一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)とは【2021年版】

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一粒万倍日は縁起がいいといわれる吉日のひとつ。

一粒万倍日の読み方は「いちりゅうまんばいび」です。

一粒万倍日のチャンスがあるは毎月5回前後。

「一粒万倍日はいつなのか」「一粒万倍日にするとよいとされること」などを紹介します。

仕事始め、開業、物品の購入など、いろいろと予定を考えるときのご参考にどうぞ。

そして開運やよい結果へとつながる、きっかけになれば幸いです。

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一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)とは

暦の上で吉日といわれる一粒万倍日とはどんな日なのか?

Wikipedia(ウィキペディア)には次のように説明されてます。

「一粒万倍」とは、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味である。

一粒万倍日は何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉であるとされる。

但し、借金をしたり人から物を借りたりすることは苦労の種が万倍になるので凶とされる。

出典:Wikipedia

 

また運勢の吉凶を占う専門家が集う、1973年に発足して創立47年の歴史がある日本占術協会。

その日本占星術協会が出版する「令和三年(2021年)九星開運暦」には次の説明がされてます。

一粒の種が万倍にも実る、という吉日です。

仕事始めや開店、種まき、お金を出すなど、すべてのスタートにいいが、物を借りるにはいけない日です。

出典:令和三年(2021年)九星開運暦 日本占術協会編

 

Wikipedia、九星開運暦ともに、一粒万倍日は吉日と説明されてます。

ひと粒の籾がたくさん増える稲穂にのように、物を増やすことを後押しするという解釈。

物事をスタートする、物を増やすことによいとされてます。

その一方で、物やお金を借りるなど、マイナスになることはよくないとされてます。

一粒万倍日は毎月5回前後チャンスがあるので、比較的すぐにやってくるのが嬉しいところです。

2021年の一粒万倍日カレンダー

一粒万倍日は「節切り(二十四節気)」と「日の干支」の組み合わせによって決まります。

2021年(令和3年)の一粒万倍日は毎月4~7回の頻度。

 

一粒万倍日のカレンダーは以下の表のとおりです。

1月3(日)
19(火)
4(月)
28(木)
7(木)
31(日)
16(土)
 
2月3(水)
27(土)
10(水)
 
15(月)
 
22(月)
 
3月7(日)
31(水)
14(日)
 
19(金)
 
26(金)
 
4月10(土)
 
13(火)
 
22(木)
 
25(日)
 
5月4(火)
20(木)
7(金)
31(月)
8(土)
 
19(水)
 
6月1(火)
27(日)
14(月)
 
15(火)
 
26(土)
 
7月9(金)
 
12(月)
 
21(水)
 
24(土)
 
8月2(月)
20(金)
5(木)
27(金)
8(日)
 
15(日)
 
9月1(水)
28(火)
9(木)
 
16(木)
 
21(火)
 
10月3(日)
28(木)
13(水)
 
16(土)
 
25(月)
 
11月6(土)
22(月)
9(火)
 
10(水)
 
21(日)
 
12月3(金)
29(水)
4(土)
30(木)
17(金)
 
18(土)
 

※1月16日、3月31日、6月15日は一粒万倍日が天赦日と重なる

 

そして一粒万倍日を決める根拠、「節切り(二十四節気)」と「日の干支」は次のとおり。

節切り日の干支
1月(立春、雨水)丑・午の日
2月(啓蟄、春分)酉・寅の日
3月(清明、穀雨)子・卯の日
4月(立夏、小満)卯・辰の日
5月(芒種、夏至)巳・午の日
6月(小暑、大暑)酉・午の日
7月(立秋、処暑)子・未の日
8月(白露、秋分)卯・申の日
9月(寒露、霜降)酉・午の日
10月(立冬、小雪)酉・戌の日
11月(大雪、冬至)亥・子の日
12月(小寒、大寒)卯・子の日

 

この「節切り(二十四節気)」と「日の干支」によって一粒万倍日が決まります。

そのため、回数は月によってばらつきがあり、一粒万倍日が多い月と少ない月があります。

一粒万倍日にするとよいこと、しないほうがよいこと

一粒万倍日は、物事のスタートによいとされる日。

一粒万倍日に仕事や新しいことを始めることで、成果を期待することが活用方法のひとつ。

また、お金を出すのによい日ともされてます。

自己投資や物の購入などにお金を出すのも、一粒万倍日の活用方法のひとつ。

効果的にお金を使ってその結果、お金が増えることに期待するもいいでしょう。

 

ただし、一粒万倍日を活用すれば必ず良い結果が約束されるわけではないのでご注意を。

しかし、その恩恵を意識して良い気分でいることで、より良い結果を期待しやすくなります。

一粒万倍日にするとよいとされること

  • 仕事始め
  • 開店・開業
  • 物品の購入
  • お金を出すこと
  • 物事のスタート

 

一方で、一粒万倍日に苦労の種になることはしないほうがよいとされてます。

具体的には借金をすること、人から物を借りたりすること等があたります。

またトラブルが増えることも避けたほうがいいとされてます。

浪費であったり、他人を攻撃することなど、トラブルの元になりやすいことには要注意です。

一粒万倍日にしないほうがよいとされること

  • 物を借りる
  • お金を借りる
  • 浪費
  • 他人を攻撃する
  • トラブルの元になること

 

一粒万倍日と天赦日、どっちがいい?

天赦日も一粒万倍日も吉日といわれる日。

そのうち、天赦日は「最上の大吉日」「万(よろづ)よし」ともいわれる日です。

天赦日について、詳しくはこちら。 

 

【参考】2021年の天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)はいつ?一粒万倍日とどっちがいい?

 

一方で、一粒万倍日は「何事を始めるにも良い日」と、主に物事始めに良いといわれる日です。

比較すると、天赦日のほうが良さそうですが、一粒万倍日のほうが優れている点もあります。

それは一粒万倍日のほうが、やってくる頻度が圧倒的に多いことです。

 

天赦日はおよそ60日に1回程度(約2か月に1回)のペースでやってきます。

一粒万倍日はおよそ6日に1回程度(1か月に5回前後)のペースでやってきます。

一粒万倍日のほうが、天赦日よりも10倍多くやってきます。

 

天赦日に予定を合わせようとすると、2か月以上待たなければいけないことも。

一粒万倍日は最大でも10日ほど、早ければ数日でやってくるので、予定を合わせやすいです。

目的と予定に合わせて、一粒万倍日と天赦日を使い分けるのがよいでしょう。

さいごに

暦やカレンダーで吉日といわれる、一粒万倍日についての紹介でした。

一粒万倍日は毎月5回前後やってきます。

そして2021年の一粒万倍日のうち、天赦日と重なる大吉日が3回。

「1月16日」、「3月31日」、「6月15日」は特におすすめの一粒万倍日になります。

 

また一粒万倍日にするとよいとされることはこちら。

  • 仕事始め
  • 開店・開業
  • 物品の購入
  • お金を出すこと
  • 物事のスタート

 

その一方で借金など、苦労の種やトラブルの元になることは避けたほうがよいとされてます。

一粒万倍日を活用して、開運やよい結果へとつながる、きっかけになれば幸いです。

ここまで見ていただき、ありがとうございました。