Mリーグ2020セミファイナル 3日目結果(4月15日)

Mリーグ2020SF3日目画像

Mリーグ2020セミファイナルは3日目。

レギュラーシーズンを勝ち上がった6チームがファイナル進出を目指して競います。

前回はコナミ麻雀格闘倶楽部が勝利。

高宮まり選手が倍満を始め、一発ツモ、小三元など攻めが爆発して大トップを獲得しました。

それでは、今回の結果です。

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Mリーグ2020セミファイナル 3日目

Mリーグ2020セミファイナル、今回の対戦は次の4チームです。

チーム名チームpt順位
KADOKAWAサクラナイツ+277.92位
赤坂ドリブンズ+9.03位
EX風林火山▲34.64位
TEAM雷電▲157.26位

そして実況・解説はこちらのおふたり。

河野直也プロが解説2回目の登場。テンポよく理解しやすい解説に期待です。

実況 : 小林未沙

解説 : 河野直也

 

第1試合 東場

【EX風林火山 勝又健志選手:起家スタート】

東1局、出親で好配牌を手にしてリーチまでいくも、アガリにはつながらず。

東3局には仕掛けてホンイツ3900のテンパイも園田選手にかわされる展開に。

東4局2本場に満貫のチャンス手も、テンパイが遅くアガれず流局。なかなかアガリ番がまわってこない。

 

【KADOKAWAサクラナイツ 沢崎誠選手:南家スタート】

東2局、親番で鳴いてホンイツ満貫のテンパイも、ドラをつかんで3900放銃。しかし親の満貫テンパイは当然の勝負なので、次のチャンスで巻き返しをはかる。

東4局1本場には親の先制リーチにドラ単騎で追っかけリーチ敢行で解説を驚かせる。結果は流局も、ラス目なので多少の不利よりアガリの見返りをみた判断か。

 

【TEAM雷電 黒沢咲選手:西家スタート】

東1局に先制リーチからの3人リーチ対決を制して6400の先取点は好感触。

東3局の親番はタンヤオと赤ドラの手がはいるも一向聴までで不完全燃焼。

東4局はピンフのみのテンパイが入るも、2着目なので親リーチに対して無理をせずに撤退を選択。南場に反撃の機会を伺う。

 

【赤坂ドリブンズ 園田賢選手:北家スタート】

 

東1局、2軒リーチにタンピンの手で3番手の追っかけリーチに。結果は放銃も選択に悔いはなさそう。

東2局には鳴いて3900のアガリで失点の約半分を取り戻す。

続く東3局も鳴いて仕掛けて500・1000でかわしていく。

東4局の親番では先制リーチから4000オール、3局連続のアガリでトップにたって、試合の主導権を握って南場へむかう。

 

東場の点数移動は以下のとおり。

局-本場備考東家南家西家北家
チーム風林火サクラ雷電ドリブ
選手名勝又 
健志
沢崎 
  誠
黒沢 
  咲
園田 
  賢
持ち点25000250002500025000
東1ロン
供託
リーチ
 
 
▲1000
6400
3000
▲1000
▲6400
 
▲1000
東2ロン▲39003900
東3ツモ▲500▲500▲10002000
東4ツモ
供託
リーチ
12000
1000
▲1000
東4-1流局
リーチ
▲1500
 
1500
▲1000
▲1500
 
1500
▲1000
東4-2流局
リーチ
1500
▲1000
1500
▲1000
▲1500
 
▲1500
 
南入持ち点18500176002540034500
選手名勝又 
健志
沢崎 
  誠
黒沢 
  咲
園田 
  賢
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第1試合 南場

【EX風林火山 勝又健志選手:起家スタート】

南1局に親番で先制リーチからリーチのみのアガリも供託が4本ついて6900の加点で嬉しい原点復帰。

南1局1本場には鳴いてホンイツにいくも、ここはテンパイまで。

しかし南2局には沢崎選手のツモリ四暗刻をかわす価値ある2000のアガリ。

2着目で迎えたオーラスは出番なく、黒沢選手にまくられ3着でフィニッシュに。

 

【KADOKAWAサクラナイツ 沢崎誠選手:南家スタート】

南1局1本場に役牌ポンから押しての1000・2000がこの試合の初アガリ。

最大の見せ場は南2局、親番でツモリ四暗刻のリーチを打つ。しかしすぐに勝又選手に阻まれ、1度もツモることなくかわされる。

試合後には、この四暗刻のリーチ判断はよくなかったとの沢崎選手自身のコメントも。

南3局にはラス目から先制リーチ、他3選手にプレッシャーをかけるもアガリには至らず。

ラス目で迎えたオーラスはチートイツ一向聴までいくも、黒沢選手のアガリで終了。

アガリが遠い半荘で4着の結果も、チームポイントにはまだ余裕があるので次回に期待。

 

【TEAM雷電 黒沢咲選手:西家スタート】

南場はなかなかテンパイが入らず、他家に先手をとられる展開に。

南3局の親番も沢崎選手の先制リーチを受けて、守勢にまわされる。

しかし3着目でむかえたオーラスは4巡目リーチの先手をとる。この手をほどなくツモアガリ、2000・4000でトップ逆転に成功。

裏ドラ1枚のるのらないの差が2着とトップをわける結果に。見事な逆転トップをきめて、苦しいチーム状況に光をもたらす。

 

【赤坂ドリブンズ 園田賢選手:北家スタート】

東場のリードを保つために、仕掛けて局を進める展開を目指す。

南2局は放銃するも、親リーチをかわしての2000の失点なら、通過料の許容範囲内。

南3局は先制リーチに、きわどく受けきって価値あるテンパイをとりきる。

しかし南4局、黒沢選手のアガリをうけてトップを明け渡す結果に。南場でひとアガリほしかったが、他家の攻勢もあり、

 

それぞれの選手の南場の点数移動は以下のとおり。(   はトップ目の表示)

局-本場備考東家南家西家北家
チーム風林火サクラ雷電ドリブ
選手名勝又 
健志
沢崎 
  誠
黒沢 
  咲
園田 
  賢
持ち点18500176002540034500
南1ロン
本場
供託
リーチ
2000
900
5000
▲1000
   
 
 
 
南1-1ツモ
本場
▲2000
▲400
4000
1200
▲1000
▲400
▲1000
▲400
南2ロン
供託
リーチ
2000
1000
 
 
 
▲1000
▲2000
 
 
南3流局
リーチ
▲1500
 
1500
▲1000
▲1500
 
1500
 
南4-1ツモ
本場
供託
リーチ
▲2000
▲100
 
 
▲2000
▲100
 
 
8000
300
2000
▲1000
▲4000
▲100
 
 
終了持ち点22400173003180028500
選手名勝又 
健志
沢崎 
  誠
黒沢 
  咲
園田 
  賢

 

第1試合 結果

第1試合は、黒沢選手が出だしと最後でアガリをきめてトップを獲得。中盤戦での我慢がトップにつながる結果に。

園田選手は東場の3連続アガリで主導権を握るも最後に逆転、しかし2着をキープでチームポイントもプラスのまずますの結果。

沢崎選手は四暗刻の見せ場を作るも、全体的にアガリが遠く反撃の機会が訪れず。大きな失点はなかったので、次回に期待。

着順チーム名選手名獲得ptチームpt
1着TEAM雷電
 
黒沢咲+51.8▲105.4
2着赤坂ドリブンズ
 
園田賢+8.5+17.5
3着EX風林火山
 
勝又健志▲17.6▲52.2
4着KADOKAWA
 サクラナイツ
沢崎誠▲42.7+235.2

 

第2試合 東場

【Team雷電 黒沢咲選手:起家スタート】

東1局の出親は手が入らずノーテン親流れのスタート。

続く東2局には満貫でリーチのチャンス手。この手をしっかりアガって、まずは先取点をあげる。

次の出番は東4局1本場。捨て牌1段目で早々にチートイツのリーチを打つ、まちは1枚切れの發と絶好。

これをしっかりと討ち取って、さらに裏ドラ2枚のついて満貫のアガリに。トップにたって南場へむかう。

 

【KADOKAWAサクラナイツ 内川幸太郎選手:南家スタート】

東2局の親番では他家の先制リーチを受けて、まっすぐ押していくも満貫の放銃。しかしまだ序盤なのでここから巻き返しをはかる。

その次局の東3局、はやばやと3つポンして捨て牌1段目で早くも倍満のテンパイが入る。親リーチを受けるも、ドラも赤も力強く切っていく。

結果は見事に親リーチを跳ねのけて、親から倍満を討ち取り、前局の満貫の失点を倍にして取り返す。

 

【EX風林火山 勝又健志選手:西家スタート】

東3局の親番で出番が到来、まちはシャンポンながら7700の打点十分のリーチを打つ。しかしここは内川選手の反撃で手痛い倍満の放銃に。しかし親番で強く攻めた結果なのでやむなし。

 

東4局も放銃にまわり、厳しい持ち点で南場は捲土重来をはかる。

 

【赤坂ドリブンズ 鈴木たろう選手:北家スタート】

東2局は發をポンしての発進から、チーテンをいれるもアガリには届かず。

東4局の親番ではテンパイが遠い配牌から、ダブ東をちらつかせるしかけをみせて、ひとりテンパイの獲得に成功。たろう選手らしい、鳴きと捨て牌で圧をかける攻め。

 

中位をキープして南場も攻めの姿勢でトップを狙っていく。

 

東場の点数移動は以下のとおり。

局-本場備考東家南家西家北家
チーム雷電サクラ風林火ドリブ
選手名黒沢 
  咲
内川 
幸太郎
勝又 
 健志
鈴木 
たろう
持ち点25000250002500025000
東1流局▲1000▲10003000▲1000
東2ロン
本場
供託
リーチ
8000
300
1000
▲1000
▲8000
▲300
 
 
東3ロン
供託
リーチ
16000
1000
 
▲16000
 
▲1000
東4流局▲1000▲1000▲10003000
東4-1ロン
本場
供託
リーチ
8000
300
1000
▲1000
▲8000
▲300
 
 
南入持ち点3960031700170027000
選手名黒沢 
  咲
内川 
幸太郎
勝又 
 健志
鈴木 
たろう
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第2試合 南場

【Team雷電 黒沢咲選手:起家スタート】

南1局の親番ではあわやダブリーの手が入るも、内川選手にかわされてアガリには至らず。

それ以降は手が入らずも、トップを維持してオーラス開始時は200点差のトップ目。

この勝負所のオーラスで、捨て牌2段目で黒沢選手には珍しいチーテンいれてトップを目指す。この手をしっかりツモアガリ、自らの手でトップをきめる。

 

【KADOKAWAサクラナイツ 内川幸太郎選手:南家スタート】

南1局、8巡目にピンフのみながら三色変化のある先制テンパイ。あたり牌がすぐに出て1000のアガリ、三色をみながらトップ目の黒沢選手の親を流す展開に。

続く南2局は捨て牌1段目で3つポンして先手をとるも、リーチをうけて放銃。しかし失点は最小限でまだまだトップへの勝負権は残っている。

3着目でむかえたオーラスでは、9巡目に高めツモ満貫で逆転トップの先制テンパイも、反撃はここまで。黒沢選手のアガリで3着フィニッシュ。

 

【EX風林火山 勝又健志選手:西家スタート】

南2局には暗槓からリーチを打って、この試合の初アガリ。裏ドラは空振りも、2300のアガリではずみをつけて親番に勝負をかける。

南3局の親番では5巡目に3面まちで先制リーチの大チャンス。しかし他3選手がしっかり守って、アガリは出ずにそのまま流局。

しかし南3局1本場にも7巡目に親の満貫確定の3面まちリーチ。この手がなんとアガれない、しかも満貫の親被りになるとは厳しすぎる展開。

勝又選手はこの試合は終始苦しい展開に見舞われる結果に。

 

【赤坂ドリブンズ 鈴木たろう選手:北家スタート】

3着目の南3局1本場、親のリーチをうけてダブ南ポンして反撃にでる。

親のリーチをかいくぐりながら、捨て牌3段目でカンチャンのテンパイをツモアガリ。満貫をきめてトップまで200点差にせまってオーラスの親番につなぐ。

どんなときもトップがほしいたろう選手、オーラスの親番でもぐいぐい攻めるも、最後は黒沢選手にかわされて、トップには届かずも2着キープはチームにとって十分な結果。

 

それぞれの選手の南場の点数移動は以下のとおり。(   はトップ目の表示)

局-本場備考東家南家西家北家
チーム雷電サクラ風林火ドリブ
選手名黒沢 
  咲
内川 
幸太郎
勝又 
 健志
鈴木 
たろう
持ち点3960031700170027000
南1ロン   1000▲1000
南2ロン
供託
リーチ
   
 
 
▲2300
 
 
2300
 1000
▲1000
南3流局
リーチ
▲1000
 
▲1000
 
3000
▲1000
▲1000
 
南3-1ツモ
本場
供託
リーチ
▲2000
▲100

 
 
▲2000
▲100
 
 
▲4000
▲100
 
▲1000
8000
300
2000
 
南4ツモ2000▲500▲500▲1000
終了持ち点3850026800▲60035300
選手名黒沢 
  咲
内川 
幸太郎
勝又 
 健志
鈴木 
たろう

 

第2試合 結果

第2試合は、黒沢選手が東場に満貫2回でトップにたち、南場はしっかり守ってトップを獲得。オーラスは僅差まで詰め寄られるも、自らアガって2連勝をきめる。

一方、明暗がわかれたのは勝又選手、東場の親では倍満放銃で大きく後退。南場の親もチャンス手が空振りと、4着やむなしの厳しい展開。

たろう選手は終盤に細い攻め筋をしっかりつないで満貫をきめる。トップ争いは一歩届かなかったものの、たろう選手ならではの2着キープの結果に。

着順チーム名選手名獲得ptチームpt
1着TEAM雷電
 
黒沢咲+58.5▲46.9
2着赤坂ドリブンズ
 
鈴木たろう+15.3+32.8
3着KADOKAWA
 サクラナイツ
内川幸太郎▲13.2+222.0
4着EX風林火山
 
勝又健志▲60.6▲112.8

 

Mリーグセミファイナル 1日目(4月日)

今回の試合後のチーム成績です。

順位チーム名チームpt前回比試合数
1位渋谷ABEMAS
 
2位KADOKAWA
 サクラナイツ
+222.0▲55.9
3位赤坂ドリブンズ
 
+32.8+23.8
4位TEAM雷電
 
▲46.9+110.3
5位KONAMI
 麻雀格闘倶楽部
▲49.8
6位EX風林火山
 
▲112.8▲78.2

 

本日はTEAM雷電が1日2勝を達成して勝利。

黒沢咲選手が要所でアガリをきめて、守備もしっかり固める、攻守がハマって1日2連勝の大活躍をみせました。

次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。

ここまで見ていただき、ありがとうございました。

 

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