Mリーグ2020レギュラーシーズンは17日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回は赤坂ドリブンズが勝利。
園田選手が果敢に攻めて、逆転でトップを獲得しました。
それではMリーグ17日目の結果です。
Mリーグ結果 17日目(11月2日)
Mリーグ17日目、本日の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +186.3 | 2位 |
渋谷アベマズ | +14.1 | 3位 |
カドカワサクラナイツ | ▲64.3 | 4位 |
ユーネクストパイレーツ | ▲99.0 | 6位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
土田浩翔プロのチートイツにテンションがアガる解説が楽しみです。
実況 : 小林未沙
解説 : 土田浩翔
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、EX風林火山の滝沢和典選手が、的確な選択でアガって先行。
渋谷アベマズの松本吉弘選手も攻めていって、滝沢選手を追いかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | サクラ | パイレ | アベマ |
- | 選手名 | 滝沢 和典 | 内川 幸太郎 | 石橋 伸洋 | 松本 吉弘 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ | ▲500 | 1100 | ▲300 | ▲300 |
東2 | ロン 供託 リーチ | 2600 2000 | ▲2600 | ▲1000 | ▲1000 |
東3 | ロン 供託 リーチ | ▲6400 | 6400 1000 ▲1000 | ||
東4 | 流局 リーチ | 1500 | ▲1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 |
東4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 8000 300 2000 | ▲8000 ▲300 ▲1000 | ||
南入 | 持ち点 | 40900 | 15600 | 21200 | 22300 |
東1局、カドカワサクラナイツの内川幸太郎選手がひとつチーしてタンヤオテンパイ。
これを手早くツモアガリ。300・500の静かなスタートです。
(内川選手、出だしは堅実に、軽いアガリをとりにいった)
東2局、EX風林火山の滝沢和典選手が3つポンしてホンイツトイトイのテンパイ。
そこにユーネクストパイレーツの石橋伸洋選手がリーチをぶつける。
さらに渋谷アベマズの松本吉弘選手が追っかけリーチで、3選手の激突に。
滝沢選手がトイトイを崩して柔軟に対応、アガリきって二軒リーチをかわします。
(内川選手、リーチ現物での放銃はしかたない、リーチをかわせてOKで)
東3局、先手は松本選手、チートイツのテンパイを、良いまち牌を選んでリーチを打つ。
そこへ石橋選手がひとつ鳴いて、ドラ2の手のテンパイが入る。
チャンス手の内川選手が勝負して放銃、松本選手が6400のアガリで親をむかえます。
(内川選手、自然な打ちまわしで2連続放銃は少しつらいな)
東4局1本場、滝沢選手が満貫のテンパイ、ペン七萬まちを慎重にダマテン。
そこに石橋選手がテンパイをして即リーチを打つ。
結果はリーチ現物の七萬で松本選手が放銃、滝沢選手が満貫をきめて南入します。
(滝沢選手のダマテンがピッタリきまった)
第1試合 南場
南場は、滝沢選手が東場のリードを生かして、試合を有利に進める。
松本選手が攻めて攻めて、滝沢選手を追い上げます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | サクラ | パイレ | アベマ |
- | 選手名 | 滝沢 和典 | 内川 幸太郎 | 石橋 伸洋 | 松本 吉弘 |
- | 持ち点 | 40900 | 15600 | 21200 | 22300 |
南1 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | ▲2000 | ▲2000 ▲1000 | 8000 1000 |
南2 | ツモ | 1500 | ▲700 | ▲400 | ▲400 |
南3 | ロン 供託 リーチ | ▲5200 | 5200 1000 ▲1000 | ||
南4 | 流局 リーチ | 1000 | 1000 | ▲3000 | 1000 ▲1000 |
南4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 3200 300 2000 ▲1000 | ▲3200 ▲300 | ||
終了 | 持ち点 | 39400 | 13900 | 14100 | 32600 |
南1局、親の滝沢選手がチートイツでテンパイ、ダマテンで様子を伺う。
捨て牌3段目になり、石橋選手がテンパイしてリーチにいく。
さらに松本選手がひとつチーしてチンイツのテンパイ。
結果は松本選手のツモアガリ。2000・4000でトップの滝沢選手にせまります。
(東2局から内川選手にテンパイが入らない・・・次局の親に期待しよう)
南2局、滝沢選手にピンフ、親の内川選手に鳴いてタンヤオのテンパイが入る。
これを滝沢選手がスッとツモアガリ。400・700で試合をさらに進めます。
(うーん、内川選手の親が流れて苦しくなった)
南3局、松本選手が先制リーチ。
ここは引き下がりたくない親の石橋選手がまっすぐ攻めた結果、放銃に。
松本選手が5200のアガリで加点して、次局オーラスの親で逆転を狙います。
(このアガリで内川選手が300点差の3着に浮上した)
南4局、親の松本選手がフリテンながら4巡目の先制リーチ。
終盤に内川選手、滝沢選手とテンパイ。滝沢選手は放銃の危険も見事に回避する。
結果はアガリは出ず、3人テンパイの流局で松本選手が親の連荘。
(内川選手、3着で逃げ切れるか・・・)
南4局1本場、石橋選手がチートイツでドラを切って先制リーチ。
終盤テンパイした松本選手が勝負にいくが、リーチ宣言牌で放銃。
石橋選手が3200のアガリで3着に浮上。そして滝沢選手がトップを獲得しています。
(石橋選手、松本選手ともいい勝負だった。内川選手は次の試合に期待)
第1試合 結果
第1試合は、滝沢選手が打牌も内容もリズムがいい麻雀でトップを獲得。
石橋選手がさいごにアガリをきめて、3着逆転に成功しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | +59.4 | +245.7 |
2着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | +12.6 | +26.7 |
3着 | ユーネクスト パイレーツ | 石橋伸洋 | ▲25.9 | ▲124.9 |
4着 | カドカワ サクラナイツ | 内川幸太郎 | ▲46.1 | ▲110.4 |
第2試合 東場
東場は、EX風林火山の滝沢和典選手が満貫で先行。
そこにカドカワサクラナイツの堀慎吾選手が跳満でトップにたちます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | パイレ | 風林火 | サクラ |
- | 選手名 | 多井 隆晴 | 朝倉 康心 | 滝沢 和典 | 堀 慎吾 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン | ▲1000 | 1000 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲4000 | 8000 1000 ▲1000 | ▲2000 |
東3 | ツモ 供託 リーチ | ▲3000 | ▲3000 | ▲6000 | 12000 1000 ▲1000 |
東4 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南入 | 持ち点 | 21000 | 18000 | 26000 | 34000 |
東1局、ユーネクストパイレーツの朝倉康心選手がふたつ鳴いて、開始早々にテンパイ。
朝倉選手が狙いどおりサッと1000のアガリ、第2試合も静かな出だしでスタートです。
東2局、EX風林火山の滝沢和典選手が先制リーチを打つ。
渋谷アベマズの多井隆晴選手がひとつ鳴いて、テンパイで追いつく。
結果は滝沢選手が満貫のツモアガリ。第1試合に続いて先行します。
(滝沢選手、今シーズン好調だな。今日は打牌選択のリズムがとくにいい)
東3局、カドカワサクラナイツの堀慎吾選手が先手をとってリーチ。
このドラ単騎のチートイツをツモアガリ、堀選手が3000・6000の大きなアガリに。
(このチャンス手をものにできたのは大きい!トップを十分狙える)
東4局、親の堀選手が萬子のホンイツでしかけて、プレッシャーをかけにいく。
そこへ多井選手が高めイッツー3面まちのフリテンリーチを打つ。
他3選手に勝負手が入らず、アガリも出ずで流局に。
(堀選手が親かぶりしなくてよかった、ほっ)
第2試合 南場
南場は、堀選手が軽いアガリで局をどんどん消化していく。
そこに朝倉選手、滝沢選手がからんでいきます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | パイレ | 風林火 | サクラ |
- | 選手名 | 多井 隆晴 | 朝倉 康心 | 滝沢 和典 | 堀 慎吾 |
- | 持ち点 | 21000 | 18000 | 26000 | 34000 |
南1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1000 ▲100 ▲1000 | ▲500 ▲100 | ▲500 ▲100 | 2000 300 2000 |
南2 | ツモ | ▲400 | ▲400 | ▲700 | 1500 |
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | 8000 1000 ▲1000 | ▲4000 | ▲2000 |
南4 | ロン | 3900 | ▲3900 | ||
終了 | 持ち点 | 16500 | 24700 | 24900 | 33900 |
南1局1本場、先手をとったのは親の多井選手、6巡目に先制リーチ。
一方、堀選手がふたつ鳴いてテンパイで追いつく。
この勝負は堀選手に軍配。500・1000の低い打点ながら、親リーチをける大きなアガリ。
(堀選手、親との勝負に勝ってトップに前進!)
南2局、堀選手が白を鳴いて、先手をとってテンパイ。
これをサッとツモアガリ。400・700のアガリで南場もどんどん流していきます。
(堀選手が好調、アガリのリズムがとてもいい)
南3局、ラス目の朝倉選手が先制リーチを打つ。
3着目の多井選手がズバッと赤五萬を切って勝負にでる。
結果は朝倉選手のツモアガリ。2000・4000で朝倉選手が2着に浮上してオーラスへ。
(堀選手、ラス親で点差あるからノーテン流局OK、かなり有利だ!)
南4局、トップの堀選手が攻守兼用のホンイツで、鳴いてテンパイをいれる。
そこに滝沢選手もテンパイ、トップよりもラス回避&2着逆転を重視のダマテンに。
堀選手があたり牌をつかみ放銃に、滝沢選手が3900のアガリで2着逆転に成功。
そしてこのアガリで、堀選手がトップを獲得しています。
(よおーし!堀選手、サクラナイツがトップだー、ドンドンパフパフー)
第2試合 結果
第2試合は、堀選手が大きなアガリを一発きめて、あとは逃げ切りトップを獲得。
滝沢選手がさいごに欲張らず、2着逆転に成功しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 堀慎吾 | +53.9 | ▲56.5 |
2着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | +4.9 | +250.6 |
3着 | ユーネクスト パイレーツ | 朝倉康心 | ▲15.3 | ▲140.2 |
4着 | 渋谷アベマズ | 多井隆晴 | ▲43.5 | ▲16.8 |
Mリーグ成績 17日目(11月2日)
Mリーグ17日目、11月2日のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 赤坂ドリブンズ | +281.3 | - | 16 |
2位 | EX風林火山 | +250.6 | +64.3 | 18 |
3位 | 渋谷アベマズ | ▲16.8 | ▲30.9 | 18 |
4位 | カドカワ サクラナイツ | ▲56.5 | +7.8 | 18 |
5位 | セガサミー フェニックス | ▲68.4 | - | 16 |
6位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲119.6 | - | 16 |
7位 | チーム雷電 | ▲130.4 | - | 16 |
8位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲140.2 | ▲41.2 | 18 |
本日はEX風林火山が勝利。
滝沢選手が試合のリズムをつくるような、速いテンポの打牌が印象的でした。
2試合ともに打牌の選択も的確で、結果もばっちりついてきました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。