食事のときに食べ物を食べる順番に気をつけていますか?
ちょっとした手間だけで同じ食べ物を食べても体への影響が変わることがあります。
消化をスムーズにするための、食事のときの食べ物を食べる順番について解説をします。
この食べ物を食べる順番を覚えることで、体に優しい食べ方が身につきます。
体に優しい食べる順番
食べ物の種類は「果物」「野菜」「穀物」「魚・肉」の4種類にわけます。
果物はりんごやみかんなどのフルーツです。野菜はキャベツやきゅうりなどの野菜全般です。
穀物やお米や豆などです。魚・肉はそのとおりで魚類、貝類や牛、豚、鳥などの肉です。
食べる順番は以下のとおりです。
【最初に食べる】
①果物
↓
②野菜
↓
③穀物
↓
④魚・肉
【最後に食べる】
この順番で食べる理由
この順番で食べる理由は口から入って食道、胃と進みさらにその先へと、消化がスムーズに進むからです。
この食べる順番は食べ物の水分が多い順番です。
より水に近い食べ物の方が体内の消化器官を進むのが速く、消化もしやすいです。
逆の順番で食べると体内の消化器官を進むのが遅く、消化も遅いです。
この逆の順番で食べた場合
逆の順番、肉を食べてその次に果物を食べた場合は、まず肉が消化器官をゆっくり進みます。
そして次に食べた果物が消化器官を速く進もうとしても、肉がせき止めてしまいます。
そのため本来はスムーズに消化できるはずの果物が、消化器官で滞留してしまいます。
体温は通常35~37度くらいです。体内の温度はそれよりも若干高い37~38度くらいです。
37~38度の温室に果物を長い間置いておくとどうなるか。
果物のせっかくの栄養が失われてしまうこともあります。
一車線の道路をイメージするとわかりやすいです。
スピードが早めの果物が前を走ったほうがどんどん先に進めます。
スピードが遅い肉が果物の前を走っていると果物は肉を追い越すことができず、渋滞してしまいます。
水分が多い果物や野菜がスムーズに消化できるように、水分が少ない穀物や魚・肉よりも先に食べたほうが、消化がスムーズに進みやすいです。
まとめ
食べ物を食べる順番は以下のとおりです。
「果物」→「野菜」→「穀物」→「魚・肉」
この食べる順番は水分を多く含んでいる食べ物の順番です。
水分多く含んでいる食べ物はそうでない食べ物より消化器官を進むスピードが速いです。
消化器官を進むスピードが速いものから食べることで、消化がスムーズになり、体に優しい食べ方ができます。
普段の食事はもちろん、バイキングなどたくさんの種類のものを食べるときに気をつけたいところです。
参考になれば幸いです。最後まで見て頂いてありがとうございました。