Mリーグ2020レギュラーシーズンは13日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回は赤坂ドリブンズが勝利。
丸山選手が大胆に攻める姿が印象的でした。
それではMリーグ13日目の結果です。
Mリーグ結果 13日目(10月26日)
Mリーグ13日目の結果です。実況・解説は次のとおり。
渋谷アベマズの多井隆晴選手がプレイヤーズ解説。
解説名人の鋭い解説と楽しませるトークが楽しみです。
実況 : 小林未沙
解説 : 多井隆晴
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場はチーム雷電の瀬戸熊選手とコナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手のぶつかり合い。
親で大きなアガリをきめた寿人選手が有利に試合をすすめます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | パイレ | 風林火 | 麻雀格 |
- | 選手名 | 瀬戸熊 直樹 | 石橋 伸洋 | 滝沢 和典 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン | ▲8000 | 8000 | ||
東2 | ツモ | ▲1300 | ▲2600 | ▲1300 | 5200 |
東3 | 流局 リーチ | 1500 | ▲1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 |
東3-1 | 流局 リーチ | 1000 ▲1000 | ▲3000 | 1000 | 1000 ▲1000 |
東3-2 | ロン 本場 供託 | ▲5200 ▲600 | 5200 600 3000 | ||
東4 | ロン 供託 リーチ | ▲18000 ▲1000 | 18000 2000 ▲1000 | ||
東4-1 | ロン 供託 リーチ | 8000 2000 ▲1000 | ▲8000 ▲1000 | ||
南入 | 持ち点 | 7500 | 17900 | 27400 | 47200 |
東1局、EX風林火山の滝沢選手がドラの東をポンしてテンパイ。
このテンパイにチーム雷電の瀬戸熊選手が放銃。滝沢選手が満貫のアガリで好スタート。
東2局、滝沢選手が5巡目でタンヤオをテンパイ。
一方、コナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人がふたつポンしてトイトイをテンパイ。
寿人選手がすぐにツモアガリ。1300・2600の軽快なアガリをきめます。
(ポン、ポン、ツモ、とテンポがいいアガリだなー)
東3局、親の滝沢選手が積極的に暗槓。そしてカンチャンまちでリーチを打つ。
終盤、瀬戸熊選手が形式テンパイをいれる。結果は流局で、滝沢選手は親の連荘。
東3局1本場、寿人選手がカンチャンまちの5巡目リーチで先手をとる。
瀬戸熊選手が寿人選手と同じカン六筒まちで追っかけリーチにいく。
滝沢選手もテンパイ入った。しかしめくり合いの決着はつかず、流局に。
(六筒のめくり合いは2枚王牌かあ)
東3局2本場、寿人選手が3つ鳴いてテンパイ。
これに滝沢選手が放銃。寿人選手は5200と供託3本の満貫級のアガリ。
(寿人選手、供託3本で早アガリはいいリズムだ)
東4局、親の寿人選手と瀬戸熊選手のリーチがぶつかる展開。
寿人選手は高め跳満、瀬戸熊選手は高めツモ跳満、お互い勝負手。
結果は瀬戸熊選手があたり牌をつかみ、佐々木選手が跳満のアガリで5万点を超える。
(この18000は瀬戸熊選手、相当ツラいな)
東4局1本場、この局も親の寿人選手と瀬戸熊選手のリーチのぶつかり合い。
今度は寿人選手が一発であたり牌をつかむ。瀬戸熊選手は満貫のアガリで取り返す。
寿人選手がトップをキープ、持ち点がやや縦長の展開で南場にむかいます。
第1試合 南場
南場は、寿人選手がリードを生かして試合を有利に進める。
終盤には下位の石橋選手、瀬戸熊選手が追い上げをかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | パイレ | 風林火 | 麻雀格 |
- | 選手名 | 瀬戸熊 直樹 | 石橋 伸洋 | 滝沢 和典 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 7500 | 17900 | 27400 | 47200 |
南1 | ロン | ▲2600 | 2600 | ||
南2 | ツモ 供託 リーチ | ▲1300 | ▲2600 | 5200 1000 ▲1000 | ▲1300 |
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲1300 | 5200 2000 ▲1000 | ▲2600 ▲1000 | ▲1300 |
南4 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
南4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | 16000 300 2000 ▲1000 | ▲4000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | ▲8000 ▲100 |
終了 | 持ち点 | 21200 | 16400 | 21300 | 41100 |
南1局、寿人選手がタンヤオドラ1の先制テンパイ、静かにダマテン。
これに滝沢選手が放銃、寿人選手が2600のアガリでサッと流します。
(瀬戸熊選手、親があっさり流れて苦しいな)
南2局、ここまで沈黙のユーネクストパイレーツの石橋選手は親でなんとかしたい。
しかし滝沢選手が先手をとってリーチ。さらに寿人選手がテンパイで追いつく。
滝沢選手がツモアガリで一刀両断。1300・2600で寿人選手のチャンス手をつぶす。
(石橋選手、なにもできなくて厳しい)
南3局、親の滝沢選手が4巡目で先制リーチ。石橋選手も同巡に追っかけリーチ。
結果は石橋選手のツモアガリ。裏1のって1300・2600で2着争いに加わります。
(石橋選手が反撃ののろしで、寿人選手には絶好の展開)
南4局、親の寿人選手が先手をとってリーチ。他の3選手は受けにまわる。
石橋選手と滝沢選手は、攻めれば放銃の目もあったが、しっかり守って結果は流局。
南4局1本場、ラス目の瀬戸熊選手が4巡目リーチ。
これを一発ツモ、三色、赤2に裏1ものって、4000・8000のアガリ。
跳満では4着だったところ、この倍満で瀬戸熊選手は3着逆転に成功。
そして寿人選手がトップを獲得しています。
(瀬戸熊選手の気迫がすごい、そしてツモアガリのときのモーションが美しい!)
第1試合 結果
第1試合は、寿人選手の親の跳満が大きく、トップを獲得。
瀬戸熊選手がオーラスに、これしかないという倍満をきめて、逆転3着をきめてます。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | +61.1 | ▲124.1 |
2着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | +1.3 | +64.0 |
3着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | ▲18.8 | ▲107.9 |
4着 | ユーネクスト パイレーツ | 石橋伸洋 | ▲43.6 | ▲76.9 |
第2試合 東場
東場は、それぞれの選手が相手を警戒して静かなスタート。
そこからユーネクストパイレーツの石橋選手、EX風林火山の滝沢選手が高打点をきめます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | 雷電 | 麻雀格 | パイレ |
- | 選手名 | 滝沢 和典 | 萩原 聖人 | 佐々木 寿人 | 石橋 伸洋 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ | ▲1300 | 2700 | ▲700 | ▲700 |
東2 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
東3-1 | ツモ 本場 供託 | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | 8000 300 1000 |
東4 | ツモ | 12000 | ▲3000 | ▲3000 | ▲6000 |
南入 | 持ち点 | 32600 | 21600 | 19200 | 26600 |
東1局、EX風林火山の滝沢選手が鳴いてしかける。
親のしかけに他3選手は受け気味の打ちまわし。
チーム雷電の萩原選手が受けつつもツモアガリ。
(萩原選手、フリテンで一気通貫アガってたけど、受けていたからこれでOKか)
東2局、コナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手が先制リーチ。
ここは他の選手に手が入らず、寿人選手のアガリも出ないで流局に。
東3局1本場、ユーネクストパイレーツの石橋選手がタンヤオドラ赤の手をダマテン。
これをすぐにツモって2000・4000のアガリ。第1試合の借りを返しにいきます。
東4局、滝沢選手がピンフドラ1赤2をダマテンに。
これを高めタンヤオのツモアガリ。3000・6000でトップにたって南場にはいります。
(滝沢選手、これはうれしい高めダマ跳満のアガリ)
第2試合 南場
南場は、滝沢選手が倍満をアガって試合を有利に進める。
終盤は石橋選手が追い上げてオーラスへ。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | 雷電 | 麻雀格 | パイレ |
- | 選手名 | 滝沢 和典 | 萩原 聖人 | 佐々木 寿人 | 石橋 伸洋 |
- | 持ち点 | 32600 | 21600 | 19200 | 26600 |
南1 | ロン | ▲3900 | 3900 | ||
南2 | ツモ | 16000 | ▲8000 | ▲4000 | ▲4000 |
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲2000 | ▲4000 | 8000 1000 ▲1000 |
南4 | ツモ | ▲4000 ▲1000 | ▲4000 | ▲4000 ▲1000 | 12000 2000 |
南4-1 | ツモ | 8000 300 | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | ▲2000 ▲100 |
終了 | 持ち点 | 49900 | 1600 | 8000 | 40500 |
南1局、寿人選手が發ポンしてしかける、そしてドラ2でテンパイ。
これに萩原選手があたり牌をつかんで放銃に。寿人選手が3900のアガリ。
南2局、滝沢選手がポンを3つしてチンイツ、トイトイのテンパイ。
親の萩原選手も負けずに鳴いて追いかける。
しかし滝沢選手がハイテイでツモって倍満のアガリ。トップを大きく引きよせます。
(萩原選手、オナテンで追いついて倍満の親かぶりは報われなさすぎる・・・)
南3局、石橋選手が4巡目にドラでアガれる先制リーチ。
一方、親の寿人選手が鳴いてホンイツのアガリに向かう。
しかし石橋選手が高めのドラをツモアガリ。2000・4000でオーラスの親につなぎます。
(石橋選手、嬉しいドラツモのアガリで、かなり存在感が出てきた)
南4局、寿人選手が先手をとってリーチ。
ラス目の萩原選手が赤3枚のチャンス手で攻めていく。
石橋選手が鳴いてテンパイ。滝沢選手もリーチを打つ。
結果は石橋選手がドラをツモアガリ。4000オールでトップ逆転して連荘します。
(全員、手が入っている中で石橋選手のツモアガリ、これは力が入る)
南4局1本場、滝沢選手がトップ再逆転へ、發を鳴いてドラ3のテンパイ。
トップの石橋選手が懸命の守りをみせる。
しかし滝沢選手がツモアガリ。満貫で逆転トップを獲得しています。
(3000点差のトップ争いで的確にベタオリする石橋選手すごい、アガった滝沢選手もすごい)
第2試合 結果
第2試合は、滝沢選手と石橋選手のマッチレース。
オーラスに石橋選手が逆転したところを、滝沢選手が再逆転してトップを獲りました。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | +69.9 | +133.9 |
2着 | ユーネクスト パイレーツ | 石橋伸洋 | +20.5 | ▲56.4 |
3着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | ▲32.0 | ▲156.1 |
4着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | ▲58.4 | ▲166.3 |
Mリーグ成績 13日目(10月26日)
Mリーグ13日目、10月26日のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 赤坂ドリブンズ | +205.6 | - | 12 |
2位 | EX風林火山 | +133.9 | +71.2 | 14 |
3位 | セガサミー フェニックス | +37.1 | - | 12 |
4位 | カドカワ サクラナイツ | +21.3 | - | 12 |
5位 | 渋谷アベマズ | ▲19.1 | - | 12 |
6位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲56.4 | ▲23.1 | 14 |
7位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲156.1 | +29.1 | 14 |
8位 | チーム雷電 | ▲166.3 | ▲77.2 | 14 |
本日はEX風林火山の勝利。
滝沢選手が連闘の2試合目で倍満をはじめ、高打点をたくさんみせました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。