人が晩年を迎えたとき、過去を振り返ってどのようなことを後悔するのか。
今回は後悔しないための生き方や考え方についての話です。
いまから知っておくことで大切なことを意識することができ、後々の後悔を減らすことができます。
晩年を迎えた人たちがどのようなことを後悔するかについて書かれた書籍をもとに、気をつけておくと良いことを解説します。
先々の後悔を減らす生き方や考え方をしたい人には参考になりますのでぜひどうぞ。
自分がやりたいことをやる
自分がやりたいと思ったことをやっておくと、何かあったときに後悔しないですみます。
やりたいことを「いつかやろう」と思ったまま年月が過ぎてしまい、怪我や病気といった健康上の理由などでやりたくてもやれない状態になったとき、とても大きな後悔が残ります。
日本人には我慢、忍耐を受容しがちな考え方があります。
そのためうつ病など、精神的な病を患う人も多いです。
耐えることは人から尊敬される場合もあります。
しかしやりたいことを抑圧するよりもしっかりと行っておいたほうが達成感が得られますし、後悔もありません。
もちろん、「やりたいこと」が法律や道義に反することでないことは大前提です。
やりたいことがない人はやりたいことを考える時間をとることからやってみるといいのではないでしょうか。
やりたいことは優先順位を上げ、早めにやっておくべきです。
夢を持ち続ける
夢を持ち続けられることは幸せなことといえます。
子供のころに持った夢を何歳まで持ち続けているか。
年を重ねるごとに自分自身の可能性の扉が狭くなっていきます。
どのような夢かにもよりますが、夢は必ずしも叶うとはかぎりません。
それでも夢を持ち続けていれば可能性はゼロにはなりません。
夢が叶うことが一番良い結果ですが、夢が叶わないとしても持ち続けることができるのはひとつの幸せな結果といえます。
悪事を行わない
人はまったく悪いことを行わないで生きていくことは不可能です。
ある程度は周囲に迷惑をかけたり、悪いことをして生きていくものです。
生きていれば動物を食べるし、ゴミも出ます。
しかしそのような日常生活上の悪いことではなく、明確な犯罪をすることは後々に大きな後悔となります。
晩年、身の上に不幸がふりかかったときに「自分が悪いことをした報いが来た」というように天罰として受け取る人もいます。
また罪の大きさそのものに怖れの念を抱いて苦しむこともあります。
この記事を読んでいる人は犯罪をしようとする人はいないと思います。
当たり前のことですが、犯罪などの悪事は行わないことが大事です。
悪いことをできるだけ減らせると、いつもまっすぐな気持ちでいることができます。
感情に振り回されない
感情を制御することが大切です。
感情に振り回されると冷静な判断がすることが難しくなります。
人は小さなことに気持ちをゆるがされることも多くあります。
しかし大きな視点、長い時間の流れの中でみれば、いま感情をゆるがしていることは取るに足らない小事であることも多いです。
感情に振り回されるよりも、喜びや笑いを見出すことで後悔を少なくすることができます。
他人に優しくする
他人に優しくすることの大切さはわかりやすいのではないでしょうか。
一方で人より先んじようとしたり、蹴落としたりと優しくできなかったことに気づいたときは後悔をすることになります。
「あのときに優しくすることができなかった」と。
普段から人に優しくすることができていると、いざというときに後悔したり、悩んだりすることが大きく減ります。
晩年を迎えたとしても他人にも、自分にも優しくすることができます。
まとめ
- 自分のやりたいことをやる
- 夢を持ち続ける
- 悪事を行わない
- 感情に振り回されない
- 他人に優しくする
普段から意識しておくといざというときや晩年を迎えたときに後悔しないですむことについて解説しました。
この5つのことは晩年を迎えた人が後悔することのうち、心や気持ちの面についてです。
これらのことを完璧に行うことはとても難しいですが、知っておくことや少しでも意識することで、長い目でみるととても効果がある大切なことだと感じます。
参考になれば幸いです。最後まで見て頂いてありがとうございました。