Mリーグ2020レギュラーシーズンは25日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はユーネクストパイレーツが勝利。
瑞原明奈選手が混戦のトップ争いを制して、勝利を獲得しました。
それでは、今回の結果です。
Mリーグ結果 25日目(11月16日)
Mリーグ2020レギュラーシーズン、今回の対戦は次の4チームです。
チーム名 | チームpt | 順位 |
---|---|---|
EX風林火山 | +386.3 | 1位 |
コナミ麻雀格闘倶楽部 | ▲44.2 | 3位 |
渋谷アベマズ | ▲66.5 | 4位 |
セガサミーフェニックス | ▲177.6 | 6位 |
そして実況・解説はこちらのおふたり。
カドカワサクラナイツの堀慎吾選手がプレイヤー解説。
渋川難波プロいわく「堀選手は難しい解説をします」という、その解説が楽しみです。
実況 : 小林未沙
解説 : 堀慎吾
(青字は”カドカワサクラナイツ推し”の私の感想です)
第1試合 東場
東場は、渋谷アベマズの松本吉弘選手から超大物手が飛び出す。
その後はEX風林火山の二階堂亜樹選手が存在感をみせます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | アベマ | 麻雀格 | 風林火 |
- | 選手名 | 近藤 誠一 | 松本 吉弘 | 佐々木 寿人 | 二階堂 亜樹 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | 9600 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲9600 ▲1000 | |
東1-1 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東1-2 | ツモ 本場 供託 | ▲4000 ▲200 | ▲2000 ▲200 | 8000 600 1000 | ▲2000 ▲200 |
東2 | ツモ 供託 リーチ | ▲16000 | 48000 1000 ▲1000 | ▲16000 | ▲16000 |
東2-1 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | 1500 ▲1000 | ▲1500 | ▲1500 |
東2-2 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東3-3 | 流局 リーチ | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東4-4 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1000 ▲400 | ▲1000 ▲400 | ▲1000 ▲400 | 3000 1200 5000 ▲1000 |
東4-5 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲7700 ▲1500 ▲1000 | 7700 1500 2000 ▲1000 | ||
東4-6 | ロン 本場 | ▲5800 ▲1800 | 5800 1800 | ||
東4-7 | ロン 本場 供託 リーチ | 2000 2100 1000 | ▲2000 ▲2100 ▲1000 | ||
南入 | 持ち点 | 13900 | 65900 | ▲3000 | 23200 |
東1局、渋谷アベマズの松本吉弘選手が5巡目の先制リーチ。
そこにコナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人も6巡目に追っかけリーチ。
さらにセガサミーフェニックスの近藤誠一選手も追いついてリーチ。
三軒リーチは寿人選手が放銃、最後にリーチした近藤選手が9600のアガリ。
(近藤選手が二軒リーチに追いついて、追い抜いた)
流局をはさんで東1局2本場、寿人選手が3つ鳴いてタンヤオドラ3のテンパイ。
これをスッとツモアガリ。2000・4000で放銃の失点を取り戻す。
(寿人選手、単騎まちを当然のようにツモアガった)
東2局、親の松本選手が先制リーチ、5巡目のはやさでツモリ四暗刻のテンパイ。
これを一発ツモ、あっという間に松本吉弘選手の四暗刻16000オールが爆誕。
(四暗刻ってこんなにカンタンにできるの!?)
東2局1本場、近藤選手が先制リーチ。寿人選手もふたつ鳴いてテンパイ追いつく。
さらに親の松本選手が勢いよく追っかけリーチを打つ。
この勝負は決着つかず、寿人選手がオリて、ふたりテンパイの流局。
(松本選手のアガリが出るかと思ったけど流局か)
東2局2本場、東3局3本場と近藤選手がリーチにいくも、ひとりテンパイの流局に。
流局を3局はさんだ東4局4本場、松本選手がふたつ鳴いてテンパイ。
そこに親の亜樹選手がリーチを打つ。近藤選手も中をポンしてテンパイ追いつく。
結果は亜樹選手がツモアガリ。1000オールで供託4本の回収に成功。
(流局が続く展開だったから、これは好感触なアガリ)
東4局5本場、寿人選手が先制リーチ。そこに親の亜樹選手が追っかけリーチ。
寿人選手が一発で放銃、亜樹選手が7700のアガリで2着争いに参戦。
(寿人選手、満貫手のリーチから一発で放銃は厳しい)
東4局6本場、近藤選手が先手をとってテンパイを様子見のダマテンに。
ふたつ鳴いた亜樹選手にもテンパイが入る。
結果は近藤選手が放銃、亜樹選手が5800のアガリで2着浮上。
(亜樹選手が3連続のアガリ、積み棒と供託で4500+5000点)
東4局7本場、寿人選手が發をポンしてテンパイ。そこに親の亜樹選手がリーチにいく。
ここは寿人選手に軍配、2000のアガリで亜樹選手の親を流す。
(寿人選手が欲張らずにアガリを優先した)
第1試合 南場
南場は、松本選手が有利を生かしてリードを広げにかかる。
そこに寿人選手が連続アガリで浮上、亜樹選手も終盤に追い上げます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | パイレ | アベマ | 麻雀格 | 風林火 |
- | 選手名 | 近藤 誠一 | 松本 吉弘 | 佐々木 寿人 | 二階堂 亜樹 |
- | 持ち点 | 13900 | 65900 | ▲3000 | 23200 |
南1 | ツモ 供託 リーチ | 6000 1000 ▲1000 | ▲2000 | ▲2000 | ▲2000 |
南1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲6000 ▲100 | 12000 300 1000 ▲1000 | ▲3000 ▲100 | ▲3000 ▲100 |
南2 | ロン 供託 リーチ | ▲8000 | 8000 1000 ▲1000 | ||
南3 | ロン 供託 リーチ | ▲7700 | 7700 1000 ▲1000 | ||
南3-1 | ツモ 本場 | ▲500 ▲100 | ▲500 ▲100 | 1500 300 | ▲500 ▲100 |
南3-2 | ツモ 本場 | ▲4000 ▲200 | ▲4000 ▲200 | 12000 600 | ▲4000 ▲200 |
南3-3 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲300 ▲1000 | ▲2000 ▲300 | ▲4000 ▲300 | 8000 900 2000 ▲1000 |
南4 | 流局 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 |
南4-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2600 ▲100 ▲1000 | ▲2600 ▲100 | ▲2600 ▲100 | 7800 300 1000 |
南4-2 | ▲500 ▲200 | 2000 600 1000 | ▲500 ▲200 | ▲1000 ▲200 ▲1000 | |
終了 | 持ち点 | ▲7400 | 61000 | 13300 | 33100 |
南1局、親の近藤選手が先手をとってリーチを打つ。
これを一発でツモアガリ。2000オールで親の連荘。
(近藤選手、親でシンプルにアガリをきめた)
南1局1本場、亜樹選手が先制テンパイをダマテンに。そこに松本選手がリーチを打つ。
松本選手が一発でツモアガリ。3000・6000で持ち点は7万点超え。
(松本選手が欲しいところでツモアガれてる)
南2局、親の松本選手がふたつ鳴いてテンパイ。亜樹選手がテンパイしてダマテンに。
さらに寿人選手がテンパイしてリーチにいく。
結果は松本選手が放銃、寿人選手が満貫のアガリ。
(松本選手、ここは放銃してもトップに影響なしとみて勝負)
南3局、親の寿人選手が5巡目に先制リーチ。松本選手は白をポンして満貫テンパイ。
結果は近藤選手があたり牌をつかみ放銃、寿人選手が7700のアガリで親の連荘。
(寿人選手が北単騎まちのリーチで結果だした)
南3局1本場、松本選手が先制テンパイ、チートイツをダマテンに。
そこに寿人選手がチーしてテンパイ。すぐにツモアガリで500オール。
(松本選手のダマテンと亜樹選手の赤3のチャンスをかわすアガリ)
南3局2本場、寿人選手が3つ鳴いて満貫テンパイ。
これをツモって4000オール。4連続のアガリでハコ下から2着に浮上。
(寿人選手がほんとうに力強い、ブンブンとアガってくる)
南3局3本場、近藤選手が先制リーチ。そして亜樹選手が追っかけリーチ。
オナテンのめくり合いを制したのは亜樹選手、2000・4000で2着逆転してオーラスへ。
(オナテン引き負けは近藤選手、きびしいな)
流局をはさんで南4局1本場、親の亜樹選手がふたつ鳴いて先手のテンパイ。
そこにラス目の近藤選手がリーチを打つ。
結果は亜樹選手がツモアガリ。2600オールでトップにじわりと近づく。
(亜樹選手が流局でも手を伏せずに、トップ狙える位置まできた)
南4局2本場、松本選手がふたつ鳴いてテンパイ。親の亜樹選手がリーチを打つ。
結果は松本選手が勝利、500・1000のツモアガリで自ら試合に決着をつける。
(ようやく試合終了、松本選手の四暗刻が遠いむかしのようだ・・・)
第1試合 結果
第1試合は、松本選手が親の四暗刻をきめてトップ獲得。
二階堂亜樹選手がオーラスの親で追い上げて2着になっています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 松本吉弘 | +81.0 | +14.5 |
2着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | +13.1 | +399.4 |
3着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 佐々木寿人 | ▲26.7 | ▲70.9 |
4着 | セガサミー フェニックス | 近藤誠一 | ▲67.4 | ▲245.0 |
第2試合 東場
東場は、軽いアガリのかわし手が飛び交う展開。
渋谷アベマズの多井隆晴選手が微差のリードで南入します。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | フェニ | 風林火 | 麻雀格 |
- | 選手名 | 多井 隆晴 | 魚谷 侑未 | 勝又 健志 | 藤崎 智 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン | 1000 | ▲1000 | ||
東2 | ツモ | 2000 | ▲1000 | ▲500 | ▲500 |
東3 | ロン | 3900 | ▲3900 | ||
東4 | ロン 供託 リーチ | 3900 1000 | ▲3900 ▲1000 | ||
南入 | 持ち点 | 31900 | 27900 | 25500 | 14700 |
東1局、EX風林火山の勝又健志選手がテンパイ、手がわりを待ってダマテンに。
この手をサッとアガってピンフのみ、1000のアガリで静かなスタート。
(この4選手にしては穏やかな出だしになった)
東2局、渋谷アベマズの多井隆晴選手がひとつポンしてテンパイ。
これをスッとツモって500・1000のアガリ。
(ここも警戒からかわし手のアガリ)
東3局、セガサミーフェニックスの魚谷侑未選手が3つ鳴いてテンパイ。
コナミ麻雀格闘倶楽部の藤崎智選手が放銃、魚谷選手が3900のアガリ。
(魚谷選手も軽いアガリ、ここまで小場が続くな)
東4局、多井選手がひとつポンしてテンパイ。そこに親の藤崎選手がリーチを打つ。
結果は藤崎選手が放銃、多井選手が3900のアガリ。
(軽いアガリの4局だけで東場が終了してしまった)
第2試合 南場
南場は、多井選手が親でアガってリードを広げる。
藤崎選手、魚谷選手も大きなアガリをきめて追い上げます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | アベマ | フェニ | 風林火 | 麻雀格 |
- | 選手名 | 多井 隆晴 | 魚谷 侑未 | 勝又 健志 | 藤崎 智 |
- | 持ち点 | 31900 | 27900 | 25500 | 14700 |
南1 | ツモ 供託 リーチ | 12000 1000 ▲1000 | ▲4000 | ▲4000 | ▲4000 |
南1-1 | 流局 リーチ | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 3000 ▲1000 |
南2-2 | ロン 本場 供託 リーチ | ▲12000 ▲600 ▲1000 | 12000 600 3000 ▲1000 | ||
南3 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | 8000 2000 ▲1000 | ▲4000 ▲1000 | ▲2000 |
南4 | 流局 | 0 | 0 | 0 | 0 |
終了 | 持ち点 | 40900 | 18300 | 15500 | 25300 |
南1局、親の多井選手が7巡目に先制リーチ。
そこにひとつ鳴いた勝又選手がテンパイして追いつく。
結果は多井選手がツモアガリ、4000オールでリードを広げていく。
(2600オールから裏ドラ1枚がでかい、嬉しい満貫)
流局をはさんで南2局2本場、藤崎選手がチャンス手の先制リーチ。
そこへ親の魚谷選手がタンピンで追っかけリーチを打つ。
結果は魚谷選手が放銃、藤崎選手が跳満のアガリで2着に浮上。
(ここまで苦しかった藤崎選手に大きなアガリ)
南3局、親の勝又選手が赤3のチャンス手でリーチにいく。
そこにラス目の魚谷選手がドラを切って追っかけリーチを打つ。
この勝負は魚谷選手に軍配、2000・4000のツモアガリで3着に浮上。
(魚谷選手のドラ切り勝負が見事に実って、高めのアガリ)
南4局、3選手がドラの南を1枚持って切りづらく、思い足かせに。
ドラの南がない勝又選手はめいいっぱいに手を広げて、テンパイ目指す。
結果は全員ノーテンで試合終了。多井選手がトップ、藤崎選手が2着になってます。
(序盤の軽い展開から、さいごのさいごにめちゃ重たい展開になった)
第2試合 結果
第2試合は、多井選手が先行から逃げ切ってトップを獲得。
第1試合の21局とうって変わって、9局のスピード決着でした。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | 渋谷アベマズ | 多井隆晴 | +60.9 | +75.4 |
2着 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | 藤崎智 | +5.3 | ▲65.6 |
3着 | セガサミー フェニックス | 魚谷侑未 | ▲21.7 | ▲266.7 |
4着 | EX風林火山 | 勝又健志 | ▲44.5 | +354.9 |
Mリーグ成績 25日目(11月16日)
今回の試合後のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | 赤坂ドリブンズ | +355.1 | - | 24 |
2位 | EX風林火山 | +354.9 | ▲31.4 | 26 |
3位 | 渋谷アベマズ | +75.4 | +141.9 | 26 |
4位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲65.6 | ▲21.4 | 26 |
5位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲77.6 | - | 24 |
6位 | カドカワ サクラナイツ | ▲177.8 | - | 24 |
7位 | チーム雷電 | ▲197.7 | - | 24 |
8位 | セガサミー フェニックス | ▲266.7 | ▲89.1 | 26 |
本日は渋谷アベマズが1日2勝を達成して勝利。
松本選手が親の四暗刻でトップを獲得。
多井選手は先行、中押しから逃げ切りをきめて、トップを獲得しました。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。