Mリーグ2020レギュラーシーズンは58日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はEX風林火山が勝利。
勝又健志選手が大胆な鳴きと親番の高打点でトップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 58日目(1月15日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
渋谷アベマズ | +426.7 | 1位 |
チーム雷電 | ▲31.3 | 4位 |
カドカワサクラナイツ | ▲42.6 | 5位 |
セガサミーフェニックス | ▲208.6 | 7位 |
そして実況・解説はこちらのおふたりです。
実況 : 小林未沙
解説 : 土田浩翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、チーム雷電の萩原聖人選手が親の跳満と満貫でスタートダッシュ。
それを渋谷アベマズの日向藍子選手が、跳満と満貫で追いかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | サクラ | アベマ | フェニ |
- | 選手名 | 萩原 聖人 | 堀 慎吾 | 日向 藍子 | 魚谷 侑未 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ | 18000 | ▲6000 | ▲6000 | ▲6000 |
東1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 12000 300 2000 ▲1000 | ▲12000 ▲300 ▲1000 | ||
東1-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲6000 ▲200 | ▲3000 ▲200 | 12000 600 1000 ▲1000 | ▲3000 ▲200 |
東2 | ツモ | ▲1000 | 3000 | ▲1000 | ▲1000 |
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | 8000 300 1000 ▲1000 | ▲2000 ▲100 |
東3 | ツモ | ▲1000 | ▲1000 | ▲2000 | 4000 |
東4 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | 8000 1000 | ▲2000 ▲1000 | ▲4000 |
南入 | 持ち点 | 44000 | 9400 | 33900 | 12700 |
- | 選手名 | 萩原 聖人 | 堀 慎吾 | 日向 藍子 | 魚谷 侑未 |
【東1局】
チーム雷電の萩原聖人選手が中盤に満貫テンパイ、ダマテンで狙っていく。
これをすぐにツモアガリ、萩原聖人が6000オールでロケットスタートをきめる。
(萩原選手が出親のメンホンで開幕猛ダッシュ!)
【東1局1本場】
親の萩原選手が中盤に先手をとってリーチ。
そこにカドカワサクラナイツの堀慎吾選手が追っかけリーチを打つ。
このめくり合いは堀選手が放銃、萩原選手が満貫のアガリで早くも大量リード。
(堀選手、赤ドラつかんで放銃は痛すぎる)
【東1局2本場】
渋谷アベマズの日向藍子選手が6巡目に先制リーチ。
これをすぐにツモアガリ、3000・6000のアガリで2番手に抜け出す。
(これでふたりが抜けて、早くも追う方は厳しくなってきた)
【東2局】
親の堀選手が終盤にチーしてテンパイ。
これをすぐにツモアガリ、堀選手が1000オールで親の連荘。
(堀選手、苦しいところから連荘で次局につなぐ)
【東2局1本場】
日向選手が終盤に先制リーチを打つ。
これを一発でツモアガリ、日向選手が2000・4000でトップを追う。
(堀選手、高打点ツモで持ち点が削られる展開は厳しい)
【東3局】
セガサミーフェニックスの魚谷侑未選手が終盤にポンしてテンパイ。
同巡、日向選手もポンしてテンパイが入る。
すぐに魚谷選手がツモアガリ、1000・2000で親番をむかえる。
(魚谷選手、ひとアガリして親番でどうなるか)
【東4局】
日向選手が6巡目に先手をとってリーチ。そこに堀選手がひとつ鳴いてからテンパイ。
この勝負は堀選手に軍配、2000・4000のツモアガリで失点を回復して南場へ。
(堀選手、まずはひとつ反撃。あとが続くか)
第1試合 南場
南場は、日向選手と萩原選手が満貫のアガリでトップ争い。
さいごはトップ争いと3着争いが激しくなります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | サクラ | アベマ | フェニ |
- | 選手名 | 萩原 聖人 | 堀 慎吾 | 日向 藍子 | 魚谷 侑未 |
- | 持ち点 | 44000 | 9400 | 33900 | 12700 |
南1 | ツモ | ▲4000 | ▲2000 | 8000 | ▲2000 |
南2 | ツモ 供託 リーチ | ▲700 | ▲1300 | ▲700 | 2700 1000 ▲1000 |
南3 | ツモ | ▲500 | ▲500 | 1500 | ▲500 |
南3-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | 8000 300 1000 ▲1000 | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | ▲2000 ▲100 |
南4 | ツモ | 1500 | ▲400 | ▲400 | ▲700 |
終了 | 持ち点 | 48000 | 3100 | 38200 | 10100 |
- | 選手名 | 萩原 聖人 | 堀 慎吾 | 日向 藍子 | 魚谷 侑未 |
【南1局】
日向選手が4巡目にドラ3のテンパイ、ダマテンで好形変化をみる。
そこに中盤、親の萩原選手がチーしてテンパイ追いつく。
結果は日向選手がツモアガリ、2000・4000でトップ逆転。
(日向選手がダマテンでひょっこりとツモアガった、しかも満貫)
【南2局】
魚谷選手が3巡目に先制リーチを打つ。
終盤になって魚谷選手がツモアガリ、700・1300で試合は終盤戦へ。
(堀選手、親が流れて3着狙いか)
【南3局】
親の日向選手が5巡目にひとつポンして先制テンパイ。
これをすぐにツモアガリ、500オールで親の連荘。
(日向選手の軽い連荘は、堀選手に3着浮上のチャンスが増える)
【南3局1本場】
萩原選手が中盤に先制リーチにいく。
これを一発でツモアガリ、萩原選手が2000・4000でトップ逆転。
(萩原選手、ここで逆転の一発ツモは嬉しい)
【南4局】
トップ目の萩原選手が5巡目にポンして先制テンパイ。
そこに親の魚谷選手がひとつポンしてからテンパイ追いつく。
この勝負は萩原選手がツモアガリ、400・700で試合に決着。
萩原選手が自らのアガリでトップ獲得をきめる。
(萩原選手がトップをきめた!堀選手は序盤の放銃が響いた)
第1試合 結果
第1試合は、後半戦のトップ争いで再逆転した萩原選手がトップ獲得。
高打点を3回きめた日向選手が2着にはいっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | +68.6 | +37.3 |
2着 | 渋谷アベマズ | 日向藍子 | +18.2 | +444.9 |
3着 | セガサミー フェニックス | 魚谷侑未 | ▲29.9 | ▲238.5 |
4着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | ▲56.9 | ▲99.5 |
第2試合 東場
東場は、開始から2局続けて流局で親流れのスタート。
持ち点に大きな差がつかない展開のまま、南場にむかいます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | 雷電 | フェニ | サクラ |
- | 選手名 | 松本 吉弘 | 黒沢 咲 | 魚谷 侑未 | 内川 幸太郎 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
東2-1 | 流局 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 | ▲1000 |
東3-2 | ロン 本場 供託 | ▲2000 ▲600 | 2000 600 1000 | ||
東4 | 流局 | ▲1500 | ▲1500 | 1500 | 1500 |
東4-1 | ツモ 本場 | ▲2000 ▲100 | 8000 300 | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 |
南入 | 持ち点 | 19400 | 29800 | 26800 | 24000 |
- | 選手名 | 松本 吉弘 | 黒沢 咲 | 魚谷 侑未 | 内川 幸太郎 |
【東1局】
セガサミーフェニックスの魚谷侑未選手が終盤に先制リーチ。
結果はアガリが出ず流局、ひとりテンパイで親流れ。
【東2局1本場】
魚谷選手が6巡目にポンしてチンイツのテンパイ。他の3選手は守備にまわる。
そのままアガリが出ず流局、ひとりテンパイで2局連続の親流れ。
(2局連続の親流れスタートは珍しい)
【東3局2本場】
カドカワサクラナイツの内川幸太郎選手が中盤にポンして先制テンパイ。
この手に魚谷選手が放銃、内川選手が2000のアガリで親番をむかえる。
(内川選手が打点を見切って早アガリにいった)
【東4局1本場】
流局をはさんで親の連荘の東4局1本場。
親の内川選手が6巡目にひとつポンして先制テンパイ。
そこに渋谷アベマズの松本吉弘選手がテンパイ、ダマテンで様子をみる。
さらにチーム雷電の黒沢咲選手がドラをポンしてからテンパイ追いつく。
結果は黒沢選手がツモアガリ、2000・4000で南場へ。
(黒沢選手らしい、鳴いても打点十分なアガリ!)
第2試合 南場
南場は、中打点と軽いアガリで局が進んでいく。
オーラスは全員でのトップ争いに突入します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | 雷電 | フェニ | サクラ |
- | 選手名 | 松本 吉弘 | 黒沢 咲 | 魚谷 侑未 | 内川 幸太郎 |
- | 持ち点 | 19400 | 29800 | 26800 | 24000 |
南1 | ツモ 供託 リーチ | 6000 1000 | ▲2000 | ▲2000 ▲1000 | ▲2000 |
南1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2600 ▲100 | ▲1300 ▲100 | ▲1300 ▲100 | 5200 300 1000 ▲1000 |
南2 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 ▲1000 | ▲1500 |
南2-1 | ロン 本場 供託 | ▲1000 ▲300 | 1000 300 2000 | ||
南3 | ロン 供託 リーチ | ▲2600 | 2600 1000 ▲1000 | ||
南4 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 ▲1000 | 8000 1000 | ||
終了 | 持ち点 | 9300 | 35900 | 26200 | 28600 |
- | 選手名 | 松本 吉弘 | 黒沢 咲 | 魚谷 侑未 | 内川 幸太郎 |
【南1局】
魚谷選手が中盤に先手をとってリーチ。そこに親の松本選手がポンしてテンパイ。
結果は松本選手がツモアガリ、2000オールで親の連荘。
(松本選手、後手からリーチをかわしてアガリきった)
【南1局1本場】
内川選手が中盤に3面まちでリーチに打つ。
この手をスッとツモアガリ、内川選手1300・2600で微差のトップにたつ。
(内川選手、きれいな手順で、嬉しいアガリ)
【南2局1本場】
流局をはさんで親の連荘の南2局1本場。
魚谷選手が中盤にポンして先制テンパイ。
すぐに松本選手が放銃、魚谷選手が1000のアガリで供託2本回収。
(2万点台のトップ争いは供託2本の価値が高い)
【南3局】
内川選手が5巡目に先制リーチ。そこに松本選手がひとつ鳴いてからテンパイ。
結果は松本選手が放銃、内川選手が2600のアガリで微差のトップ目にたつ。
(内川選手、裏ドラのらずもこのアガリは大きい)
【南4局】
ラス目の松本選手が終盤に先手のフリテンリーチ。
そこに黒沢選手がチーしてテンパイ。同巡に魚谷選手がポンしてテンパイ。
さいごに内川選手がチーしてテンパイ。
この勝負は海底で松本選手が放銃、黒沢選手が満貫のアガリでトップ逆転。
黒沢選手が自らのアガリでトップ獲得をきめる。
(捨て牌3段目からの4選手の攻めがすごかった。内川選手は2着を確保)
第2試合 結果
第2試合は、オーラスでアガリをきめた黒沢選手がトップを獲得。
さいごまで全員にチャンスがある、大接戦でした。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | チーム雷電 | 黒沢咲 | +55.9 | +93.2 |
2着 | カドカワ サクラナイツ | 内川幸太郎 | +8.6 | ▲90.9 |
3着 | セガサミー フェニックス | 魚谷侑未 | ▲13.8 | ▲252.3 |
4着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | ▲50.7 | +394.2 |
Mリーグ成績 58日目(1月15日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +394.2 | ▲32.5 | 58 |
2位 | EX風林火山 | +308.9 | - | 58 |
3位 | チーム雷電 | +93.2 | +124.5 | 58 |
4位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲16.4 | - | 58 |
5位 | 赤坂ドリブンズ | ▲88.4 | - | 58 |
6位 | カドカワ サクラナイツ | ▲90.9 | ▲48.3 | 58 |
7位 | セガサミー フェニックス | ▲252.3 | ▲43.7 | 58 |
8位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲348.3 | - | 58 |
本日はチーム雷電が1日2勝を達成して勝利。
萩原聖人選手が序盤と終盤で高打点をきめてトップを獲得。
黒沢咲選手が混戦を鳴きしかけのアガリで満貫を2回きめてトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。