Mリーグ2020レギュラーシーズンは22日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はコナミ麻雀格闘倶楽部が勝利。
藤崎智選手がダマテンを駆使して初トップを獲得しました。
それではMリーグ22日目の結果です。
Mリーグ結果 22日目(11月10日)
Mリーグ22日目、本日の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +334.6 | 1位 |
赤坂ドリブンズ | +326.8 | 2位 |
渋谷アベマズ | ▲62.1 | 4位 |
カドカワサクラナイツ | ▲180.2 | 7位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
解説でおなじみの渋川難波プロ。解説だけでなく、軽快なトークも楽しみです。
実況 : 松嶋桃
解説 : 渋川難波
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、EX風林火山の勝又選手が開始早々に、親の倍満で超ロケットスタート。
カドカワサクラナイツの堀選手がアガリを重ねて2番手につけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | ドリブ | サクラ | アベマ |
- | 選手名 | 勝又 健志 | 村上 淳 | 堀 慎吾 | 多井 隆晴 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ | 24000 | ▲8000 | ▲8000 | ▲8000 |
東1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 | 4000 300 1000 | ▲1000 ▲100 | ▲1000 ▲100 ▲1000 |
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲4000 | 8000 1000 ▲1000 | ▲2000 |
東3 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | 1000 1000 | ▲1000 | |
東4 | ロン | 3900 | ▲3900 | ||
南入 | 持ち点 | 43900 | 20300 | 27800 | 8000 |
東1局、EX風林火山の勝又健志選手が、1巡目から字牌を3つポンしてテンパイ。
そこに赤坂ドリブンズの村上淳選手がテンパイも、警戒してダマテンに。
その後、勝又選手が加カンで新ドラがなんと4枚、緊張感はピークに。
そして勝又選手が赤をツモって、ホンイツ、中、ドラ4、赤で親の倍満。
(今シーズンのチームの好調がそのまま勝又選手に乗り移ってる)
東1局1本場、渋谷アベマズの多井隆晴選手がチートイツの満貫テンパイをダマテン。
村上選手もひとつチーしてテンパイする。そこに多井選手がリーチを打つ。
結果は村上選手がツモアガリ、1000・2000でリーチをかわす嬉しいアガリ。
(村上選手も今シーズンの好調ぶりが出てる)
東2局、カドカワサクラナイツの堀慎吾選手が暗槓をして、先制リーチ。
そこに多井選手もふたつ鳴いてテンパイ追いつく。
結果は堀選手のツモアガリ。2000・4000で失点を取り戻す。
(これは嬉しいツモアガリ、当面のラス目がかなり遠のいた)
東3局、多井選手がドラ3のチャンス手で先制リーチ。
そこに村上選手がテンパイ追いつく、リーチの現物まちをダマテンに。
この現物まちに勝又選手が放銃、村上選手が1000のアガリでリーチを流す。
(多井選手には厳しい展開、でも堀選手は助かったー)
東4局、堀選手がひとつチーしてテンパイをいれる。
すぐに多井選手が放銃、堀選手がソツなく3900のアガリをきめる。
(堀選手が欲張らず、スピード重視でアガリをきめた)
第1試合 南場
南場は、低打点のアガリが先行する展開に。
東場でリードをつけた勝又選手が有利に試合を進めます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | ドリブ | サクラ | アベマ |
- | 選手名 | 勝又 健志 | 村上 淳 | 堀 慎吾 | 多井 隆晴 |
- | 持ち点 | 43900 | 20300 | 27800 | 8000 |
南1 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲1300 ▲300 ▲1000 | 1300 300 3000 ▲1000 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | ▲2600 | 2600 1000 ▲1000 | ||
南3 | ロン 供託 リーチ | 5200 1000 ▲1000 | ▲5200 | ||
南4 | ツモ | 5200 | ▲1300 | ▲1300 | ▲2600 |
終了 | 持ち点 | 51100 | 18000 | 26500 | 4400 |
南1局、親の勝又選手が高め一気通貫のリーチを打つ。
他の3選手は手が入らず、受けにまわる。結果はそのまま流局に。
南1局1本場、堀選手が先制リーチ。そこに村上選手も追っかけリーチにいく。
この勝負は堀選手に軍配。裏ドラはのらず、1300のアガリ。
(堀選手、リーチ対決に勝利してホッと一息)
南2局、堀選手がペン三萬まちで先制リーチを打つ。
勝負にいった村上選手が放銃、堀選手が2600のアガリでトップを追走。
(堀選手、丁寧に手数を多くしてる。裏ドラのれば、盤石になるのに)
南3局、勝又選手がチートイツの先制テンパイをダマテン。
そこに村上選手がリーチを打つ。親の堀選手もチーしてテンパイ追いつく。
結果は堀選手が赤五萬で放銃、村上選手が5200のアガリで2着争い参戦。
(堀選手、赤五萬をつかんだときの長考の長さから、その辛さが伝わる)
南4局、トップ目の勝又選手が先制テンパイをダマテンで静かに狙う。
これをスッとツモアガリ。勝又選手が自らのアガリでトップを獲得しています。
(勝又選手は東の始めに高し、南の終わりに速し、の理想的な展開だった)
第1試合 結果
第1試合は、勝又選手の親倍が大きく、トップを獲得。
アガリ回数で勝った堀選手が2着に入っています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | EX風林火山 | 勝又健志 | +71.1 | +405.7 |
2着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | +6.5 | ▲173.7 |
3着 | 赤坂ドリブンズ | 村上淳 | ▲22.0 | +304.8 |
4着 | 渋谷アベマズ | 多井隆晴 | ▲55.6 | ▲117.7 |
第2試合 東場
東場は、わずか4局のスピード進行。
しかも3局は親流れの流局で、持ち点はほぼ動きません。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | アベマ | 風林火 | ドリブ |
- | 選手名 | 堀 慎吾 | 白鳥 翔 | 滝沢 和典 | 鈴木 たろう |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東2-1 | 流局 | 1500 | ▲1500 | 1500 | ▲1500 |
東3-2 | ツモ 本場 供託 流局 | ▲700 ▲200 | ▲700 ▲200 | ▲1300 ▲200 | 2700 600 2000 ▲1000 |
東4 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南入 | 持ち点 | 26600 | 23600 | 23000 | 25800 |
東1局、渋谷アベマズの白鳥翔選手がチートイツの先制リーチ。
他の3選手は手が入らず押し返せない。そのまま流局でひとりテンパイ。
(堀選手、手が入らなかったから流局もしかたない)
東2局、終盤にEX風林火山の滝沢和典選手がひとつチーしてテンパイ。
さらにカドカワサクラナイツの堀慎吾選手がポンして形式テンパイをいれる。
そのまま流局でふたりテンパイ。2局連続で親流れ。
東3局、赤坂ドリブンズの鈴木たろう選手が赤五索切りリーチ。
これをスムーズにツモアガリ。一気通貫はくずれて700・1300のアガリ。
(さすがのたろう選手でも、確定イッツーでなく、3面まちにとった)
東4局、堀選手が捨て牌3段目での先制リーチ。
他の3選手は手が入らず、守備を固める。そのまま流局で南入へ。
(Mリーグの東場で流局親流れが3回はめずらしい)
第2試合 南場
南場は、2人テンパイ、3人テンパイでぶつかる局面が多数登場。
その中で、白鳥選手が攻め麻雀で押していきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | アベマ | 風林火 | ドリブ |
- | 選手名 | 堀 慎吾 | 白鳥 翔 | 滝沢 和典 | 鈴木 たろう |
- | 持ち点 | 26600 | 23600 | 23000 | 25800 |
南1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | 3900 300 3000 ▲1000 | ▲1300 ▲100 ▲1000 | ▲1300 ▲100 | ▲1300 ▲100 |
南1-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲4000 ▲200 ▲1000 | 8000 600 1000 | ▲2000 ▲200 | ▲2000 ▲200 |
南2 | ロン 供託 リーチ | ▲1000 | 2900 1000 | ▲2900 | |
南2-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲5200 ▲300 | 5200 300 1000 ▲1000 | ||
南3 | ロン 供託 リーチ | ▲2000 | 2000 1000 | ▲1000 | |
南4 | ロン 供託 リーチ | 3900 1000 | ▲3900 ▲1000 | ||
終了 | 持ち点 | 24600 | 42600 | 13900 | 18900 |
南1局1本場、親の堀選手が先制リーチ。白鳥選手も追っかけリーチを打つ。
オナテンの一四萬まち対決を制したのは堀選手。1300オールで連荘です。
(堀選手、親でオナテンに競り勝ったのはうれしい)
南1局2本場、白鳥選手がふたつポンしてテンパイ。そこに堀選手がリーチにいく。
今度は白鳥選手がツモアガリ。2000・4000で親リーチもつぶす嬉しいアガリ。
(堀選手が一発ツモすら確認できなかった、残念)
南2局、堀選手が先制リーチ。白鳥選手、たろう選手もテンパイが入る。
たろう選手がまっすぐ勝負して放銃、白鳥選手が2900のアガリで連荘。
(一瞬で3人にテンパイが入っておもしろい、でも堀選手にアガってほしい)
南2局1本場、たろう選手が先手をとってリーチ。
滝沢選手がリーチ宣言牌で放銃、たろう選手が5200のアガリで2着が目前に。
(滝沢選手は少ないチャンスが実らず苦しい展開だ)
南3局、親の滝沢選手が四暗刻の一向聴からポンしてドラ切りのテンパイ。
白鳥選手も自風をポンしてテンパイで追いつく。たろう選手もリーチを打つ。
勝負にいった堀選手が放銃。白鳥選手がアガって、トップのままオーラスへ。
(全員がトップ狙いで親に向かっていった、すごい勝負局)
南4局、白鳥選手がテンパイをダマテン。親のたろう選手もリーチを打つ。
結果はたろう選手がつかんで放銃、白鳥選手がアガってトップをきめています。
(白鳥選手が親リーチに強い気持ちで勝負した。そして堀選手2着確保ー)
第2試合 結果
第2試合は、白鳥選手が中盤抜け出しから、逃げ切ってトップ獲得。
ぎりぎりの攻めをみせた堀選手が2着に入ってます。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 白鳥翔 | +62.6 | ▲55.1 |
2着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | +4.6 | ▲169.1 |
3着 | 赤坂ドリブンズ | 鈴木たろう | ▲21.1 | +283.7 |
4着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | ▲46.1 | +359.6 |
Mリーグ成績 22日目(11月10日)
Mリーグ22日目、11月10日のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +359.6 | +25.0 | 22 |
2位 | 赤坂ドリブンズ | +283.7 | ▲43.1 | 22 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +49.6 | - | 22 |
4位 | 渋谷アベマズ | ▲55.1 | +7.0 | 22 |
5位 | チーム雷電 | ▲124.3 | - | 22 |
6位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲156.1 | - | 22 |
7位 | カドカワ サクラナイツ | ▲169.1 | +11.1 | 22 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲188.3 | - | 22 |
本日はEX風林火山が勝利。
勝又健志選手が大きなアガリと慎重な試合運びでトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。