
パソコンの寿命や買い替えのタイミングを知っていますか?自動車などと同様に、パソコンにも買い替えの時期やタイミングというものがあります。
パソコンが動くから・使えるからといっていつまでも使っていると、機器やOSなどが老朽化して様々な不便や支障、ときには故障が起こります。
そこである程度の期間で買い替えを考えることがおすすめです。パソコンの買い替えタイミングについて説明をしていきます。
- パソコンの買い替え時期を知りたい人
- パソコンに不慣れな人
- パソコンの選び方を知りたい人
パソコンの寿命はどれくらい?
一般にパソコンの寿命、買い替え期間は3~5年といわれています。その主な理由は以下の3つがあげられます。
- 機器や部品の老朽化
- OSのサポート期間終了
- 新製品によるパソコンの機能アップ
機器や部品の老朽化によるパソコンの寿命は、パソコンに不慣れな人でもパソコンが故障して使えなくなるので、すぐにわかります。
一方でOSのサポート期間終了や新製品によるパソコンの機能アップについては、パソコンが故障して全く使えなくなるというわけではないので、パソコンに不慣れな人にはわかりづらい場合があります。
そのためパソコンの買い替えが必要であったり、買い替えにより見違えるように使いやすくなる場合があっても気づかずに使い続けていることがあります。
OSのサポート終了とは?
OS(オペレーティングシステム)とはパソコンを動かすためのプログラムで、代表的なものはマイクロソフト社の「Windows」やアップル社の「MacOS」などがあります。
それぞれプログラムの提供元が定期的にプログラムの不具合やセキュリティ更新のアップデートをしてくれています。しかしこのアップデートはOSの発売から一定の期間で終了してしまいます。
セキュリティ更新のアップデートが終了すると、セキュリティ面で非常に危険な状態となり、インターネットやメールをするとウイルス感染しやすくなります。
この状態は市販のウイルス対策ソフトである「ノートンアンチウイルス」や「ウイルスバスター」などがあったとしても、セキュリティの安全性を確保することは困難です。
使用するパソコンはそのままで新しいOSへとアップグレードして対応するのもひとつの方法ですが、新しいOSは新しい性能のパソコンを基準に作られていることが多く、古いパソコンでは性能的にうまく動作しない場合もあります。
そのためOSのサポート終了は一般に買い替えを検討するタイミングのひとつ、と捉えられています。
次にパソコンの買い替えをしないで使い続けてしまう理由を説明します。
パソコンの買い替えをしないで使い続ける理由
パソコンに不慣れな人がパソコンの買い替えをしないで使い続けてしまう、その主な理由を3つあげます。
- 動くからまだ使えると考える
- 壊れていないから使えると考える
- 買い替えのサインに気づいてない
一番の理由はとりあえず動くから使える、という理由で使っていることが多いです。
しかしパソコンの状態をよく症状を調べてみると、買い替えたほうがいい状態であったり、使うのにかなり不便な状態だったりと買い替えのサインがでていることもあります。いわゆる、パソコンが壊れる手前の状態というケースです。
またOSのサポート期間が終了している場合は、インターネットのセキュリティの脆弱性により、ウイルス感染や個人情報の流出が心配されます。
- パソコンが固まる(フリーズする)
- パソコンの画面が青色になる(ブルーバック)
- 砂時計の処理待ちのまま数十分以上動かない
- パソコンから異音がする
- OSのサポート期間が終了している
パソコンを使用していて待ち時間が異常に長かったり快適に使えない状態は、パソコンが壊れる前兆の可能性があります。
またOSのサポート期間が終了している場合は通常購入から3~5年程経過していることが多く、またセキュリティの面からインターネットやメールをすることは極めて危険です。
パソコンの買い替えをおすすめする理由
パソコンを購入してから3~5年以上買い替えしていない人に、パソコンの買い替えをおすすめする理由を5つあげます。
- インターネット閲覧がサクサク動く
- ワードなどのオフィスがサクサク動く
- 処理待ち(砂時計)がなくなるのでイライラしない
- パソコンでの作業効率が格段にアップする
- 待ち時間にアイディアを忘れることがなくなる
パソコンを購入してから3~5年以上買い替えしていない人に、パソコンの買い替えをおすすめする理由はパソコンでの作業効率が格段にアップすることが理由です。処理待ちにイライラすることなく、ストレスフリーでパソコン作業ができます。
特に待ち時間の間に考えていることを忘れてしまう損失がはかりしれません。集中力、モチベーションが下がることなく、作業をすすめることができます。
パソコンの買い替えをした実体験
自分がパソコンの買い替えをした実体験を例としてあげます。
- 買い替え前後のパソコンのスペック
機器・部品 | 買い替え前 | 買い替え後 |
購入時期 | 2014年 | 2019年4月 |
機種 | DELL Inspiron11 3000Series | DELL Inspiron13 7000Series |
OS | Windows8.1 | Windows10 |
CPU | Intel(R) Celeron(R) CPU N2840 2.16GHz | Intel(R) Core(TM)i7-8550U CPU 1.80GHz 1.99GHz |
メモリ(RAM) | 4GB | 16GB |
内蔵ストレージ | HDD(ハードディスクドライブ) | SSD(ソリッドステートドライブ) |
WIFI | 2.4G帯(5G帯非対応) | 5G帯 |
パソコン買い替え後の機器や部品の性能がアップしているのはもちろんですが、特筆すべきは内蔵ストレージがHDD(ハードディスクドライブ)からSSD(ソリッドステートドライブ)に変わってる点です。
これによりパソコンが行う処理の待ち時間が劇的に短くなり、インターネットやブログ作成などのパソコン作業効率が格段に向上しました。
いまHDD(ハードディスクドライブ)のパソコンを使用している人には買い替えをとてもおすすめできます。
パソコンの買い替えの時の選び方
ではパソコンの買い替えの時にどのようにパソコンを選べばいいか?パソコンに購入に慣れている人、パソコンに詳しい人はスムーズに選ぶことができます。しかし慣れていない人はどのようなパソコンを選べばいいのかわかりません。
そこでパソコンの購入に慣れていない人はパソコンに詳しい人に聞くことがおすすめです。
知人や友人にパソコンに詳しい人がいればその人にパソコン購入を相談すれば、時間が許せば詳しく教えてもらえることが多いです。
価格、用途、メーカーなどの希望を伝えれば、このくらいの性能のパソコンが購入できるという目安や相場を調べることができます。
もし知人や友人にパソコンに詳しい人がいない場合は家電量販店の店員さんに聞くのがふたつめの方法です。
家電量販店の店員さんは個人差があるので、何人かに聞いて比較することでより希望に近いパソコンを知ることができます。
家電量販店の店員さんに聞く場合は土日祝日のような混雑を避けて、お店が空いているときに聞くほうがよい相談ができる可能性が上がります。
まとめ
さいごにパソコンの買い替えのタイミングについて、ポイントをまとめます。
- パソコンの寿命は一般に3~5年ほど
- 買い替え時期は知らないと気づきにくい
- 買い替えで使いやすさが格段にアップすることも
- 特にHDDの人はSSDに買い替えがおすすめ
- 買い替えの時は詳しい友人や店員に聞くといい
パソコンの買い替えをおすすめするの理由は使いやすさが格段にアップしてインターネットでもブログでもオフィスでも、作業効率が向上するからです。
機会があれば家電量販店などで新しいパソコンを使ってみると性能の差がわかりやすいです。もしそれで性能の差を感じるようであれば、買い替えを考えてみてはいかがでしょうか。
パソコンを使っている人、買い替えを考える人の参考になれば幸いです。最後まで見ていただき、ありがとうございました。