Mリーグ2020レギュラーシーズンは27日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はユーネクストパイレーツが勝利。
石橋伸洋選手が接戦を制してトップを獲得。
瑞原明奈選手は見事な4着から2着への逆転をみせました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 27日目(11月19日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
赤坂ドリブンズ | +268.3 | 2位 |
渋谷アベマズ | +75.4 | 3位 |
チーム雷電 | ▲164.5 | 6位 |
セガサミーフェニックス | ▲266.7 | 8位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
すっかりおなじみとなった渋川難波プロ、解説ぶりにますます磨きがかかります。
実況 : 日吉辰哉
解説 : 渋川難波
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、セガサミーフェニックスの茅森早香選手が親の満貫で先行。
それを赤坂ドリブンズの園田賢選手が追いかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | ドリブ | フェニ | アベマ |
- | 選手名 | 瀬戸熊 直樹 | 園田 賢 | 茅森 早香 | 白鳥 翔 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 リーチ | ▲1500 | 1500 | 1500 ▲1000 | ▲1500 |
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲700 ▲100 | ▲1300 ▲100 | ▲700 ▲100 | 2700 300 2000 ▲1000 |
東3 | ロン 供託 リーチ | ▲12000 | 12000 1000 ▲1000 | ||
東3-1 | ロン 本場 | 8000 300 | ▲8000 ▲300 | ||
東4 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1500 | ▲1500 | 1500 |
東4-1 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲3900 ▲300 ▲1000 | 3900 300 2000 | ||
南入 | 持ち点 | 6000 | 31900 | 41400 | 20700 |
東1局、赤坂ドリブンズの園田賢選手がふたつ鳴いてテンパイ。
そこにセガサミーフェニックスの茅森早香選手がリーチにいく。
しかしアガリが出ないまま、ふたりテンパイで流局の穏やかなスタート。
東2局1本場、渋谷アベマズの白鳥選手が先手をとってリーチ。
これをほどなくツモアガリ。白鳥選手が700・1300のアガリで供託を回収。
(白鳥選手、リーチのみだけど供託1本回収で満足かも)
東3局、親の茅森選手が先手のリーチを打つ。
このリーチに、チーム雷電の瀬戸熊選手がまっすぐ押して放銃。
茅森選手は満貫のアガリでまずはトップに抜け出す。
(瀬戸熊選手、親リーチに勝負にいった。今シーズンは好戦的に見える)
東3局1本場、園田選手がチーしてホンイツのテンパイ。
この手に白鳥選手が放銃、園田選手が満貫のアガリで2番手につける。
(園田選手、様子見から手が入ってアガリきった)
流局をはさんで東4局1本場、親の白鳥選手が鳴いて満貫テンパイが入る。
そこに瀬戸熊選手がリーチを打つ。茅森選手も3つ鳴いてテンパイ追いつく。
結果は瀬戸熊選手が放銃、茅森選手が3900のアガリでトップのまま南場へ。
(茅森選手がトップ目から、親とリーチにゴリゴリ押していった、すごい)
第1試合 南場
南場は、茅森選手と園田選手のトップ争いの展開。
オーラスはトップ争いが僅差の勝負でもつれます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 雷電 | ドリブ | フェニ | アベマ |
- | 選手名 | 瀬戸熊 直樹 | 園田 賢 | 茅森 早香 | 白鳥 翔 |
- | 持ち点 | 6000 | 31900 | 41400 | 20700 |
南1 | ロン 供託 リーチ | 8000 1000 | ▲8000 ▲1000 | ||
南2 | ツモ 供託 リーチ | 8000 2000 ▲1000 | ▲4000 | ▲2000 | ▲2000 ▲1000 |
南3 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲4000 ▲100 ▲1000 | ▲4000 ▲100 | ▲4000 ▲100 | 12000 300 3000 ▲1000 |
南4-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲5200 ▲600 | 5200 600 1000 ▲1000 | ||
終了 | 持ち点 | 8900 | 29000 | 40100 | 22000 |
南1局、中盤に白鳥選手が先制のリーチを打つ。
そこに園田選手がふたつ鳴いて、満貫のテンパイをいれる。
この勝負は白鳥選手が放銃、園田選手が満貫のアガリでトップにせまる。
(園田選手がリーチに対して後手から追いついてアガリきった、すごい)
南2局、ラス目の瀬戸熊選手が満貫のリーチを打つ。
そこに白鳥選手がドラまちの追っかけリーチにいく。
この勝負は瀬戸熊選手に軍配、2000・4000のツモアガリでラス目を脱出。
(瀬戸熊選手がきた、白鳥選手は2連続リーチ不発でつらい)
南3局、終盤に園田選手がリーチをかけて、周囲にプレッシャーをかける。
他の3選手は受けにまわる。ひとりテンパイの流局で園田選手がトップ逆転でオーラスへ。
(ここで園田選手が茅森選手をかわした)
南4局1本場、ラス目の親の白鳥選手が3面まちの先制リーチ。
そこに3着目の瀬戸熊選手が追っかけリーチにいく。
このめくり合いは白鳥選手がツモアガリ。4000オールで3着浮上、さらに連荘。
(白鳥選手、一気通貫の高めツモはアツい)
南4局2本場、2着目の茅森選手がトップ逆転を狙うリーチを打つ。
アガられたら逆転される、トップ目の園田選手が勝負して放銃。
茅森選手がアガって試合に決着、見事に逆転トップをきめる。
(東場、南場と茅森選手が勝負どころを制して強さをみせた)
第1試合 結果
第1試合は、茅森選手が先行から競り合いを制して、トップを獲得。
オーラスの親で満貫をきめた、白鳥選手が3着逆転に成功しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | セガサミー フェニックス | 茅森早香 | +60.1 | ▲206.6 |
2着 | 赤坂ドリブンズ | 園田賢 | +9.0 | +277.3 |
3着 | 渋谷アベマズ | 白鳥翔 | ▲18.0 | +57.4 |
4着 | チーム雷電 | 瀬戸熊直樹 | ▲51.1 | ▲215.6 |
第2試合 東場
東場は、渋谷アベマズの松本吉弘選手の独壇場。
満貫3回のアガリで東場を席巻、独走体制に入ります。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | 雷電 | アベマ | フェニ |
- | 選手名 | 村上 淳 | 萩原 聖人 | 松本 吉弘 | 和久津 晶 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ツモ 供託 リーチ | ▲700 | 1500 1000 | ▲400 | ▲400 ▲1000 |
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲4000 | 8000 1000 ▲1000 | ▲2000 |
東3 | ロン 供託 リーチ | ▲12000 | 12000 1000 ▲1000 | ||
東3-1 | 流局 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東4-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲200 | ▲2000 ▲200 | 8000 600 1000 ▲1000 | ▲4000 ▲200 |
南入 | 持ち点 | 20100 | 9300 | 53200 | 17400 |
東1局、渋谷アベマズの松本吉弘選手がふたつ鳴いて満貫テンパイ。
そこにセガサミーフェニックスの和久津晶選手がリーチを打つ。
さらにチーム雷電の萩原選手が役なしテンパイして、ダマテンで様子見。
結果は萩原選手がひょっこりツモアガリ。400・700で見事にかわす。
(萩原選手、これはアガリ点以上に嬉しいアガリ)
東2局、和久津選手が1巡目からポン、ポンとチンイツに向かう。
そこに松本選手がリーチにいく。これを一発でツモアガリ。
松本選手が2000・4000のアガリでまずはトップにたつ。
(松本選手が前回の四暗刻ツモを思い出させる、一発ツモでのアガリ)
東3局、この局も松本選手が先制リーチを打つ。
まっすぐ押した萩原選手が放銃、松本選手が親の満貫でリードを広げる。
(萩原選手、裏ドラなければ5800ですんでたのが、12000は痛い)
流局をはさんで東4局2本場、松本選手が7巡目に先制リーチ。
そこに萩原選手に満貫テンパイが入る。リーチの現物まちをダマテンに。
この勝負は松本選手に軍配、満貫のツモアガリで独走体制で南場へ。
(東場の松本選手の勢いがすごい、とまらなくなってる)
第2試合 南場
南場は、和久津選手と村上選手が反撃に出る。
松本選手は東場の大量リードを生かして有利に試合を進めます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | ドリブ | 雷電 | アベマ | フェニ |
- | 選手名 | 村上 淳 | 萩原 聖人 | 松本 吉弘 | 和久津 晶 |
- | 持ち点 | 20100 | 9300 | 53200 | 17400 |
南1 | ツモ 供託 リーチ | ▲2600 | ▲1300 | ▲1300 | 5200 1000 ▲1000 |
南2 | ロン | 8000 | ▲8000 | ||
南3 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
南4-1 | 流局 | 0 | 0 | 0 | 0 |
南4-2 | ロン 本場 供託 | 3200 600 1000 | ▲3200 ▲600 | ||
終了 | 持ち点 | 29300 | ▲1000 | 50900 | 20800 |
南1局、和久津選手が7巡目に先手をとってリーチ。
このリーチをほどなくツモアガリ、和久津選手が1300・2600で2着に浮上。
(和久津選手、ラス親あるから反撃ののろしになるか?)
南2局、和久津選手が先制テンパイ、役なしドラなし愚形まちでダマテンに。
ラス目で親の萩原選手、さらに松本選手と、鳴いてテンパイをいれていく。
さらにここまで沈黙していた赤坂ドリブンズの村上淳選手もテンパイ追いつく。
結果は萩原選手が放銃、村上選手が満貫のアガリで2着に復帰。
(萩原選手がアガリ牌を止められて、ラス牌つかんで放銃は無情すぎる)
南3局、終盤に和久津選手がリーチを打つ。
他の3選手は手が入らず守備を固める。ひとりテンパイで流局に。
(松本選手は静かに親流れでOK。かなり有利な状態でオーラスへ)
南4局1本場、終盤に松本選手がふたつ鳴いてテンパイいれる。
そこに萩原選手、村上選手もテンパイして、ダマテンに受ける。
さらに和久津選手が鳴いて形式テンパイ。そのまま全員テンパイで流局に。
(捨て牌3段目から一気に全員がテンパイに向かっていった)
南4局2本場、3着目の村上選手が先制テンパイ、静かにダマテンで2着を狙う。
まっすぐ押した和久津選手が放銃、村上選手が3200のアガリで2着逆転に成功。
そして南場は堅実な試合運びをみせた、松本選手がトップを獲得しました。
(男性最年少の松本選手が勝つと盛り上がる感じがする)
第2試合 結果
第2試合は、松本選手が東場で満貫3回のリードの生かしてトップを獲得。
村上選手がオーラスのアガリで2着に入っています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | +70.9 | +128.3 |
2着 | 赤坂ドリブンズ | 村上淳 | +9.3 | +286.6 |
3着 | セガサミー フェニックス | 和久津晶 | ▲19.2 | ▲225.8 |
4着 | チーム雷電 | 萩原聖人 | ▲61.0 | ▲276.6 |
Mリーグ成績 27日目(11月19日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | EX風林火山 | +354.9 | - | 26 |
2位 | 赤坂ドリブンズ | +286.6 | +18.3 | 28 |
3位 | 渋谷アベマズ | +128.3 | +52.9 | 28 |
4位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲10.1 | - | 26 |
5位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲65.6 | - | 26 |
6位 | カドカワ サクラナイツ | ▲191.7 | - | 26 |
7位 | セガサミー フェニックス | ▲225.8 | +40.9 | 28 |
8位 | チーム雷電 | ▲276.6 | ▲112.1 | 28 |
本日は渋谷アベマズが勝利。
松本吉弘選手が前回の四暗刻の余勢を感じさせるアガリを連発。
その後は守備もしっかりで、トップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。