Mリーグ2020レギュラーシーズンは30日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はカドカワサクラナイツが勝利。
堀慎吾選手が先制、中押しと試合をリードしてトップを獲得。
チームに久しぶりのトップをもたらしました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 30日目(11月24日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +366.9 | 1位 |
渋谷アベマズ | +128.3 | 3位 |
コナミ麻雀格闘倶楽部 | +13.0 | 4位 |
チーム雷電 | ▲276.6 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
ユーネクストパイレーツの朝倉康心選手がプレイヤーズ解説。
緻密でハイスペックな読みと、状況判断による解説に期待です。
実況 : 松嶋桃
解説 : 朝倉康心
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
第1試合は女性選手4人の対戦に。
東場は、満貫未満のアガリと流局で進行する展開。
チーム雷電の黒沢選手が5200のアガリで一歩リードします。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | 麻雀格 | アベマ | 風林火 |
- | 選手名 | 黒沢 咲 | 高宮 まり | 日向 藍子 | 二階堂 亜樹 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | 2600 2000 ▲1000 | ▲2600 ▲1000 | ||
東2 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 ▲1000 | ▲1500 |
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | 5200 300 4000 ▲1000 | ▲2600 ▲100 | ▲1300 ▲100 | ▲1300 ▲100 ▲1000 |
東3 | 流局 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東4-1 | 流局 リーチ | 1000 | ▲3000 | 1000 ▲1000 | 1000 |
東4-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲600 ▲1000 | 2000 600 3000 ▲1000 | ||
東4-3 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南入 | 持ち点 | 32000 | 21800 | 19500 | 25700 |
東1局、コナミ麻雀格闘倶楽部の高宮まり選手が6巡目の先制リーチ。
続いて渋谷アベマズの日向藍子選手が追っかけリーチにいく。
このめくり合いは日向選手が放銃、高宮選手が2600のアガリでリーチ対決を制する。
(開幕からリーチがぶつかってバチバチだ)
流局をはさんで東2局1本場、チーム雷電の黒沢咲選手が3面まちの先制リーチ。
そこにEX風林火山の二階堂亜樹選手が追っかけリーチにいく。
この勝負は黒沢選手に軍配。1300・2600のアガリ
(捨て牌1段目で好形3面まちリーチをツモアガリは妥当)
流局をはさんで東4局1本場、日向選手がチートイツで先制リーチ。
そこに黒沢選手がテンパイ追いつく、愚形まちでダマテン様子見。
終盤に親の亜樹選手もテンパイして、3人テンパイで流局して親の連荘。
(この試合、ここまで2人や3人テンパイがよく入る)
東4局2本場、高宮選手が先手のリーチ。親の亜樹選手も追っかけリーチ。
結果は高宮選手が放銃、亜樹選手が2000のアガリで連荘。
(ここもリーチはぶつかるが、低打点のアガリがきまる展開か)
第1試合 南場
南場は、ツモのみと流局で局が進み、東場よりも低打点な展開に。
オーラスは2着争いが大混戦となりました。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | 麻雀格 | アベマ | 風林火 |
- | 選手名 | 黒沢 咲 | 高宮 まり | 日向 藍子 | 二階堂 亜樹 |
- | 持ち点 | 32000 | 21800 | 19500 | 25700 |
南1-4 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 |
南2-5 | ツモ 本場 供託 | ▲500 ▲500 | 1500 1500 2000 | ▲500 ▲500 | ▲500 ▲500 |
南2-6 | ツモ 本場 | 1500 1800 | ▲700 ▲600 | ▲400 ▲600 | ▲400 ▲600 |
南3 | ロン | ▲2900 | 2900 | ||
南3-1 | 流局 | 3000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南4-2 | ロン 本場 供託 リーチ | 2000 600 1000 | ▲2000 ▲600 | ▲1000 | |
終了 | 持ち点 | 37000 | 20900 | 21400 | 20700 |
流局を2局はさんで南2局5本場、親の高宮選手が先制テンパイ、変化をみてダマテンに。
これをすぐにツモアガリ。高宮選手が500オールとボーナスが3500点。
(ここまで最高打点が5200の小場な展開)
南2局6本場、日向選手がひとつチーして満貫テンパイ。
そこに黒沢選手がテンパイ追いつく、日向選手を警戒してダマテンに。
その後、すぐに黒沢選手がツモアガリ。400・700で局を進める。
(この4選手らしからぬ、地味なアガリが続くめずらしい展開だ)
南3局、親の日向選手がひとつ鳴いてタンヤオのテンパイ。
そこに亜樹選手がふたつ鳴いてテンパイ。さらにに黒沢選手もテンパイする。
結果は黒沢選手が放銃、日向選手が2900のアガリで連荘に成功。
(このアガリでトップラスが8000点差、満貫でひっくり返る)
流局をはさんで南4局2本場、親の亜樹選手が先制リーチでプレッシャーをかける。
そこに黒沢選手がテンパイ追いつく、現物まちなのでダマテンで狙う。
結果は高宮選手が放銃、黒沢選手が2600のアガリで試合に決着をつける。
(亜樹選手がリーチ棒でラス落ち、日向選手は棚から4万点、すごい)
第1試合 結果
第1試合は、攻撃的な選手がそろった中で、低打点が飛び交う接戦。
その中で最高打点の5200をアガった黒沢選手がトップを獲得しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | チーム雷電 | 黒沢咲 | +57.0 | ▲219.6 |
2着 | 渋谷アベマズ | 日向藍子 | +1.4 | +129.7 |
3着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 高宮まり | ▲19.1 | ▲6.1 |
4着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | ▲39.3 | +327.6 |
第2試合 東場
東場は、EX風林火山の滝沢和典選手が跳満で大きな先取点。
放銃したコナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手がその失点を取り戻す展開に。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | 風林火 | 雷電 | 麻雀格 |
- | 選手名 | 白鳥 翔 | 滝沢 和典 | 瀬戸熊 直樹 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | 12000 1000 ▲1000 | ▲12000 | ||
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲1000 | ▲2000 | ▲1000 | 4000 1000 ▲1000 |
東3 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
東4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2600 ▲100 | ▲2600 ▲100 | ▲2600 ▲100 | 7800 300 2000 ▲1000 |
東4-2 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 ▲1000 | 1500 ▲1000 | ▲1500 |
南入 | 持ち点 | 18800 | 31800 | 20800 | 26600 |
東1局、EX風林火山の滝沢和典選手が7巡目の跳満リーチ。
このリーチにコナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手がまっすぐ押して放銃。
滝沢選手が跳満のアガリでスタートダッシュをきめる。
(結果は放銃だけど、寿人選手がしれっと勝負していった)
東2局、寿人選手が6巡目に先制リーチ。そこに滝沢選手がポンしてテンパイ。
すぐに寿人選手がツモアガリ。1000・2000で失点を少し回復。
(寿人選手、放銃しても平然と失点を取り返す印象ある)
流局をはさんで東4局1本場、親の寿人選手が先制リーチ。
これを赤五筒でツモアガリ。寿人選手が2600オールで2着に浮上。
(寿人選手が跳満放銃をあっという間に取り戻した、強い)
東4局2本場、チーム雷電の瀬戸熊直樹選手が2巡目に満貫のリーチ。
そこに滝沢選手が追っかけリーチで勝負にいく。
結果はアガリが出ず、ふたりテンパイの流局に。親流れで南場へ。
(2巡目のタンピンリーチがアガれないのはせつない)
第2試合 南場
南場は、白鳥選手が親で爆発。満貫2回で一気にトップ目に。
そこから瀬戸熊選手が満貫のアガリでトップを追いかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | 風林火 | 雷電 | 麻雀格 |
- | 選手名 | 白鳥 翔 | 滝沢 和典 | 瀬戸熊 直樹 | 佐々木 寿人 |
- | 持ち点 | 18800 | 31800 | 20800 | 26600 |
南1-3 | ロン 本場 供託 リーチ | 12000 900 5000 ▲1000 | ▲12000 ▲900 ▲1000 | ▲1000 | |
南1-4 | ツモ 本場 供託 リーチ | 12000 1200 1000 ▲1000 | ▲4000 ▲400 | ▲4000 ▲400 | ▲4000 ▲400 |
南1-5 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1300 ▲500 | ▲700 ▲500 | 2700 1500 1000 ▲1000 | ▲700 ▲500 |
南2 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲4000 | 8000 1000 ▲1000 | ▲2000 |
南3 | ロン | 3900 | ▲3900 | ||
南4 | 流局 供託 リーチ | ▲1000 1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
終了 | 持ち点 | 49000 | 6400 | 27600 | 17000 |
南1局3本場、滝沢選手が5巡目に先制リーチ。そこに寿人選手が追っかけリーチ。
さらに渋谷アベマズの白鳥翔選手もチートイツでリーチにうって出る。
この勝負は滝沢選手が放銃して白鳥選手に軍配。白鳥選手が満貫で一気にトップ目に。
(3人リーチの熱い局面で勝利、先週からアベマズに女神が微笑んでる感ある)
南1局4本場、親の白鳥選手が先手をとって7巡目リーチ。
これを一発でツモアガリ。4000オールでリードを広げていく。
(白鳥選手が突然、確変に入ったか)
南1局5本場、瀬戸熊選手が6巡目に先制リーチで3面まち。
これをスッとツモアガリ。瀬戸熊選手が700・1300で親を流して2着浮上。
(瀬戸熊選手がじわっと存在感を出してきた)
南2局、親の滝沢選手がふたつ鳴いてテンパイをいれる。
寿人選手もテンパイしてダマテンに。そこに瀬戸熊選手がリーチを打っていく。
この勝負は瀬戸熊選手に軍配、2000・4000のツモアガリでトップを追いかける。
(今度は瀬戸熊選手が確変に入るか)
南3局、トップ目の白鳥選手が5巡目テンパイ、ダマテンで静かに狙う。
結果は瀬戸熊選手が放銃、白鳥選手が3900のアガリでトップに大きく近づく。
(白鳥選手、このアガリで瀬戸熊選手を抑えたのは嬉しい)
南4局、瀬戸熊選手がひとつ鳴いてテンパイ。そこに白鳥選手も鳴いてテンパイ。
さらにラス目の滝沢選手がリーチをかけて緊張が走る。
結果はアガリは出ず流局。親の寿人選手は無念のノーテンで試合終了。
この結果、白鳥選手がトップを獲得しています。
(寿人選手が最後にノーテン親流れはめずらしいかも)
第2試合 結果
第2試合は、南場の親で高打点をあげた白鳥選手がトップを獲得。
試合中盤で加点した瀬戸熊選手が2着に入っています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 白鳥翔 | +69.0 | +198.7 |
2着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | +7.6 | ▲212.0 |
3着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | ▲23.0 | ▲29.1 |
4着 | EX風林火山 | 滝沢和典 | ▲53.6 | +274.0 |
Mリーグ成績 30日目(11月24日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +274.0 | ▲92.9 | 30 |
2位 | 赤坂ドリブンズ | +269.8 | - | 30 |
3位 | 渋谷アベマズ | +198.7 | +70.4 | 30 |
4位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲29.1 | ▲42.1 | 30 |
5位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲106.4 | - | 30 |
6位 | カドカワ サクラナイツ | ▲176.1 | - | 30 |
7位 | チーム雷電 | ▲212.0 | +64.6 | 30 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲218.9 | - | 30 |
本日は渋谷アベマズが勝利。
白鳥翔選手が親のチャンスを生かして逆転に成功。
その後も堅実な試合運びでトップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。