Mリーグ2020レギュラーシーズンは32日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回は渋谷アベマズが勝利。
多井隆晴選手がオーラスに力強い逆転をみせて、トップを獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 32日目(11月27日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
赤坂ドリブンズ | +269.8 | 2位 |
コナミ麻雀格闘倶楽部 | ▲29.1 | 4位 |
カドカワサクラナイツ | ▲176.1 | 5位 |
チーム雷電 | ▲212.0 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたりです。
渋川難波プロの解説もすっかりおなじみになりました。
実況 : 日吉辰哉
解説 : 渋川難波
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、2連続の流局親流れでスタート。
そこからは小さなアガリで局が進んでいきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | サクラ | 麻雀格 | 雷電 |
- | 選手名 | 村上 淳 | 沢崎 誠 | 藤崎 智 | 黒沢 咲 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 | ▲1000 |
東2-1 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 |
東3-2 | ロン 本場 供託 | 2900 600 2000 | ▲2900 ▲600 | ||
東3-3 | ロン 本場 | ▲3900 ▲900 | 3900 900 | ||
東4 | ロン | 1300 | ▲1300 | ||
南入 | 持ち点 | 18400 | 27300 | 33300 | 21000 |
東1局、コナミ麻雀格闘倶楽部の藤崎智選手がテンパイ、チートイツをダマテン。
他の3選手は手が入らず、そのまま流局。ひとりテンパイの親流れ。
(いったん受けにまわった藤崎選手がテンパイまでいったのがすごい)
東2局1本場、終盤にチーム雷電の黒沢咲選手がリーチをかける。
さらにツモ番がない赤坂ドリブンズの村上選手が追っかけリーチにいく。
そしてアガリは出ずに流局、2局続けての親流れ。
(村上選手、ツモ番なしでリーチにいったのが意外)
東3局2本場、藤崎選手がふたつ鳴いてテンパイをいれる。
この手に黒沢選手が放銃、藤崎選手が2900のアガリで供託2本を回収。
(藤崎選手の堅実さが光る)
東3局3本場、村上選手がひとつチーしてテンパイ。
そこにカドカワサクラナイツの沢崎誠選手がひとつ鳴いてテンパイ追いつく。
結果は村上選手が放銃、沢崎選手が3900のアガリをきめて南場へ。
(沢崎選手、テンパイ崩しからテンパイ復活のアガリは嬉しい)
東4局、親の黒沢選手が4巡目に満貫のテンパイ、ダマテンで静かに狙う。
そこにひとつ鳴いた藤崎選手がテンパイで追いつく。
すぐに村上選手が放銃、藤崎選手が1300のアガリで親のチャンス手をかわす。
(親の黒沢選手が満貫あったからこれは他3選手に嬉しいアガリ)
第1試合 南場
南場は、黒沢選手が跳満のツモアガリでトップにたつ。
そこから村上選手が追い上げて、オーラスは2万点台のトップ争いに。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | サクラ | 麻雀格 | 雷電 |
- | 選手名 | 村上 淳 | 沢崎 誠 | 藤崎 智 | 黒沢 咲 |
- | 持ち点 | 18400 | 27300 | 33300 | 21000 |
南1 | ツモ | ▲6000 | ▲3000 | ▲3000 | 12000 |
南2 | ロン | 5200 2000 ▲1000 | ▲5200 ▲1000 | ||
南3 | ツモ | 2700 | ▲700 | ▲1300 | ▲700 |
南4 | ツモ | 2700 | ▲700 | ▲1300 | ▲700 |
終了 | 持ち点 | 24000 | 22900 | 28300 | 24800 |
南1局、沢崎選手がふたつチーしてテンパイをいれる。
そこに黒沢選手がチートイツでリーチにいく。
これを一発でツモアガリ。裏ドラものって3000・6000で一気にトップにたつ。
(黒沢選手の高打点のアガリが出たー)
南2局、村上選手が先制リーチを打つ。そこに黒沢選手が追っかけリーチにいく。
このめくり合いは黒沢選手が放銃、村上選手が
(沢崎選手が放銃の分岐もあったけど、しっかり守って失点を防いだ!)
南3局、村上選手が先制リーチにいく。沢崎選手がチーしてテンパイ。
この勝負は村上選手に軍配。700・1300のアガリで点差を縮めてオーラスへ。
(これで全員が持ち点2万点台のオーラス勝負か)
南4局、村上選手がひとつ鳴いてテンパイ。
そこにふたつ鳴いた藤崎選手もテンパイ追いつく。
すぐに村上選手がツモアガリ。700・1300で3着逆転に成功。
そして、このアガリで藤崎選手がトップを獲得しています。
(沢崎選手、22900点のラスで残念。勝負手も入らずで厳しいな)
第1試合 結果
第1試合は、低打点の応酬を制した藤崎選手がトップ獲得。
唯一の高打点を叩き出した黒沢選手が2着になっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 藤崎智 | +48.3 | +19.2 |
2着 | チーム雷電 | 黒沢咲 | +4.8 | ▲207.2 |
3着 | 赤坂ドリブンズ | 村上淳 | ▲16.0 | +253.8 |
4着 | カドカワ サクラナイツ | 沢崎誠 | ▲37.1 | ▲213.2 |
第2試合 東場
東場は、チーム雷電の萩原聖人選手が親の満貫で先行。
赤坂ドリブンズの園田賢選手も負けずに満貫を取り返します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | 雷電 | サクラ | ドリブ |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 萩原 聖人 | 内川 幸太郎 | 園田 賢 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | ▲1000 | ▲500 | 2000 1000 ▲1000 | ▲500 |
東2 | ロン | 12000 | ▲12000 | ||
東2-1 | ツモ | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | 8000 300 1000 ▲1000 |
東3 | ロン | 2000 | ▲2000 | ||
東4 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
南入 | 持ち点 | 20900 | 33400 | 24900 | 19800 |
東1局、カドカワサクラナイツの内川幸太郎選手が先手をとってリーチ。
これをスッとツモアガリ。内川選手が500・1000のアガリで静かなすべりだし。
(内川選手、リーチをアガれてまずまずのスタートだ)
東2局、チーム雷電の萩原聖人選手が白をポンして満貫テンパイ。
この手に赤坂ドリブンズの園田賢選手が放銃、萩原選手が高打点のアガリをきめる。
(萩原選手が序盤でリードする展開、内川選手とともに応援したい)
東2局1本場、園田選手が先制リーチを打つ。
これを一発でツモアガリ、裏ドラものって2000・4000で失点を回復。
(一発と裏で満貫はうらやましい)
東3局、親の内川選手が先制テンパイ、ダマテンで様子見。
萩原選手がひとつチーしてテンパイ追いつく。
結果は内川選手が放銃、萩原選手が2000のアガリ。
(内川選手、つかまされたから放銃もやむなし)
東4局、終盤にさしかかって内川選手が先制リーチ。
アガリは出ず、ひとりテンパイの流局で親が流れて南場へ。
(捨て牌3段目のリーチでひとりテンパイならまあOKか)
第2試合 南場
南場は、コナミ麻雀格闘倶楽部の前原雄大選手が連続アガリでトップ争いに参戦。
オーラスは激しいトップ争いと3着争いに。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 麻雀格 | 雷電 | サクラ | ドリブ |
- | 選手名 | 前原 雄大 | 萩原 聖人 | 内川 幸太郎 | 園田 賢 |
- | 持ち点 | 20900 | 33400 | 24900 | 19800 |
南1-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 3900 300 2000 ▲1000 | ▲3900 ▲300 | ||
南2 | ロン 供託 リーチ | 3900 1000 | ▲3900 ▲1000 | ||
南3 | ツモ 供託 リーチ | 12000 1000 ▲1000 | ▲3000 | ▲6000 | ▲3000 |
南4 | ロン | 2000 | ▲2000 | ||
終了 | 持ち点 | 39800 | 35600 | 14700 | 9900 |
南1局、内川選手がひとつチーしてテンパイ。そこに萩原選手がリーチにいく。
結果は内川選手が放銃、萩原選手が3900のアガリでリードを広げる。
(内川選手、満貫テンパイからの放銃はしかたない、裏ドラなくてよかった)
南2局、ラス目の園田選手が8巡目に先制リーチを打つ。
終盤、コナミ麻雀格闘倶楽部の前原雄大選手が中をポンしてテンパイ追いつく。
この勝負は園田選手が放銃、前原選手が3900のアガリ。
(前原選手が後方から追いついてアガリきった)
南3局、前原選手が先手をとって4巡目リーチ。
これをすぐにツモアガリ。3000・6000でトップ逆転してオーラスへ。
(内川選手、親かぶりで親流れは痛い)
南4局、内川選手がひとつポンして3着確保へのテンパイ。
そこにトップ目の前原選手がテンパイしてダマテンで狙う。
結果は園田選手が放銃、前原選手が2000のアガリでトップ獲得。
(前原選手が南場から一気にきた、内川選手はなんとか3着確保)
第2試合 結果
第2試合は、南2局から3連続アガリで前原選手がトップを獲得。
中盤までトップだった萩原選手が2着になっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 前原雄大 | +59.8 | +79.0 |
2着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | +15.6 | ▲191.6 |
3着 | カドカワ サクラナイツ | 内川幸太郎 | ▲25.3 | ▲238.5 |
4着 | 赤坂ドリブンズ | 園田賢 | ▲50.1 | +203.7 |
Mリーグ成績 32日目(11月27日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 渋谷アベマズ | +278.9 | - | 32 |
2位 | EX風林火山 | +228.5 | - | 32 |
3位 | 赤坂ドリブンズ | +203.7 | ▲66.1 | 32 |
4位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | +79.0 | +108.1 | 32 |
5位 | セガサミー フェニックス | ▲179.9 | - | 32 |
6位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲180.1 | - | 32 |
7位 | チーム雷電 | ▲191.6 | +20.4 | 32 |
8位 | カドカワ サクラナイツ | ▲238.5 | ▲62.4 | 32 |
本日はコナミ麻雀格闘倶楽部が勝利。
藤崎智選手が接戦を渋く制して勝利。
前原雄大選手は後半戦で猛ラッシュをかけて勝利しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。