ブログに活かす!強いコトバを作る5つの方法

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ブログ・SNSでPVアップしたい!そんなあなたへ。

人の感情を動かす、エネルギーあるコトバの作り方があります。

活用することでブログやSNSの文章がびっくりするほど変わります。

その方法がシリーズ発行部数130万部のベストセラー書籍「伝え方が9割」にわかりやすく説明されているので紹介します。

著書の佐々木圭一さんはコピーライターとして活躍中で、文章で仕事をしているので本書はとても読みやすい構成・内容になってます。

ブログやSNSなどの情報発信で使いやすい内容ばかりでとても実用性が高いです。

本書の内容を知ることで相手の注目を引きやすいコトバの使い方がわかります。

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「強いコトバ」をつくる技術

同じ内容でも強いコトバと弱いコトバがあります。

一例をあげると「記憶に残る選手」より「記録より、記憶に残る選手」のほうが強いコトバです。

ここでは「強いコトバ」を人の感情を動かすエネルギーがあるコトバと捉えます。

「記録より、記憶に残る選手」のように、巧みな伝え方というものがあります。

コトバのエネルギーはジェットコースターの原理のように、コトバに高低差をつけることでエネルギーが生まれます。

強いコトバをつくる5つの技術

サプライズ法

伝えるコトバに、驚きのワードをつける方法です。

サプライズがあると、人は注目します。

もともと興味がないものでも、興味を持たせることができるようになります。

簡単な方法としては、語尾にビックリマーク「!」をつける方法があります。

「好き」と「好き!」では「好き!」の方が強いコトバです。

「!」がついていると、何か主張したいことがあると感じさせて、興味を持たせることができます。

「!」の他にもサプライズをつくる、以下のようなコトバがあります。

  • !(語尾にビックリマーク)
  • びっくり ~
  • そうだ、 ~
  • ほら、 ~
  • 実は、 ~
  • 凄い、 ~
  • 信じられない、 ~
  • あ、 ~

などがあります。

サプライズ法をつくる手順は

①伝えたいコトバを決める
②適したサプライズワードを入れる

これだけでできます。

ギャップ法

伝えるコトバに反対のコトバをつけることで、伝えるコトバにギャップをつくります。

冒頭の「記録より、記憶に残る選手」はこのギャップ法を使って強いコトバをつくっています。

またアメリカのオバマ大統領の就任演説にある「これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。」というコトバも、単に「あなたの勝利だ。」というコトバよりも、ギャップ法で強いコトバにしています。

ギャップ法をつくる手順は

①伝えたいコトバを決める
②伝えたいコトバの正反対のワードを考え、前半に入れる
③前半と後半がつながるよう、自由にコトバを埋める

これでできます。

赤裸々法

赤裸々法は、自分の肌感覚を素直に表現する方法です。

例として「くちびるがふるえてる。あなたが好き。」というコトバは肌感覚をあらわしていて、心の中からのコトバに感じます。

伝えるコトバからカラダの反応を想像してつけることで、体温を感じる心のこもった強いコトバになります。

赤裸々法をつくる手順は

①最も伝えたいコトバを決める
②自分のカラダの反応を赤裸々にコトバにする
③赤裸々ワードを、伝えたいコトバの前に入れる

これでできます。

②がポイントです。普段はカラダが感じてもコトバにしなかったことをあえて赤裸々にコトバにします。

カラダの各部分の反応をそのままコトバにします。

  • 顔は?
  • のどは?
  • くちびるは?
  • 息づかいは?
  • 目は?
  • うぶ毛は?
  • 肌は?
  • 頭の中は?
  • 手のひらは?
  • 指の先は?
  • 血のめぐりは?

これらの質問にストレートな感覚を答えると、コトバをつくりやすいです。

リピート法

伝えるコトバをリピートすることで、聞き手の記憶にすりこみます。

リピートすれば記憶に残し、感情をのせることができます。

歌の歌詞にその傾向が顕著にあらわれていて、童謡や現代でも名曲と呼ばれるものに多く見られます。

コトバでも「今日は暑い。」よりも「今日は暑い、暑い。」のほうが「暑い」が強く伝わります。

リピート法をつくる手順は

①伝えたいコトバを決める
②繰り返す。

これでできます。

クライマックス法

クライマックス法は、とぎれかけた相手の集中力を呼び戻し、あなたの話にもういちど食いつかせることができる技術です。

聞き手の集中スイッチを入れ直すことが目的となります。

クライマックスをつくるコトバをつけることで、相手に「これから重要な話が始める」と思わせて、集中力をこちらに向かせます。

クライマックスをつくるには以下のようなコトバがあります。

  • 「これだけは覚えてほしいのですが、~」
  • 「ここだけの話ですが、~」
  • 「他では話さないのですが、~」
  • 「誰にも言わないでくださいね、~」
  • 「これだけは、忘れないでください、~」
  • 「一言だけつけくわえますと、~」
  • 「ワンポイント・アドバイスですが、~」
  • 「3つのコツがります、ひとつめが~」

などです。

クライマックス法をつくる手順は

①いきなり「伝えたい話」をしない
②クライマックスワードから始める

これでできます。

「強い長文」をつくる技術

少ない時間で長文をパワーアップする方法は「出だし」「フィニッシュ」「タイトル」の3つを強くします。

先を読みたくなる「出だし」をつくる

「強いコトバ」をつくる5つの技術で「先を読みたい!」と思わせる出だしの1文をつくります。

コツは極力短いコトバになるものを選ぶことです。

読後感をよくする「フィニッシュ」をつくる

簡単な方法として、出だしに使ったものと同じ「強いコトバ」を最後にも使うのがいいです。

まったく同じ「強いコトバ」を使うのもいいですし、ちょっとアレンジしてもいいです。

この方法で読後感をよくすることができます。

飛ばされない「タイトル」をつくる

簡単な方法としては「出だし」がよくできていたら、そのままタイトルにしてしまう方法があります。

短いほうが効果的なので、長ければ「サプライズワード」+「出だしの重要ワード」の組み合わせをタイトルにすることも方法のひとつです。

長文全体を強くする方法

時間がとれるようであれば、長文全体を強くします。

方法としては「強いコトバ」をつくる5つの方法を、大事なポイントに入れこみます。

コツは文章の全てに「強いコトバ」をつくる技術を入れこみすぎないことです。

入れこみすぎると、強いコトバばかりで抑揚がなくなってしまい、逆効果です。

まとめ

さいごに本記事の覚えておきたい要点をおさらいします。

同じ内容でも強いコトバと弱いコトバがあります。

強いコトバは人の感情を動かすエネルギーがあるコトバで、相手の注目を集めやすくなります。

強いコトバをつくる5つの方法があります。

  • サプライズ法・・・驚きのワードをつける
  • ギャップ法 ・・・反対のコトバをつける
  • 赤裸々法  ・・・カラダの反応をそのままコトバにしてつける
  • リピート法 ・・・伝えるコトバを繰り返す
  • クライマックス法・・・クライマックスワードから始める

そして強い長文は「出だし」「フィニッシュ」「タイトル」の3つをパワーアップさせます。そのために「強いコトバをつくる5つの方法」を使います。

本書「伝え方が9割」には、具体例を交えてより詳しく説明されています。

ブログなど情報発信に興味がある人に、ぜひ一読して欲しいおすすめの良書です。

ブログ・SNSでPVアップしたい!そんなあなたの参考になれば幸いです。

最後まで見て頂いてありがとうございました。

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