プロ麻雀士、いわゆる麻雀プロの紹介です。いち推しの麻雀プロの印象などを紹介します。
紹介するのは約2000人いる麻雀プロの中から選りすぐりのトッププレイヤーです。強さや実績だけでなく技術、個性やカリスマなど、突出した魅力を持つ麻雀プロの方々です。
その魅力があればこそファンの注目を集めて、その対局が放送されて、多くの視聴者がそのプレーに見入っているのです。
麻雀好きの方、また麻雀ができなくても麻雀に興味がある方はぜひご一読を。いままでの麻雀の認識とは違う一面が見えてくることかと思います。
鈴木達也 (所属団体:日本プロ麻雀協会)
容姿
長めの前髪を横から後ろに流してまとめている髪型が特徴的。そして人懐っこそうな顔立ちと表情です。
見た目からも優しそうな雰囲気が感じられます。しかし対局中は一転、時に険しく時に真剣な表情で一打一打に集中します。
髪型も服装もオシャレで頭のてっぺんから足の先まで、気をつかっていることが伺えます。
ちなみに「ラーメン屋」という愛称があるそうです。そう言われてみると、ラーメン屋の店長に見えてきてしまいます。
雀力・雀風
強い。切れ味鋭い技巧派の雀風。メンゼン派で手役を重視した手作りが多いです。
アガリの速さよりもアガリ点数を優先する、一撃の重さに意識をおいた麻雀です。もちろん必要があれば状況に応じて、軽い手でかわす技術も持ち合わせています。
スピード勝負では相手に先手を取られることもあるものの、押し返してアガリに結びついたときには高打点、ということがよくあります。
手役が見えないところから手役をたぐり寄せてアガリを決める、そのゴールを決めるまでの華麗なテクニックから「雀界のファンタジスタ」とも呼ばれています。
獲得タイトル
・第2・6・8・10期 雀王
所属団体のリーグ戦で優勝4回。
トッププレイヤー同士の長期のリーグ戦は短期的な運や勢いだけで優勝することはかなり難しいです。
それを4回も優勝しているのは実力を示すのに十分すぎる実績です。RTDリーグに招待されるのも納得です。
解説者
解説者としては対局中に見せるような枠から飛び出したプレーは少なく、堅実な解説が多めです。
トッププレイヤーでは標準装備の状況判断や対局者の思考分析など、雀力向上に参考となる解説が大いに楽しめます。
麻雀で魅せる華麗な技は基本がきちんとしていることの土台の上に成り立っている。そのことが感じられる解説です。
交友がある麻雀プロ兼俳優の萩原プロとのエピソードを披露されることもあり、楽しく聞くことができます。
魅力
他のトッププロも驚くような技巧的な打牌の選択と、その選択がハマったときに繰り出される高打点のアガリが魅力です。
最近ではスピード重視の鳴き麻雀の台頭が著しく、メンゼン派や手役派といったスピードで劣る麻雀プロはやや押され気味なのが現状です。
しかしただ勝つだけではなく、芸術家のように技巧をこらし、自分が納得した上で勝つことに強いこだわりを持っているようにも思えます。
またオシャレなところもポイントで、その服装などでも楽しませてくれます。Mリーグのユニフォームもうまく着こなして似合いそうです。来シーズンの指名にも期待がかかります。
Mリーグ
Mリーグ2018では指名なし。来期の指名に向けてのこれからの活躍が期待されます。
RTDトーナメント
RTD2018 WHITESIDE 5位。そのためRTDトーナメント出場予定です。
まとめ
強い。オシャレ。ファンタジスタ。メンゼンで頑張る。
こだわりの芸術家肌、テクニシャンの麻雀プロ。最近はタイトル獲得から遠ざかっていますが実力実績は十分です。
今後のさらなるタイトル獲得に期待がかかります。Mリーグでもプレーを見てみたいです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。