見やすい資料の作り方

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今回は見やすい資料の作り方の話です。見やすい資料、わかりやすい資料を作りたい、と思ったことはありますでしょうか。この森重湧太さんの著書「一生使える見やすい資料のデザイン入門」に見やすい資料の作り方のエッセンスが凝縮されています。

見やすい資料の作り方について、本の題名のとおり、図や端的にまとめた文章で見やすい内容でわかりやすく説明されています。

見やすい資料はブログ作成にも通じるところがあります。ぜひ「一生使えるこの見やすい資料のデザイン入門」で見てもらえる資料の作り方の理解を深めてもらえればと思います。

一生使える見やすい資料のデザイン入門 森重湧太 著

一生使える見やすい資料のデザイン入門から見やすい資料の作り方を解説していきます。

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伝わる資料とはどういうものか

伝わる資料は文字を読ませない

×言葉で伝える
◯視覚で伝える

一生使える見やすい資料のデザイン入門

テキストより画像の方が情報量が格段に多いです。見た目にも見やすいし、いい画像やグラフなどがあればその方がずっと良い資料になります。自分は文字を苦にせず読めるほうだと思いますが、それでも画像やグラフの方がさっと読み流せていいと思います。

情報は凝縮する

×情報を凝縮しない文
◯情報を凝縮した文

一生使える見やすい資料のデザイン入門

長文でごちゃごちゃしている説明よりも結論のみに凝縮して短く言い切る文章のほうが文字数が少なくなり、見やすいです。長文だと文字を追うのが億劫になる人もいますし、ひと目で見る気が出るか出ないかの分かれ目にもなります。ツイッターでもよくみられる手法ですね。

体言止めでとにかく短く、強く

×体言止め非利用
◯体言止め利用

一生使える見やすい資料のデザイン入門

長い文章よりも体言止めで短くまとめると見やすくわかりやすくなりやすいです。これもツイッターでもよく見られる文章のまとめ方です。ただし素っ気ない文章になりがちなので資料ならいいのですが、感情を伝えたい場合には注意が必要です。

資料が見やすくなるデザインの基本

見やすい資料の作り方4画像

伝わる資料の文字は「シンプル」が基本原則

×間違った文字の装飾
◯正しい文字の装飾

一生使える見やすい資料のデザイン入門

正しい文字の装飾とは「太字」「大きく」「下線」「色変更」の4つだけです。ブログではマーカーで強調する装飾も含めていいと思います。これらは統一感をもって装飾する必要があります。斜め文字や派手な装飾は逆に見づらくなることがしばしばあるので使わないほうがいいことが多いです。

色をきれいにまとめる3原則

1.色数はできるだけ少なく
2.色の使い方を統一
3.色に頼らない

一生使える見やすい資料のデザイン入門

ルールを決めて色を使うことで見やすく、また強調したいところを引き立たせることができます。とにかく色を使えば目立つと考えてしまうのですが、色が多すぎると逆に見づらくなってしまいます。自分を勢いで色をたくさん使ってしまうことがあるので、これは参考になりました。

まとめ

見やすい資料の10箇条

1.「1スライド=1メッセージ」になっている
2.フォントの特性を利用している
3.色を使うルールを決めている
4.色の特性を利用している
5.脱・箇条書き
6.装飾がシンプルで無駄な要素がない
7.情報が凝縮されている
8.情報のグループ化を行っている
9.テキストや図が整列されている
10.情報と情報の間には余白をとっている

一生使える見やすい資料のデザイン入門

本書の構成として一番最初にこの10箇条が書かれていて、資料のまとめ方が凝縮されています。それからこの10箇条についてを詳しく解説している構成となっています。

本書は図や表などでぱっと見てわかりやすく、ささっと読める内容になっています。見やすい資料についてぼんやり把握していたことがはっきりと言語化されていて明確に理解できるところがとてもおすすめです。気になったかたは見てみるのもいいと思います。なおkindleunlimitedに加入していれば無料で見ることができます。

参考になれば幸いです。最後まで見て頂いてありがとうございました。

書評
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