Mリーグ2020レギュラーシーズンは8日目。
今年も8チームが優勝を目指して、心・技・体を競います。
前回はチーム雷電が勝利。瀬戸熊選手が猛攻で大トップをとりました。
それではMリーグ8日目の結果です。
Mリーグ結果 8日目(10月16日)
Mリーグ8日目の結果です。実況・解説は次のとおり。
コナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手がプレイヤー解説。
トップ狙いに特化した視点と、ホンイツ評論家としての解説に期待です。
実況 : 日吉辰哉
解説 : 佐々木寿人
第1試合 東場
東場はセガサミーフェニックスの近藤選手がスタートダッシュに成功。
それを他の3選手が追いかける展開になりました。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | サクラ | ドリブ | 風林火 |
- | 選手名 | 近藤 誠一 | 沢崎 誠 | 園田 賢 | 二階堂 亜樹 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | 流局 | 1500 | ▲1500 | ▲1500 | 1500 |
東1-1 | 流局 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
東1-2 | ツモ 本場 供託 リーチ | 18000 600 2000 ▲1000 | ▲6000 ▲200 ▲1000 | ▲6000 ▲200 | ▲6000 ▲200 |
東1-3 | ロン 本場 供託 リーチ | 8000 900 1000 ▲1000 | ▲8000 ▲900 | ||
東2 | ロン | 2900 | ▲2900 | ||
東2-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲1000 ▲100 | ▲2000 ▲100 | ▲1000 ▲100 | 4000 300 1000 ▲1000 |
東3 | ロン | 2000 | ▲2000 | ||
東4 | 流局 | 1500 | ▲1500 | 1500 | ▲1500 |
南入 | 持ち点 | 51500 | 23500 | 2900 | 22100 |
東1局、東1局1本場と連続して流局、出だしは穏やかなスタート。
東1局2本場、近藤選手が5巡目リーチで先手をとる。思い切ったドラの發の単騎まち。
そこへカドカワサクラナイツの沢崎選手がリーチを打って勝負に行く。
近藤選手がドラをツモって、赤1裏1の6000オール。まずは近藤選手が抜け出します。
東1局3本場、赤坂ドリブンズの園田選手が鳴いてドラ2のテンパイをいれる。
負けずに沢崎選手がおいついてリーチを打つ。これに対し、園田選手はまっすぐ勝負して放銃に。
沢崎選手が満貫のアガリで、トップの近藤選手をおいかけます。
東2局、親の沢崎選手、筒子のチンイツ含みの鳴きでしかける。
しかし、チンイツになる前にタンヤオでテンパイ。
無理にチンイツにはせず、確実にアガりを拾って2900で連荘します。
東2局1本場、EX風林火山の二階堂亜樹選手が3巡目リーチ。
イーペーコーのカンチャンまちを、スッとツモって1000・2000のアガリに。
東3局は2000点のアガリ、東4局は流局で親流れ。テンポよく進んで南場に入ります。
第1試合 南場
南場は近藤選手が点差を生かして有利に試合を運ぶ。
亜樹選手はトップを狙い、4局連続リーチで猛攻をかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | フェニ | サクラ | ドリブ | 風林火 |
- | 選手名 | 近藤 誠一 | 沢崎 誠 | 園田 賢 | 二階堂 亜樹 |
- | 持ち点 | 51500 | 23500 | 2900 | 22100 |
南1-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | ▲2000 ▲100 | ▲1000 ▲100 | ▲1000 ▲100 ▲1000 | 4000 300 2000 ▲1000 |
南2 | ツモ 供託 リーチ | ▲2000 | ▲4000 | ▲2000 | 8000 1000 ▲1000 |
南3 | 流局 リーチ | ▲1500 | ▲1500 | 1500 | 1500 ▲1000 |
南3-1 | ツモ 本場 供託 リーチ | 1500 300 2000 | ▲400 ▲100 | ▲700 ▲100 | ▲400 ▲100 ▲1000 |
南4 | ロン | 1000 | ▲1000 | ||
終了 | 持ち点 | 50700 | 15400 | ▲500 | 34400 |
南1局、親の近藤選手がテンパイくずしてホンイツを狙う。
そのスキをついて亜樹選手、園田選手がリーチで攻め立てる。
このめくり合いは亜樹選手のツモアガり。赤1枚の1000・2000で2着に浮上。
南2局、この局も亜樹選手が先手をとって、4巡目リーチ。
先制リーチから悠々と巡目をかけて、ツモアガリ。
裏が1枚のって満貫に。亜樹選手がトップを狙って、近藤選手をおいかけます。
南3局1本場、トップの近藤選手が鳴いてテンパイ。一方、2着の亜樹選手がリーチを打つ。
この対決は近藤選手に軍配で、400・700のツモアガリ。
点数は低いアガリながら、これで近藤選手がトップを大きく引きよせる。
南4局オーラス、近藤選手が積極的にトップをきめに行く。
鳴いて早めにテンパイいれて、これをしっかりアガりきる。
近藤選手が逃げ切ってトップを獲得しています。
第1試合 結果
近藤選手が序盤に親ッパネの一撃。その後は手堅い進行でトップ獲得。
2着の亜樹選手が好形、愚形かまわずに、何度もリーチを打つ姿も印象的でした。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | セガサミー フェニックス | 近藤誠一 | +70.7 | +27.0 |
2着 | EX風林火山 | 二階堂亜樹 | +14.4 | +58.3 |
3着 | カドカワ サクラナイツ | 沢崎誠 | ▲24.6 | +135.0 |
4着 | 赤坂ドリブンズ | 園田賢 | ▲60.5 | +110.4 |
第2試合 東場
東場はカドカワサクラナイツの内川選手がスタートダッシュに成功。
それをEX風林火山の勝又選手がおいかけます。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | ドリブ | フェニ | サクラ |
- | 選手名 | 勝又 健志 | 鈴木 たろう | 茅森 早香 | 内川 幸太郎 |
- | 持ち点 | 25000 | 25000 | 25000 | 25000 |
東1 | ロン 供託 リーチ | ▲12000 | 12000 1000 ▲1000 | ||
東2 | ツモ | 4000 | ▲2000 | ▲1000 | ▲1000 |
東3 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 | 1500 ▲1000 |
東4-1 | ロン 本場 供託 | 1000 300 2000 | ▲1000 ▲300 | ||
南入 | 持ち点 | 32800 | 9500 | 21200 | 36500 |
東1局、カドカワサクラナイツの内川選手が先手をとってリーチ。
これに赤坂ドリブンズの鈴木たろう選手がまっすぐ押して、放銃。
メンタン赤1になんと裏3。内川選手は跳満のアガリで試合を有利に進めます。
東3局、内川選手がドラ2の両面まちで先制リーチ。
EX風林火山の勝又選手が内川選手のアガリ牌5枚おさえて追っかけリーチを打つ。
勝又選手が有利な形勢も、結果は引き分け、流局に。
東4局は勝又選手が1000点でサッと流す。
供託の2000点も手に入れて、勝又選手がトップと微差まで追いあげます。
第2試合 南場
南場も内川選手がアガリをきめて有利に進める。
赤坂ドリブンズのたろう選手、セガサミーフェニックスの茅森選手の攻め合いも見どころです。
局-本場 | 備考 | 東家 | 南家 | 西家 | 北家 |
---|---|---|---|---|---|
- | チーム | 風林火 | ドリブ | フェニ | サクラ |
- | 選手名 | 勝又 健志 | 鈴木 たろう | 茅森 早香 | 内川 幸太郎 |
- | 持ち点 | 32800 | 9500 | 21200 | 36500 |
南1 | ロン 供託 リーチ | 2900 1000 | ▲2900 ▲1000 | ||
南1-1 | ツモ 本場 | ▲2600 ▲100 | ▲1300 ▲100 | ▲1300 ▲100 | 5200 300 |
南2 | 流局 リーチ | 1500 ▲1000 | 1500 ▲1000 | ▲1500 | ▲1500 |
南2-1 | 流局 リーチ | ▲1000 | 3000 ▲1000 | ▲1000 | ▲1000 |
南2-2 | ロン 本場 供託 | 3900 600 3000 | |||
南3 | ロン | ▲12000 | 12000 | ||
南3-1 | ロン 本場 供託 リーチ | 3900 300 2000 ▲1000 | ▲3900 ▲300 ▲1000 | ||
南4 | ツモ 供託 リーチ | ▲4000 | 16000 1000 ▲1000 | ▲4000 | ▲8000 |
終了 | 持ち点 | 29500 | 15900 | 15600 | 39000 |
南1局、たろう選手が先手をとってリーチ。
親の勝又選手がテンパイで追いつく、これにたろう選手がすぐ放銃。
勝又選手が2900のアガリでわずかな差ながら、トップ逆転。
南1局1本場、たろう選手と内川選手のテンパイがぶつかる。
ツモリ合いは内川選手が勝利。白ホンイツの1300・2600でトップを再逆転。
南2局2本場、内川選手が2巡目に發ポンでしかける。
4巡目で早くもテンパイ、内川選手が虎視眈々とアガリをうかがう。
茅森選手がこれに放銃。トップの内川選手がリードを広げます。
南3局、たろう選手と親の茅森選手のテンパイがぶつかる。
たろう選手が加カンした四筒に、茅森選手から「ロン」の声。
これで茅森選手は満貫アガリに。めったに見られない、槍槓のアガリがでました。
南3局1本場、親の茅森選手とたろう選手が今度はリーチでぶつかる展開。
今回はたろう選手に軍配。茅森選手の放銃で、ピンフ赤1の3900のアガリ。
一見、小さなこのアガリが、最終結果に大きく影響を与えます。
南4局、ラス目のたろう選手は3着逆転に倍満ツモが必要。
そこへ7巡目でピンフドラ2赤2をテンパイのチャンス、一発ツモか裏ドラで倍満。
即リーチを打って、ツモる指に力が入る。しばらくツモ切りが続くも、念願のツモアガリ。
裏ドラも1枚のって、倍満の条件をクリア。300点差で3着に。
これで決着、トップは試合を終始優勢に進めた内川選手が獲得しています。
第2試合 結果
内川選手が先行して中押しと、盤石の展開でトップを獲得。
オーラスに倍満をきめた、たろう選手がラスから3着浮上に成功しています。
着順 | チーム名 | 選手名 | 獲得pt | チームpt |
---|---|---|---|---|
1着 | カドカワ サクラナイツ | 内川幸太郎 | +59.0 | +194.0 |
2着 | EX風林火山 | 勝又健志 | +9.5 | +67.8 |
3着 | 赤坂ドリブンズ | 鈴木たろう | ▲24.1 | +86.3 |
4着 | セガサミー フェニックス | 茅森早香 | ▲44.4 | ▲17.4 |
Mリーグ成績 8日目(10月16日)
Mリーグ8日目、10月16日のチーム成績です。
順位 | チーム名 | チームpt | 前回比 | 試合数 |
---|---|---|---|---|
1位 | カドカワ サクラナイツ | +194.0 | +34.4 | 8 |
2位 | 赤坂ドリブンズ | +86.3 | ▲84.6 | 8 |
3位 | EX風林火山 | +67.8 | +23.9 | 8 |
4位 | 渋谷アベマズ | +32.1 | - | 8 |
5位 | セガサミー フェニックス | ▲17.4 | +26.3 | 8 |
6位 | チーム雷電 | ▲62.6 | - | 8 |
7位 | ユーネクスト パイレーツ | ▲103.4 | - | 8 |
8位 | コナミ 麻雀格闘倶楽部 | ▲196.8 | - | 8 |
本日はカドカワサクラナイツの勝利。
内川選手のトップで、チーム全員がトップ獲得の一番のりです。
次回も熱戦が期待されます。楽しみですね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。