プロ麻雀士、いわゆる麻雀プロの紹介です。いち推しの麻雀プロの印象などを紹介します。
紹介するのは約2000人いる麻雀プロの中で、選りすぐりのトッププレイヤーです。強さや実績は当然ですが技術、個性やカリスマなど、突出した魅力を持つ麻雀プロです。
麻雀好きの方、また麻雀ができなくても麻雀プロに興味がある方はぜひご一読を。いままでの麻雀の認識とは違う一面が見えてくることと思います。
園田賢 (所属団体:最高位戦日本プロ麻雀協会)
容姿
愛称は「ソノケン」。
普通の会社員のような風貌。見る人によってはイケメンかも。実は博報堂に勤務している、れっきとした会社員です。(※2019年末で退職とのこと)
会社員にして麻雀プロ、二足のわらじをはいています。そのため体型も普通の会社員で、お腹のお肉が心配な体型です。
しかし対局中は会社員から勝負師に変身。鋭い表情で対局に集中します。
雀力・雀風
つかみどころがない強さ。雀風は「勝つ確率が高い選択を積み重ねる」「できることは手を尽くす」。
そして他の麻雀プロと比べて、理論にない選択をすることが多いです。意外なところでポンチーしたり、遠回りになりそうな選択をしたり。解説泣かせでもあります。
これらの結果としてメンゼンよりもポンチーの鳴きが多いです。多分、フーロ派の副党首。党首は小林剛プロです。
会社員と兼業でもトッププロとして活躍しているところがすごいです。きっと仕事もデキる方だと思います。麻雀と同じで仕事もスキがなさそう。(※2019年末で退職とのこと)
獲得タイトル
獲得タイトルはなし。しかし最高位戦で2期連続(第43・44期)で準優勝。麻雀プロの間では「強いのは園田」と言われていました。
またMリーグ2018では赤坂ドリブンズの選手としてチームを優勝に導いています。
解説者
解説として登場する機会は少ないです。会社員と兼業のため、負担軽減のためでしょうか。もし機会があればその解説をぜひご覧ください。
魅力
何かいろいろとする、理由がすぐにわからないけど最後には勝ってる。そして後から理由がわかる。不思議に思えるけど結局、強さが証明される。その技が魅力です。
「勝つ確率が高い選択を積み重ねる」ことから一打一打の選択に常に理由があります。
そして「できることは手を尽くす」ことからとにかくよく動きます。特にポンチーの仕掛けが多く、その中でも驚くようなプレーもよくあります。
麻雀は進行が速くて情報量が多いことから、状況把握しつつ即反応することが難しいです。そのため園田プロのプレーを真似することは難しいです。
しかしその麻雀はとても参考になります。後から検証しても雀力向上のエッセンスが凝縮されています。
「他の人も含め、一手進むごとにその状況で勝つ確率が高い選択を常に考えている」とは本人談。対局中は頭がフル回転しているようです。
Mリーグ
赤坂ドリブンズから第1巡指名を受けて、Mリーガーとして活躍しています。
レギュラーシーズン、ファイナルシリーズと安定した好成績を残してチーム優勝に大きく貢献しました。
園田プロのMリーグ終了後コメントはこちら。
ちなみに赤坂ドリブンズは博報堂がオーナーのチームです。園田プロは麻雀でも会社員でも、博報堂に所属(就職)しています。
RTDトーナメント
RTD2018は不参加。しかしMリーグでの大活躍によりRTDトーナメントに選出の可能性は大いにあると思われます。
まとめ
強い。Mリーグで大ブレイク。
埋もれてた実力者がついに日の目をみることに。
麻雀をする人がみると不思議なプレーの連続で、見ていて面白くも参考にもなる麻雀プロ。ブレイクして今後の活躍に期待がかかる麻雀プロです。そして会社員の仕事もあるので身体を大事に。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。