝沢選手が7巡目に3面まちの先制リーチ。
ラス目で後がない親の高宮選手が放銃、滝沢選手が満貫でリードを広げる。
(これで岡田選手、トップは6400直撃か跳満条件か)
南4局、滝沢選手が先制テンパイ、ダマテンで静かに終わらせにいく。
これをすぐにツモアガリ。滝沢選手が300・500で自ら試合に決着をつける。
(この試合、岡田選手が良かったけど、滝沢選手がそれ以上に良すぎた)
第1試合 結果
第1試合は、滝沢選手と岡田選手のアガリ合いの様相。
高打点を3回きめた滝沢選手がトップを獲得しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | +71.6 | +344.2 |
2着 | カドカワ サクラナイツ | 岡田紗佳 | +19.5 | ▲229.6 |
3着 | セガサミー フェニックス | 魚谷侑未 | ▲27.0 | ▲265.3 |
4着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 高宮まり | ▲64.1 | +87.6 |
第2試合 東場
東場は、コナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手が親の倍満をきめる。
EX風林火山の二階堂亜樹選手がそれを追いかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | フェニ | サクラ | 麻雀格 |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 魚谷 侑未 | 沢崎 誠 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 | 1000 | 1000 | 1000 | ▲3000 |
東1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲300 | 8000 300 1000 ▲1000 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | 8000 2000 ▲1000 | ▲4000 | ▲2000 | ▲2000 ▲1000 |
東3 | ロン | 8000 | ▲8000 | ||
東4 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 | ▲8000 | ▲8000 | 24000 1000 ▲1000 |
東4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1000 ▲100 | 4000 300 1000 ▲1000 | ▲1000 ▲100 | ▲2000 ▲100 |
南入 | 持ち点 | 25600 | 18300 | 6900 | 49200 |
東1局、カドカワサクラナイツの沢崎誠選手がドラまちのテンパイをダマテンに。
そこにセガサミーフェニックスの魚谷侑未選手がふたつ鳴いてテンパイが入る。
さらにEX風林火山の二階堂亜樹選手がドラまちのテンパイ、こちらもダマテン。
結果はアガリは出ずに流局、3人テンパイで亜樹選手が親の連荘。
(開始早々からチートイツのドラまちがふたり、熱い展開でスタート)
東1局1本場、親の亜樹選手が一・九牌を3つポンして清老頭気配をみせる。
そこにコナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手が先制リーチにいく。
結果は亜樹選手が一発で放銃、寿人選手が満貫のアガリ。
(役満気配があるところに、寿人選手が役ありの手でリーチにいった)
東2局、寿人選手が先手をとってリーチ。そこに亜樹選手が追っかけリーチにいく。
この勝負は亜樹選手に軍配、一発ツモと裏ドラで満貫のアガリをきめる。
(亜樹選手、役なしの手が満貫になった)
東3局、亜樹選手がひとつ鳴いて満貫のテンパイ。
すぐに親の沢崎選手が放銃、亜樹選手が満貫のアガリでトップに。
(うーん、親の沢崎選手がツモ切りで放銃はやむなし)
東4局、亜樹選手が先生テンパイ。役なしをダマテンで様子見。
そこに親の寿人選手がリーチにいく。
これを一発でツモアガリ、裏ドラ2枚で寿人選手が8000オールのアガリ。
(寿人選手、一発ツモとウラウラは強烈。これはかなわないな)
東4局1本場、魚谷選手が7巡目の先制リーチ。
そこに親の寿人選手がふたつ鳴いてテンパイ追いつく。
結果は魚谷選手がツモアガリ。1000・2000で親を流して南場へ。
(連荘しそうな寿人選手を魚谷選手がしっかり止めた)
第2試合 南場
南場は、トップの寿人選手が有利に試合をすすめていく。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | フェニ | サクラ | 麻雀格 |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 魚谷 侑未 | 沢崎 誠 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 25600 | 18300 | 6900 | 49200 |
南1 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 | ▲1500 |
南1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1000 ▲100 ▲1000 | 2000 300 1000 | ▲500 ▲100 | ▲500 ▲100 |
南2 | ツモ | ▲400 | ▲700 | ▲400 | 1500 |
南3 | ロン 供託 リーチ | 3900 1000 ▲1000 | ▲3900 | ||
南4 | ツモ 供託 リーチ | ▲6000 | ▲6000 | ▲6000 ▲1000 | 18000 2000 ▲1000 |
南4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 ▲1000 | 6000 300 2000 ▲1000 |
南4-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | 5200 600 1000 | ▲1300 ▲200 ▲1000 | ▲1300 ▲200 | ▲2600 ▲200 |
終了 | 持ち点 | 26200 | 9800 | ▲8100 | 72100 |
流局はさんで南1局1本場、魚谷選手が3つポンしてテンパイ。
そこに親の亜樹選手がリーチにいく。
この勝負は魚谷選手がツモアガリ、500・1000で親リーチをかわす。
(ここまで沢崎選手の出番がほとんどない・・)
南2局、寿人選手が發をポンしてテンパイ。
これをすぐにツモアガリ。寿人選手が400・700で局消化を進める。
南3局、亜樹選手が中盤に先手をとってリーチ。
親の沢崎選手がまっすぐ押して放銃、亜樹選手が3900のアガリでオーラスへ。
(沢崎選手、東場に続いて親でつかんで、勝負するしかない展開でこれはつらい)
南4局、ラス目の沢崎選手が中盤に3面まちのリーチにいく。
そこに親の寿人が追っかけリーチを打つ。
結果は寿人選手がツモアガリ、裏ドラ1枚の6000オールで独走を続ける。
(魔王が降臨した!)
南4局1本場、親の寿人選手が中盤に先制リーチを打つ。
そこに勝負手が入った沢崎選手が追っかけリーチにいく。
この勝負は寿人選手がツモアガリ、2000オールで寿人選手が走り続ける。
(沢崎選手の渾身のリーチもあと一牌が届かず)
南4局2本場、亜樹選手が先制テンパイ、ダマテンで静かに狙う。
そこに3着目の魚谷選手がリーチを打つ。
結果は亜樹選手がツモアガリ、1300・2600で2着で試合を終わらせる。
そして寿人選手が7万点超えの大トップを獲得しています。
(ようやく試合終了だ)
第2試合 結果
第2試合は、寿人選手が親の倍満で一気にトップへ。
さらにオーラスの親でも連荘して大きくポイントを伸ばしています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | +92.1 | +179.7 |
2着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | +6.2 | +350.4 |
3着 | セガサミー フェニックス | 魚谷侑未 | ▲30.2 | ▲295.5 |
4着 | カドカワ サクラナイツ | 沢崎誠 | ▲68.1 | ▲297.7 |
Mリーグ成績 36日目(12月4日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +350.4 | +77.8 | 36 |
2位 | 渋谷アベマズ | +319.8 | - | 36 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +179.7 | +28.0 | 36 |
4位 | 赤坂ドリブンズ | +85.2 | - | 36 |
5位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲56.2 | - | 36 |
6位 | チーム雷電 | ▲285.7 | - | 36 |
7位 | セガサミー フェニックス | ▲295.5 | ▲57.2 | 36 |
8位 | カドカワ サクラナイツ | ▲297.7 | ▲48.6 | 36 |
本日はEX風林火山が勝利。
滝沢和典選手が勝負どころを制してトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。