Mリーグ2020レギュラーシーズンは60日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はコナミ麻雀格闘倶楽部が勝利。
佐々木寿人選手が疾風の速さと、力強い打ちまわしでトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 60日目(1月19日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +308.9 | 2位 |
赤坂ドリブンズ | ▲88.4 | 5位 |
セガサミーフェニックス | ▲252.3 | 7位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲348.3 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
渋谷アベマズの多井隆晴選手がプレイヤーズ解説です。
実況 : 小林未沙
解説 : 多井隆晴
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、軽いアガリでテンポよく進む展開。
そこに赤坂ドリブンズの鈴木たろう選手が満貫をきめて、持ち点は横並びに。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | フェニ | 風林火 | パイレ |
- | 選手名 | 鈴木 たろう | 魚谷 侑未 | 二階堂 亜樹 | 小林 剛 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲2000 | 2000 1000 ▲1000 | ||
東2 | ロン | ▲1000 | 1000 | ||
東3 | ツモ 供託 リーチ | ▲1300 | ▲1300 ▲1000 | 3900 1000 | ▲1300 |
東3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲1000 | ▲2000 ▲300 ▲1000 | 2000 300 2000 | |
東4 | ロン | 8000 | ▲8000 | ||
南入 | 持ち点 | 28700 | 21700 | 28600 | 21000 |
- | 選手名 | 鈴木 たろう | 魚谷 侑未 | 二階堂 亜樹 | 小林 剛 |
【東1局】
EX風林火山の二階堂亜樹選手が中盤に先制のリーチを打つ。
このリーチに赤坂ドリブンズの鈴木たろう選手がテンパイして放銃。
亜樹選手が2000のアガリで静かなスタート。
(亜樹選手らしい、両面まちの好形リーチ)
【東2局】
ユーネクストパイレーツの小林剛選手が7巡目にチーしてテンパイ。
この手にたろう選手が放銃、小林選手が1000のアガリでサッと流す。
(小林選手らしい、打点を見切った早いアガリ)
【東3局】
セガサミーフェニックスの魚谷侑未選手が中盤に先制リーチを打つ。ドラ3のチャンス手。
そこに親の亜樹選手がテンパイ、ダマテンでリーチの現物を狙う。
結果は亜樹選手がツモアガリ、1300オールで親の連荘。
(亜樹選手がチームが2位の余裕もあって、より確実なダマテンを選択)
【東3局1本場】
小林選手がひとつ鳴いてから中盤にテンパイ。そこに魚谷選手がリーチを打つ。
さらに親の亜樹選手が追っかけリーチにいく。
この勝負は亜樹選手が放銃、小林選手が2000のアガリで二軒リーチをかわす。
(小林選手が二軒リーチに押し切ってアガリきった)
【東4局】
たろう選手がひとつポンしてから中盤にテンパイ。
すぐに小林選手が放銃、たろう選手が満貫のアガリで全員2万点台の接戦で南場へ。
(たろう選手の早い高いアガリ。よくある早くて安い手に、まれに高い手がまぎれこむ)
第1試合 南場
南場は、高打点のアガリがすっかり姿をひそめる展開に。
終盤戦でも開始直後のような持ち点で、トップ&ラス争いが激しくなります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | フェニ | 風林火 | パイレ |
- | 選手名 | 鈴木 たろう | 魚谷 侑未 | 二階堂 亜樹 | 小林 剛 |
- | 持ち点 | 28700 | 21700 | 28600 | 21000 |
南1 | ロン 供託 リーチ | ▲3900 | 3900 1000 ▲1000 | ||
南2 | 流局 リーチ | 1000 ▲1000 | 1000 | 1000 | ▲3000 |
南2-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲5200 ▲300 | 5200 300 2000 ▲1000 | ||
南3 | ロン 供託 リーチ | ▲3900 | 3900 1000 ▲1000 | ||
南4 | ツモ 供託 リーチ | ▲3000 | ▲3000 | 12000 1000 ▲1000 | ▲6000 |
終了 | 持ち点 | 21800 | 23600 | 31200 | 23400 |
- | 選手名 | 鈴木 たろう | 魚谷 侑未 | 二階堂 亜樹 | 小林 剛 |
【南1局】
魚谷選手が7巡目に先制リーチ。そこに親のたろう選手がひとつ鳴いてテンパイ。
この勝負はたろう選手が放銃、魚谷選手が3900のアガリで接戦に拍車がかかる。
(たろう選手、親で満貫のチャンス手が実らず残念)
【南2局】
亜樹選手がポンして中盤にテンパイ。そこにたろう選手がリーチを打つ。
そこから終盤、魚谷選手にもテンパイが入る。
結果はアガリが出ず流局、3人テンパイで親の連荘。
【南2局1本場】
ラス目の小林選手が6巡目に先制リーチ。そこにたろう選手がテンパイしてダマテン。
結果は安牌に困った亜樹選手が放銃、小林選手が5200のアガリで4選手ダンゴ状態。
(小林選手のアガリで、トップからラスまでが2500点差!)
【南3局】
親の亜樹選手が6巡目に先制リーチ。そこにふたつチーして小林選手がテンパイ追いつく。
さらにたろう選手がチーしてテンパイをいれる。
結果は亜樹選手が放銃、小林選手が3900のアガリでトップ逆転してオーラスへ。
(小林選手が親リーチに鬼のように押して、アガリきった。ものすごい押し!)
【南4局】
ラス目の亜樹選手が中盤に先手をとってリーチを打つ。
これを一発でツモアガリ、亜樹選手が3000・6000でラス目から一気にトップ逆転。
自らのアガリで試合に決着、亜樹選手がトップ獲得をきめる。
(亜樹選手、一発&高めのドラツモ&裏1枚で跳満のオーバーキル!)
第1試合 結果
第1試合は、終盤戦まで持ち点が行ったり来たりのシーソーゲーム。
オーラスに跳満をきめた亜樹選手がラス目から逆転でトップを獲得しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | +51.2 | +360.1 |
2着 | セガサミー フェニックス | 魚谷侑未 | +3.6 | ▲248.7 |
3着 | ユーネクスト パイレーツ | 小林剛 | ▲16.6 | ▲364.9 |
4着 | 赤坂ドリブンズ | 鈴木たろう | ▲38.2 | ▲126.6 |
第2試合 東場
東場は、赤坂ドリブンズの園田賢選手がアガリを重ねて先行。
それをユーネクストパイレーツの朝倉康心選手が追いかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | パイレ | ドリブ | 風林火 |
- | 選手名 | 近藤 誠一 | 朝倉 康心 | 園田 賢 | 二階堂 亜樹 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | 1500 | ▲1500 | ▲1500 |
東1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲4000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | 8000 300 2000 ▲1000 | ▲2000 ▲100 |
東2 | ロン | 7700 | ▲7700 | ||
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲500 ▲100 | ▲500 ▲100 | ▲500 ▲100 | 2000 300 1000 ▲1000 |
東3 | 流局 リーチ | 1000 ▲1000 | ▲3000 | 1000 ▲1000 | 1000 |
東3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲7700 ▲300 ▲1000 | 7700 300 3000 | ||
東3-2 | ロン 本場 | 2000 600 | ▲2000 ▲600 | ||
東4 | ツモ 供託 リーチ | ▲1000 ▲1000 | 4000 1000 | ▲1000 | ▲2000 |
南入 | 持ち点 | 13400 | 33000 | 39600 | 14000 |
- | 選手名 | 近藤 誠一 | 朝倉 康心 | 園田 賢 | 二階堂 亜樹 |
【東1局】
EX風林火山の二階堂亜樹選手が終盤にチーしてテンパイ。
そこにユーネクストパイレーツの朝倉康心選手ふたつ鳴いてからテンパイ追いつく。
さらにセガサミーフェニックスの近藤誠一選手が親リーチにいく。
結果はアガリが出ず流局。ふたりテンパイで親の連荘。
(重たい展開の序盤から、終盤にパタパタとテンパイが入った)
【東1局1本場】
赤坂ドリブンズの園田賢選手が中盤に先手をとってリーチ。
これをすぐにツモアガリ、園田選手が2000・4000のアガリで好スタートをきる。
(園田選手が気持ちのいい高めチャンタのツモアガリ)
【東2局】
親の朝倉選手が中盤にひとつポンしてテンパイ。そこに近藤選手がテンパイしてダマテン。
さらに亜樹選手もテンパイして、こちらもダマテンで3人テンパイ。
結果は亜樹選手が放銃、朝倉選手が7700のアガリで親の連荘。
(亜樹選手、役ありテンパイが入っていては放銃やむなし)
【東2局1本場】
亜樹選手が6巡目に先制リーチを打つ。
これをスッとツモアガリ、亜樹選手が500・1000のアガリ。
(亜樹選手が好配牌から、打点は低いがまっすぐなアガリ)
【東3局1本場】
流局をはさんで親の連荘の東3局1本場。
近藤選手が中盤にテンパイ、ダマテンで静かに狙う。
そこに園田選手が3つポンしてテンパイ。そして近藤選手がリーチを打っていく。
この勝負は近藤選手が放銃、園田選手が7700のアガリで親の連荘。
(近藤選手も満貫からの勝負手なので、放銃やむなし)
【東3局2本場】
近藤選手がひとつポンしてから中盤にテンパイ。
すぐに園田選手が放銃、近藤選手が2000のアガリで親を流す。
【東4局】
朝倉選手が3つ鳴いて中盤に先制のテンパイ。そこに親の亜樹選手がリーチにいく。
さらに近藤選手が鳴いてテンパイ。
この勝負は朝倉選手に軍配、1000・2000のツモアガリで3人テンパイを制して南場へ。
(朝倉選手、クイタンで3つ鳴いてアガリきった。ここを制したのは大きいか)
第2試合 南場
南場は、園田選手が満貫のアガリでリードを広げ、試合を有利に。
終盤戦は2着争いが激しさを増します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | パイレ | ドリブ | 風林火 |
- | 選手名 | 近藤 誠一 | 朝倉 康心 | 園田 賢 | 二階堂 亜樹 |
- | 持ち点 | 13400 | 33000 | 39600 | 14000 |
南1 | ロン 供託 リーチ | 7700 2000 ▲1000 | ▲7700 ▲1000 | ||
南1-1 | ロン 本場 | ▲8000 ▲300 | 8000 300 | ||
南2 | ロン | ▲3900 | 3900 | ||
南3 | ツモ | ▲1300 | 5200 | ▲2600 | ▲1300 |
南4 | ロン | 3900 | ▲3900 | ||
終了 | 持ち点 | 20800 | 29900 | 45300 | 4000 |
- | 選手名 | 近藤 誠一 | 朝倉 康心 | 園田 賢 | 二階堂 亜樹 |
【南1局】
園田選手がひとつ鳴いて6巡目にテンパイ。そこに朝倉選手がポンしてテンパイ。
さらに親の近藤選手がリーチを打つ。なんと亜樹選手も追っかけリーチにいく。
このめくり合いは亜樹選手が放銃、近藤選手が7700のアガリで親の連荘。
(近藤選手、リーチのみが裏2枚で7700は嬉しいアガリ)
【南1局1本場】
亜樹選手が6巡目に先制テンパイ、ダマテンで変化をまつ。
そこに親の近藤選手がポンしてテンパイ追いつく。さらに園田選手もテンパイしてダマテン。
結果は朝倉選手がテンパイして放銃、園田選手が満貫のアガリでリードを広げる。
(園田選手、2着目から満貫直撃はかなり有利になった)
【南2局】
園田選手がひとつポンして3巡目に先制テンパイ。
すぐに朝倉選手が放銃、園田選手が3900のアガリで親番をむかえる。
(園田選手が2着目の親を流して、かなり優位にたった)
【南3局】
ラス目の亜樹選手が中盤にチーして先制テンパイ。そこに朝倉選手がひとつ鳴いてテンパイ。
結果は朝倉選手がツモアガリ、1300・2600で2着浮上。
(朝倉選手、勝負の加槓からリンシャンで赤ドラツモ。打点大幅アップ!)
【南4局】
2着目の朝倉選手が7巡目に先制テンパイ、ダマテンで確実に狙う。
すぐに園田選手が放銃、朝倉選手が3900のアガリで2着キープ。
そして園田選手がトップ獲得をきめる。
(園田選手らしい、放銃OKでのトップ獲得。朝倉選手も末脚をみせた)
第2試合 結果
第2試合は、先制中押しとアガリを重ねた園田選手がトップを獲得。
終盤戦で連続アガリの朝倉選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 赤坂ドリブンズ | 園田賢 | +65.3 | ▲61.3 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 朝倉康心 | +9.9 | ▲355.0 |
3着 | セガサミー フェニックス | 近藤誠一 | ▲19.2 | ▲267.9 |
4着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | ▲56.0 | +304.1 |
Mリーグ成績 60日目(1月19日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +465.7 | - | 60 |
2位 | EX風林火山 | +304.1 | ▲4.8 | 60 |
3位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +63.8 | - | 60 |
4位 | チーム雷電 | ▲19.5 | - | 60 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲61.3 | +27.1 | 60 |
6位 | カドカワ サクラナイツ | ▲129.9 | - | 60 |
7位 | セガサミー フェニックス | ▲267.9 | ▲15.6 | 60 |
8位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲355.0 | ▲6.7 | 60 |
本日は赤坂ドリブンズが勝利。
園田賢選手が序盤中盤と技を駆使してアガリを重ねてトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。