Mリーグ2020レギュラーシーズンは65日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はセガサミーフェニックスが勝利。
和久津晶選手が前半戦で高打点を連発、後半戦は守備をしっかり固めてトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 65日目(1月28日) 内川幸太郎選手が個人1日2連勝の活躍!
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +250.2 | 2位 |
カドカワサクラナイツ | ▲109.5 | 5位 |
セガサミーフェニックス | ▲139.2 | 7位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲402.5 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
公式実況の日吉辰哉プロが約1か月ぶりに実況席につきます。
実況 : 日吉辰哉
解説 : 土田浩翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、EX風林火山の二階堂亜樹選手が打点のあるアガリで先行。
そこにセガサミーフェニックスの近藤誠一選手が倍満のアガリをきめて混戦に。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | パイレ | サクラ | フェニ |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 小林 剛 | 内川 幸太郎 | 近藤 誠一 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | 7800 1000 ▲1000 | ▲2600 | ▲2600 | ▲2600 |
東1-1 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東1-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲5200 ▲600 | 5200 600 3000 ▲1000 | ▲1000 | |
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲2600 | 7800 1000 | ▲2600 | ▲2600 ▲1000 |
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲4000 ▲100 | ▲8000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | 16000 300 1000 ▲1000 |
東3 | ロン 供託 リーチ | 8000 2000 ▲1000 | ▲8000 ▲1000 | ||
東4 | 流局 | 3000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南入 | 持ち点 | 34300 | 28900 | 13700 | 23100 |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 小林 剛 | 内川 幸太郎 | 近藤 誠一 |
【東1局】
EX風林火山の二階堂亜樹選手が4巡目に先制の親リーチ。
これを一発でツモアガリ、亜樹選手が2600オールで試合が動き出す。
(亜樹選手、ほぼムダヅモなしで一発ツモ。ゴッドハンドのようだ)
【東1局2本場】
流局をはさんで親の連荘の東1局2本場。
セガサミーフェニックスの近藤誠一選手が中盤にチャンス手のリーチにいく。
そこにユーネクストパイレーツの小林剛選手が追っかけリーチを打つ。
結果は勝負にいった親の亜樹選手が放銃、小林選手が5200のアガリ。
(亜樹選手が二軒リーチに強く押していった姿勢が印象的)
【東2局】
小林選手がひとつ鳴いてから中盤にテンパイ。そこに終盤、近藤選手がリーチを打つ。
この勝負は小林選手が海底でツモアガリ、2600オールで親の連荘。
(小林選手が役なしが海底のアガリで好感触か)
【東2局1本場】
カドカワサクラナイツの内川幸太郎選手が4巡目にポンして先手のテンパイ。
そこに近藤選手がチートイツでリーチにいく。
この勝負は近藤選手がツモアガリ、裏2枚で4000・8000のアガリ。
(ここは近藤選手がきめた、表2枚裏2枚で強烈な倍満)
【東3局】
近藤選手が中盤にテンパイしてダマテンで様子見。そこに亜樹選手がリーチを打つ。
そして終盤、近藤選手が追っかけリーチにいく。
このめくり合いは近藤選手が放銃、亜樹選手が満貫のアガリで微差のトップに。
(内川選手、ここまでアガる順番がまわってこない。ここから上向きたい)
【東4局】
亜樹選手が終盤にチーして先制のテンパイ。
結果はアガリが出ず流局、亜樹選手のひとりテンパイで親流れ。
第1試合 南場
南場は、小林選手が満貫ツモをきめてトップにたつ。
そこに内川選手が親の連荘で追い上げて、終盤戦はトップと3着の争い激戦に。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | パイレ | サクラ | フェニ |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 小林 剛 | 内川 幸太郎 | 近藤 誠一 |
- | 持ち点 | 34300 | 28900 | 13700 | 23100 |
南1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲4000 ▲100 | 8000 300 1000 ▲1000 | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 |
南2 | 流局 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 | ▲1000 |
南3-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲4000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | 12000 300 1000 ▲1000 | ▲4000 ▲100 |
南3-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲7700 ▲600 | 7700 600 1000 ▲1000 | ||
南3-3 | ロン 本場 | 1000 900 | ▲1000 ▲900 | ||
南4 | ロン | 1000 | ▲1000 | ||
終了 | 持ち点 | 16800 | 34000 | 34300 | 14900 |
- | 選手名 | 二階堂 亜樹 | 小林 剛 | 内川 幸太郎 | 近藤 誠一 |
【南1局1本場】
親の亜樹選手が3巡目にポンしてテンパイ。そこに小林選手が5巡目にリーチを打つ。
この勝負は小林選手に軍配、2000・4000のツモアガリで親のチャンス手をはね返す。
(ここは小林選手がまっすぐ押してアガリきった)
【南2局】
親の小林選手がふたつ鳴いて中盤にテンパイ。そこにひとつ鳴いた内川選手もテンパイ。
結果はアガリが出ず、小林選手がオリて流局。ひとりテンパイで親流れ。
(内川選手、この試合初めての加点。つぎの親番で連荘したい)
【南3局1本場】
ラス目の内川選手が中盤に、先制の親リーチでプレッシャーをかける。
この手をスッとツモアガリ、裏2枚の4000オールで2着浮上してさらに連荘。
(内川選手、ここまでの辛抱が報われるアガリ。ここからトップを目指す)
【南3局2本場】
親の内川選手が4巡目に先手をとってリーチ。
結果は手詰まった亜樹選手が放銃、内川選手が裏2枚の7700のアガリでトップにたつ。
(亜樹選手、手詰まって筋の端牌での放銃はやむなし)
【南3局1本場】
小林選手がひとつポンしてから中盤にテンパイ。そこに亜樹選手がテンパイしてダマテンで狙う。
結果は内川選手が放銃、小林選手が1500のアガリでトップ逆転してオーラスへ。
(ここは小林選手が早アガリ。亜樹選手の高打点をかわしてのトップ目は十分のアガリ)
【南4局】
小林選手がひとつ鳴いて7巡目に3面まちのテンパイ。
そこに内川選手もひとつ鳴いてからテンパイして、両選手アガリトップの争いに。
この勝負は近藤選手が放銃、内川選手が1000のアガリでトップ逆転に成功。
自らのアガリでトップ獲得をきめる。
(内川選手、南3局ラス目から追い上げてのトップ獲得。終盤戦で魅せてくれた!)
第1試合 結果
第1試合は、後半追い上げてオーラスのトップ争いを制した内川選手がトップ獲得。
4選手それぞれがアガって見せ場をつくる、ナイスゲームでした。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 内川幸太郎 | +54.3 | ▲55.2 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 小林剛 | +14.0 | ▲388.5 |
3着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | ▲23.2 | +227.0 |
4着 | セガサミー フェニックス | 近藤誠一 | ▲45.1 | ▲184.3 |
第2試合 東場
東場は、セガサミーフェニックスの魚谷侑未選手が9600のアガリでまずは先制。
そこからカドカワサクラナイツの内川幸太郎選手が親の満貫でトップにたちます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | 風林火 | パイレ | サクラ |
- | 選手名 | 魚谷 侑未 | 勝又 健志 | 朝倉 康心 | 内川 幸太郎 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | 9600 1000 ▲1000 | ▲9600 | ||
東1-1 | ツモ 本場 | ▲4000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | 8000 300 | ▲2000 ▲100 |
東2 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | 4000 300 2000 ▲1000 | ▲1000 ▲100 |
東3 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東4-1 | 流局 リーチ | ▲1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 |
東4-2 | ツモ 本場 供託 | ▲700 ▲200 | ▲700 ▲200 | ▲700 ▲200 | 2100 600 2000 |
東4-3 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲12000 ▲900 | 12000 900 1000 ▲1000 | ||
東4-4 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
東4-5 | ロン 本場 供託 | ▲12000 ▲1500 | 12000 1500 1000 | ||
東4-6 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | 1500 | ▲1500 |
南入 | 持ち点 | 24500 | 7000 | 13600 | 53900 |
- | 選手名 | 魚谷 侑未 | 勝又 健志 | 朝倉 康心 | 内川 幸太郎 |
【東1局】
セガサミーフェニックスの魚谷侑未選手が中盤に先制の親リーチ。
このリーチに手詰まったユーネクストパイレーツの朝倉康心選手が放銃。
魚谷選手が9600のアガリで好スタートをきる。
(朝倉選手、手詰まってスジ牌をおっての放銃、ここはやむなし)
【東1局1本場】
朝倉選手がふたつポンして中盤に先手のテンパイ。
これをスッとツモアガリ、2000・4000のアガリですぐに失点を回復。
(朝倉選手、役牌ふたつ鳴いて軽快なアガリ)
【東2局】
EX風林火山の勝又健志選手が中盤に先制リーチを打つ。
そこにカドカワサクラナイツの内川幸太郎選手がふたつ鳴いてテンパイ追いつく。
結果は内川選手がオリて流局、勝又選手のひとりテンパイで親の連荘。
(内川選手、アガリの変化もあったが親にドラ勝負はきびしいのでノーテンやむなし)
【東2局1本場】
朝倉選手が5巡目に先手をとってリーチ。そこに魚谷選手が中盤にテンパイしてダマテンに。
さらに親の勝又選手もテンパイ、こちらもダマテンで様子をみる。
この勝負は朝倉選手に軍配、1000・2000のアガリで二軒テンパイをかわす。
(朝倉選手、先手をとったのが実った、打点以上の価値あるアガリ)
【東3局】
勝又選手が終盤に残り1回のツモでリーチを打つ。
結果はそのまま流局、勝又選手のひとりテンパイで親流れ。
【東4局2本場】
流局をはさんで内川選手が親の連荘の東4局2本場。
親の内川選手が3つ鳴いて序盤にテンパイ。そこに勝又選手がポンしてテンパイ。
さらに朝倉選手がひとつ鳴いてからテンパイして3人テンパイ。
この勝負は内川選手に軍配、700オールで供託回収。そして親の連荘。
(内川選手、打点以上に供託回収と親の連荘の価値が高いアガリ)
【東4局3本場】
親の内川選手が中盤に先制リーチでプレッシャーをかける。
このリーチに押した勝又選手が一発で放銃、内川選手が12000のアガリでトップにたつ。
(内川選手、このアガリで今日2試合のトータルプラスが見えてきた!)
【東4局5本場】
流局をはさんで内川選手が親の連荘の東4局5本場。
勝又選手がふたつ鳴いて中盤にテンパイ。そこに内川選手がテンパイしてダマテンで狙う。
結果は朝倉選手が放銃、内川選手が満貫のアガリで持ち点は5万点を超える。
(内川選手、親の満貫で個人1日2連勝をたぐりよせる)
【東4局6本場】
魚谷選手が終盤にリーチを打つ。そこに朝倉選手がテンパイ追いつく。
結果はアガリが出ず流局、ふたりテンパイで親が流れて南場へ。
(朝倉選手の押し&内川選手のチーの海底ずらしで、魚谷選手のアガリを喰い流した)
第2試合 南場
南場は、朝倉選手が満貫をきめて失点回復の2着に浮上。
終盤戦は大きなリードの内川選手が有利に試合を進めていきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | 風林火 | パイレ | サクラ |
- | 選手名 | 魚谷 侑未 | 勝又 健志 | 朝倉 康心 | 内川 幸太郎 |
- | 持ち点 | 24500 | 7000 | 13600 | 53900 |
南1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲4000 ▲700 | ▲2000 ▲700 | 8000 2100 2000 ▲1000 | ▲2000 ▲700 |
南2 | ロン | ▲1300 | 1300 | ||
南3 | ロン | ▲5800 | 5800 | ||
南3-1 | ロン 本場 | 1500 300 | ▲1500 ▲300 | ||
南3-2 | ロン 本場 | ▲2600 ▲600 | 2600 600 | ||
南4 | ロン | 2000 | ▲2000 | ||
終了 | 持ち点 | 11500 | 4300 | 32300 | 51900 |
- | 選手名 | 魚谷 侑未 | 勝又 健志 | 朝倉 康心 | 内川 幸太郎 |
【南1局】
朝倉選手が中盤に先制のリーチにいく。
この手を朝倉選手が静かにツモアガリ、2000・4000で失点を取り戻す。
(朝倉選手らしいカンチャンのリーチ。そしてしっかりツモアガリ)
【南2局】
内川選手が4巡目に先制テンパイ、ダマテンで静かに狙う。
すぐに魚谷選手が放銃、内川選手が1300のアガリで親を流す。
(内川選手、トップで優勢の局面で速い手が入るのはいい展開)
【南3局】
親の朝倉選手がふたつ鳴いて6巡目にテンパイ。
そこに3着目の魚谷選手がふたつ鳴いて終盤にテンパイ。
この勝負は魚谷選手が放銃、朝倉選手が5800のアガリで親の連荘。
(朝倉選手がじりじりと加点してトップを狙える位置まできた)
【南3局1本場】
親の朝倉選手がひとつ鳴いて中盤にテンパイ。
すぐに内川選手が放銃、朝倉選手が1500のアガリでさらに連荘。
(朝倉選手、アガって粘ってチャンスをうかがう)
【南3局2本場】
内川選手が6巡目に先制テンパイ、ダマテンで確実に狙う。
すぐに魚谷選手が放銃、2600のアガリでトップをキープしてオーラスへ。
(内川選手、このアガリでトップがかなり安泰になった!)
【南4局】
3着目の魚谷選手がひとつポンして6巡目にテンパイ。
ほどなく内川選手が放銃、魚谷選手が2000のアガリで3着をキープ。
このアガリで内川選手が1日で個人2連勝となるトップ獲得をきめる。
(今日は内川幸太郎選手デーになった!チームptもプラスになって大きく躍進!)
第2試合 結果
第2試合は、内川選手が親番のチャンスを生かし、個人1日2連勝のトップ獲得。
南場に追い上げた朝倉選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 内川幸太郎 | +71.9 | +16.7 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 朝倉康心 | +12.3 | ▲376.2 |
3着 | セガサミー フェニックス | 魚谷侑未 | ▲28.5 | ▲212.8 |
4着 | EX風林火山 | 勝又健志 | ▲55.7 | +171.3 |
Mリーグ成績 65日目(1月28日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +597.6 | - | 64 |
2位 | EX風林火山 | +171.3 | ▲78.9 | 66 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +17.9 | - | 64 |
4位 | カドカワ サクラナイツ | +16.7 | +126.2 | 66 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲104.9 | - | 64 |
6位 | チーム雷電 | ▲109.6 | - | 64 |
7位 | セガサミー フェニックス | ▲212.8 | ▲73.6 | 66 |
8位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲376.2 | +26.3 | 66 |
本日はカドカワサクラナイツが勝利。
内川幸太郎選手が個人1日2連勝を達成。
1試合目は苦しい展開から終盤戦でトップ逆転に成功。
2試合目は前半戦でリードを広げて、後半戦は有利を生かしてトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。