Mリーグ2020レギュラーシーズンは63日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はセガサミーフェニックスが勝利。
魚谷侑未選手が終盤にトップ目から強気に攻める麻雀で、トップ獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 63日目(1月25日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
渋谷アベマズ | +589.2 | 1位 |
EX風林火山 | +261.4 | 2位 |
コナミ麻雀格闘倶楽部 | +29.0 | 3位 |
カドカワサクラナイツ | ▲123.4 | 6位 |
そして実況・解説はこちらのおふたりです。
勝負手で放銃しても「これでオリてたら麻雀にならない」の渋川難波プロが解説です。
実況 : 松嶋桃
解説 : 渋川難波
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、カドカワサクラナイツの堀慎吾選手が満貫のアガリで一歩リード。
それを渋谷アベマズの松本吉弘選手がおいかけるアガリで南場へむかいます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | サクラ | 風林火 | アベマ |
- | 選手名 | 藤崎 智 | 堀 慎吾 | 二階堂 亜樹 | 松本 吉弘 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | 2900 1000 ▲1000 | ▲2900 | ||
東1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲300 | 8000 300 1000 ▲1000 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲1300 | ▲2600 | ▲1300 | 5200 1000 ▲1000 |
東3 | ロン | 3900 | ▲3900 | ||
東4 | ロン 供託 リーチ | ▲3900 | 3900 1000 ▲1000 | ||
東4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1300 ▲100 ▲1000 | 5200 300 2000 ▲1000 | ▲1300 ▲100 | ▲2600 ▲100 |
南入 | 持ち点 | 15900 | 41100 | 15500 | 27500 |
- | 選手名 | 藤崎 智 | 堀 慎吾 | 二階堂 亜樹 | 松本 吉弘 |
【東1局】
コナミ麻雀格闘倶楽部の藤崎智選手が中盤に先制リーチ。
そこに渋谷アベマズの松本吉弘選手がひとつポンからテンパイをいれる。
結果は勝負手で押したEX風林火山の二階堂亜樹選手が放銃。
藤崎選手が2900のアガリ、親の連荘で試合がスタート。
(本日バースデーの藤崎選手、まずは親のアガリで好スタート)
【東1局1本場】
カドカワサクラナイツの堀慎吾選手が中盤に先手のリーチ。
親の藤崎選手が勝負して一発で放銃、堀選手が8000のアガリで序盤のペースをつかむ。
(堀選手、思わぬ一発で3900が嬉しい満貫のアガリに)
【東2局】
親の堀選手が中盤にひとつチーして先制テンパイ。
そこに終盤、松本選手がリーチを打つ。
すぐに松本選手がツモアガリ、1300・2600で先行争いに参戦。
(松本選手、きれいなメンピンの手をスパッとツモアガリ)
【東3局】
堀選手が序盤にふたつポンして早々にホンイツのテンパイ。
この手に松本選手が放銃、堀選手が3900のアガリ。
(堀選手、持ち点を加点して先行争いは一歩リード)
【東4局】
親の松本選手が中盤に先制リーチ。ひとつ鳴いてから藤崎選手が同巡にテンパイ追いつく。
結果は勝負した亜樹選手が放銃、松本選手が3900のアガリで親の連荘。
(ここは松本選手に軍配、藤崎選手のチャンス手をかわすアガリ)
【東4局1本場】
堀選手が終盤に先制リーチ。そこに藤崎選手が追っかけリーチにいく。
両選手同じまちの勝負は堀選手に軍配、1300・2600のアガリで南入へ。
(堀選手、オナテン四七萬まちをツモって、リードも広げる嬉しいアガリ)
第1試合 南場
南場は、亜樹選手が跳満のアガリで2番手に名乗りをあげる。
終盤戦はアガリが遠い展開で、流局で進行していきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | サクラ | 風林火 | アベマ |
- | 選手名 | 藤崎 智 | 堀 慎吾 | 二階堂 亜樹 | 松本 吉弘 |
- | 持ち点 | 15900 | 41100 | 15500 | 27500 |
南1 | 流局 | 3000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 12000 300 1000 | ▲12000 ▲300 ▲1000 | ||
南2 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 |
南3-1 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
南4-2 | ロン 本場 供託 | 3900 600 3000 | ▲3900 ▲600 | ||
終了 | 持ち点 | 25900 | 33100 | 25300 | 15700 |
- | 選手名 | 藤崎 智 | 堀 慎吾 | 二階堂 亜樹 | 松本 吉弘 |
【南1局】
親の藤崎選手がふたつ鳴いてホンイツ気配。他の3選手は守備にまわる。
藤崎選手が終盤にテンパイして、そのまま流局。ひとりテンパイで親の連荘。
【南1局1本場】
亜樹選手がふたつポンして先手のテンパイ。そこに松本選手が追いついてリーチ。
亜樹選手の跳満、松本選手のドラ3のバチバチの勝負。
結果は松本選手が放銃、亜樹選手が跳満のアガリでラス目から2着に浮上。
(トップ目で上家の堀選手、ラス目の亜樹選手に鳴かせて局消化のサポート)
【南2局】
3着目の藤崎選手が終盤に先制リーチ。そこにラス目の松本選手が追っかけリーチにいく。
結果はアガリが出ず流局、ふたりテンパイで親流れ。
(藤崎選手、チャンス手がたびたび入るも、アガリが遠い)
【南3局1本場】
ラス目の松本選手が4巡目に先手をとってリーチ。
親の亜樹選手が押していくも、途中で一転して守備にまわる。
結果はアガリが出ず流局、ひとりテンパイで親流れ。
(親の亜樹選手がプッシュからの引いたタイミングがぴったり。あたり牌を押さえた)
【南4局】
3着目の藤崎選手がふたつ鳴いて2着逆転のテンパイ。
そこにふたつ鳴いてから堀選手がテンパイ追いつく。
結果は差し込み気味にいった堀選手が放銃、藤崎選手3900のアガリで2着逆転。
このアガリで堀選手がトップ獲得をきめる。
(堀選手、自分と藤崎選手どちらがアガっても良しの有利を生かし、トップ獲得!)
第1試合 結果
第1試合は、堀選手が序盤戦の先行から中押し、逃げ切りでトップ獲得。
オーラスに供託3本回収のアガリをきめた藤崎選手が逆転して2着でゴール。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | +53.1 | ▲70.3 |
2着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 藤崎智 | +5.9 | +34.9 |
3着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | ▲14.7 | +246.7 |
4着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | ▲44.3 | +544.9 |
第2試合 東場
東場は、渋谷アベマズの白鳥翔選手が親の倍満で一気にぬける。
他の選手もそれぞれ高打点をきめて、白鳥選手の独走を防ぎます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | 風林火 | アベマ | 麻雀格 |
- | 選手名 | 堀 慎吾 | 勝又 健志 | 白鳥 翔 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | 12000 2000 ▲1000 | ▲4000 | ▲4000 | ▲4000 ▲1000 |
東1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲5200 ▲300 | 5200 300 1000 ▲1000 | ||
東2 | ツモ | ▲2600 | 7800 | ▲2600 | ▲2600 |
東2-1 | 流局 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
東3-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲200 | ▲8000 ▲200 | 24000 600 3000 ▲1000 | ▲8000 ▲200 ▲1000 |
東3-3 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲900 ▲1000 | 8000 900 1000 | ||
東4 | ロン | 2000 | ▲2000 | ||
南入 | 持ち点 | 10800 | 27100 | 42000 | 20100 |
- | 選手名 | 堀 慎吾 | 勝又 健志 | 白鳥 翔 | 佐々木 寿人 |
【東1局】
コナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手が6巡目に先制リーチ。
そこにカドカワサクラナイツの堀慎吾選手が7巡目に追っかけリーチにいく。
このめくり合いは堀選手に軍配、4000オールのアガリでスタートダッシュ成功。
(堀選手、カンチャンまちをツモって裏1枚の満貫。連勝へ幸先よい出だし!)
【東1局1本場】
EX風林火山の勝又健志選手が中盤に先手をとってリーチを打つ。
そこから終盤、親の堀選手がテンパイ追いつく。
結果は堀選手が放銃、勝又選手が5200のアガリで親番をむかえる。
(堀選手、親の役あり両面まちテンパイであたり牌つかむは放銃やむなし)
【東2局】
親の勝又選手が終盤にポンしてテンパイ。そこに堀選手がひとつ鳴いてからテンパイ追いつく。
結果は勝又選手がツモアガリ、2600オールで親の連荘。
(勝又選手、ホンイツに見えづらい河を作り、きっちりとアガリきった)
【東3局2本場】
流局の親流れをはさんで東3局2本場。
渋谷アベマズの白鳥翔選手が8巡目に先制テンパイ。
そこに寿人選手が終盤にリーチを打つ。白鳥選手もツモ切りリーチにいく。
このめくり合いは白鳥選手に軍配、一発ツモの8000オールで一気に突き抜ける。
(この局はここまで沈黙の白鳥選手に好牌が押し寄せてきた)
【東3局3本場】
堀選手が6巡目に先手をとってリーチ。そこに寿人選手がテンパイしてダマテン。
この勝負は堀選手が放銃、寿人選手が満貫のアガリ。
(堀選手も満貫手なので放銃やむなし。寿人選手が後手からしっかり追いついた)
【東4局】
勝又選手が中盤にチーして先制テンパイ。
すぐに白鳥選手が放銃、勝又選手が2000のアガリで南場へ。
(勝又選手、ここは打点を見切って早アガリ)
第2試合 南場
南場は、トップの白鳥選手が中押しの満貫をきめてかなり有利に。
そこに寿人選手がアガリを重ねて、オーラスは2着争いが焦点になります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | サクラ | 風林火 | アベマ | 麻雀格 |
- | 選手名 | 堀 慎吾 | 勝又 健志 | 白鳥 翔 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 10800 | 27100 | 42000 | 20100 |
南1 | ツモ | 12000 | ▲4000 | ▲4000 | ▲4000 |
南1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲8000 ▲300 ▲1000 | 8000 300 2000 ▲1000 | ||
南2 | ツモ 供託 リーチ | 5200 1000 ▲1000 | |||
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲700 | ▲700 | ▲1300 | 2700 1000 ▲1000 |
南4 | ロン 供託 リーチ | 12000 1000 | ▲12000 | ▲1000 | |
終了 | 持ち点 | 20800 | 23500 | 32700 | 23000 |
- | 選手名 | 堀 慎吾 | 勝又 健志 | 白鳥 翔 | 佐々木 寿人 |
【南1局】
勝又選手が6巡目に満貫の先制テンパイ、ダマテンで静かに狙う。
そこに親の堀選手がひとつポンからテンパイ追いつく。
結果は堀選手がツモアガリ、4000オールで2着にせまって親の連荘。
(堀選手、後手から愚形まちをアガリきった。まだまだこれから)
【南1局1本場】
トップ目の白鳥選手が中盤に先制リーチを打つ。
そこに終盤、勝又選手が追っかけリーチにいく。
このめくり合いは勝又選手が放銃、白鳥選手が満貫のアガリでリードを広げる。
(白鳥選手がかなりトップに抜けた。堀選手は棚から2着に浮上)
【南2局】
寿人選手が6巡目に先手をとってリーチにいく。
この手をスパッとツモアガリ、1300・2600のアガリで2着にせまる。
(寿人選手らしい、まっすぐで速い手組みと速いモーションのアガリ)
【南3局】
3着目の寿人選手が6巡目の先制リーチ。
この局も寿人選手がスパッとツモアガリ、700・1300で2着浮上してオーラスへ。
(寿人選手の試合は時間的な進行も速い速い)
【南4局】
勝又選手がふたつ鳴いてから終盤にテンパイ。そこに親の寿人選手がリーチにいく。
結果は差し込み気味の白鳥選手が放銃、勝又選手が跳満のアガリで2着逆転をきめる。
このアガリで白鳥選手がトップ獲得をきめる。
(この展開では堀選手は相当むずかしい。2万点台でのラスはしかたなし、次に期待)
第2試合 結果
第2試合は、親の倍満をきめた白鳥選手が終盤戦をコントロールしてトップ獲得
オーラスで跳満をきめた勝又選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 白鳥翔 | +52.7 | +597.6 |
2着 | EX風林火山 | 勝又健志 | +3.5 | +250.2 |
3着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | ▲17.0 | +17.9 |
4着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | ▲39.2 | ▲109.5 |
Mリーグ成績 63日目(1月25日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +597.6 | +8.4 | 64 |
2位 | EX風林火山 | +250.2 | ▲11.2 | 64 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +17.9 | ▲11.1 | 64 |
4位 | チーム雷電 | ▲52.5 | - | 62 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲109.1 | - | 62 |
6位 | カドカワ サクラナイツ | ▲109.5 | +13.9 | 64 |
7位 | セガサミー フェニックス | ▲204.3 | - | 62 |
8位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲390.3 | - | 62 |
本日はカドカワサクラナイツが勝利。
堀慎吾選手が序盤のリードをしっかり守りきってトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。