夢をかなえるゾウのメッセージ

夢をかなえるゾウ

誰もが願う「夢をかなえる」ということ。

このことをテーマにした書籍は多数あります。その中で水野敬也さんの大ベストセラー「夢をかなえるゾウ」の内容と感想を紹介します。

少し前の本ですが、ベストセラーになるほどの書籍なので、いまでも通じる内容が多く含まれています。

まだ本書を読んでいない人にはおすすめの書籍です。

短編の積み重ねで少しずつでも読める構成で、またユーモアが多く楽しみながら読み進めていくことができます。

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夢をかなえるための課題

本書で登場する夢をかなえるための「課題」を、少し長くなりますが引用します。

・靴をみがく
・コンビニでお釣りを募金する
・を腹八分におさえる
・人が欲しがっているものを先取りする
・会った人を笑わせる
・トイレ掃除をする
・まっすぐ帰宅する
・その日頑張れた自分をホメる
・一日なにかをやめてみる
・決めたことを続ける環境を作る
・毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
・自分が一番得意なことを人に聞く
・自分の苦手なことを人に聞く
・夢を楽しく想像する
・運が良いと口に出して言う
・ただでもらう
・明日の準備をする
・身近にいる一番大事な人を喜ばせる
・誰か一人のいいところを見つけてホメる
・人の長所を盗む
・求人情報誌を見る
・お参りに行く
・人気店に入り、人気の理由を観察する
・プレゼントをして驚かせる
・やらずに後悔していることを今日から始める
・サービスとして夢を語る
・人の成功をサポートする
・応募する
・毎日、感謝する

夢をかなえるゾウ

全部で29個あります。

ひとつひとつは自己啓発、スピリチュアル、ビジネスなどの分野で見かけるような内容です。

29個それぞれがショートストーリーでその本質を説明しています。

夢をかなえるためには?

この29個の課題とそのストーリーから感じた夢をかなえるためのメッセージは「夢をかなえるには行動すること」。

「靴をみがく」「コンビニでお釣りを募金する」という些細なものから、「サービスとして夢を語る」「人の成功をサポートする」という、大変そうなものまでいろいろです。

些細な課題から始めて少しずつ増やしていって、最終的にたくさんの課題を自分の習慣にできるようにという著者の意図を感じます。

それぞれの課題について行うべき理由が説明されています。

詳しい内容は本書にゆずりますが、短い話の積み重ねになっているので少しずつでも読み進めやすい構成です。

カンタンな課題と難しい課題

カンタンそうに感じた課題と難しそうに感じた課題を、感じ方は人それぞれだと思いますが個人的な感想としてリストアップします。

【カンタンそうな課題】

  • 靴をみがく
  • コンビニでお釣りを募金する
  • 食事を腹八分におさえる
  • トイレ掃除をする
  • まっすぐ帰宅する
  • その日頑張れた自分をホメる
  • 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
  • 運が良いと口に出して言う
  • 明日の準備をする
  • お参りに行く

【難しそうな課題】

  • 人が欲しがっているものを先取りする
  • 決めたことを続ける環境を作る
  • 自分が一番得意なことを人に聞く
  • 自分の苦手なことを人に聞く
  • 人の長所を盗む
  • プレゼントをして驚かせる
  • やらずに後悔していることを今日から始める
  • サービスとして夢を語る
  • 人の成功をサポートする

カンタンそうな課題から難しそうな課題まで、幅広い課題があります。

徐々にステップアップしていけるように、また夢をかなえるまでのそれぞれの段階に合うように、あえて29個の課題の難しさに幅をもたせているような気がします。

カンタンな課題から手をつけて、達成感を感じながら少しずつ増やしていくのが良いように感じます。

さいごに

本書を読んで感じたことは、夢をかなえるゾウのメッセージは「とにかく行動すること」です。

夢をかなえるためには行動しなければ始まらないということです。

ベストセラーとなっているとおり、万人向けの内容にするためにソフトな課題からハードな課題まで、幅広い課題があります。

いまの日本で夢をかなえるためには、最終的には「人が欲しがっているものを先取りする」などのビジネス色が強いハードな課題をクリアしていく必要があると感じます。

全体的にユーモアあふれる内容であることと、カンタンな課題がちりばめられているところがベストセラーの秘訣でしょうか。

まだ本書を見ていない人は、読みやすくてちょっとずつでも読めるので、ぜひどうぞ。

いまならアマゾンのキンドル・アンリミテッド読み放題のラインナップに入っています。

夢をかなえるヒントになれば幸いです。最後まで見て頂いてありがとうございました。

書評
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