ファンを作る方法を考える

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今回はブランド化、ファンについての話です。商品や自分をブランド化することファンを作ることを考えたことはありますか。西野亮廣さんの著書に新・魔法のコンパスに参考になる内容があったのでとりあげました。

将来的にお金から信用へと価値が変わる場合、ファンを作ることはとても大切になってきます。そのときに方法を知っていると対応を考えやすくなりますし、行動にうつしやすくなると思います。ここでブランド化、ファンを作ることについて知っておくことをおすすめします。

新・魔法のコンパス 西野亮廣 著

本書から、西野さんのブランド化、ファンの作り方についての考え方をみていきます。

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機能検索よりも人検索

ボクらは、機能や品質や値段で他との差別化が図れなくなった時代を生きている。だったら、他との差別化をどこで図ればいいのだろう?

その答えは、「ファン」だ。

新・魔法のコンパス

機能や品質や値段という機能に差がなくなってきた、つまり機能を検索してその差で選ぶことに意味がなくなってきたということです。そこで何の差で選ぶかというファン、つまり自分や商品をブランド化してファンをつけることがこれらの差別化になってきます。

わりと知られている話だと思います。自分も知ってはいるのですが自分をブランド化できているかというと、できていないのが実際のところです。

ファンとは何か

ファンというのは「企業やブランドが大切にしている「理念」を支持してくれる人」のことを指す。
キミが大切にしなきゃいけないのは、キミが大切にしている「理念」に共感し、変化していくことを応援してくる「ファン」で、その人以外は、キミの「ファン」ではない。

新・魔法のコンパス

ファンの見分け方は「理念」への共感がポイント、なるほどです。ひとくちにファンといっても様々なファンがいるので、全てのファンの要望に応えることが難しい。そこで、どのファンにアプローチするかが大切で、見分け方は上記のとおりになるわけですね。

物語を売れ

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「西野亮廣エンタメ研究所」の入会者数が伸びる時というのは明確で、成功しようが失敗しようが「挑戦している時」だ。なるほど、こっちのほうが「物語」として面白いわけだ。 「一体どうなっちゃうの?」に人が集まっているわけだね。

新・魔法のコンパス

今どきは情報は無料で手に入れやすいので希少価値があるものでないと商品にはなりにくいというのが実情のようです。そこでワクワクドキドキできるエンターテイメントとして「挑戦」があるということですね。youtubeでも新しいことや新しい挑戦をすると見たいと思いますし、チャンネル登録者が増えると聞いたことがあります。

満足度の正体は「伸び率」

キミが販売する「物語」を作る上で、大前提として踏まえておかなきゃいけないのは、人間の満足度(幸福度)は「ハイスコア」ではなく「伸び率」だということだ。

新・魔法のコンパス

もちろん最初から100点のハイスコアもすばらしいと思います。自分もそうあったらいいなと思うこともあります。ただ感動を呼ぶのは0点から60点のほうが成長というドキュメント、エンターテイメントを目の当たりにすることで満足度が高い、ということですね。ファンは感動を呼ぶところに集まってきます。感動、伸び率をどのように作っていくかが大切といえそうです。

ヒット作の「型」を真似ろ

ヒット作の「物語」には決まった「型」がある。

新・魔法のコンパス

これは大ヒット映画に共通していて、ざっくりと「旅立ち→冒険→苦難→達成」という流れがあります。徹底的にパクるとヒットの可能性が上がり、逆にこれを外すと大ヒットは難しくなってきます。フランス映画などでひたすら様々な風景を流す映画を見かけることがありますが、型からは大きく外れていてます。こういうのが好きな人もいますが、大勢の支持を得ることはあまりないのでヒット作になることは難しくなってきます。

まとめ

  • 機能や品質や値段に差がなくなってきたのでブランドが大切
  • ファンは理念に共感し、変化していくことを応援してくる
  • 売れる物語は挑戦、成長
  • 感動を呼ぶのはハイスコアより伸び率
  • ヒット作の型をパクれ

実際にファンを作ることは簡単ではないですが、大切なものは何か、ファンとは何かを知っておくと自分や商品をブランド化するときに遠回りをしないですみます。

自分自身に反映させることは難しいところもありますが、他の人がブランド化していくときにその要因がどこにあるのか、考える指標とすることもできて面白いのではないでしょうか。

参考になれば幸いです。最後まで見て頂いてありがとうございました。

書評
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