Mリーグ2020レギュラーシーズンは51日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はチーム雷電が勝利。
瀬戸熊直樹選手が中盤の争いを見事に制してトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 51日目(1月4日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
渋谷アベマズ | +211.4 | 2位 |
コナミ麻雀格闘倶楽部 | +51.7 | 3位 |
カドカワサクラナイツ | +3.5 | 4位 |
赤坂ドリブンズ | ▲85.0 | 6位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
チーム雷電の瀬戸熊直樹選手がプレイヤーズ解説です。
実況 : 松嶋桃
解説 : 瀬戸熊直樹
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、早い巡目にテンパイが入り、アガリがテンポよく出る展開。
コナミ麻雀格闘倶楽部の高宮まり選手がアガリ打点で一歩リードします。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | サクラ | 麻雀格 | ドリブ |
- | 選手名 | 白鳥 翔 | 内川 幸太郎 | 高宮 まり | 園田 賢 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | 4000 1000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東2 | ロン 供託 リーチ | 2900 1000 ▲1000 | ▲2900 | ||
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | 5200 300 2000 ▲1000 | ▲2600 ▲100 ▲1000 | ▲1300 ▲100 | ▲1300 ▲100 |
東3 | ツモ 供託 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 1000 ▲1000 | ▲1000 |
東3-1 | ロン 本場 | 7700 300 | ▲7700 ▲300 | ||
東3-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲200 | 8000 600 1000 ▲1000 | ▲4000 ▲200 | ▲2000 ▲200 |
東4 | ロン 供託 リーチ | ▲6400 | 6400 1000 ▲1000 | ||
南入 | 持ち点 | 26300 | 29400 | 32900 | 11400 |
【東1局】
赤坂ドリブンズの園田賢選手がふたつ鳴いて先制テンパイ。
そこに渋谷アベマズの白鳥翔選手もひとつ鳴いてテンパイ追いつく。
さらにカドカワサクラナイツの内川幸太郎選手がリーチを打つ。
この勝負は内川選手が勝利、1000・2000のツモアガリで好スタートをきる。
(内川選手、同じまちをツモアガリでこれは気分がいい)
【東2局】
親の内川選手が7巡目に先制リーチを打つ。
このリーチにコナミ麻雀格闘倶楽部の高宮まり選手が放銃。
内川選手が2900のアガリで親の連荘。
(内川選手、裏ドラないものの、連続アガリでいい感触)
【東2局1本場】
白鳥選手が中盤に先制リーチ。そこに親の内川選手が追っかけリーチを打つ。
この勝負は白鳥選手に軍配、1300・2600のツモアガリで親リーチをはね返す。
(ここは内川選手、アガリたかったところ。次のチャンスを作ろう)
【東3局】
親の高宮選手が6巡目に先手をとってリーチ。
他の3選手は守りにまわる。しばらくして高宮選手がスッとツモアガリ。
高宮選手が1000オールのアガリで親の連荘。
(高宮選手、早いリーチで局面を押さえにいった)
【東3局1本場】
親の高宮選手が7巡目に先制テンパイ。ダマテンで確実に狙う。
すぐに園田選手がつかんで放銃、高宮選手が7700のアガリで加点を重ねる。
(高宮選手、今度は即リーチにいかず、打点を上げてアガリきった)
【東3局2本場】
内川選手が7巡目に先手をとってリーチにいく。
これを静かにツモアガリ、内川選手が2000・4000で一歩リード。
(内川選手のアガリ牌の置き方が今までにない静かさ!)
【東4局】
高宮選手が5巡目に先制リーチ。
チャンス手が見える内川選手が放銃、高宮選手が6400のアガリで南場へ。
(内川選手、メンホン一向聴は放銃やむなし)
第1試合 南場
南場は、内川選手が中押しのアガリをきめて優位にたつ。
高宮選手もアガリ返して、終盤にトップ争いに参戦します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | サクラ | 麻雀格 | ドリブ |
- | 選手名 | 白鳥 翔 | 内川 幸太郎 | 高宮 まり | 園田 賢 |
- | 持ち点 | 26300 | 29400 | 32900 | 11400 |
南1 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 |
南2-1 | ツモ 本場 | ▲2600 ▲100 | 7800 300 | ▲2600 ▲100 | ▲2600 ▲100 |
南2-2 | ロン 本場 | 2000 600 | ▲2000 ▲600 | ||
南3 | ツモ | ▲1300 | 5200 | ▲2600 | ▲1300 |
南4 | ロン 供託 リーチ | 12000 1000 ▲1000 | ▲12000 | ||
終了 | 持ち点 | 20800 | 45200 | 42700 | ▲8700 |
【南1局】
高宮選手が終盤に先制リーチ。そこに内川選手がふたつチーしてテンパイ追いつく。
結果はアガリは出ず流局、ふたりテンパイで親流れ。
【南2局1本場】
親の内川選手がふたつ鳴いて中盤にテンパイ。
そこにひとつ鳴いてから高宮選手がテンパイ追いつく。
この勝負は内川選手がツモアガリ、2600オールでトップにたつ。
(内川選手、打点がない配牌からトイトイに育てあげた!)
【南2局2本場】
高宮選手がひとつ鳴いてから中盤に先制テンパイ。
すぐに園田選手が放銃、高宮選手が2000のアガリでトップとの差をつめる。
(ここは高宮選手が手早く親を流した)
【南3局】
内川選手が中盤に白をポンして先制テンパイ。
これをスパッとツモアガリ、1300・2600でリードを広げてオーラスへ。
(内川選手、これでかなり有利にオーラスを戦える)
【南4局】
2着目の高宮選手が高めツモで逆転のリーチを打つ。
このリーチに園田選手が一発で放銃、高宮選手が跳満のアガリでゲームセット。
このアガリで内川選手が逃げ切り、トップ獲得をきめる。
(最後ヒヤッとしたけど、内川選手がトップ獲得できてよかった!)
第1試合 結果
第1試合は、内川選手が攻めの姿勢の麻雀が実ってトップを獲得。
オーラスでトップに迫った高宮選手が2着に入っています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 内川幸太郎 | +65.2 | +68.7 |
2着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 高宮まり | +22.7 | +74.4 |
3着 | 渋谷アベマズ | 白鳥翔 | ▲19.2 | +192.2 |
4着 | 赤坂ドリブンズ | 園田賢 | ▲68.7 | ▲153.7 |
第2試合 東場
東場は、渋谷アベマズの松本吉弘選手が満貫2回で優位にたつ。
カドカワサクラナイツの堀慎吾選手も満貫でアガリ返します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | 麻雀格 | サクラ | アベマ |
- | 選手名 | 村上 淳 | 藤崎 智 | 堀 慎吾 | 松本 吉弘 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン | ▲8000 | 8000 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲4000 | 8000 1000 ▲1000 | ▲2000 |
東3 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲2000 | ▲4000 | 8000 1000 ▲1000 |
東4 | ロン 供託 リーチ | 1300 1000 ▲1000 | ▲1300 | ||
南入 | 持ち点 | 21000 | 20300 | 21000 | 37700 |
【東1局】
渋谷アベマズの松本吉弘選手が3つ鳴いて中盤にテンパイ。
そこにカドカワサクラナイツの堀慎吾選手がポンしてテンパイ追いつく。
結果は堀選手が放銃、松本選手が満貫のアガリで先制点。
(堀選手、危険牌を承知でプッシュしていった。強い意思がみえる)
【東2局】
堀選手が5巡目に先手をリーチを打つ。
この手をほどなくツモアガリ、堀選手が2000・4000で失点をすぐに回復。
(堀選手、すんなりとアガれて好調が伺える)
【東3局】
松本選手が中盤に3面まちの先制リーチ。
この手をすぐにツモアガリ、2000・4000でリードを広げていく。
(松本選手も好調ぶりが伺える。手が入るし、ツモアガれる)
【東4局】
コナミ麻雀格闘倶楽部の藤崎智が7巡目に先手をとってリーチ。
手詰まった松本選手が放銃、藤崎選手が1300のアガリで南場へ。
(松本選手、放銃して安くすむところもいい展開)
第2試合 南場
南場は、藤崎選手が連続アガリでトップを追い上げる。
松本選手も加点して終盤戦にむかいます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | 麻雀格 | サクラ | アベマ |
- | 選手名 | 村上 淳 | 藤崎 智 | 堀 慎吾 | 松本 吉弘 |
- | 持ち点 | 21000 | 20300 | 21000 | 37700 |
南1 | ツモ | ▲1000 | 2000 | ▲500 | ▲500 |
南2 | ロン | ▲7700 | 7700 | ||
南2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 ▲1000 | ▲2000 ▲100 | 8000 300 2000 ▲1000 |
南3 | ロン 供託 リーチ | 8000 1000 ▲1000 | ▲8000 | ||
南4 | ロン | ▲4000 | ▲4000 | ▲4000 | 12000 |
南4-1 | ロン 本場 | 5200 300 | ▲5200 | ||
終了 | 持ち点 | 19700 | 20900 | 900 | 58500 |
【南1局】
藤崎選手がひとつ鳴いてから中盤にテンパイ。そこに松本選手がチーしてテンパイ。
結果は藤崎選手がツモアガリ、500・1000のアガリで親番をむかえる。
(藤崎選手が軽いアガリでペースをつかみにきたか)
【南2局】
親の藤崎選手が6巡目にテンパイ、ダマテンで忍んで狙う。
この手に赤坂ドリブンズの村上淳選手が放銃。
藤崎選手が7700のアガリ、3連続アガリで親の連荘。
(藤崎選手がダマテンで確実に加点してきた)
【南2局1本場】
トップ目の松本選手が中盤に先制リーチ。そこに親の藤崎選手が追っかけリーチ。
この勝負は松本選手に軍配、2000・4000のツモアガリで2着を引き離す。
(松本選手がぐんぐんアガっていく)
【南3局】
松本選手が中盤に先制テンパイ、役なしをダマテンで様子見。
そこに終盤、村上選手がリーチを打つ。
結果は堀選手が放銃、村上選手が満貫のアガリで3着浮上。
(堀選手、親番で一発でつかんで放銃やむなし)
【南4局】
親の松本選手がふたつ鳴いてから終盤にテンパイ。
これをすぐにツモアガリ、4000オールでトップを盤石にする。
(松本選手が独走体制に入った)
【南4局1本場】
藤崎選手が中盤にテンパイをダマテン。そこに村上選手がポンしてテンパイ。
結果は堀選手がリーチ宣言牌で放銃、村上選手が5200のアガリで試合終了。
このアガリで松本選手がトップ獲得をきめる。
(堀選手、南場はチャンスがほぼなかった。次の試合で挽回だ)
第2試合 結果
第2試合は、順調にアガリを重ねた松本選手が大きなトップを獲得。
そして確実に加点を重ねた藤崎選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | +78.5 | +270.7 |
2着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 藤崎智 | +0.9 | +75.3 |
3着 | 赤坂ドリブンズ | 村上淳 | ▲20.3 | ▲174.0 |
4着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | ▲59.1 | +9.6 |
Mリーグ成績 51日目(1月4日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +339.7 | - | 50 |
2位 | 渋谷アベマズ | +270.7 | +59.3 | 52 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +75.3 | +23.6 | 52 |
4位 | カドカワ サクラナイツ | +9.6 | +6.1 | 52 |
5位 | チーム雷電 | ▲69.7 | - | 50 |
6位 | 赤坂ドリブンズ | ▲174.0 | ▲89.0 | 52 |
7位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲178.4 | - | 50 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲273.2 | - | 50 |
本日は渋谷アベマズが勝利。
松本吉弘選手が高打点を連発、好調ぶりをみせてトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。