Mリーグ2020レギュラーシーズンは33日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はコナミ麻雀格闘倶楽部が勝利。
藤崎智選手が渋く、前原雄大選手が豪快に、それぞれトップを獲得。
チームで1日2勝を達成しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 33日目(11月30日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +228.5 | 2位 |
コナミ麻雀格闘倶楽部 | +79.0 | 4位 |
セガサミーフェニックス | ▲179.9 | 5位 |
チーム雷電 | ▲191.6 | 7位 |
そして実況・解説はこちらのおふたりです。
実況 : 小林未沙
解説 : 土田浩翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、2人リーチ、3人リーチがぶつかり合う展開。
コナミ麻雀格闘倶楽部の前原雄大選手が大きな一発をきめてトップにたちます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | 雷電 | フェニ | 風林火 |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 瀬戸熊 直樹 | 近藤 誠一 | 滝沢 和典 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | 8000 3000 ▲1000 | ▲2000 ▲1000 | ▲2000 ▲1000 |
東2 | ロン 供託 リーチ | 2600 2000 | ▲2600 ▲1000 | ▲1000 | |
東3 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 ▲1000 | 8000 2000 ▲1000 | ||
東4 | ツモ 供託 リーチ | 12000 1000 ▲1000 | ▲3000 | ▲3000 | ▲6000 |
南入 | 持ち点 | 37600 | 28400 | 10000 | 24000 |
東1局、EX風林火山の滝沢和典選手が先手をとってリーチを打つ。
そこにチーム雷電の瀬戸熊直樹選手が追っかけリーチにいく。
さらにセガサミーフェニックスの近藤誠一選手もリーチで、3軒リーチに。
この勝負は瀬戸熊選手が勝利、一発ツモの2000・4000でスタートダッシュに成功。
(東パツから3人リーチで熱い闘いになりそうだ)
東2局、親の瀬戸熊選手が先制リーチ。同巡、滝沢選手が追っかけリーチにいく。
そこにコナミ麻雀格闘倶楽部の前原雄大選手がテンパイしてダマテンに受ける。
結果はすぐに瀬戸熊選手が放銃、前原選手が2600のアガリで二軒リーチをかわす。
(序盤からリーチがよくぶつかって派手な展開)
東3局、滝沢選手が5巡目に先制リーチを打つ。
しばらくして親の近藤選手が追いついて追っかけリーチにいく。
このめくり合いは近藤選手が放銃、滝沢選手が満貫のアガリ。
(近藤選手、アガリの分岐もあっただけに、親でこの放銃は痛い)
東4局、前原雄大選手が5巡目で高め三色のリーチを打つ。
この手を高めでスッとツモアガリ。前原選手が3000・6000でトップにたつ。
(前原選手の一本道の手筋での跳満は、勝てる気分になれそう)
第1試合 南場
南場は、滝沢選手がここ一番で跳満ツモアガリをきめる。
この試合、8局すべてリーチがかかり、アガリで決着のスピード展開でした。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | 雷電 | フェニ | 風林火 |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 瀬戸熊 直樹 | 近藤 誠一 | 滝沢 和典 |
- | 持ち点 | 37600 | 28400 | 10000 | 24000 |
南1 | ツモ 供託 リーチ | ▲2600 | 5200 1000 ▲1000 | ▲1300 | ▲1300 |
南2 | ツモ 供託 リーチ | ▲1300 | ▲2600 | ▲1300 ▲1000 | 5200 2000 ▲1000 |
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲3000 | ▲3000 | ▲6000 ▲1000 | 12000 2000 ▲1000 |
南4 | ロン 供託 リーチ | 1300 2000 | ▲1300 ▲1000 | ▲1000 | |
終了 | 持ち点 | 34000 | 25700 | ▲1600 | 41900 |
南1局、瀬戸熊選手が7巡目に先制リーチをかける。
この手を間もなくツモアガリ。瀬戸熊選手が1300・2600でトップ目前にせまる。
(早いリーチからのツモアガリがテンポよく続く)
南2局、滝沢選手が先手をとって6巡目のリーチ。
そこに近藤選手が追っかけリーチを打っていく。
この勝負は滝沢選手に軍配、1300・2600のツモアガリでトップ争いに参戦。
(3選手がトップ争いでラス目の近藤選手が厳しくなってきた)
南3局、親の近藤選手が先制リーチで他の選手にプレッシャーをかける。
終盤、勝負手が入った滝沢選手が追っかけリーチにいく。
結果は滝沢選手がツモアガリ、跳満をきめてトップにたってオーラスへ。
(滝沢選手、親リーチとの勝負を制した力強いアガリだ)
南4局、3着目の瀬戸熊選手が6巡目に先制リーチを打つ。
終盤に2着目の前原選手がテンパイしてダマテン、激しい2着争いに。
さらに最後方から近藤選手がチートイツの追っかけリーチ。
この勝負は瀬戸熊選手が放銃、前原選手が1300でかわし、2着確保で試合終了。
この結果、滝沢選手がトップ獲得をきめる。
(「来た球を打ち返す打法」の滝沢選手がトップでファンが増えそう)
第1試合 結果
第1試合は、全8局でリーチ棒が15本飛び交う大乱戦。
その中で高打点を2回きめた滝沢選手がトップを獲得しています。
テンパイとアガリがすべてメンゼンという、珍しい試合でした。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | +61.9 | +290.4 |
2着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 前原雄大 | +14.0 | +93.0 |
3着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | ▲14.3 | ▲205.9 |
4着 | セガサミー フェニックス | 近藤誠一 | ▲61.6 | ▲241.5 |
第2試合 東場
東場は、4局すべて満貫のアガリで進んでいく打撃戦。
3選手が横並びのトップ争いで南場にむかいます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | 麻雀格 | 風林火 | 雷電 |
- | 選手名 | 魚谷 侑未 | 藤崎 智 | 滝沢 和典 | 萩原 聖人 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 ▲1000 | 8000 1000 | ||
東2 | ツモ | ▲2000 | ▲4000 | 8000 | ▲2000 |
東3 | ロン | ▲8000 | 8000 | ||
東4 | ツモ 供託 リーチ | 8000 1000 ▲1000 | ▲2000 | ▲2000 | ▲4000 |
南入 | 持ち点 | 31000 | 10000 | 32000 | 27000 |
東1局、コナミ麻雀格闘倶楽部の藤崎智選手が6巡目の先制リーチ。
そこにEX風林火山の滝沢和典選手がふたつポンしてテンパイ追いつく。
この勝負は藤崎選手が放銃、滝沢選手が満貫のアガリで2連勝にはずみをつける。
(滝沢選手、第1試合のいい感触をそのまま持ってきてる感じがする)
東2局、滝沢選手がふたつ鳴いてホンイツのテンパイ。
そこにセガサミーフェニックスの魚谷侑未選手がチーしてテンパイをいれる。
滝沢選手がツモアガリ、2局連続の満貫で他の選手とのリードを広げていく。
(滝沢選手、高めのドラツモは好感触)
東3局、チーム雷電の萩原聖人選手が満貫のテンパイ、静かにダマテンで狙う。
そこに魚谷選手がテンパイ追いつく、愚形まちをダマテンに。
結果は滝沢選手が放銃、萩原選手が満貫のアガリでトップを追走。
(萩原選手、トップ目の滝沢選手から直撃でトップが視界に入ってきた)
東4局、魚谷選手が5巡目の先制リーチをうつ。
この手を赤ドラでツモアガリ。魚谷選手が2000・4000のアガリで2着浮上で南入。
(魚谷選手、カン五筒まちを赤ドラでツモアガリは最高の結果)
第2試合 南場
南場は、ラス目の藤崎選手が親の倍満で、他3選手をごぼう抜き。
オーラスには2着争いが激しさを増します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | 麻雀格 | 風林火 | 雷電 |
- | 選手名 | 魚谷 侑未 | 藤崎 智 | 滝沢 和典 | 萩原 聖人 |
- | 持ち点 | 31000 | 10000 | 32000 | 27000 |
南1 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | 1500 ▲1000 | ▲1500 | ▲1500 |
南1-1 | 流局 リーチ | 0 | 0 ▲1000 | 0 | 0 |
南1-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲3900 ▲600 | 3900 600 4000 ▲1000 | ||
南2 | ツモ | ▲8000 | 24000 1000 ▲1000 | ▲8000 | ▲8000 |
南2-1 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
南3-2 | ロン 本場 供託 | ▲3900 ▲600 | 3900 600 1000 | ||
南3-3 | ロン 本場 供託 | 2600 900 1000 | ▲2600 ▲900 | ▲1000 | |
南4 | ツモ 供託 リーチ | 5200 1000 ▲1000 | ▲1300 | ▲1300 | ▲2600 |
終了 | 持ち点 | 23200 | 38700 | 22200 | 15900 |
南1局、中盤に親の魚谷選手が先制リーチ。
終盤、藤崎選手が勝負手で追っかけリーチにいく。
結果はアガリは出ず、ふたりテンパイで流局に。
(今日はもう流局はないかと思ったけど、そうでもなかった)
流局をはさんで南1局2本場、ラス目の藤崎選手が先手をとってリーチ。
勝負にいった魚谷選手が放銃、藤崎選手が3900のアガリで供託3本を回収。
(藤崎選手がキッチリきめて、さらに面白くなってきた)
南2局、ラス目で親の藤崎選手がドラを暗槓、他の選手に緊張が走る。
そして藤崎選手が先制リーチを打つ。
これを一発でツモアガリ。藤崎選手が8000オールで3人をかわしてトップにたつ。
(藤崎選手がラス目からひとまくりした、すごいな麻雀って)
南2局1本場、萩原選手が先手をとって7巡目リーチ。
藤崎選手がテンパイ追いつくも、最後にあたり牌をつかんでしっかりとオリる。
結果はアガリは出ず流局、萩原選手のひとりテンパイで親流れ。
(藤崎選手がドラ3の手におぼれず、役なしダマテンから鉄壁の守りがすごい)
南3局2本場、親の滝沢選手がふたつチーして、そこから終盤にテンパイ。
この手にテンパイした藤崎選手が放銃、滝沢選手が3900のアガリで連荘。
(藤崎選手、相手の打点を読んで、リスク管理した上での放銃か)
南3局3本場、萩原選手が8巡目に3面まちで先制リーチ。
終盤に藤崎選手がテンパイ追いつく、ダマテンで様子見に。
結果は滝沢選手がリーチの現物で放銃、藤崎選手がトップのままオーラスへ。
(萩原選手、この3面まちアガれないのは本当につらい。親番でどうなる)
南4局、2着目の滝沢選手がテンパイ、役なしなのでダマテンで変化をまつ。
そこにラス目の魚谷選手がリーチにいく。萩原選手も鳴いてテンパイ追いつく。
結果は魚谷選手が海底でツモアガリ、1300・2600で逆転2着をきめる。
そしてトップは、守りを固めた藤崎選手が獲得して決着。
(さいごの叩き合いも萩原選手が報われなかった、厳しい)
第2試合 結果
第2試合は、親倍をきめ、守備も固めた藤崎選手がトップを獲得。
魚谷選手がオーラスに逆転のアガリをきめて2着にはいってます。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 藤崎智 | +58.7 | +151.7 |
2着 | セガサミー フェニックス | 魚谷侑未 | +3.2 | ▲238.3 |
3着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | ▲17.8 | +272.6 |
4着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | ▲44.1 | ▲250.0 |
Mリーグ成績 33日目(11月30日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +278.9 | - | 32 |
2位 | EX風林火山 | +272.6 | +44.1 | 34 |
3位 | 赤坂ドリブンズ | +203.7 | - | 32 |
4位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +151.7 | +72.7 | 34 |
5位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲180.1 | - | 32 |
6位 | セガサミー フェニックス | ▲238.3 | ▲58.4 | 34 |
7位 | カドカワ サクラナイツ | ▲238.5 | - | 32 |
8位 | チーム雷電 | ▲250.0 | ▲58.4 | 34 |
本日はコナミ麻雀格闘倶楽部が勝利。
藤崎智選手が親の倍満の一撃を響かせて、トップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。