感謝の気持ちを「ありがとう」の言葉よりも伝える方法

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感謝の気持ちを伝える方法はたくさんあります。

言葉で「ありがとう」と伝えるのもその方法のひとつ。

そして言葉よりもっと気持ちが伝わるのは行動で伝えることです。

行動は言葉よりもたくさん労力が必要。

だから自分の気持ちや本気度が、言葉よりも相手に伝わります。

相手に感謝の気持ちを伝えると、相手との関係もより良いものになります。

また自分の成長にもつながり、いいことづくめです。

感謝を伝える方法を自分の失敗談とあわせてお伝えします。

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感謝の気持ちは言葉であらわす

相手に感謝の気持ちを伝える方法のひとつは言葉であらわすこと。

「どうもありがとう」と言葉であらわすと感謝が相手に伝わります。

言葉にしなくても、言わなくてもわかってくれる、そう思うこともあるかもしれません。

ときには「ありがとう」と言葉にすることが恥ずかしかったりすることも。

しかし「ありがとう」と言われて嫌な人はほとんどいないでしょう。

「ありがとう」と言葉であらわすと、感謝の気持ちが相手に伝わります。

感謝の気持ちを行動であわらすともっと伝わる

感謝の気持ちを言葉であらわすより、行動であらわすともっと伝わります。

たとえば相手が助言をしてくれた場合。

感謝の気持ちを行動であらわすと相手の助言を受け入れたことが言葉よりも伝わります。

サポートや助言をもらったら「ありがとう」と感謝の気持ちを言葉であらわす。

そして行動に移します。行動したら、その結果を相手に報告する

相手に報告まですると、感謝の気持ちが言葉であらわすよりも強く伝わります。

あなたが感謝していることを相手に感じてもらえることでしょう。

 

感謝の気持ちをあらわしたくなる場面のひとつに、頂き物をしたときがあります。

場合にもよりますが、お返しをすると感謝の気持ちが伝わりやすいです。

これもお返しを「準備」して「渡す」という、感謝の気持ちを行動であらわす例です。

もちろん言葉で「ありがとう」と伝えるのも感謝の気持ちのあらわれ。

そこにお返しという行動が加わることで、より強く相手に感謝の気持ちが伝わります

感謝の気持ちが伝わらないとき

「ありがとう」と感謝の気持ちを言葉にしても、伝わらない場合もあります。

感謝の気持ちが伝わらないのはどのようなときか。

それは感謝に行動が伴わないときです

たとえば相手に助言をもらって「ありがとう」と言うと感謝の気持ちを伝えた気分になります。

しかし助言に対して行動が伴わないと「本当に感謝してるのかな?」と思われることも。

このようなことを無意識にしてしまっていることもあります。

次に自分の失敗談を例にあげて解説します。

感謝の気持ちの失敗談

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成長のための助言や機会をもらうことはありがたく、感謝するものです。

しかし助言をもらっても行動に移さなかったり、機会を生かさなかったり。

そのように相手の期待を裏切ると、残念に思われてしまいます。

そして相手は次は助言や機会を与えようと思わないでしょう。

ここで自分の経験から、失敗談を紹介します。

 

以前、知人に有料のセミナーに無料で招待されました。

しかしそのときは嫌々な感じで参加してしまいました。

また受講後も成長につなげる努力を怠ってしまいました。

行動すること、努力することはとても労力がいります。

自分の中にある怠けたい気持ちを乗り越える必要もあります。

このときは怠けたい気持ちに流されてしまいました。

招待してくれた知人には「ありがとう」と伝えて、自分の中では感謝した気持ちでした。

でも自分の行動から「ほんとうに感謝しているのかな?」と思われてしまいました。

自分が本当に感謝していないことが、行動しないことで伝わってしまったという失敗です。

 

またこんな失敗もありました。

先程とは別の知人に就職先の紹介をしてもらったときの話。

就職するときはその知人に「ありがとう」と感謝の気持ちとともに就職しました。

しかしその会社では長くは続かず、仕事に不満を持ち退職することに。

仕事と人間関係の難しさから、つらい仕事だと感じるようになりました。

知人への感謝より、自分の「つらい仕事は嫌」という気持ちを優先した結果です。

感謝の気持ちが足りないと、助言や援助の機会を次第に失うことにもつながります。

自分の考えや気持ちは行動にあわられることが多いです。

感謝の気持ちを「ありがとう」と言葉で伝えることはできます

でも心から感謝していないと、なかなか行動にはあらわれません

その結果、相手に「感謝をしているのかな?」と思われてしまうことがあります。

感謝の気持ちを言葉であらわすより、行動であらわすともっと伝わります。

学習の四段階で感謝を身につける

自分の経験から、失敗談を紹介しました。

感謝の気持ちを言葉で「ありがとう」と伝えると、そのときはいい人に思われます。

しかしいい人と思われたい意識が強いだけだと、後の行動につながりません。

ただのリップサービスで終わってしまいます。

感謝の気持ちは行動であらわすことで、より強く相手に伝わります。

できるようになるには、繰り返し行うことが大切です

繰り返し行うことで、体で覚えて無意識にできるようになります。

できない状態からできる状態までの段階を示した「学習の四段階」があります。

学習の四段階

  • 知らなくてできない(無意識的無能)
  • 知っているができない(意識的無能)
  • 意識するとできる(意識的有能)
  • 無意識にできる(無意識的有能)

知らずに無意識でできない状態から、知っていて無意識にできる状態の4つの段階です。

繰り返し実行することで、無意識にできる状態になります。

できるようになるには、楽をしたい気持ちにながされてはいけません。

自分の感情も大切ですが、相手のことを大切にして、行動することが大切です

さいごに

感謝の気持ちを伝える方法についてでした。

  • 感謝の気持ちは言葉であらわす
  • 感謝の気持ちを行動であわらすとより伝わる
  • 行動が伴わないと感謝が伝わらないことがある
  • 行動しない理由は相手より自分を優先している

感謝の気持ちを伝える方法のひとつは「ありがとう」と言葉で伝えること。

さらに感謝の気持ちを行動であらわすと、より相手に伝わります。

行動しないと、場合によっては相手に「感謝しているのかな?」と思われてしまうことも。

感謝の気持ちをきちんと伝えると、相手も自分も嬉しく、いい気分になれるでしょう。

自分への反省もこめて、この記事をまとめました。

参考になれば幸いです。

ここまで見ていただき、ありがとうございました。