麻雀プロの滝沢和典プロは実力とルックスを兼ね備えたトッププロのひとり。
実力は他の麻雀プロから「麻雀のお手本」「麻雀の教科書」と言われるほど。
タイトルも多数獲得してその実力を証明してます。
そしてルックスも抜群でテレビ麻雀の黎明期から「顔」として活躍。
麻雀の実力とビジュアルで二階堂亜樹プロとともにテレビ麻雀を支えてきました。
麻雀プロリーグ「Mリーグ」ではEX風林火山に所属。
2018シーズンでは個人成績２位、４着回避率１位とチーム準優勝の大きな原動力に。
強くてきれいな麻雀の手順、さらにイケメンと才色兼備な麻雀プロです。
滝沢和典プロの印象は
容姿
滝沢プロの見た目は中背でバランスがとれた体。
そして多くの人がイケメンと認めるルックス。
人の目をひきつける「華」がある容姿です。
対局時のモーションがきれいなことでも有名。
多くの麻雀プロが対局中の所作がきれいな中、滝沢プロはお手本と評されるほど。
そして真剣勝負の対局中でもそのイケメンぶりは健在です。
クールな表情も長考時の表情も魅力的。
時にくるくると表情が変わるさまは見ていて飽きません。
「変顔」のような表情になることも。
この表情を多井隆晴プロは「滝沢の顔芸」と説明しています。
麻雀の内容のみならず、その表情やきれいな所作も必見です。
雀風
滝沢プロの雀風はメンゼンを重視したバランス型。
愚形を避けてきれいな待ちを目指す打牌選択が多め。
その選択は麻雀プロの間でも「麻雀のお手本」「麻雀の教科書」といわれてます。
オーラスのトップ争いのような状況でなければ、スピード重視の鳴き仕掛けは少なめ。
麻雀の基本をふまえて、さらに滝沢プロの感性を加味した麻雀です。
バランスが取れた状況判断が持ち味。
メンゼンでの手の進め方、相手の攻めの速度計算、安全牌の残し方など絶品です。
これらを瞬時に判断していくのは長年の経験と研究がなせる技といえます。
その一方で、成績が伸び悩み自団体のリーグ戦で降級するスランプの時期も経験。
長所である「お手本」「教科書」は同時にその思考を読まれやすいのかもしれません。
「対人ゲーム」である麻雀で、考えを読み取られるのは大きな不利。
しかしそれを跳ね返すように、Mリーグ2018では個人成績２位の活躍をみせました。
そのMリーグの自戦記を著書で書かれてます。
ひとつひとつの状況で思考や方針を説明した上で、実際の選択と内容を丁寧に解説。
麻雀の思考力や技術の向上につながる一冊となってます。
【参考】滝沢和典のMリーグ戦記
魅力
滝沢プロの魅力はそのイケメンっぷり。
麻雀もビジュアルもイケメンです。
麻雀はお手本、教科書といわれるほど模範的な内容。
観戦するにも勉強するにも抜群の安心感があります。
昨今は鳴き麻雀、スピード麻雀の台頭。
麻雀の内容も見た目も派手で目移りします。
しかし初級・中級者が学ぶのに安心しておすすめできるのが滝沢プロの麻雀です。
また対局中の所作がきれいなことも学ぶポイントのひとつ。
摸打の動きや鳴いたときの副露など、その牌の扱い方はまさにお手本です。
滝沢プロのサービス精神旺盛なところも魅力のひとつ。
対局中は「顔芸」ともいわれる様々な表情で視聴者を楽しませてくれます。
また自虐で周りの人を笑わせることも。
Mリーグで少牌した際は、ツイッターの名前を「滝沢少牌和典」としてました。
しかしファンを笑わせるだけでなく、麻雀の内容でもファンを喜ばせます。
名誉挽回となる、個人成績２位の結果を残しました。
笑わせるところでは笑わせて、麻雀ではしっかり勝つ。
麻雀の中でも外でもエンターテイナーなところも滝沢プロの魅力のひとつです。
解説者
滝沢プロの解説はわかりやすく聞きやすい、お手本のような解説。
局面の状況判断、対局者の思考などの説明もバッチリです。
また状況に応じて話の内容を膨らませていく解説もみられます。
出場している対局者との麻雀やプライベートのエピソードに話が及ぶことも。
普段見られない麻雀プロの日常の話が聞けることもあります。
見た目もかっこいいのですが、渋みのある声もまた魅力的です。
麻雀がうまくなりたい初級・中級の方はぜひ滝沢プロの解説を参考にどうぞ。
Mリーグや日本プロ麻雀連盟リーグ戦などで解説としても活躍されてます。
滝沢和典プロの実績は
獲得タイトル
- 第32･33期王位
- 第２回MONDO TV・モンド王座
- 第13回MONDO TV・モンド杯
- 第４回 野口恭一郎賞受賞
- 他タイトル獲得多数
ビッグタイトル「王位」の連覇をはじめとして、タイトル獲得多数。
そのビジュアル面に目を奪われますが、その実力こそが要注目と証明してます。
多くの麻雀プロから「麻雀の教科書」と目される、滝沢プロの麻雀。
模範的な麻雀は、その一方で思考を読まれやすい傾向もあります。
その中で一時期の低迷期を乗り越えて、今後の活躍に期待大です。
また、滝沢プロはテレビ対局で役満をアガることが多いことでも有名。
Mリーグでも役満「大三元」のアガリをきめて、大きな見せ場をつくりました。
Mリーグ
滝沢プロはEX風林火山から第２巡指名を受けて、Mリーガーとして活躍中。
Mリーグ2018では個人成績２位、４着回避率１位を達成。
チームがファイナル進出、準優勝となる原動力になりました。
Mリーグ2019では後半戦でチームがじりじりと下位に後退。
特に年が明けて１月以降はかなりの苦戦を強いられました。
苦戦の中、クールな表情ときれいなモーションでいつもどおり戦う姿が印象的でした。
次シーズンでの捲土重来に期待です。
| シーズン | 所属チーム | チーム成績 | 個人成績 |
| 2018 | EX風林火山 | 準優勝 | ＋314.8pt(２位/21人) |
| 2019 | EX風林火山 | ８位 | ▲188.2pt(25位/29人) |
さいごに
滝沢和典プロの印象や実績の紹介でした。
麻雀も容姿もイケメン。麻雀も所作もお手本。麻雀の教科書と呼ばれる麻雀プロ。
その麻雀の実力と容姿はテレビ麻雀の「顔」。
いままでの活躍の実績はこれからの麻雀界にも必須の存在です。
奇をてらわない麻雀スタイルは多くの人の参考になります。
いままでも、そしてこれからもファンの注目を集める滝沢プロは必見です。
麻雀のことをさらに知っていただくことができれば幸いです。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
滝沢和典プロをもっと知るには
Twitter ： @TakizawaRenmei
YouTube ： Mリーグチームを作ろう！[ゲストプロ:滝沢和典]
著書 ： 滝沢和典のMリーグ戦記